詞No.732 ココナツ アイランド
バンコクの南 ココナツ アイランド
優しい微笑み 永遠の祈り
色とりどりの花 鳥のさえずり
何もしない贅沢
ゆっくり過ぎてく時間
波穏やかに ただ碧く
バンコクの南 ココナツ アイランド
笑顔の挨拶 手を合わせて
どこから香るのか南国の彩
見たことのないフルーツ
揺れる想いに抱かれ
風爽やかに 心地好く
バンコクの南 ココナツ アイランド
優しい微笑み 永遠の祈り
色とりどりの花 鳥のさえずり
何もしない贅沢
ゆっくり過ぎてく時間
波穏やかに ただ碧く
バンコクの南 ココナツ アイランド
笑顔の挨拶 手を合わせて
どこから香るのか南国の彩
見たことのないフルーツ
揺れる想いに抱かれ
風爽やかに 心地好く
この想い届かず 夢か現か 繰り返す日々
近いのに遠くて まるでゆらめく蜃気楼
人生の砂時計 刻々と時を刻んで嘲笑う
僕は君を愛するけれど
君は僕を愛してはくれない
その瞳は誰のもの
その笑顔は誰のため
差しのべる指先 夢も現も ストップモーション
なるようになるなら 世界の掟を破りたい
人生の砂時計 あと少し刹那に生きてみたいのに
僕は君を愛するけれど
君は僕を愛してはくれない
何もかもを受け入れて
その全てが欲しいだけ
浅い眠りに震えていると 心が泣いているよう 涙溢れる
夢は現実 現実は夢 今でもそれは 繰り返し 繰り返す
途切れる事なく 夜は襲い掛かる
それでも 受け入れて 受け入れる
時は止まらず… 知ってしまった
朝をまつ夜
濡れた身体を温めながら 熱いコーヒーを飲めば 心ゆらめく
愛は真実 真実は愛 キレイごとだと 知りながら 知っている
生きる術さえも 雨は消していく
それでも 信じよう 信じてる
雨は止むから… 知ってしまった
晴れをまつ雨
時は止まらず… 知ってしまった 朝をまつ夜
雨は止むから… 知ってしまった 晴れをまつ雨
Hawaii ハワイイ 人のやさしさ 空の青
Hawaii ハワイイ 人のぬくもり 海の青
オフショアの風に吹かれて 流れる時間
ローカルタウンの小さな店で ビール&ハンバーガー
BGMはウクレレソング
また戻ってこれた幸せ ロコの人とも仲良くなれる
アロハ!は魔法の言葉 マハロ!は感謝の言葉
白い砂ラニカイ・ビーチ 止まった時間
秘密の小道をそのまま行けば 目の前に天国のブルー
BGMは波の音だけ
またここに来たくて来ただけ 知らぬ顔でも微笑みあえる
アロハ!は魔法の言葉 マハロ!は感謝の言葉
Hawaii ハワイイ 人のやさしさ 空の青
Hawaii ハワイイ 人のぬくもり 海の青
五月(さつき)の風に背伸びして 幼き日々を思い出す
誰より早く半袖を着て 誰より早く風邪を引く
五月の風もあの頃は まだまだ夏を待っていた
時の流れは早過ぎて それでも時は過ぎていく
気付けば現代(いま)は
薫風が吹く
五月の空は紺碧か 仰いで見れば思い出す
胸はずませて夢を描いた 何も変わらぬ心色
五月の空よ教えてよ 年を重ねた今もなお
時の流れには追い付けず 生かされているこの時を
感謝の気持ち
薫風の中
五月の風よ ありがとう 季節は巡るいつの日も
時の流れは早くても 笑顔と元気 それでいい
生きてる限り 薫風が吹く
暮れゆく街の静けさに
カモメが一羽 鳴いている
自由に空を飛べるのが羨ましく 見つめてる
光と影が織りなして繰り返すのは 人の世の常
旅人になりたいけれど なれなくて
ここが好きだと 言い聞かせてる
消えゆく街の憧れを
カモメに託し 星を見る
自由な空が小さくて もがき苦しみ 海をゆく
幼き子らの微笑みを 疑いもせず信じていたい
旅人になりたいならば なればいい
ここが好きなら 戻ればいいさ
あなたに今年も会いたくて
1月の太陽 バンコクは同じ香り
サワディカー その言葉に心躍る
川沿いホテルのカフェテラス
急ぎ足の船が通り過ぎる
あっという間に灼ける肌
さぁ あなたに会いに行こう
あなたに今年も会えるはず
1月の太陽 迷宮の街バンコク
コップンカー 手を合わせ思い伝え
微笑みの連鎖変わらない
祈りの声 いつも絶えぬ感謝
打ち解け合える誰も皆
さぁ あなたと乾杯しよう
どこを走っているのか どんなスピードで走っているのか
気が付くとここにいた そして生かされている
過ぎ去っていく景色 忘れられない人たち
泣いたね笑ったね ただ心のままに
ルート65
あとどれくらい走れるのか分からないけど
これからも マイペースで…
何で走っているのか いつも考えはまとまらないまま
気が付けばここにいる 何故か生かされている
時はそれでも 誰にとっても平等
泣いたね笑ったね そう素直なままに
ルート65
ゴールは同じ その日まで誰もが走る
最期まで マイペースで…
流れる唄は 優しいメロディー
あなたの歌声 今も変わらない
タイの古都 チェンマイ
薔薇の花びら散らすよう
私の心に寄り添いながら
歌姫 生き続ける
美しい女性(ひと)
眩しい日差し 日影にメロディー
時の流れには逆らえはしない
タイの古都 チェンマイ
薔薇の花たち咲き誇れ
私はいつでも忘れないから
歌姫 永遠(とわ)に生きる
美しい女性(ひと)
私の心に寄り添いながら
歌姫 永遠(とわ)に生きる
美しい女性(ひと)
それぞれの想いと願いを乗せて
行き交うターミナル
南国の色と匂い 誰もが冒険者
世界が凝縮された小さな世界
何処へ飛び立っていくのやら
エアポート 心躍る響き
エアポート それは人生
明日には出逢える新しい人
逢えなくなる人も
背負ったものは違えど 誰もが開拓者
世界を見つめ直せば 真実を知るよ
ニュースにならない真実が
エアポート 旅立つ時は今
エアポート それも人生
エアポート 心の地図を飛べ
エアポート 果てない空へ
エアポート 旅路はまだ先へ
エアポート それが人生
南の島に紅い花 そよぐ風変わらず
あれから何年… 忘れることなく
悲しみと喜びを ひとつに織りなして
祈り花 永遠(とわ)の微笑み
祈り花 永遠(とわ)に咲く夢
傷みもいつか碧い海 恨みの連鎖流そう
それでも何年… 想いを重ねて
喜びも悲しみも 平和のカケラたち
祈り花 永遠(とわ)の真心
祈り花 永遠(とわ)に咲く花
みんなの心にも咲かそう
永遠(とわ)に咲く夢 祈り花
永遠(とわ)に咲く花 祈り花
4年振りのホノルル 変わらぬ高揚感
香る常夏の花 果てない碧
人の笑顔が溢れる ショッピングモール
誰もが 灼けたヒロイン
素直でいられる ここが好き
ワイキキ ロンリネス
強がりじゃない 至福の時間
流れてくるウクレレ いつしかハワイアン
そっと口ずさんでる メロディーたち
人の笑顔がいっぱい ロビーにプールサイド
誰もが 灼けたヒーロー
素顔でいられる ここがいい
ワイキキ ロンリネス
強がりじゃない 天国の瞬間(とき)
ひとりの自由 ワイキキの時間
ワイキキ ロンリネス
戦い終わらぬ世界地図に 誰が作ったボーダーライン
何のために 人は生まれ 生き 生かされ…
それぞれの人生は あまりにも違い過ぎてる
ささやかな幸せさえ 奪われているのだから
誰のためのボーダーライン
何のためのボーダーライン
見た目も心も人それぞれ 誰が作ったボーダーライン
笑うために 人は生まれ 生き 生かされ…
それなのに人の世は 価値観を押し付ける
真っ直ぐな願いでさえ 奪おうとする人たち
誰のためのボーダーライン
何のためのボーダーライン
無くなりゃいい!ボーダーライン 世界中がボーダーレス
消してしまえ!ボーダーライン 誰もが皆ボーダーレス
住所が変わるとあなたに書いた ハガキが戻る5月のポスト
あれから何年経っただろう これで永遠に逢えなくなるのだろうか
元気でいるならそれでいい 言い聞かせてみるけれど
もう一度逢いたいと 素直な想いが心をよぎる
皐月の空は 答えてくれない…
住所が変わればふたりの縁も 想い出さえも消えゆくさだめ
あの日の笑顔キレイなまま 年取ることなく時の流れに漂う
元気でいるはず そう信じ 身を任せてみるけれど
もう一度逢えるかな お互いの顔が 分からなくても
繫がる心 いつの日か何処かで…
この先の人生に あなたの言葉が 心に届く
皐月の風は あの人のやさしさ
サヨナラが風ならば 私は浮雲 空の果て
こんな関係続けていても 漂う先に 明日はない
分かっていても 分かっているのに
二人は浮雲 風に泣く
サヨナラが夢ならば あなたは浮雲 夜の果て
痩せた身体を重ね合っても 暗闇の中 明日はない
いっそ死のうか 死ねないくせに
二人は浮雲 夢を見る
サヨナラが嘘ならば 私は浮雲 霧の果て
こんな関係疲れたけれど 男と女 明日を知る
それを運命(さだめ)と 騙して演じて
二人は浮雲 嘘笑い
馴染みの店のマスターが 突然死んだと聞かされて
風の噂と思っても 飛んでいけない 逢えない辛さ
人は流れて 顔さえ忘れ
それでも ぬくもりやさしさを 信じてみたい
新宿 外れの 想い出酒場
忘れたはずのマスターの シニカルだったね ひと言を
想い出しては懐かしむ まるで昨日の会話のように
どこにいるやら 飲んだくれたち
逢ったら誰かも名前すら分からなくても
新宿 もう一度 ほろ酔い酒場
時の流れは残酷で 気が付かないまま誰彼も
逢えばあの日にすぐ戻る 酒飲みたちの特権だから
呼んでるようなマスターの声
姿変わったそれぞれだって あの日のままに
新宿 外れの お馴染み酒場
部屋中に散らばった 想い出のカケラたち
集めても集めても 一つにはならなくて
理由なんかは どうでもよくて
ただ切なくて 夕陽を見てる
今更だけど 伝えたいからと
置き忘れ 使いかけ
エゴイスト 香るのに… エゴイストは誰?
性格は穏やかで 優しくて理想的
温もりに抱かれて 寒い夜も眠られた
兆しなんかは 無かったはずと
思い込ませて 飲み干してみる
グラスの氷 溶けていくように
置き忘れ 使いかけ
エゴイスト 香るのに… エゴイストはどっち?
置き忘れ 使いかけ
エゴイスト 香るのに…
置き忘れ 使いかけ
エゴイスト 香るのに…
エゴイストは誰?
エゴイストはどっち?
ウチはアンタに放されて 真冬の大阪御堂筋
お互い様の男と女 誰を恨むじゃないけれど
好きやった 心底ホンマに 好きやった
未練じゃないと言い聞かす
大阪の街に雪が降る キタもミナミも雪が降る
何年振りやろ忘れたくらい
大阪の街に雪が降る
酒を飲んでもまだ寒い 真冬の大阪あてもない
袖すり合うも縁ならば もすこし抱いて欲しかった
好きやねん どうにもならへん 好きやねん
素直な気持ちアンタへと
大阪の街に雪が降る 道頓堀にも雪が降る
積もらにゃせんやろ 溶けてく雪か
大阪の街に雪が降る
大阪の街に雪が降る キタもミナミも雪が降る
大阪の街に雪が降る 道頓堀にも雪が降る
大阪の街に雪が降る…
また逢えるなんて GOLDなキセキ
背伸びしてた少年少女 月日は あっという間に半世紀
ここは OLD DISCO
オールなんて出来ないけど
大切な時間を楽しみましょう!
過去(きのう)を想うより 未来(あした)を考えて
めかしこんで さぁDancing
今 時を越えて Yellowなフロア
光るシルバー揺れる髪色 月日は それでもやっと半世紀
ここは OLD DISCO
マイペースでいいんだから
おもいきり 瞬間を笑顔になって
現在(いま)を憂うより 未来(あした)は輝くよ
It's style さぁDancing
ここは OLD DISCO
現在過去未来 どこへでも行けるタイムマシーン
情け大阪 淀屋橋 川風そよぐ中之島
ひとり手酌の 縄のれん
ふれあい楽しカウンター
せやかてしゃあない なるようになるさ
ボチボチいこか ボチボチいこか
明日は明日の風が吹く
わろて大阪 戎橋 道頓堀に夢が咲く
一期一会の立吞屋
袖振り合うも他生の縁
忘れなあかん なるようになるさ
ボチボチいこか ボチボチいこか
生かされてるから 今がある
ボチボチいこよ ボチボチいこよ
自分のスピード忘れずに
あんた 抱いてよ抱けぬなら
飲んでも酔えない夜だから
お酒の力さえムダだよ
役には立たないさ
この世の不条理切なさは
それは仕方のないことだもの
分かっていても 分かってるけど
ゴメンね 冬空 また泣かす
あんた 呼んでよ呼べぬなら
冷たい木枯らし12月
ぬくもり欲しいけど
添い寝も出来ないこれからは
愛して愛して愛しても
何を信じりゃいいんだろうか
分かっていても 分かってるけど
優しくされたら また泣ける
この世の不条理切なさを
恨む気持ちはサラサラないが
分かっていても 分かってるけど
あんたを想って 泣きくれる
朝焼けの都会(まち)の始まりに
心重ね思い重ね
一日は穏やかに それぞれの笑顔も涙も包み込む
時の流れは早過ぎて
心と身体が追い付かなくて
ひとときの夢に溺れ流され漂って
静けさに身を任す…
夕焼けの都会(まち)の終わりなら
心晴れて思い軽く
嵐のまえぶれとは思わずに 笑顔と涙が交差する
時の流れは残酷で
心と身体を折り合いつける
一瞬の愛は消えて儚く漂って
その果てに何を見る…
幸せのものさしも
人生のものさしも
誰として同じ長さのものさしはないのだから
見えないものを見ようとして 耳を澄まして心のまま
思いはつのり ただ漂う 何処へ行くのか 空か海か
徒然の如く 根なし草
人の世は儚くて 寝物語の数は尽きない
見えないものは見えないまま 聞こえぬ叫び 誰に届く
寝耳に水と頷くのは 常なる事と分かるけれど
産声の如く聞こえても
人の世はつれなくて 忘れ去られる数は果てない
消えない傷がまた増えてく 心眼信じ そうひたすら
つけるクスリはないにしても すがる思いはいつの世だって
ぬか喜びさえ愛しくて
かりそめを受け入れて 流れのままにこの身を任せ
風に揺れる さとうきび畑 まるで波のよう
青空の下 海と見紛う どこまで続く細い道
自転車に乗って小さな島を巡りながら
色んな想いに揺れるけれど
小浜島
人の笑顔が懐かしい 人の優しさあたたかい
風と話し その風を纏う 空を飛べるかも
青空の中 風に抱かれて 何にもなれる気がしてる
ゆっくり流れる島の時間に気が付いたら
三線の音と星の浜辺
小浜島
誰が唄うか島唄を 泡盛飲んで眠るだけ
小浜島
人の笑顔が懐かしい 人の優しさあたたかい
小浜島
誰が唄うか島唄を 泡盛飲んで眠るだけ
黄昏の街は急ぎ足で夜の帳へ
心はいつでも翼つけて飛ぼうとしてる
キラキラと宝石箱 都会は眠らない
人の営みは素顔隠して続いてくだけ
朝が来ることがあたりまえのように…
今夜も ひとり 夜間飛行
すれ違う心 それでもいい 誰かがいれば
背中合わせなら慣れ過ぎてる ふたりの孤独
ユラユラと陽炎のよう 不眠症候群
何を探しても見つからぬまま 深海の街
夜から朝へと ただ繰り返すだけ…
今夜も だから 夜間飛行
今夜も ひとり 夜間飛行
今夜も だから 夜間飛行
目覚めた朝は雨上がり 5月の街にそよぐ風
目を閉じて深呼吸 生まれ変わって子供のように
遠い記憶が蘇る…
馬事公苑の揺れる大木 色とりどりの花
ザリガニ釣りでビショ濡れの服
あれから何年 これから何年
命にありがとう
見上げた空はただ碧く 5月の街に薫る風
心持ち軽やかに 無邪気な笑顔 産まれたまんま
遠い記憶に抱(いだ)かれて…
桜新町 路面電車 葉桜の商店街
待ち遠しかった駒沢のプール
あれから何年 これから何年
命にありがとう
5月に産まれて ありがとう
5月が好きです ありがとう
君が笑顔でいられることが
誰もの願い みんなの祈り
尽きぬ悲しみ 続く憎しみ
何のためなの? 答えはなくて
青い空 果てない緑 咲くひまわり
穏やかに暮らしてた日々よ もう一度
太陽は沈み そしてまた昇る
はしゃぎまわる子供の声は
聞こえてこない あれからずっと
昔話を語る老人
朝日の中に人影はなく
青い空 緑の大地 小麦畑
永遠はないけれど 日々は帰るはず
雨は止み やがてそこに陽は射す
他人事(ひとごと)と思わない だからこの思い
これからもずっと幸せのために
愛してる 愛してる この地球(ほし)に生きる人すべてを…
愛される 愛される この地球(ほし)に生きる人すべてが…
思ってた時間と忘れてた時間
どっちの時間が長くなっただろう
最近君を思い出すのは
不思議な感覚
今度は友達になろうか 色恋抜きにしてさ
そうだよ友達になろうよ 安心しあえるはずさ
どっちみち人生 止まらない時間
それでも分からないね 最期の瞬間は
最近君と話したいのは
必然なのかも
今度は友達で行こうよ 色恋抜きにしてさ
そうだね友達がいいはず 重ねた月日のまま
今度は友達になろうよ 色恋抜きにしてさ
そうだよ友達でいこうよ ベストなリレーションシップ
海の声に目覚めた朝は
人は誰も生まれ変われる
南の島の言い伝え
波は白く 空は碧く
心はなお清く
永遠(とわ)の願いは ひとつとなって
夢のように過ぎてく日々に
感謝すれば 報われるはず
おじぃとおばぁ 教えるよ
波は高く 空も高く
吹く風 思い乗せ
明日を信じ 朝は来るから
波に祈る 海に祈る
ひたすら生きること
涙のあとに 笑顔になれる
人は海から来たんだろう
だってこんなにも海が恋しい
人魚すらも信じられる
ただひたすらに この思い告げて
素直になりたい
笑顔そのまま
海に返して
だから人は海から辿り着いた
いつもこの胸によぎる波音
時を忘れ 我を忘れ
魚のように 自由を求め
素直になろうよ
生きた証を
海に返して
出逢いも別れも
必然だから
海に返して
想い出に続く道 懐かしいあの風景
赤い花 風に揺れ サンゴ礁泳ぐクマノミ
恩納の海はコバルトブルー
潮風になびく髪よ 少女の面影 今も…
誰よりも頼りなく それでなお ただ真っ直ぐ
白い花 散るように 消えたのか伝説の果て
恩納の海はコバルトブルー
潮風が綴っていく 少女の微笑み 今も…
恩納の海はコバルトブルー
太陽に選ばれしき 少女は永遠 教え…
秘めるほどに 秘めるほどに
好きです ただ 好きです…
いいのですか?あなたを好きになって
この思い 心の中に秘めるには
抑えきれなくて
それでも
伝えてはいけない
伝えられない
一途な 愛
いいのでしょう 私が抱えたなら
それだけで 解放されていくのなら
幸せの価値は
それぞれ
この胸に永遠
あなたへ続く
一途な 愛
秘めるほどに 秘めるほどに
好きです ただ 好きです…
この思い伝えたい その思い伝わらずとも
そのままに生きるには 辛すぎる恋の行方よ
人の世の決まり事 破ってもかまわないけど
秘め続ければ 波風が立つことはない
そう決めた あの日から
それでもなお 好きです…
過ぎていく時間なら 大切に重ねたいのに
あの町を離れても つのるのは心の叫び
人の世は変わること 信じても叶わぬ願い
全てを捨てて飛び込めぬ 我が身切なく
生きようと あの日から
今でもなお 好きです…
待ち合わせた メットの階段
歩いたミュージアム・マイル
疲れたら セントラルパークの芝生
寝そべって空を見上げた
1ドルのホットドッグでお腹満たして
くだらない話で笑ってはしゃいだ 90年代
今頃は 地球のどこかで 元気でいるんだろうなぁ
この街のどこかで すれ違っているのかも知れないけど…
寒いからと抱き合って過ごした
真冬の狭いアパートメント
光熱費 節約するための手段
クイーンズの片隅の部屋
1ドルのクラムチャウダー 温かかった
摩天楼の見えないニューヨークもあるって ちょっと自虐的
今頃は 地球のどこかで 元気でいるんだろうなぁ
この街のどこかで すれ違っているのかも知れないけど…
僕はまだここで暮らしているよ
摩天楼が見える部屋でね…
手を振る君 あの日の僕
駆け出す君 どこか似てる
無邪気な君 あの日の僕
笑顔の君 きっとそうだ
あもいきり 少年して
遠い記憶を 今の自分に重ねたら
もう少し あと少し
最期の瞬間へのラスト・スパート
生かされてるうちは 生きていこう
残りは 自分のペースで
舞台の上 あの日の僕
拍手喝采 浴びる姿
中途半端 今でも夢
それはきっと 弱い自分
おもいきり 大人して
過ぎた時間を 今の自分に重ねよう
だから今 そして今
折り合いなんてつけずラスト・スパート
生かされてるうちは 生きていこう
笑って 笑って 笑って
瞳の中の双眼鏡で 時を越えた 自分を見てみよう!
逢いたい人を想う日は
雨が降ります しとしとと…
想い出のカケラ集めて ジグゾーパズル
ひとり遊びで 気を紛らわす
春から夏へ ゆれる心は
五月雨 五月雨 五月雨ワルツ
青空恋し想う日は
雨が降ります ざんざんと…
ハナミズキ 遠い出来事 今はメモリー
ひとりに慣れてしまったけれど
季節移ろい 漂う夢は
五月雨 五月雨 五月雨ワルツ
浅い眠りは雨音が
朝の訪れ教えます
バラつつじ 散りゆく花に この身重ねて
ひとりが好きと 微笑み踊る
ぬくもり抱いて あの日を想う
五月雨 五月雨 五月雨ワルツ
新緑の街並みを サイレンが駆けていく
一瞬の出来事に 誰も皆 目を伏せる
他人(ひと)の事思うのは 不幸ではないからか
やさしさも いたわりも 疑いに変わってく
今や街は ペシミストばかり
今を生きるのに精一杯
薄ら笑いのプリテンダー
これから何処へ 向かうのだろう
新緑の日盛りで 子供らが遊んでる
表情を隠しては マスク越し目が動く
慣れ過ぎた日常に どうすれば?分からない
微笑みはぎこちなく ふれあいは無くなって…
何処に行っても ペシミストばかり
何が正解か探すけれど
探り合ってるプリテンダー
それでも時は 過ぎてくだけ
雨が雪に変わりはじめて
東京の街も白くなるかも
絶え間なく続く争い 押し寄せる悲しみ
それでも世界は回り 時は過ぎていく
大げさではなく小さな人生でも
ささやかな喜びと幸せを信じたい
独りが好きな寂しがりやな僕でも…
独りが好きな寂しがりやの僕だから…
生かされてる意味はあるはず
それぞれの思い 大きなパワー
変われるはずだと信じて もどかしさ 苦しみ
一瞬に世界は動き 不確かな現実
生まれてきたこと ありがとう!と言いたい
すれ違う感情に 接点を見つけたい
独りが好きな寂しがりやは何処にも…
独りが好きな寂しがりやが作るから…
独りが好きな寂しがりやの世界は…
独りが好きな寂しがりやの笑顔だけ…
どうしても海が見たくなって
ロンドンブリッジ駅から 飛び乗った列車
優しい車掌さんに助けられて 1時間ちょっと
終点はブライトン はじめての街
冷たい雨と風が視界を遮る
海岸沿い歩けば よろけそうに…
温かいスープが 天国に連れて行ってくれる
荒れる波 頬を打つミゾレ
12月のブライトンはこれが当たり前
スーベニールショップのお姉さんが微笑みを返す
お土産はどうしよう!? Tシャツや絵本
海の向こうはフランス 何故か嬉しくて
見えもしないのに そっとボンジュール!
イギリスの街から伝えたい この出逢いにサンキュー!
ブライトンは冬嵐
フィッシュアンドチップス そしてビールで乾杯!
釜石駅を発車して 列車は北へ ひた走る
復興工事の作業は続く 忘れちゃならない風景続く
秋から冬へ空暗く 春待つ姿 胸にとめ
三陸鉄道リアス線 久慈を目指して ひとり旅
あれから何年経っただろう…
車内アナウンス 宮古を告げてゆっくりと
列車の速度落としていけば 変わる景色に心ときめく
袖振り合うも他生の縁 マスク越しにも微笑んで
三陸鉄道リアス線 各駅停車3時間
出逢いと別れ 物語…
三陸鉄道リアス線 久慈で乗り換え八戸へ
うに弁当が 日本酒(さけ)のあて…
ウソと知りつつ 信じてみたの
アホやねん アホやねん
泣かされたって 自分がアカン
キタからミナミへ 御堂筋
難波 谷町 天王寺
初めて入る立呑屋
おっちゃんおばちゃん 優しくて
情け大阪 こころに沁みる
あぁ 昼の酒
未練のおもい 断ち切りたくて
好きやねん 好きやねん
忘れられへん 放されたって
キタへと帰る 御堂筋
天満 曽根崎 北新地
馴染みの店の縄のれん
おっちゃんおばちゃん あったかい
情け大阪 明日の糧の
あぁ 宵の酒
美味しい水を欲しがって
今夜も集まる酒の川
ほーほ ほたる 新宿ほたる
ほーほ ほたる 新宿ほたる
一夜限りの夢に舞う
儚い命 この世のさだめ
美味しい水は苦いけど
今夜もほろ酔い酒の岸
ほーほ ほたる 新宿ほたる
ほーほ ほたる 新宿ほたる
袖振り合うも他生の縁
命短し恋せよ乙女
美味しい水に酔わされて
今夜はどこまで酒の川
ほーほ ほたる 新宿ほたる
ほーほ ほたる 新宿ほたる
高層ビルの木立ぬけ
ほたる群れ飛ぶ 人情酒場
初夏の風 木々揺らし 春日大社の朱の鳥居
鹿遊ぶ公園に 子供の遊ぶ声がする
葉音やさしく あおもみじ
色鮮やかに 興福寺
大和の旅を ひとり行く
穏やかな日を願いつつ 祈り捧げる 大仏殿
夕涼み 京の川 言葉少なの日々だけど
いつの日か 賑やかな 言葉飛び交う嵐山
葉音しみじみ あおもみじ
心静かに 東福寺
上七軒に水の跡
未来の姿信じつつ 祈り捧げる 天満宮
今年も去年と同じよう
色づくもみじ 夢見つつ
なんくるないさ 笑えばいいさ
必ず朝はやってくる
不安な夜は 祈りを込めて
見上げてみよう 星空を
逢いたい人に逢える日が
どこかで見てる あの人へ
はいむるぶし は 知っている
なんくるないさ 明日があるさ
夜は必ず明けるから
孤独な夜は 願いを込めて
唄ってみよう 島唄を
愛しい人に逢える日が
想い伝える あの人へ
はいむるぶし は 知っている
空の青さが眩しくて 夏の訪れ感じられて
君との出逢い そして 君との別れ
想い出すよ あれから何年
人の記憶は曖昧なもので
だからこそ愛しい 色んな出来事
ありがとう 君がいたおかげ
こうして生かされている
君は いつもここにいる… この胸の中に
夢の続きは限りなく それでもいつか知る現実
君への思い そして 君への言葉
今再び あれから何年
誰も必ず サヨナラ言うよ
だからこそ優しい 笑顔も涙も
ありがとう 君がいたからさ
何とか生かされている
君は いつもここにいる… この胸の中に
若葉の香り漂わせ 街にひと吹き風の色
何気ない一瞬一瞬が とても愛しく思えます
人の心は永遠に 繫がるものと信じます
出逢えた人 別れた人 全ての人に感謝して
私は生かされ生きていく 最期は笑顔で終われるように
季節の移ろいその早さ 目にするものの有難さ
何気ない一瞬一瞬も 大切にしていきたいと
人と人は限りなく また繫がると信じます
笑った事 悩んだ事 全ての事に感謝して
私は生かされ生きていく 5月の旅人 私の歴史
私は生かされ生きていく 5月の旅人 私の歴史
私は生かされ生きていく 最期は笑顔で終われるように
桜の花びら おちょこに浮かべ
ぬる燗手酌の 春の宵
酒の肴は 新玉ねぎの卵とじ
出逢いと別れ ああ 春の酒
蝉時雨の中 汗をかきかき
冷やした日本酒 夏の午後
酒の肴は 冷やしトマトの丸かじり
恋の予感か ああ 夏の酒
色づく街並み 銀杏は黄色
人肌1本 秋の空
酒の肴は サンマは目黒の炭火焼き
恋しさつのる ああ 秋の酒
凍える心を 紛らすように
熱燗手酌で 飲み干して
酒の肴は おふくろの味ブリ大根
春を待ちわび ああ 冬の酒
春夏秋冬 ああ 酒は友…
ボーダーラインを越えたのはどっち?
君?それとも僕?
季節の流れに追いつけなくて
かなり混乱 逆転してる
素直になればいいって言うけど
なればなるほど 修正不能
心の瞳はモヤがかかって
障害物にぶつかりっぱなし
こんな事って生まれて初めて
遅れて来過ぎだよ こんな思い
ルール違反と知ったのはどっち?
君?それとも僕?
それでも無視して暴走してる
だから納得 もう止まらない
素直でいるとおかしくなっちゃう
煩悩なんて消えたはずだよ
心の瞳は目隠しされて
どうにでもなれ!残りの人生
こんな事って生まれて初めて
遅れて来過ぎだよ でも嬉しい
近づきたいよ もっと近くに
近づけないよ それが現実
それは目には見えない 疑心暗鬼
手の届く距離にあればあれこそ 触れてはいけない
ひとすじの光が闇を照らす日は来るはず
分かってはいても 孤独に押しつぶされそう
それでも信じて 信じることをやめないで
2人のディスタンス 愛のディスタンス
近づけないよ 近くにいても
近づきたいよ 心の叫び!
人の正義は荒み 疑心暗鬼
自分が良ければそれでいいんだ 気付かないうちに
それぞれの願いが重なり合う日は来るはず
離れていても 心は繋がっているから
それでも愛して 愛することをやめないで
明日へのディスタンス 希望のディスタンス
あなたのためにsmile 自分のためにもsmile
5月の青空めがけ 届きそうなくらい
思い切り背伸びをしたら
生まれ変われる気がするから
その日その日が最高の日になる
笑顔はビタミン 笑顔はパワー
だから あなたのためにsmile 自分のためにもsmile
季節は夏へと向かい 太陽も笑うよ
素直な感情のままに
生まれ変われるはずだから
その日その日を愛おしく思える
笑顔は愛だよ 笑顔でいよう
いつも あなたのためにsmile 自分のためにもsmile
笑顔はビタミン 笑顔はパワー 笑顔は愛だよ 笑顔でいよう
あなたのためにsmile 自分のためにもsmile
あなたのためにsmile 自分のためにもsmile
静寂の街に朝が来る 夜が明けて朝になる
生活の営みは途切れることなくループする
止まってはいけない
そのスピードはそれぞれ違っていい
競わなくていい
だから止まってはいけない
この道は続いてるから
消えそうなチカラもう一度 誰にだってそんな時は…
深呼吸すればいい 新たなチカラが溢れくる
止まってもいいんだ
再スタートはそれぞれ違っていい
自分のペースで
そしてまた進みだそう
この道は続いていくから
逢いたくて 空見上げれば 満天の星
あなたとわたし 心と心 繋いでくれる
歌いましょうか 笑いましょうか
一緒にしたい あの日のままに
今日も一日 ありがとう
切なくて 水平線に 祈りを捧ぐ
朝日が昇る その先の先 ただキラキラと
想いは届く いつの日だって
夜明けの来ない 夜はない
感謝を込めて ありがとう
漂って 流れる場所は それぞれだけど
川の流れは 大地潤し 海へと続く
風になったり 空を飛んだり
自由になれる 誰だって
生きてる今に ありがとう
授業さぼって入り浸ってた 学部近くの古びた下宿
バンカラなんてガラじゃないけど 昔堅気のいい奴だった
梶井基次郎の“檸檬”が愛読書だった
サザンを聴いてた俺とは真逆の世界
時の河に流され揺られ
今はどこでどうしているのやら
1番だけは何故か唄える応援歌
初夏の碧空 野球場
授業抜け出して入り浸ってた 正門横の純喫茶店
他愛ない話飽きもしないで それでも時間はあっという間に
2001年宇宙の旅 通った名画座
まだまだ先の未来だと思ってたのに
時の河の流れは早く
2001年 気付けば過ぎていた
1番だけは今も唄える応援歌
真冬の碧空 ラグビー場
初めて借りた部屋から見えた 東京タワー
今ではタワーマンションが建って見えない
節目節目に心よぎるよ
小学生 中学生 高校生 大学生 社会人 …
最初から決めていた 東京タワーが見える部屋
4階建ての最上階角部屋
今でもそのまま 恵比寿のアパート
そこだけ時が止まってる
夢を描いた 教室から見た東京タワー
今でも見上げられるかな きっとそうだね
18の頃 小さなイキガリ
小学生 中学生 高校生 大学生 社会人 …
時間ならゆっくりと 東京タワーは微笑んだ
半世紀なんて 夢のような早さ
描いた夢さえも モノクロームの絵
それでも色は塗れるかも
青山墓地の桜も散って葉桜に
半袖の人が歩き出す季節
僕はひとり それが楽しい
人をかき分けることもなく
風に乗って ブラブラ
風に揺れて ユラユラ
そしてステップ 風のわるつ
六本木通りどっちに行こう右左
短パンにはまだ少し早いかも
遠い記憶たどれば行ける
少年時代の遊び場所
風を切って ソワソワ
風を食べて ドキドキ
そして踊れば 風のわるつ
今日もあの日も 風のわるつ
僕の隣には君がいて 君の隣には僕がいる
気が付くとハートの鼓動が聴こえてくる
想いは音となり 二人は耳を澄ます
願いは音となり 二人は恋に落ちる
ただ 5月の風が心地いい
昼下がりのセントラルパーク
木漏れ日の音符♪
僕が振り向くと笑う君 君が振り向くと笑う僕
現実と夢の境目で 行き惑うよ
言葉は音となり 二人は話し始め
心は音となり 二人は恋に揺れる
ただ 5月の風に身を任す
誰もいないコニーアイランド
潮騒の音符♪
見上げれば青空 心にも青空
いつでもどこでも 空ラ・ラ・ラ
晴れた日も雨の日も 笑顔でいるように
小さな幸せに感謝しながら
日々を重ねて…
見上げれば星空 心にも星空
いつでもどこでも 空ラ・ラ・ラ
遠い日の想い出の カケラを集めれば
小さな幸せのジグゾーパズル
日々は重なる…
見上げれば春空 心にも春空
見上げれば夏空 心にも夏空
見上げれば秋空 心にも秋空
見上げれば冬空 心にも冬空
いつでもどこでも 空ラ・ラ・ラ
江の島とサンセット 鎌倉高校前
何故か降りたくなる この駅で
もう何年も経っているのに 刻まれた記憶
今も独りなんて きれいごとでしょう
昨日(かこ)へと走る 海岸電車
極楽寺過ぎたなら 2人が暮らした部屋
駅前の居酒屋 午後8時
目印だったサーフボード 乾杯!はハイボール
ハッピー!であって欲しい きれいごとでしょう
昨日(かこ)へと走る 海岸電車
明日(みらい)へ走る 海岸電車
眠れないまま 夜が明ける
わずかな余韻 胸に刻んで
出逢いと別れ それぞれの人生
だから好き 旅が好き
だからこそ ひとり ひとりが好き
旅の終わりに見る夢は…
今宵もあたたかい
同じ時間を 生きている
キセキに近い 地球の上で
笑顔と涙 想い出す人生
だから好き 旅が好き
生きていく ひとり 強がらずに
旅の終わりに見る夢は…
未来へ 続くから
おてんとうさんに 感謝して
今日も昼飲み 新世界
通天閣を見上げれば
心スッキリ悩みを飛ばす
いつもの顔と 笑顔で乾杯
生きてる証 なにわ酒
雨が降っても 感謝して
ひとり手酌の 天満筋
アカンアカンと 言いながら
飲めば爽快 視界は晴れる
串揚げビール どて焼き焼酎
明日の糧に なにわ酒
くよくよしても始まらぬ
元気でいたら 酒飲める
好きや好きやと酒談議
話せばオモロ 人生酒場
梅田 本町 堂島めぐり
夢も現も なにわ酒
そぞろ歩く河原町 桜舞う高瀬川
恋の終わりせつなくて 泣きぬれて 京ひとり
誰のせいでもなくて どちらが悪くもなく
それでも思い ただ行き惑う
あなたの姿 京都のどこかしら
桜散って花筏 春が往く桂川
恋は終わり夢は消え 受け入れて 京ひとり
誰を責めるでもなく 自然の流れのまま
分かっていても 男と女
未練があれば 京都でふたたびの
誰のせいでもなくて どちらが悪くもなく
だから思いは ただ行き暮れる
それでも生きる 京都のどこかしら
偶然は重なり そして必然になる
出逢いは心と心を繋ぐ紅い糸
夜のバンコク リバーサイドホテル
遠い灯りが 霞んで見える
時が止まる
夢なら醒めないで…
微笑みに乾杯 きっと永遠になる
香るはジャスミンの甘い匂い 白い花
ふたりバンコク リバーサイドホテル
窓を開ければ そよぐ川風
時は動く
ふたりの明日のために…
人影まばらな平日の午前中
ひとりで歩く 雨の動物園
ひとしずく雨か涙か キリンの首を伝う
はしゃぐ子供の声もなく
止まったままの メリーゴーランド
何故か寂しげ 片足立ちのフラミンゴ
時の流れさえ 今日だけはゆっくりな
雨音だけが響く 動物園
晴れた日の週末ならば サルたちだってはしゃぐ
忘れ去られた大都会
息をひそめる マンドリル
だけど好きだな 空を仰げば雨の粒
アイリッシュウイスキー飲み干して
夢の続きをもう一度
心の痛みを抱えたままの旅
緑の島はとても優しい
微笑みは素敵なプレゼント
クリスマスが近い街に溢れる
アイルランドの片隅で 生まれ変われそう
ギネスビールをもう一杯
ジョッキを重ね 乾杯しよう
見知らぬ同士もどこかで通じ合う
緑の島に言葉はいらない
微笑みは友情のキーワード
ツリーに灯ともる頃 繋がる心
アイルランドの片隅で 幸せになろうよ
川風に吹かれながら 歩くサウスバンク
石畳が どこか懐かしい
久しぶりのロンドンは クリスマスの彩り
子供たちはプレゼントを抱えながら
笑顔ではしゃぐ
自分を重ねるけど遠い昔
されどあっという間…
どんよりと曇った空 息は白く凍る
橋の上でポーズ取るカップル
季節問わず ロンドンは恋人を熱くする
現実なら厳しいかも知れないけれど
時は繋がる
生かされているうちは笑顔の方が
きっと楽しいから…
あなたを訪ね 五所川原
車窓に 秋の岩木山
あぁ 若き日の愛読書
旅のつれづれ 心和ます
匂いの残る 斜陽館
思うようには 生きられず
それでも人は 生かされる
あぁ 若き日の想い出が
つかず離れず 世紀を越えた
寄り添う作家(ひと)に ありがとう
人間失格 文庫本
何度も読んで みたけれど
あぁ 今もまだ答え出ず
あっという間に 時は往く
津軽 津軽へ 津軽へと…
閉ざされた冬色の街
石畳をひとり歩く
どこからか教会の鐘の音
祈りの思い呼びさます
遥か遠くの国へ届けよ
ここはダブリン
霙が止んで 一瞬の虹
再会を夢見たけれど
逢えぬままに時は過ぎる
いつまでも待てないと言うけれど
ただひたすらに 君想う
遥か遠くの国は何処か
ここはダブリン
路面電車に揺れる面影
ここはダブリン
夢と現が交差する街
どこへ行くの 何を想い なにをみちづれに
誰もみな運命共同体
そんなことはない
自由であればいいけれど
自由であればこその不自由
哀しみの果てに見つかるのは
どんな未来!?
今は誰にも 見えない 分からない…
何を信じ 夢を語る 燃え尽きるように
誰もみな争いは望まない
それゆえの悲劇
自由な空が碧いなら
自由であってこその碧空
憎しみの果てに見つけるのは
どんな未来!?
陽はまた昇る 自由を信じよう
誰のためにではなく自分のために
思いのすべてを力に変えて
空の青さが好き 海の青さが好き
素直でいたい 優しくいたい
生まれた国を遠く離れて
初めての街は 懐かしい匂い
人を傷つけながら生きてきたような
ふと立ち止まって我に帰れば
時の流れのまま 河の流れのまま
笑っていよう 夢見ていよう
生まれた国は遠く遥かに
流れ着く先は 見えてくるかも
黄昏にひとり 思い寄せ 街を歩く
ふたりで決めた明日への決意
心揺らいだわけではないけれど
あなたのいない現実が…ただ
生まれ変われたならと
そっと祈る
遠く見つめた モスクに陽が沈む
黄昏はいつもあっという間 人生のよう
それぞれの夢 決意の明日
出逢いと別れ 背中合わせだから
独り生きてく現実を…そう
時の流れのままに
祈り重ね
遠く見つめた モスクは茜色
何年ぶりだろう この街に降り立つのは
色鮮やかな花が迎えてくれる
空を舞う光のショータイム
プルメリアの香りが どこか懐かしい
シンガプーラ 人は皆 さまよい人
シンガプーラ 漂いながら生きていく
微笑みと哀しみの タペストリー
よどみない流れは この街を進化させる
潮風なら優しく 心ふるわす
夢かなう 光のレザリウム
ブーゲンビリア ゆれて空にいだかれる
シンガプーラ この島に流れ着いて
シンガプーラ それぞれの彩(いろ)受け入れて
微笑みも哀しみも 未来志向
昔ならにわか雨
今ならゲリラ豪雨
それでも変わらないのは…愛 純な心は永遠
過ぎる時間はラビリンス
それでも変わらないこの想い
君を想えば ただ 切ない
だから愛したい 大切にしたい
抱きしめるよ 届かぬ君を
過ぎる時間に ハピネス
微笑みながら言う Love you
君を想うと そう 素直に
生まれて初めて 最初で最後の
紛れもない 真実の愛
さよならが云えなくて 振り向きも出来なかった
あなたの匂いの残る アロハシャツがとても愛しい
永遠なんてないのに 永遠を信じたがる
愛はいつでも不確かな生き物
空と海がひとつになっても ひとつになれない
涙色で何も見えない
コナの風に吹かれて 佇む ひとり
さよならを風にのせ 届くなら届かせたい
あなたにこの胸さいて 火山(やま)の女神と心重ねて
伝説ならば いつかは伝説の主人公に
ハイビスカスは咲いて散っていくだけ
空と海がひとつになっても ひとつになれない
後悔ならしたくないのに
コナの風に吹かれて 彷徨う こころ
蒼い空 蒼い海 大好きな風景
そよぐ風 歌う唄 変わらないメロディー
それでも違うのは あなたが一緒
愛するあなたが一緒だから
ハネムーン イン ハワイ 甘い夜に乾杯!
ハネムーン イン ハワイ 永遠を誓って!
フラダンス 赤い花 波音にウトウト
ウクレレも サーフィンも 二人にはラブ・ソング
これからいつだって あなたが一緒
夢なら醒めないでいて欲しい
ハネムーン イン ハワイ 船の上で乾杯!
ハネムーン イン ハワイ 永遠に真実!
独りで来ました 独りになりたくて
独りになるなら 日本でもよかったのに…
思い描いた事 現実とはほど遠くて
当然の成りゆき 人は言うだろうけど
降り立った街は シアトル
6月なのに まだ山なみは白い
心地よい風に微笑みがこぼれる
独りが好きです 強がりではなくて
独りに慣れました その方が落ち着くから…
思い描いた愛 いい年して夢を見たと
突然の出来事 久しぶりの感覚
心よぎった街 シアトル
潮風の中 そう 心解き放つ
すれ違う人の微笑みが嬉しい
シアトルにありがとう
ジャーニー ジャーニー
元気をありがとう
海風 坂道 遠い山脈(やまなみ)
青空 コーヒー 突然の雨
シアトルの街は笑顔でいっぱい
虹の旗が揺らめくストリート
誰もが誰をも 優しく包み込んでくれる
半袖 短パン ダウンジャケット
太陽 涼風 それぞれの個性
シアトルの街に溢れるカップル
幸せならいいよ!と拍手する
人間誰もが そのまま素直でいいんだよね
シアトルは 微笑みがいっぱい
シアトルは 優しさが溢れてる
波音に目覚めた早朝(あさ)
マウナケアは微笑んだ
一日の始まりに感謝して祈りを捧げる
心も身体も宇宙に抱かれ(いだかれ)て
優しく笑顔で生きていたなら
マハロ!いつだって忘れない
潮風が編んでく髪
愛伝えるフラダンス
白い花髪にさし その想い神に捧げる
海からの生命(いのち)人は魚だった
優しさ繋げて生きていこうよ
アロハ!その言葉それだけで
マハロ! いつだって ありがとう!
アロハ! 微笑んで こんにちは!
想像もつかないスピード 50年前が昨日のよう
無邪気に遊んでた 50年後なんて考えもせずに
夢ならば簡単に叶うと思ってた
現実を知るほどに 夢は小さくなっていったかも…
それでも今日も生かされている
明日のことなど分からないけど
今を生きている
すべてに感謝 すべてにありがとう
人生は50年なんて言われてた頃もあったよ
気付きもせず過ぎ その年齢だって遠く彼方へと
残された年月が数えられそうな
瞬間を知るけれど 何でだろう 自覚もなくて…
重ねる今日は 生きているから
不思議だけれど 生かされている
小さな命
すべてに感謝 すべてにありがとう
どこかに意味があるんだろうな
この世に生まれ死んでいくまで
人それぞれ
すべてに感謝 すべてにありがとう
きのうにありがとう
きょうにありがとう
あしたにありがとう
あなたにありがとう
わたしにありがとう
おさけにありがとう
さくらにありがとう
みどりにありがとう
えがおにありがとう
なみだにありがとう
げんきにありがとう
であいにありがとう
わかれにありがとう
ちきゅうにありがとう
にほんにありがとう
うちゅうにありがとう
なぎさにありがとう
ひざしにありがとう
こころにありがとう
からだにありがとう
あさひにありがとう
ゆうひにありがとう
しぜんにありがとう
さんぽにありがとう
ことばにありがとう
じかんにありがとう
いのちにありがとう
すべてにありがとう
まさるにありがとう
あやこにありがとう
ありがとう
ありがとう
いいつくせないありがとう
アローン?おひとりですか?と聞かれるたびに
ロンリージャーニー 笑顔で答える
きままな旅は 独りが一番
初めての小さな島のホテル 山風が心地よい
時間を気にせず 誰に気兼ねせず
スコールが終わるのを待ちながら 飲むビール
あっという間に1本空いた
アローン?おひとりですか?と聞かれることに
慣れてしまったけど それはそれでいい
贅沢なのは何もしないこと
初めての言葉のおもてなしに 海風も優しくて
時間はゆっくり 暮れゆく一日
スコールが終わるのを待ちながら 飲むビール
そのうち止むさ 3本空いた
トゥリマ カシー ありがとう
突然の嵐のごとく空を覆い 遠く稲妻
降りしきる雨は 街中 一瞬に川にしていく
傘を投げ捨て
Dancing in the rain~♪
映画スター気取るなんて
おふざけが過ぎるかなぁ?
いいじゃない いいじゃない 直ぐに止むんだから
行きずりに恋に落ちたら 嬉しくて浮足立つよ
雷にまるで打たれて 一瞬に生まれ変わった
心のままに
Singing in the rain~♪
この感情をぶつけるだけ
正直な笑顔だよ
いいじゃない いいじゃない そんな出逢いだって
激しいスコールに かき消されて何も見えない
赤道が走る小さな島
あなたの声は遠い彼方 はるか彼方
醒めない夢が続くだけ
独りの旅は まだ続く
激しいスコールで 身も心も洗い流せたなら
インド洋に浮かぶ小さな島
あなたの姿探したって はるか彼方
消えない夢を追い続け
独りの旅は 終わらない
夢も現も 人生は
受け入れるだけの 独り旅
赤い花咲いた 南の島の小さな山間に
川のせせらぎ聴きながら
あなたの胸に頬を埋めたまま
そっと髪をかきあげ口づける
赤い花一輪 時を止める
赤い花濡れた 南の島の一瞬のスコールに
色鮮やかに より赤く
あなたの言葉 聞き落とさぬように
じっとその瞳(め)見つめて伝えてる
赤い花一輪 私だから
赤い花散った 南の島も時には意地悪で
その幸せに嫉妬する
恋人達に 試練与えるように
きっといつか分かる日来るはずと
赤い花一輪 時を超えて
スコールが終わるまで 軒先を借りながら
二人寄り添い合って時を重ねる
かぐわしい香りが何処からか流れて
この場所に気付く
あなたの楽園 私の楽園
お互いが引き寄せた 神々の島
そう ここはジャワの東
この旅が終わったら その答え出せるかな
一瞬も永遠も変わらないのは
運命に任せる術が分らぬまま
流れ着いた場所
あなたが堕ちても 私が堕ちても
微笑みで受け入れる 神々の島
今 ふたりジャワの東
偶然は必然へと…
漂うふたり
どんなに世界が荒んでも 心優しい人はいて
どんなに世界が変わっても 心優しい人はいる
夢うつつ それでも生きてく
人の世は 必ずやめぐりゆく
信じよう 憎しみのない その果てを
人を憂いて 優しくなれる
人を憂いて 優しくなろう
いつかは世界の隅々に 人の笑顔が溢れきて
いつかは世界の夜明けには 人の希望が溢れくる
誰も皆 それでも生きなくちゃ
人の世の理不尽を 受け入れて
夢だって みているだけじゃ始まらぬ
人を憂いて 優しい人に
人を憂いて 人に優しく
優しいと言う字は 人を憂うと書くのです…
ブルーモスクが かすんで見える
僕にはスコールなのか涙なのか
もう分からない
はるかマレー半島 クアラルンプール
その微笑みが かえってつらい
愛はいつもひとりよがり 重ね合うほどいつも悲しい
心と心 身体と身体
どうして繰り返すんだろう
そう 性懲りもなく…
ピンクモスクに 夕陽が沈む
聴こえる祈りの声に安らいでる
ひとりの時間
遠くマレー半島 クアラルンプール
ここに来たのも ただの偶然
愛はなんでひとりよがり 重ね合っても離れる想い
チャドールの瞳 永遠(とわ)を見ている
いつでも繰り返されていく
そう 輪廻転生…
小鳥のさえずりに目覚めた朝
窓を開ければ 熱帯の緑にきらめく水滴
一日の始まりは レモングラスの香り
微笑みは今日も変わらず
幸せを分けてくれる
ここはどこ?
タイの南
コーラルブルーの海と砂浜
ゆっくりと島時間 流れてゆく
言葉の意味は分からなくてもいい 目と目でかわせる
一日の始まりのジャスミンティーの香り
どこからか今日も聴こえる
祈る声 懐かしくて
ひとりきり
タイの雨
コーラルブルーの空に溶けてく
そして今 タイの南
スコールに唄えば
生まれ変われる
少女は歌った 少女は踊った
自分を信じ 誰をも愛し
されど時の流れは早く
そして少女は女性になった
それでも真っ直ぐ 強い意志を持って
より美しく より輝きを放ちながら
コバルトブルーの海がガスパチョレッドの夕陽に染まる
自然の摂理に身を任せよう
荒ぶる!思いを忘れずに 荒ぶる!ハートは永遠のパワー
荒ぶる!思いを忘れたら 生きていけないことを知ったから
少年も歌った 少年も踊った
誰かを愛し傷つけたけど
それも生きてくことの証
そして少年は成長してく
どんな時でも 強い意志があれば
より美しく より輝きを放てるから
オーシャンブルーの海がジンファンデルの夕陽に溶ける
自分で自分を受け入れてみよう
荒ぶる!思いを忘れずに 荒ぶる!ハートは永遠のパワー
荒ぶる!思いを忘れたら 生きていけないことを知ったから
翔びたいよ 誰だって 自由に
翔びたいよ 誰だって 心のままに
人の心は移ろいやすく それでもどこか優しくて
憎んでも 恨んでも 許してしまう
その想い たとえ一方通行でも
何かを超えた
たとえようのないチカラ あるはずだから
翔んでみよう いつだって 自由に
翔ばなくちゃ いつだって 命ずるままに
人の願いは同じなのに 何かのせいにしてるよう
憎しみや絶望を 断ち切らなくちゃ
その未来 やがて晴れてくると信じて
伝えていこう
障害を越えて 空は繋がってるから
翔ぶことは キセキではないはずだもの
翔ばなくちゃ 誰もみな 翼大きく広げ
今年も同じ季節の風が この都会(まち)に吹く
時の流れの驚く早さ 去年に増して
出逢えた人に心を込めて 愛を贈ろう
別れた人の そのあたたかさ いつの日までも
生きてこそ 生かされて だからこそ 感謝して
重ねても 重ねても ありがとう 足りなくて
いつかはきっと あのぬくもりを 感じてみたい
幼き日々の 想い出達が 手を振っている
大人になれず 一人で生きる 5月に抱かれ
とめどないのは はるかな願い 伝えたいから
生きてこそ 生かされて ありがとう 感謝して
その意味がある限り 淡々と生きていく
泣いて 泣いて それでも泣いて
なのに 涙は枯れず
でいご 紅く 青空の下
咲いて 散りゆく運命(さだめ)
悲しい事は 笑えばいいさぁ
おばぁはいつも そう言っていた
海よ 風よ なんくるないさ
今日も 琉球日和
呼んで 呼んで 声を限りに
いつか必ず届く
百合の花は 潮風(かぜ)に吹かれて
想い 永遠つなぐ
切ない時は 唄えや踊れ
おじぃはいつも 泡盛飲んで
空よ 波よ なんくるないさ
いつも 琉球日和
揺れる 揺れる トウキビ畑
助け 呼ぶかのように
時の流れ 忘れはしない
命 その大切さ
どんな時でも なんくるないさぁ
飲めや唄えや 夜が明けるまで
だから 今日も なんくるないさ
今朝も 琉球日和
鳥のさえずりに目覚める朝
陽に焼けた肌が少し痛い
朝食のエッグベネディクト
ミモザと一緒に
新しい一日の始まり
青空が今日も手招く
感謝して 限りない思い届けたい
変わらぬ笑顔に心和む
お馴染みの顔が 今朝もアロハ!
プールサイド 駈けてく子供
無邪気なスケッチ
幸せを共有し生きてく
太陽が今日も微笑む
ありがとう!素直でいられる瞬間に
どこに生まれ どこに生きて
人それぞれの人生
ふりそそぐ太陽 マウイへと流れ漂い
忘れられた歴史 涙の証
私は知った ラハイナの西で
昔(かこ)があれば 今へ続く
人それぞれの選択
潮風に吹かれて 砂嵐消し去るけれど
目をふせたら終わり 明日(みらい)のために
私は刻む ラハイナの西で
名もない詩(うた) 涙 生かされている今
私はひとり ラハイナの西で
夜の途中に見る夢は 過ぎた事とは限らない
ピノ・ノワールにほろ酔い加減
天気予報は今日も明日も明後日も
雨 雨 雨
それでもカサさす人はまばら
全てwelcome!
受け入れてくれる街
ポートランドは今日も雨
旅はそれでも続くから 眠れぬ夜もやってくる
ブルワリーなら 賑わいの夜
時々晴れる 今日か明日か明後日か
運 運 運
それなら人生同じかもね
雨はいつか止む
濡れたって乾くから
ポートランドは今日も雨
天気予報は今日も明日も明後日も
雨 雨 雨
考え出したらキリないだけ
人はfriendly!
排除などしない街
ポートランドは今日も雨
あの娘は ブルックリン ガール
橋を渡ってマンハッタンへ
摩天楼を目指して1日が始まる
仕事はウエイトレス
だけど 彼女には夢がある
いつの日か浴びるスポットライト
チップを少しずつ貯めて レッスンのかけもち
あの娘は ブルックリン ガール
いつも夢見る女の子
あの娘は ブルックリン ガール
恋はおあずけ 誘惑さえも
ニューヨークの片隅
夢を叶えるため
仕事のウエイトレス 時には辛い時もあるけれど
いつの日か夢のカーテンコール
目を閉じて思い浮かべる ステージの自分を
あの娘は ブルックリン ガール
笑顔の似合う女の子
波の音で目覚める朝
モーニングコーヒー 1日の始まり
自由な時間が過ぎていく
ただ ゆっくりと
カウアイサンライズ
ガーデンアイランド 自然と生きる島
生かされてる 幸せ
めまぐるしく変わる天気
ウイークエンドブランチ 寝坊したご褒美
自由な時間は心地よい
いつのまにやら
カウアイサンセット
広がる大地とそびえたつ山々
生かされてる 実感
メルボルン雨のち晴れ メルボルン雨のち晴れ
優しさに満ちた街
逢いたくて来た 誰ともなく
レンガの街並 どこか懐かしい
曇り空から雨 容赦なく雨
なのに どこか楽しい
いつか見た映画のように
踊りだす Singing in the Rain
そして街には 陽射しが射し込む
その果てはどこ? 旅は続く
アーチストの絵が 心和ませる
曇り空から雨 容赦なく雨
なのに なぜか嬉しい
いつか見た映画のようで
主人公 Singing in the Rain
やがて街には 夕陽が染めゆく
メルボルン雨のち晴れ メルボルン雨のち晴れ
優しさに満ちた街
真夏の国から 真冬の国へ
心躍る 初めての街
空港から海沿いタクシー
潮の香りに どこかときめく
Windy Town 南半球の風の街
Windy Town 笑顔が嬉しい風の街
一日の天気 めまぐるしくて
空の色は 覚えられない
ホテルの窓 うちつける雨激しく
二度寝の後は 陽射し射し込む
Windy Town 風のプレゼント ありがとう
Windy Town 風が運ぶのは Happy Time
ウェリントンは風の街
悲しみばかり続いた後の 穏やかな光
あれは夢だったと思いたいのに
突きつけられる現実
それでも前へ進まなくちゃ
立ち止まってはいられない
自然の前では 小さな 小さな
人間だけど…
心に刺さる切ない瞳 生きるもの全て
乗り越える力 誰にもあるよ
突きつけられた試練を
生きる希望は消さずにいて
信じることは正しいと
自然を愛して ゆっくり ゆっくり
人間だから…
五月の空 今日も青く 心音を聴く
今までの出来事 出逢いと別れが 私を創る
変わらない感謝 変えられない想い
人の世の常となる
五月の風 感じながら その先を見る
行き過ぎた人たち 一瞬の事さえ 私の宝
生かされる感謝 心繋ぐ想い
人の世に生まれきて
ありがとう 伝えたい
あなたが生まれたこの街を
想い出辿り 巡る旅
あの頃とは 随分と変わったでしょう
それでも 面影はあちらこちら
片言の日本語の老人に話しかけられ
ふと思い出す あなたのこと
90年の月日は あっという間…
台北の夕空 見上げれば
あなたの笑顔 見えるよう
あの日のまま 優しさは人の心に
いつしかこの街に魅せられてく
片言の日本語は その歴史思い出させる
あなたが生きた人生
誇れる今に 感謝し生きていこう…
どこにいても 貴方を想い
どこにいても 忘れはしない
晴れ渡る空 高く広く
見ているだけで 心和む
そこが 北でも南でも
たとえ どんなに離れても
私には貴方がいて 笑顔くれる
一番星は 今日も夜空(そら)
生きてる限り 願い込める
きっと 西でも東でも
やがて 命は果てるとも
私には貴方がいて 希望くれる
どこにいても 貴方を想い
どこにいても 忘れはしない
オーラ! オーラ! リスボンが呼んでいる
迷い込んだ坂道 入り組んだラビリンス
誰と出逢えるんだろう
そんな期待に胸はワクワク
懐かしい匂い 魚を焼くおばちゃん
言葉なんて分からなくても
通じ合える 不思議なシンパシー
オーラ! オーラ! リスボンが呼んでいる
眠り忘れて踊る 喜びも悲しみも
何が待っているんだろう
ほら!突然に愛が芽生える
心をふるわす その笑顔にときめくよ
言葉なんて必要ないと
この街なら教えてくれるだろう
オーラ! オーラ! リスボンが呼んでいる
オーラ! オーラ! リスボンが呼んでいる
オブリガード その優しさに オブリガード
空はどこまでも澄み渡り よどみない
2人は永遠を誓い結ばれる
全てを乗り越えて 今 ここに
乾杯のポルト酒 甘く 奥深い
オブリガード その微笑みに オブリガード
細い路地からは笑い声 高らかに
2人の思いは重なり ひとつへと
全ては愛のため 今 固く
歓迎のマデラ酒 赤くきらめいて
オブリガード オブリガード
出逢いも別れも運命に導かれ…
2人を引き裂く何かがあるとすれば
それは 死 そう思える
川の流れのように
とどまれぬ人生
サウダーデ 人はどこからどこへ行く
サウダーデ どこで生きてもどこで死んでも
儚く消えるは 愛なのか夢なのか
人ゆえに知る哀しみ
時の流れのままに
身を任す人生
サウダーデ 人それぞれに違う彩(いろ)
サウダーデ 曲がりくねったアルファマの街
サウダーデ 人はどこからどこへ行く
サウダーデ どこで生きてもどこで死んでも
坂道の小さな店
夜も更け過ぎていく
悲しみを唄うのか
絶望を唄うのか
その意味は分からないけど
魂を揺さぶる
Fado ここはリスボン
Fado 港の酒場
石畳 赤いワイン
切なくて飲み干すよ
郷愁を唄うのか
欲望を唄うのか
言葉など分からなくても
魂が泣いている
Fado ここはリスボン
Fado 夜が明けてく
橋の名前は4月25日橋 あの日から変わらずに
忘れずにいて欲しい 自由の喜びを
今ここにいる 幸せを
永遠に繋げて欲しいから
愛のカタチは 人それぞれ
この橋を見るたびに思い出そうよ
青空はどこまでも 誰もが信じたい
言葉の壁も 微笑めば
明日へと伝わるはずだから
夢のカケラを集めたなら
同じ夢繋ぐから この橋がある
橋の名前は4月25日橋 あの日から変わらずに
夏の宵は寝苦しくて
紫の空は星も見えない
片隅からアコーディオン
哀愁のメロディ
とどまれない感情
河の流れのごとく
貴方へ伝えたいけれど
ここはParis
日本から遠く離れて…
夏の宵は暮れもせずに
恋しがる太陽 ただ儚くて
街角には恋人たち
永遠のメロディ
孤独を知る共感
河の流れのごとく
貴方も同じだと思う
ここはParis
東京へ伝えたいから…
想い出の香り 芳しき琥珀色
あぁ 人はくり返す刹那
最期の一瞬(とき)まで忘れない
石畳をうつ雨 激しさを増すばかり
過去も未来も欲しくない
今があればいい
悲しみのラストタンゴ
過ぎ去るまぼろし いだかれて一夜の嘘
あぁ 生まれての由縁
カフェのざわめきも 絵空事
モンパルナスの安宿 切なくも堕ちていく
過去も未来も捨てるから
今に生きるだけ
裏切りののラストタンゴ
涙の河を渡る時 空にひとすじ虹がかかる
戻れないのはわかっていても
振り向いてしまう
戸惑いながら 怯えながら
明日に向かって歩みだす
心の糸を繋いでは それでも人は追い求める
欲しいものなら欲しくなるから
傷つけてしまう
優しさだけをふりかざして
新たな空へ飛んでいく
摩天楼で見失った 自分の影を探して
本質のその裏にある
真実を知りたくて
マスカレード
夜毎くり広げられる 刹那のパーティー
マスカレード
誰もきっと悲劇を演じる 幸せ者たち
行く手阻む摩天楼 自分の姿も見えない
生きる術分からないまま
時間だけ過ぎていく
マスカレード
誰も無関心な顔 孤独なパーティー
マスカレード
いつも夜に溺れてく 都会の偽善者
幼い頃に聴いたタイトルを想い出しながら
“マサチューセッツ” ボストンを歩く
6月だと言うのに 冷たい風
陽射しを探して 陽を浴びる人たち
ここに住む誰もが この街を愛してる
心から感じるね
悲しみも喜びも受け入れて心を一つに
“Strong City” ボストンを歩く
短い夏を目いっぱい楽しんでいるよ
太陽はいつも幸せを運ぶね
ここに住む誰もが この街が好きだから
その笑顔まぶしくて
あたり前の日常に疲れたなんて
贅沢な悩み
それでも日々は過ぎていくから
その一瞬を大切にしなくちゃいけないよ
不安定な一日は誰のせいでもないから
受け入れて 微笑んで
Still Life
自分を見つめながら
心のまま真っ直ぐに生きていけたら
誰もがどこかで
思っていても難しいよね
その一瞬が人生を変えると思いがち
身を任せて生きようよ あたえられた運命を
そのままにさりげなく
Still Life
明日も自分らしく
潮の匂いに誘われて歩けば
目の前に広がる青い海
嬉しくてサンダル脱いで
走る白い砂浜
思い切り深呼吸 生まれ変わる瞬間
カリビアン ウインド
生まれた小さな島から この小さな島へ
何が呼び寄せたんだろう
この僕を…
ささやかな夢 叶うこと信じて
毎日を重ねていかなけりゃ
時として願い届かず
人は落ち込むけれど
太陽を浴びながら 風を感じる瞬間
カリビアン ウインド
愛する小さな島から 今 愛する島へ
きっと必然だったのだろう
この僕に…
穏やかな午後の公園
ゆるやかな陽ざし浴びて
ジョギングのカップル
ウォーキングの老夫婦
静かに流れる時間
肌の色 瞳の色
誰もが笑顔でいられる
小さな世界
ガジュマルの緑眩しい
木洩れ日がそっと包む
犬連れた女の子
子供あやす お母さん
海風を感じる匂い
肌の色 瞳の色
言葉も宗教も問わない
名もない公園
Park is a small world.
地球のどこかの小さな公園の風景
突然のスコールに びしょ濡れのTシャツ
南の島の歓迎に 思わず微笑む
TOKYOから遠く離れたこの街で
見知らぬ人と交わす Hola!
ここはプエルトリコ
癒される心と身体
モヒートで乾杯を ひとときの天国
太陽の下 幸せな時間が過ぎてく
どこにいても変わる事ない感情に
あたたかくなる想い amigo!
ここはプエルトリコ
そこかしこサルサのメロディー
どんな国のどんな街にも
豊かな人がいて 貧しい人がいる
モノ乞う人を 知らぬふりの人が通り過ぎる
太陽が眩しかろうと
寒さに凍えようと
誰のせいでもなく 現実はそこにある
何をしたらいいのだろうか
自問自答をする それでも分からない
誰もが明日を信じられずに 今日に立ちすくむよ
このままじゃいけないことは
思うよ それなのにね
誰かのせいにして 現実を見ないふり
ふりかかる現実 真実はどこに
今を生きなきゃ 今を生きなきゃ
今日は終わらない
明日は来ない…
ベサメ ムーチョ ベサメ ムーチョ ベサメ ムーチョ
最初で最後の夜と知りながら…
サルサが流れるこの街で 重ねるくちびる
出逢いも別れも染みついた身体
踊りましょう それだけでいいから
夜は過ぎてく
ただ身を任せて それでいい…
サルサが2人を結びつけ 刹那に過ぎてく
出逢いと別れがあたり前だから
踊りましょう 絡み合うかけひき
朝が来るまで
ただ本能のままに それでいい…
ベサメ ムーチョ ベサメ ムーチョ ベサメ ムーチョ
最初で最後の夜と知りながら…
運命に委ねられた今に微笑みながら
口ずさむメロディー いつだって同じ
夜霧に霞む摩天楼 心なしか寂しげ
静けさの中過ぎてく時間 抱きしめてみる
Park Ave.27時
タイムラグだけでない眠れない想い
Park Ave.27時
流れ着いた街にも 朝は来るから
受け入れた人生なら 人は笑えるだろう
憎しみを乗り越え信じ合えるはず
夜空に光る摩天楼 レクイエムが聴こえる
誰もが生きる同じ時間を心にとめて
Park Ave.27時
踊り疲れた人も安らかな家路
Park Ave.27時
流れ着いた街から 願い伝える
人に生まれて 人として生き そして死んでいく
あたり前の でも有難さ
この頃少し分かるような
季節の巡り そのスピードは
誰の目にも あまりに早く
幼い日々の無邪気な自分
思い出すのも遠過ぎて
それでも生かされている
この時を 大切に 大切に…
悲しい時も 嬉しい時も くり返すから
眠る前の ささやかな色
心にとめておきたいよね
夜の帳も 朝の光に
生まれ変わって 一日毎に
その瞬間に見つける何か
感じるものは違っても
素直になればいいよ
この時は かえらない かえらない…
五月の空 青く澄んで
限りのない想いのせて
祈りの中 人は生まれ 人は死んで
くり返される 永遠の輪
ありがとう 微笑んで 伝えたい これからも
全ての 今に 感謝しながら…
重ねる日々 追い付けない
追いかけても 追いかけても
祈りさえも ただむなしく響くけれど
あきらめないで 心の空
晴々と澄みわたり 繋がっていけるはず
全ての今は 未来(あした)へ続く…
五月の空 晴々と 心の空 晴々と…
澄んだ空 ただ蒼く
吹く風は ただ冷たくて
真冬の街は 春を待ちわびている
繰り返す悲しみに 慣れ過ぎた そう誰もみな
他人事(ひとごと)みたい 春を待ちわびている
待ちわびても 待ちわびても 来ない春
待ちわびても 待ちわびても 続く冬
ただ生きている 無力な自分に
気付きながらも…
空駆ける 白い雲
吹く風に 願いのせても
小さな国は 春に忘れさられた
絶え間ない争いに 微笑みは消えてしまったけれども
信じていたら 春はきっと来るはず
小さくても 小さくても 出来る事
繋がれば 繋がれば 叶う事
ただ生きている 小さな自分も
春をあげたい…
南の果ての街じゃないのに
ふと口ずさむ懐かしいメロディー
亡き父(ちち)が かけていたレコードの一節
ここはハンブルク 旅の果ての港町
運河と倉庫 手招きをする美しい女(ひと)
心に流れるタンゴ 想い出のタンゴ
壊れたネオン 剝がれたポスター
何故かタンゴが似合う街
往き過ぎる人刹那に消えて
人の世の常 漂ってエトランゼ
亡き母(はは)の面影が 浮かんでは消えて
そしてハンブルク 魅かれるように港町
煉瓦と霧笛 エルベ川(かわ)を行き交う外国の船
心に流れるタンゴ 想い出のタンゴ
閉ざした扉 飲みかけのビール
きっとタンゴが似合う街
心に流れるタンゴ 想い出のタンゴ
場末の酒場 夢のカケラたち
きっとタンゴが似合う街
銀座あたりで拾った恋は
涙のカクテル 夢の色
一夜限りのホントもウソも
一気に飲み干し 流せば夜明け
今夜はどなたに
Tokyoラビリンス
渋谷赤坂 袖すり合えば
いつしか手じゃくも注ぎ合って
慣れてしまったホントもウソも
お互い様だと 笑って夜明け
深入り禁物
Tokyoラビリンス
四谷新宿 歩いて二人
気がつきゃ手と手を繋ぎ合う
夢か現かホントもウソも
お酒の肴で 楽しく夜明け
今夜も迷って
Tokyoラビリンス
目がさめるような ブルー
吹く風は 地中海から
夢に見た ひとこま
幸せを運んでくれる
教会の鐘の音 街中に響き渡り
小舟から手を振る少年
笑顔がまぶしい
めまいのような夢 太陽は真上
手から溢れる愛 言葉はいらない
オリーブ畑のグリーン
青空に溶け合っている
目覚めても現実
微笑みは誰の顔にも
ゆっくりと過ぎていく 時間さえ愛おしくて
地中海 身を任せながら
予感は的中
目に焼きついた 色 しっかりと抱いて
おさえきれないのは 当たり前だから
街角で Kiss 恋人達の何気ない情景
全ての愛を受け入れてくれる
Paris Paris Paris
シャンパンの泡のよう
極上の幸せ
トリコロールの夢に抱かれて
男も女も区別なく
Paris Paris Paris
振り向けば Love 恋人達がくり返す喪失
全ての愛に裏切られたって
Paris Paris Paris
芳醇な赤のよう
時経てば分かるよ
トリコロールの夢は ふたたび
男も女も生かされて
Paris Paris Paris
この街に 愛の形なんて関係ない
だから Paris Paris Paris
今年もまた そんな季節
5月の空 5月の風
時の早さ そのスピードは増すばかり
ただ 穏やかな波…
寄せては返す くり返し
それでも近づく 黄昏を感じて
過ぎてゆく 岸辺の午後
独りぼっちのテラス席
感謝をして 重ねる日々
5月の色 5月の夢
くり返しの その出来事が愛おしい
何故 生かされて 今…
出逢いと別れ 飽きもせず
それでもやがては 黄昏の向こうに
消えてゆく 岸辺の夜
生まれたままの微笑みで
ありがとう
今ここに こうして生きていられます
遠い日の記憶にも
最近起きた出来事も
全てが繋がっているのでしょう
泣いたり笑ったり
憎んだり怒ったり
どんな時にもいてくれた
私を見つめていてくれた
そんな あなたに
ありがとう
ありがとう
心から 素直に言える私です
夢に見たその時と
どんなに違っている事も
受け入れ前へと行けるでしょう
出逢いも別れも
悩む日も責める日も
どんな時さえ見捨てずに
私を励まし遠くから
そんな あなたに
ありがとう
言い尽くせない ありがとう
そのぬくもりを いつの日も…
懐かしい白黒写真
想い出のアルバム
青い表紙は 5月の空の色
笑顔がいっぱい
あの頃の マイ ファミリー
こみあげる感情 涙あふれて
上を向いても 涙止まらない
想い出に抱かれて…
過ぎ去れば一瞬の出来事
想い出の数々
そのぬくもりは 5月の風のよう
笑顔が再び
あの頃に戻れるから
忘れない感謝 涙あふれて
今 生きている 涙止まらない
またいつか 逢えるね…
想像なんてできなかった
今ここにいる自分
過ぎてく時間だけは
猛スピード
身体と心とは 正反対に一直線
あの頃聴いたメロディが
耳をつんざく
Go Go ! 全速力は無理だけど
Go Go ! 行けるとこまで
行ってみるかぁ~
想像すらもできなかった
いや したくもなかった
なりあいをつけてきた
そんな自分
身体も心さえ そのバランスは保てない
受け入れようともがくのも
生きてる証
Go Go ! 全速力に程遠い
Go Go ! それでも前に
進んでみるかぁ~
Go Go ! Go Go ! Go Go ! Go Go !
涙枯れるまで 泣いて泣いて泣いて
それでも時は流れる あっという間
だけど 忘れられなくて
そっと胸に手をあて思い出す
逢いたくて 空を見上げた
逢いたくて 星に祈った
ただ ただ もう一度逢いたくて
笑顔こがれては 呼んで呼んで呼んで
今でも忘れられず 呼び続けた
だから 今日を生きられる
きっと 今が大切に思える
逢いたくて きっといつかは
逢いたくて きっと必ず
あなたに もう一度逢いたくて
逢いたくて 逢いたくて 誇れる自分
逢いたくて 逢いたくて 感謝を込めて
あなたに 逢いたくて
澄み切った空の果て 漂うは悲しみか憎しみか
傷ついた心癒すのは カオスの消息
それぞれの生き方 それぞれでいい
人の数だけあるのだから 当然の事
その表情は空のよう
めまぐるしく変化する
ベルリンの蒼ざめた空
消せない過去に 未来を見つけた
横切った記憶たち その瞳(め)には悲しみも憎しみも
傷つけあっても意味はない カオスは永遠
それぞれが見つめた それぞれの色
人の涙は枯れやしない ただとめどなく
その表情は空のよう
一瞬のうち変化する
ベルリンの蒼ざめた空
消せない過去と 向き合い続けて
地中海から吹く風は 乾いた夢を運んでくれる
青い空と青い海 穏やかな午後のひととき
遠い昔この港から船は大西洋へ
それぞれの想いを乗せて 旅立っていった
バルセロナ 今でも変わらぬ心意気
バルセロナ バルセロナ 太陽が似合う街
色彩の中きらめくよ モザイク模様ガウディの夢
青い空と青い海 溶け込んでいるね今でも
節目毎に奇蹟が起こり 街は大きくなった
それぞれの誇り持って戦い続けた
バルセロナ 永遠を繋ぐ人と人
バルセロナ バルセロナ 愛を持ち生きる街
バルセロナ バルセロナ バルセロナ バルセロナ
オラ!バルセロナ
その傷み自らに強く刻み 時を経て
人は誰も同じだと 街は語る
男と女 男と男 女と女
組み合わせなど関係ないよ
微笑みとぬくもりに
心安らぐ ベルリン
曇り空のすきまに陽がさして
照らしだす ベルリン
人はみな愚かだね だから今日も生かされて
罪の深さ積み重ね ようやく知る
男と女 男と男 女と女
組み合わせすら意味を持たない
憎しみも悲しみも
ひとつに溶けて ベルリン
今を生きる誰もが信じてる
ベルリンの言伝
ここへ来たのは 単なる思いつき
いいや 運命に導かれていたのかも
どこか懐かしくて 温かいぬくもり
見慣れぬ文字は暗号みたい
石畳を走るトラムはリズムを刻み
街はメトロノーム 木々のささやき
10月最後の日を祝福するかのような
ヘルシンキの青い空
湖のよう 穏やかな海面
だから海鳥も思いのまま身をゆだね
きっと自由なんだ さえぎりはしないよ
耳慣れぬ言葉 とても優しい
石畳を濡らす霧雨 冬の訪れ
街は急ぎ足で色を消してく
10月最後の日に微笑みいっぱいくれる
ヘルシンキの青い空
笑う門には福来る
どんな時でも笑顔絶やさず
同じ事くり返す毎日だって
それが幸せ
思わず笑う
そんな自分が愛おしい
過ぎゆく季節ひと廻り
日に日に速さ増していくのは
やさしさと微笑みが増えていくから
きっと幸せ
独りだけれど
そんな自分を愛しんで
生かされている今日だから
ありがとうって伝えたいんだ
悲しみも笑ってりゃ消えてしまうよ
繋がっている
逢縁希縁
独りだけれど独りじゃない
波のようにゆれる さとうきび畑に
落とした涙 いくつやら
それでも人は
過去を伝え 未来へ歩く
笑顔でいれば いいことあるさ~
吹くは 南風(ばいかじ) 八重山の島
海よ空よ 今も さとうきび畑は
流した涙 忘れない
それでも人は
前を向いて 夢へと向かう
笑顔のチカラ 信じていいさ~
吹くは 南風(ばいかじ) 八重山の唄
悲しい時は 泣いたらいいさ~
飛べよ 南風(ばいかじ) 八重山の鳥
笑顔忘れず 生きたらいいさ~
吹くは 南風(ばいかじ) 八重山の風
くり返す 憎しみの連鎖
断ち切ろうとしても 断ち切ろうとしても
断ち切れない
微笑み忘れた人たちの表情は
どんどん年老いていく
時間は時として残酷
そして気付いて欲しい
全ては愚かなことと…
人波は一方方向
横切ろうとしても 横切ろうとしても
横切れない
優しさを忘れた人たちの心音(こころね)は
いつしかネジ曲がってく
今なら間に合うはずだから
どうか気付いて欲しい
誰もが同じ想いと…
わたしも あなたも 誰だって いつだって
笑顔でいたいはず
だから…
許すことで過去は変えられないけれど
許すことで未来は変えられるかも知れない
独白
すれ違う心と心 重なり合わず反発するだけ
イコールにはほど遠い 悲しみの条件反射
悲劇ぶるのは良くないことと
わかっていても こみあげる切なさ
時間が解決してくれる…
そう信じて
独りの部屋 メッセージ待っている
砂の城 波にさらわれ 崩れていくのただ見つめるだけ
ベクトルなら一直線 思いとは逆方向へ
人それぞれの個性があって
人それぞれの感じ方 切ない
否定も肯定も出来ない…
でも信じる
孤独な時間 メッセージ出せなくて
人間は独りなのに独りでは生きられない
悲しい生き物
孤独な時間 メッセージ出せなくて
独りの部屋 メッセージ待っている
晴れるかな
晴れるかな きっと明日は
晴れるはず だから明日は
停滞中の低気圧 今日も梅雨空
空回りする心の叫び
助けを求めてる
ほら 見上げてごらん
夜空の片隅に 星ひとつ
そっと教えてくれるよね
生かされていることの 素晴らしさ
晴れるかな きっと明日は
晴れるはず だから明日は
勢いを増す高気圧 気分を変えよう
目覚めた時に感じたいよね
生まれ変われること
そう 信じてみよう
宇宙の片隅の この生命(いのち)
こんな小さな存在を
生かされているだけで 幸せと
晴れるかな きっと明日は
晴れるはず だから明日は
バンコクの夜
チャオプラヤー川に 沈む夕陽
川風が ほてった肌を少し和ませてくれる
お楽しみはこれから
夜は長い
甘い香りに抱かれて始まる
素敵な予感
バンコクの夜
チャオプラヤー川を 照らすあかり
見下ろせば ここは天空 夢のゆりかごよ
目に鮮やか タイフード
きらめくよう
素直な彩(いろ)に 染められ始まる
恋する瞬間
バンコクの夜
サワディー カップ! 微笑みがいっぱい
安らぐ思い 抱きしめ過ぎゆく
たおやかな時
バンコクの夜
五月相思
5月にしては肌寒い
それでも空は ただ青く
潮騒の音 心地良い
遠く沖行く 船ひとつ
とどまることを知らない
海鳥たちの群よ
果てない夢を追い続けても
許される 命の限り
ひたすらに行けばいい
誰のためではなく
自分を信じて…
5月になると思い出す
幼い日々のぬくもりを
独りになってしまっても
いつでも海は ただ青い
かけがえのない出逢いと
別離(わかれ)織りなしていく
必然と言う 偶然だから
受け入れた 命の果てに
見えるかも知れないよ
誰のためでもない
夢見た自分を…
この日、この時…
少し安売りになってしまうかな?
でも “ありがとう” “ありがとう” “ありがとう”
君と出逢えて 本当に僕は幸せ者だよ
あっという間の1年に 自分でも驚くんだ
だからこそ 感謝の気持ち 大切にしたい
一瞬 一瞬を感じながら
やっぱり僕には君が必要さ
そう “ありがとう” “ありがとう” “ありがとう”
同じ思いでいてくれたのなら 嬉しいけれどね
あっという間の1年の スピードは増すばかりさ
だからこそ 2人の時間 大切にしたい
重ねる時間は 愛おしいよ
仕合わせ
笑って手を振る 見えなくなるまで
それが最後とわかっていても
この世で出逢えた人だから
心をこめて送りたい
流れゆく季節
春 夏 秋 冬
そのスピードは増すばかり
そして また独り…
運命を受け入れて
たじろがないで 今を生きる
仕合わせを信じて
微笑みひとつで 誰もが穏やか
わかっていても 冷たい視線
この世で出逢えた人なのに
心を閉ざし 目を閉じる
流れゆく時間
春 夏 秋 冬
そのスピードに負けないで
明日はふたりかも…
運命に逆らわず
笑顔つなげて 今を生きる
仕合わせを信じて
運命の巡り合わせ
それを 仕合わせ と呼ぶのです
さよならワイキキ
さよなら ホノルル 蒼い空
穏やかに過ぎる ハワイアンタイム
優しい風に 心洗われて
ひとときの幸福
ありがとう マハロ
蘭の香りを想い出したら
きっと戻れる 甘い想い出
ホノルルの時間(とき)
さよならワイキキ 蒼い海
しなやかな唄は ハワイアンソング
言葉を超えて 伝わるパッション
永遠のぬくもり
ありがとう アロハ
潮騒の音 想い出したら
きっと戻れる 熱い出来事
ワイキキの時間(とき)
マイ ハニー マイ バニー
君の名は“バニー”
マンハッタンに流れ着いた女
ブロンドのカーリーヘアーがセクシー
誰もがふり向く 素敵な娘
ブロードウェイからサードアベニュー
いろんなウワサが飛び交うけれど
まるで他人事(ひとごと)のよう
謎の微笑みかえすだけ
マイ ハニー マイ バニー
最高の女
君はなぜ“ハニー”
マンハッタンが似合い過ぎる女
くちびるでハリケーンをよぶよ
とらえようのない 不思議な娘
アップタウンからダウンタウンまで
サブウェイマジック いつもショータイム
誰も許してしまう
謎は深まり ラビリンス
マイ ハニー マイ バニー
クセになる女
マイ ハニー マイ バニー
マイ ハニー マイ バニー
ホノルル シティ ライツ
そよぐ風のメロディ 街に流れて
常夏の島 ココナツの香り
眠り誘うささやき 夜の始まり
夢はこれから ときめきの予感
ホノルル シティ ライツ 君を想えば
ホノルル シティ ライツ 帳がおりる
色とりどりフラワー 街に溢れて
ウクレレの音 鳥とハーモニー
運ぶ風のトレモロ 夜は静かに
見下ろす街に 煌めく幸せ
ホノルル シティ ライツ 君を想うよ
ホノルル シティ ライツ 愛の言伝
タンタラスの丘から 心込めて
NYC 3月
雪まじりの冷たい雨
君と出逢えた マンハッタン
新しい想い出が またひとつ増えていく
生活(くらし)の距離感さえ
心地よいから不思議だね
摩天楼の片隅に 微笑みの花
春はもうすぐ…
心細い夜を重ね
ふたりいつしか ひとつになる
懐かしいぬくもりに 包まれて永遠に
生活(くらし)は今のままで
作っていける気がするよ
摩天楼を見上げれば 聴こえてくるね
春の足音…
楽園
君がいれば どこだって楽園
こもれびの中
そよぐ潮風 揺れるハンモック
微笑めば“アロハ”
素敵な挨拶
ゆっくり流れる時間(とき)
そこはどこ?
君という名の 楽園
君とふたり いつだって楽園
小鳥(とり)のさえずり
木々のささやき そっと口づけて
自然さえ“マハロ”
素敵なもてなし
愛しき安らぎの島
ここはどこ?
君という名の 楽園
夜間飛行
都会(まち)に散らばる宝石たちに
空から涙をこぼしたい
最後の恋は最初の恋
この想い もう届かない
サヨナラをそっと呟けば
あなたは遠い彼方
明日の朝は 異邦人の私
哀しみの ナイトフライト
記憶の糸を手繰り寄せても
どこまでいっても解けない
最初の恋は最後の恋
頑なな心せつない
想い出はいつも残酷な
メッセージとなるから
生まれ変わって 異邦人の私
明日への ナイトフライト
生まれ変わって 異邦人の私
明日への ナイトフライト
“ありがとう”しか言えない
すれ違う心と心 仕方ないのかなぁ
この思い伝わらなくて はがゆいけれど
楽しい時間に“ありがとう”
出逢えたあなたに“ありがとう”
これからの幸せ ただ祈るよ
隣に僕がいないとしても…
時はただ残酷だけど 受け入れなくちゃぁ
いつだって願っているよ 微笑んでいて
重ねた時間に“ありがとう”
出逢えた奇蹟に“ありがとう”
想像もできない 明日からが
隣に君がいない現実…
素直な気持ち伝えたい
“ありがとう”しか言えない
僕から君へ
粉雪の慕情
空港ロビーの喧騒から1時間
漆黒の空を飛ぶジェット
街の灯りが ちらちら
窓には白く ちらちら
初めて降り立つ街は
生まれた国から遠く離れた街
眠り薬のように ビールを一杯飲んで
どんな夢が見られるだろう
朝までのあいだ…
吐く息は白く 石畳に靴の跡
クリスマス色のドレスデン
行き交う人は スマイル
言葉なくても通じ合う
初めてだけれど どこか
懐かしい気持ち 子供に戻ったよう
真似してホットワイン 心まで温かいね
どんな夢も叶う気がする
12月の魔法…
恋人達の島(ヴェネツィアの夜)
探しあてよう 恋のチカラで
今宵あなたと始まるラブ・ストーリー
どこから聴こえてくるのだろう
片隅から カンツォーネ
恋人達のための唄
運河にともる灯り 夜風が心地いいね
夜空(そら)には満月 不思議な予感
出逢えた2人 ワインで乾杯!
ティ・アモーレ ティ・アモーレ
追いかけないで 私のことを
逃げたりしない 離れられない
教会の鐘が時を告げる
片隅から 甘い香り
恋人達の 吐息のせ
運河に揺れるシルエット 月光のスポットライト
2人のカーニバル ヴェネツィアの夜
永遠の愛 誓い合いましょう!
ティ・アモーレ ティ・アモーレ
everyday
毎日が新しい日 毎日が笑顔の日
幾つになっても発見はあるから…
うまくいかない 昨日今日
明日を考えるとブルーになる
それでも生きているのだから
明日は必ず訪れる
どんな時だって 同じ毎日なんてないよ
思い届けと願えば 少しは前進できるはず
一歩一歩積み重ねれば 行けない場所はない
幾つからでも大丈夫 遅い事はないんだ
毎日が新しい日 毎日が笑顔の日
幾つになっても発見はあるから…
通い合えない 昨日今日
すれ違うだけの日々 積み重なる
信じる強さ忘れないで
思いは必ず届くから
分かりあえるはず 誰もが同じわけないんだ
認められない時にも 焦らず優しくなればいい
可笑しくなって許しあえるさ あの頃みたいにね
どんな人にも その人の良さがあるのだから
毎日が新しい日 毎日が笑顔の日
幾つになっても発見はあるから…
サンフランシスコ レインボー
サンフランシスコで見る虹は 心と心を繋ぐ架け橋
何で人は傷つけあうんだろう
傷つけられるのが恐いから
その前に傷つけてしまう
誰にだって優しくいたい
誰だってそう思っているはずだよ
なのに人は…
どんな時でも笑顔でいるって難しいけど
すれ違う人は みんな小さな幸せ楽しんでる
素顔のままで生きられる場所で
いつも人は失くした後に知るよ
失くしてしまったもの その価値を
誰だって悪い人じゃない
責めることは簡単だけど
自分にも未熟さはあるのだから
なのに人は…
どんな時でも認め合えるって難しいけど
青空のように みんな清々しいほど澄んだ瞳(ひとみ)
心のままに生きられる場所で
サンフランシスコで見る虹は 笑顔と笑顔を繋ぐ架け橋
もう一度 微笑みあう日のために
小さな想いのすれ違い
積み重ねていく日々の果て
伸ばした手を振り払う簡単さ
分かりあえない心と心
切な過ぎるね 仕方ないのかな
待っているよ 思い出してくれるまで
誰が悪いわけじゃない
出逢えたことは真実だから
もう一度 微笑みあいたいだけ
忘れることって難しい
時を重ねていけばなお
伸ばした手のぬくもりを忘れない
どうすればいい 答えが出ない
僕の思いは届かないのかな
信じてるよ 分かりあえないわけない
君は君の人生を
歩んで欲しい 応援してる
もう一度 微笑みあう日のため
生きている、生かされて
生きている、生かされて 生きている、生かされて
今を大切に 今を抱きしめ
小さいけれど 愚かだけれど
自分を知り 他人(ひと)を知って
わかちあい 慰めあって
涙は微笑みに 悲しみは喜びに
年を重ねるって悪くはないね
ほんの少しずつだけど 何かが分かってくるから…
生きている、生かされて 生きている、生かされて
分かりあうことの 難しさ知り
傷つくけれど 落ち込むけれど
自分に問い 他人(ひと)を思い
信じよう 信じて欲しい
言い訳を重ねても繰り返す同じ事
年を重ねたって復習出来ない
だから人間なんだと 優しく思いやりたいね
生きている、生かされて 生きている、生かされて
ひとり京都
そぞろ歩いて 鴨川 夕風 木屋町あたり
八坂神社にお参りしたら
祇園でちょっと一杯ひっかけようか
酒のあてなら 京風味いろいろ
ひとり京都も おつなもの
ひとりが似合う 京の街
夜の帳に 三条大橋あかりにかすむ
南座帰り 和服の女(ひと)の
匂いが香る 薄墨桜
お寺の鐘が時告げて はんなり
ひとり京都に 酔いしれる
ひとりも似合う 京の町
ひとり京都も あたたかい
ひとりにしみる 京なまり
笑って死ねたら
“ありがとう”って素直に言える
そんな日々を重ねていけば
悲しい事も 恨んだ事も
帳消しになるはず
文句を言いたくなるような時には
そっと笑えば
心安らぎ 受け入れられる 人間同士
認め合いたい 君と僕
生きてる今を大切に
生かされている事に 感謝して
最期の時は 笑って死にたい
笑って死ねたら もうそれでいい
“ありがとう”って伝えるこころ
出逢えた人 思い描いて
悲しい事と嬉しい事は
背中合わせだから
優しい気持ちを忘れずに
立場を変えて
相手の思い 受け入れようよ 人間だから
分かりあえるさ 君と僕
生きてる今に感謝して
生かされている事を噛みしめて
最期の時は 笑ってしにたい
笑って死ねたら もうそれでいい
その笑顔 きっと永遠…
ええねん
縁を繋ぐも切るも 決められていたことだもの
きっと ええねん だから ええねん
笑顔でアホ言うてられる みんながいるから
出逢えたことに 感謝だよ
天満あたりの小さな店で 今夜も乾杯!
大阪 好きやねん
たこ焼き 好きやねん
縁は異なものだから 面白うて面白うて
だから ええねん きっと ええねん
人生ナンボのもんだと 考えられるよ
気にしていたら はじまらない
道頓堀に 梅田堂山 酒ありゃ楽しい!
大阪 好きやねん
串揚げ 好きやねん
お好み 好きやねん おうどん 好きやねん
昆布も 好きやねん どて焼き 好きやねん
優しさ 好きやねん 全部が 好きやねん
ゴーサイン(53!)
君の瞳に映る夢は
幼い頃と変わってしまったのだろうか
年を重ね 時を重ね
その速さに驚き気付くけれど…
今の自分がみたい夢
今の自分が持てる夢
遅いなんてことはないはず
いつだって ゴーサイン
今からが ゴーサイン
立ち止まるには 早過ぎる
君は自分を年だからって
夢の扉を開けぬまに閉めていたのかも
時は流れ また巡るよ
その速さは違うと気付いて欲しい
明日の自分を変える事
笑顔の自分になれる夢
競うなんてことは意味ない
その時が ゴーサイン
焦らずに ゴーサイン
立ち止まるのは 簡単さ
いつだって ゴーサイン
気にせずに ゴーサイン
立ち止まるには 早過ぎる
雨のセントラルパーク
目と目でかわす微笑みだけで
心が和む優しい気持ち
冷たい雨も何故か嬉しい
ひとり歩きのセントラルパーク
何年振りのパークアベニュー
感じるパワー あの日と変わらず
大好きな街 ニューヨーク
戻って来たよ 約束通り
寄せては返す人の世の波
それでも人は生きていかなきゃ
冷たい雨は知っているから
傘はささずにセントラルパーク
動物園は静寂の中
子供の声も聴こえない
いろんな顔の ニューヨーク
天気予報じゃ 明日(あす)は青空
雨にかすんだ 摩天楼
光る草つゆ セントラルパーク
巴里物語
ボンジュール!
ギャルソンの優しい微笑み
カフェで独りコーヒー 心が和む
忘れるための旅だから
少し冒険してみよう
メトロでルーブル モナリザに逢いに行こう
夜はちょっとオシャレして
レストランでシャンパンとジビエ料理
ホントは二人で来たかった
強がってみるけれど…
そんな 私の 巴里物語
ボンソワール!
シャンゼリゼはトリコロール・カラー
冷たい風やさしく 頬をなぜてく
ひとり歩きの旅だけど
強がりじゃなく微笑んで
夜のエッフェル塔 キラキラと光放ち
シャンパンの泡のよう
気分は きっとあの頃のマドモワゼル
これから一人で生きていく
いつだって自然体…
それが 私の 巴里物語
国際ターミナルステーション (セント・バンクラス国際駅)
涙の別れ 笑顔の出逢い
それぞれの思いを乗せて 列車はホームを離れる
霧の街からトンネル抜けて
行き過ぎる景色に何故か
生まれた街並み 重ねあえ…そう
11月のロンドン 吐く息は白く
クリスマス前の 光踊る ピカデリーサーカス
劇場内の熱気 スタンディングオベーション
SA-YO-NA-RA See you again
まるで映画のワン・シーンのよう
列車の窓越しに思う 人の優しさとぬくもり
霧の街から海峡越えて
終着駅で待つ人に
飾らぬ想いを 伝えたい…から
11月のロンドン 色づく街路樹
懐かしいくらい 心躍る ボンドストリート
いちかどこかで聴いた アンダーグラウンド・ミュージシャン
SA-YO-NA-RA See you again
not alone
ひとりじゃない 空が見てる
ひとりじゃない 星が見てる
ひとりじゃない 風が見てる
ひとりじゃない 誰もが…ひとりじゃない
あと一歩 その一歩 だけどそれが出来なくて
背中押されても たじろぐ自分 情けないけれど
見上げてみよう夜空を 星たちが教えてくれるはず
踏み出せない一歩は 君だけではないよ
一緒に踏み出そう
見えない絆で結ばれている 僕たちだから
近くても 遠くても きっとそれは言い訳さ
想いすれ違う街の景色は 見方で変わるよ
見上げてみよう夜空を 風たちが教えてくれるはず
目覚めた時 空には眩しい陽の光
必ず朝は来る
見えない絆は力となって 僕らをつなぐ
ひとりじゃない 空が見てる
ひとりじゃない 星が見てる
ひとりじゃない 風が見てる
ひとりじゃない 誰もが…ひとりじゃない
ひとりで…
ひとりで生まれ ひとりで死んで
それでもひとりじゃ生きられなくて
寂しくて 切なくて
誰かの愛にすがりたくて…
だから ひとりを受け入れて
そして ひとりで死んでいく
この世に起こる 全ての事は
喜び 悲しみ くり返すけど
与えては 裏切られ
それでも人は ただひたすら…
いつも 誰かを思っては
きっと 自分を生きていく
ひとりで生まれ ひとりで死んで
それが人生 証だと…
アオザイの女(ひと)
けだるい午後のまどろみの中
一瞬の川風
街にはスコール 心洗うスコール
遠い異国の街角でみる夢は
幻か現実か
アオザイを着た美しい女(ひと)
蓮の花の刺繍が風に揺れているよ
僕の目の前を横切っていく
かすかな香りをふりまいて…そして眠りにおちる
寂しげな目が微笑んでいる
遠い日の出来事
流してスコール 急ぎ足でスコール
色とりどりの花たちが咲き乱れ
天国の花園か
アオザイを着た美しい女(ひと)
アジアなのか それともヨーロッパの街か
僕は錯覚に陥っていく
教会の鐘が時告げて…そして夢からさめる
どこか懐かしい街 ホーチミン
僕を惑わせる アオザイの女(ひと)
ともだち
あなたといると 笑顔になれる
あなたといると 優しくなれる
空の青さも 海の深さも
生きてることに 素直になれる
お酒を飲んで たくさん食べて
話をしよう 未来(あした)の話
過ぎた季節に 感謝しながら
あなたといると 元気になれる
あなたといると 無邪気になれる
どこまで続く 道をゆっくり
好奇心持ち 歩いていこう
乾杯したら 唄って騒ぎ
疲れたならば 眠ればいいさ
友達同士 ぬくもりの中
あなたがいれば 幸せになる
あなたがいれば 強くもなれる
出逢えたことは 偶然じゃない
出逢えたことは 必然だから
らしく
人と比べ始めたら きりのないこの人生
傷つけあって生きることより
認めあって生きていきたい
自分で自分好きにならなきゃ
ほめてあげよう 生きてることを
100人いれば 100人の顔
1000人いれば 1000人の顔
僕らしく 君らしく 誇りを持って
小さな人生 当たり前の笑顔
難しくはないんだよ 人間は分かりあえる
その生き方を否定するのは
自分のこと好きじゃないから
ゆっくりでいい 前へ進もう
話してみよう 素直なおもい
100人いれば 100人の声
1000人いれば 1000人の声
僕らしく 君らしく だから楽しい
出逢いと別れが 織りなしてく人生
僕は僕 君は君 だから繋がりあえる
僕は僕 君は君 やさしくなれる
白いカーネーション
少し遅れた桜が咲いて
今年も葉桜の季節
慣れないけれど
ひとりぼっちと上手く付き合う
一年の日々
夢を見ました 涙のあとが
それでも始まる一日
何度言っても言い足りないけれど
“ありがとう”
またどこかで逢える日まで
心 伝えて
小さな写真 見守る人よ
素直な想い重ねてく
いつになったら受け入れられる
時間なら
そう 止まってる
夜が明けたら朝が来ること
空から教えてくれるね
その花束は 白いカーネーション
“ありがとう”
また必ず逢える日まで
心 つなげて
チェンマイから
遠い日の記憶呼び覚ますような
あたたかい色 やさしい声 懐かしい音
山から吹く風は 幸せを運ぶよう
初めての街なのに チェンマイ
生まれた街のよう
両手を合わせて チェンマイ
“ありがとう”のほほえみ
バザールの喧騒 夜は終わらない
いとおしい人 おいしい味 おもいだす夢
人生は織物 紡がれて彩られ
穏やかな祈り込め チェンマイ
静かに過ぎて往く
両手を合わせて チェンマイ
ほほえみを“ありがとう”
両手を合わせて チェンマイ
“ありがとう”のほほえみ
両手を合わせて チェンマイ
ほほえみを“ありがとう”
ここから伝えたい…
テレビで初めて見る光景は 悲しみに包まれていた
それでも小さな生命(いのち)懸命に
誰もが助け合い支え合い生きている
今ここで何も出来ない自分がいて はがゆいけれど
その思いだけは 伝えたい 伝えられるはず
ひとりじゃない 誰だって
テレビが伝えている現実は 想像をはるかに超える
突然 生命(いのち)でさえも奪っていく
為す術ないなんて 誰だって信じない
今だから出来る何かを繋げようよ 思いを重ね
チカラになるはず 伝えたい 伝えられるから
諦めずにいて欲しい
朝が来ない夜はないから…
ひとりじゃない みんながいるから…
裸心 (らしん)
もう何もかも棄て去るがいい
そう裸になるがいい
生きてくことは生かされること
気付かないまま過ぎてくけれど
すれ違ってく心と心
愛すれば愛するほどに…
傷つけあって罵りあって
人は忘れる 一度思ったその感情を
信じる思い いたわる心
教えて下さい
失くしてしまうのは 不義理でしょうか
メールの文字が感情もなく
ただ虚しく突き刺さる
楽しい日々もただのまぼろし
醒めていく心 簡単ですね
積み重ねても崩れてしまう
愛すれば愛するほどに…
出逢ったことが偶然ならば
別れることは必然なんだ そう思いたい
明日を生きる笑顔のために
そう思わなけりゃ
ふてり過ごした日々 無駄になるから
それでも時間は過ぎていく
ただ平等に
1秒ごとに時を刻んで…
TA-SU-KI 2010
君の想いが僕へと続き
僕の想いが君へと続き
その思いは未来へと続く…
限りない人の世を信じるならば
心に描こう 美しい地球
自然に抱かれて生まれ来る生命(いのち)たち
涙の果てには たくさんの笑顔あふれるはず
生きるもの全て 手から手へ繋げていこう
想い想いの色の TA-SU-KIを
次の時代へ!
今ならば間に合うよ 信じてみよう
心に描いた 美しい地球
生きる素晴らしさ全身で感じれば
限りある自然壊すことなんて 出来なくなる
伝えていかなきゃ 手から手へ願いを込めて
想い想いの色の TA-SU-KIが
未来を創る!
君の想いが僕へと続き
僕の想いが君へと続き
その思いは未来へと続く…
香港慕情
覚えてますか? 海沿いホテル
街の灯りが星屑のようでしたね
すれ違う人 その懐かしさ
何年振りの この街の風景
どこからともなく香る匂いは
ジャスミンなのか 甘い記憶を運んでくれる
いつしか慣れた ひとり旅です
それでも心揺れるのはなぜ
香港 香港
優し過ぎる 潮風よ
映画のような再会なんて
ありはしないと思ってはみるけれども
無意識のうち追いかけている
面影すらも想いだせないのに…
どこからともなく聴こえる声に
振り向いたのに 見知らぬ人の微笑みばかり
ひとりに慣れた食事だけれど
今夜はなぜか心寂しい
香港 香港
雑踏の中 忘れたい
幸せな嘘
話したい事は まだまだいっぱいあって
それでも何も話せなかったから
幸せであるための 幸せな嘘
微笑んで返せば あとは時の流れにまかせるだけ
間違ってはいなかったよね
答えがないのが 答えだと信じてる…
現実はいつも 平凡に手を挙げるけど
強くはなかった 生きていくために
幸せでいるための ささやかな嘘
演じればいいんだ きっと時の流れが解決する
わがままだと分かっていたさ
自分ひとりでは 何も出来なかったのに…
幸せであるための 幸せな嘘
幸せでいるための ささやかな嘘
時の流れに消えていくだけ…
葉桜の季節(父と母へ)
言葉の数々 声に出して言えない事を
素直な思い届けたいから
風にのせて 空の彼方まで
葉桜の街 新緑に抱(いだ)かれ
季節は春から夏へ
初めて触れた そのぬくもり
まだ微かに覚えてる
ありがとう ありがとう 言い足りないけれど
ありがとう ありがとう 何度も何度も 僕は言いたい…
幾つになっても 母の匂い忘れられない
父と遊んだ幼き日々も
昨日のように想い出されるよ
五月の街は 温かい優しさ
時間は ただゆっくりと
初めて知った 人の絆は
そう 永遠つないでる
ありがとう ありがとう 言い足りないけれど
ありがとう ありがとう いつでもいつでも 僕は心で…
ありがとう ありがとう 僕を産んでくれて
大好きな 大好きな 葉桜の季節
その日は晴れていたのでしょうか?
その日は晴れていたのでしょうか?
五月の記憶 知っている人も今はなく
あれから何年 時は流れ 季節は巡り
出逢いと別離(わかれ) 笑顔と涙
それでも変わらない 貴方を思う気持ち
またどこかで逢えるはず
絆で結ばれているから
その日は晴れていたのでしょうか?
期待と不安 それぞれの思い 空に消え…
生まれくる命 時の中でくり返してく
消えゆく命 人の世の常
それでも忘れない 貴方と出逢った五月
そう 生きているこの瞬間
絆を感じられているから
その日は晴れていたのでしょうか?
私が生まれた五月のある日…
逢える…
きっといつかは きっとどこかで きっとかならず
きっと きっと きっと 逢える…
一つ二つ 悲しみを重ねる度に 人は知る
幸せの有難さ 当たり前の日常を
ぬくもりは遠くても 感じられるあたたかさ
目を閉じればいつもいる あなたの懐かしい笑顔
あの星ですか?
この風ですか?
その花ですか?
この世の全てに抱(いだ)かれて
きっといつかは きっとどこかで きっとかならず
きっと きっと きっと 逢える…
夜が明ければ朝が来る 雨が止んだら晴れわたる
前向きな生き方を どんなときも忘れずに
落ち込んで辛くても 生かされている だからこそ
目を閉じればそこにある あなたの優しさと愛が
あの虹ですか?
この雨ですか?
その草ですか?
この世の全てを手のひらに
きっといつかは きっとどこかで きっとかならず
きっと きっと きっと 逢える…
alive
立ち上がれ!立ち上がれ!その先へ!!その先へ!!
一歩下がっても 二歩進めばいいから…
夢と現実 突きつけられて 迷うだけの日々に
自信なくして 生きる意味を失うけれど
誰にだってチャンスはあるし チカラもある
だから 発想の転換 マイナスをプラスに変えよう
“人生”と言う名のリングでの試合
倒れても倒れても 最期の時までタオル投げずに
立ち上がれ!立ち上がれ!その先へ!!その先へ!!
一歩下がっても 二歩進めばいいから…
生かされている ただそれだけで幸せなのだから
人と比べてみたりせずに 自分を楽しもう
スピードなんて 人それぞれでいいのだから
きっと 笑顔はビタミン マイナスはプラスに変わるよ
“人生”と言う名のリングでの試合
倒れても前向きに 最期の結果を信じてみよう
立ち上がれ!立ち上がれ!その先へ!!その先へ!!
一歩下がっても 二歩進めばいいから…
冬のうた
白い世界に街の色を変えていく
空から舞い降りる 無数の真珠
今年もそんな季節 あっという間だな…
また一緒に こうして2人
居られる事に感謝をしたい
クリスマス・ツりーの点灯式で
駆け足になる時間
凍える身体に心を重ね
笑顔で一年終わらせようね
子供のようにはしゃぎたいよ 不思議だね
誰もが愛おしく思える瞬間
このまま止めてみたい 魔法使いなら…
また一緒に 来年も2人
居られる事を祈っていたい
ペイブメントは ほのかなブルー
ぬくもりの冬の色
木枯らしに抱かれ春の足音
耳を澄ませば聴こえてきそう
ブラックスワン
それぞれが思う価値観は それぞれに違っていいはず
なのに いつも押しつける
同じでなければ可笑しいと言う 決めつけ
君は君 僕は僕 生きていくことは
伝説ではなく 真実
目の前にある事さえ信じられないという
深刻な 現実
だけど 大空にはばたけ ブラックスワン
本当の自分を教えるために
いつの日も人は多数決 それなりの生き方を知るよ
だから いつも責めたてる
崩れていくのは他人のせいだと 言いたげ
君は君 僕は僕 愛することは
運命のチカラ 必然
心と心重ねて結ばれていく絆
人間と人間
そして 大空を自由に ブラックスワン
本当の自分を隠すことなく
12月の交差
師走の街を駆け抜ける北風 今年もあっという間
誰もが実感する 微笑みと涙と憎しみの 交差
あぁ いつからだろう
12月になると こんな思いになったのは
そう 信じられないスピードで
人生は過ぎていくから
乗り遅れたら次はないトランジット 残され戸惑う人
誰もが怖れている 現実と未来と裏切りの 交差
何故 逃げようとする
12月の部屋は きっと独りを辛くする
そう 信じたくても
自分すら 見失ってしまうのだから
天使のささやき 悪魔の手招き
終わる事のない心の葛藤
でも 生きなきゃ 生かされている限り…
粛々と
お寺の鐘が時告げて 揺れる想いに終止符を打つ
ただひたすらに時流れ 静寂の中独り佇む
遠き日の人の心は 今よりも穏やかだったのだろうか
それでもきっと変わらない 一途な愛があったから
今 こうして人は生きている
京都 仁和寺 実相院
先人たちの夢の跡 踏みしむ落葉 色づきもせず
めぐる季節を映す池 千年の時 あの日のままに
遠き日の人の願いは 今よりもたおやかだったのだろうか
それでも今と変わらない 一途な夢があったはず
そう こうして人は生かされる
京都 醍醐寺 成就院
未熟だと諭してくれる 木々の声 優しく包み込むように
これから先も変わらずに 一途な愛を持ち続け
ただ 粛々と生きていけたなら
京都 鹿苑寺 退耕庵
重ね.....
君が見た夢と 僕が見た夢が 重なり合わなくて
君は背を向ける 僕は立ち止まる 切ないエンド・マーク
君は僕の小宇宙 往くあてもなく ただ 漂うだけ
知らないことが まだまだいっぱいあるのに
帰らなくちゃいけない 僕だけ独り
こんなに胸が苦しくなるなんて
想像もしてなかったよ
情けないね
ありがちな 事の顛末だけど…
やがて時が流れたら いい想い出に そう なればいいよ
星降る宵に いつかは笑えたらいいな
君の夢が叶うと信じていたい
どんなに遠く離れていようとも
君だけの小宇宙
大好きだよ
憎めない 不思議な人だから…
君が見た夢と 僕が見た夢が 重なり合わなくて
君は背を向ける 僕は立ち止まる 切ないエンド・マーク
十二月大歌舞伎
りびんぐでっど
宮藤官九郎 作・演出
横田あつみ 美術
伊賀大介 衣装
市川染五郎 中村七之助 中村勘太郎
中村獅童 中村橋之助 坂東三津五郎
中村勘三郎
2009/12/4 歌舞伎座
かの宮藤官九郎氏が初めて歌舞伎の作・演出を手掛ける話題の新作。
“くさや”と“ゾンビ”が大活躍!?
“マイケル・ジャクソン”と“スリラー”の蘇り!?
“日舞”いや“ヒップホップダンス”!?
“派遣社員”と“正社員切り”問題!?
“高齢化”と“少子化”問題!?
そして究極の“夫婦愛”
笑って笑って驚いて、結局最後はホロっとさせて…クドカン・ワールド満載の内容である。
この作品を歌舞伎と認めるか否かは観た人次第!?
演劇集団THE・ガジラ「大人の時間」
作/演出 鐘下辰男
出演 風間杜夫 梅沢昌代
有薗芳記 高田恵篤
酒向 芳 内野 智
2009/11/19ソワレ 吉祥寺シアター
“少年犯罪と、私たちはいかに向き合うべきか?”
鐘下辰男作品となれば、やはり社会派の骨太な作品である。
20年前に起こったある殺傷事件をきっかけに、隠れるようにひっそりと暮らす元高校教師夫婦。
そこにかつての教え子がクラス会を開こうと集まる。
やがてそこに、殺傷事件を起こした教え子が刑期を終えて顔を出す。
元教師はそのわだかまりの全てを、もう一度見つめ直そうとするのだが…。
少年犯罪やいじめや2チャンネルの書き込み、そして生と死…暗く重苦しい、それぞれが抱える思いがクロスする舞台。
しかし、「それでも人間は再生しなければいけないんだ!」と言うメッセージが強く心に響く。
鐘下作品にしては、時折の笑いもあったのは新発見。
前半が、よりスッキリとすれば良かったかなぁと。
そして、ラストでの出演者達が本音をぶちまけるシーンは迫力があり、観ている方も思わず力が入ったのだが、個々の感情の高まりが強さのあまりちょっと散漫になっているようで、私的には残念。
元教師役の風間杜夫氏の他を圧倒するセリフ回しは何度観ても素晴らしいし、耳障りが心地良い。
妻役の梅沢昌代さんは、彼女でなくては出来ない演技力とその世界観に拍手!
再演を望みたい作品。
CRY FOR.....
誰かのぬくもりを必要とする
そんな夜に誰もいなくて
終わった恋の検証作業
なんてクールな 自分なんだろう
強がりor弱虫 いきがりor純粋
どこで書き間違えたストーリー
おもいもしないエピローグ
あんなに あんなに 愛し合ったのに
だから CRY FOR ME
そっと私を 眠らせて
夜空を飾る星 流星となり
そこかしこで願いをかける
誰もがみんな ペシミストだと
信じたくなる だけどプリテンダー
いいわけor正直 捨てばちor成長
きっと幾つになっても繰り返す
復習しない愚か者
どちらも どちらも 大差はないはず
だから CRY FOR YOU
そしてあなたは 自由な身
CRY FOR ME あなたは私のために.....
CRY FOR YOU 私はあなたのために.....
もうすぐ夜が明ける
チアーズ!
春・桜
君と出逢えたあの頃を
想えば胸が熱くなる
戻れはしない 日々だけど
今宵は夜桜 花びら浴びて
チアーズ! 今でも君が 大好きさ
ロゼのワインで チアーズ!
夏・花火
ゆかた姿の君と僕
過ぎる時間は儚くて
夜空(そら)に一輪 咲く花に
願いを込めれば 永遠叶う
チアーズ! 可愛い君が 大好きさ
冷えたビールで チアーズ!
秋・月夜
深まる彩(いろ)に染まる街
今年もふたり 一緒だね
イチョウ並木は 金の鳩
まるで空からの 愛のメッセージ
チアーズ! 優しい君が 大好きさ
ジンをロックでチアーズ!
冬・雪野
凍える身体温めて
心を重ね 冬を越す
ただ一面の 雪景色
どんな色にでも 染められるけど
チアーズ! 素顔の君が 大好きさ
辛口日本酒(さけ)で チアーズ!
This is It
監督:ケニー・オルテガ
プロデューサー:ランディ・フィリップス
音楽:マイケル・ビアーデン
振り付け:トラビス・ペイン
2009/アメリカ映画
言わずと知れた、2009年6月に急逝したマイケル・ジャクソンの幻となったロンドン公演のリハーサルとその舞台裏を収めたドキュメンタリー映画。
100時間以上に及ぶ映像から編集。
監督は、ロンドン公演の監督を務めていたケニー・オルテガ。
大ファンと言うわけではなかった(そう言えば、日本公演には行ったっけ♪)が、やはりマイケル・ジャクソンは偉大な“KING of POP”だった…。
そのパフォーマンスは、リハーサルとは言え本番さながらの緊張感に満ち溢れており、彼自身のプロフェッショナルな部分と温かく優しい素顔が垣間見られる。
かつて聴いた懐かしくも新鮮なメロディーと歌声、どこか身体が覚えている振り付けに胸は躍るが、彼はもうこの世にはいない…それが切ない。
当たり前なのだが、リハーサルではなく、ステージ衣裳を身にまとい、多くのオーディエンスの前でパフォーマンスをする、ロンドン公演本番のマイケル・ジャクソンを観てみたかった。
作品の出来が良いとか悪いとか言うのではなく、最期の美しく輝いたマイケル・ジャクソンを観られた事に感謝をしたい。
映画を観終わった後に拍手をしたのは、ホント久しぶり…。
★★★★☆
Party is Over
パーティーが終われば 幕が下りる
それぞれの想い重ねながら 夜も終わる
涙する人 微笑む人
出逢えた事に 拍手しよう
優しい雨に濡れながら 夜明けのペイヴメント
ぬくもりのベッドと愛しい夢
あの日がクロスする
Good-Bye! Sweet Days
僕らは 若かった…
永遠はないと分かっていても
現実を前に 行き場のない惑う心
あの頃のまま変わっていない
見た目だけなら変わったけれど
激しい雨を思い出し 夜明けのパーク・アベニュー
怖いモノなんて 何も無かった
あの日に戻ろうよ
Hello again! Cool Days
僕らに 待っている…
Paty is Over 最期は独りになるのだから…
グランド・セントラル・ステーション
喜びと悲しみが交差する プラットホーム
行き交う人は ただ急ぎ足
星に導かれるように この街に集まり そして散って
列車はあてのない旅へと発車する
グランド・セントラル・ステーション
それぞれの人生を 人は生きている
だから 自由でいいはず…
手荷物はいつだってないがいい ケ・セラ・セラだよ
微笑み合えば穏やかになる
きっと互いの言語なんて意味のない事だと 分かるはず
列車は止まらない旅へと走り出す
グランド・セントラル・ステーション
それぞれの人生は 終着駅往き
だから 自由な旅路を…
グランド・セントラル・ステーション
人は 誰も皆 自由な旅人
またね!
サヨナラじゃなく“またね!” 涙じゃなく笑顔で サヨナラじゃなく“またね!”
今度いつ逢える? もう二度と逢えないような気がして
ちょっと甘えてしまう 離れた距離が とても切ない
恋はいつも天邪鬼 シーソーゲームは
嫌だって 分かっているのに…ねっ
かけひきなんてしたくない
大好きな大好きな
あなただから
きっと通じてる 信じてるのに素直になれない
お互いの夢のため 離れた距離は きっと正解
言いきかすけど 折れそうな気持ちが悔しい
その笑顔 分かっているのに…ねっ
強くなれない私でも
心から心から
感謝してる
サヨナラじゃなく“またね!” 涙じゃなく笑顔で サヨナラじゃなく“またね!”
GARDEN
澄んだ空気に目覚めた朝は
少し早起き 部屋を飛び出そう
出勤前の僅かな時間
新鮮な景色 まるで旅人
心和ます 緑は GARDEN
ふと気が付くと 都会(まち)中 GARDEN
発見者のよう こらせば GARDEN
ほんの10分歩いてみたら
驚きいっぱい 住み慣れた街も
部屋と駅との往復ばかり
一本路地裏 歩いてみよう
見上げる都会(まち)に 緑の GARDEN
見下ろす都会(まち)も 緑の GARDEN
小さくたって どこかに GARDEN
地球に優しい 気持ちは GARDEN
心に描く 笑顔は GARDEN
世界に緑 作ろう GARDEN
独りのススメ
昭和の恋をひきずるように
あれから恋も出来ないままに
年月(とき)の流れは思いのほかに
気がつきゃ こんな年になる
日がな一日海を見て
日がな一日酒を飲む
それでもいいか 独りもいいか
強がりじゃなく そう思う
昭和の夢は今でも同じ
見た目とハート逆行してる
年月(とき)の流れに逆らいながら
無駄な抵抗してみたい
自伝書くよな事件なく
自伝書くよな苦労ない
それでも生きて 生かされている
感謝の気持 “ありがとう”
悩む力があるうちは
悩み続けて考える
想い出だけに頼らぬように
最期の川を 独りきり…
言 伝
見上げて見る 空の青さに
心躍る 子供のように
繋がっている 世界の空と
そう思えば 涙あふれる
長い歴史を積み重ねて
今ここにいる ひとつの奇跡
感謝しなくちゃ
生きているんだ…
この空がこの空のままで
いつまでも いつまでも
変わらないでいて欲しい
そのために出来る事
子供たちに 伝えよう
寄せる思い 海の青さに
瞳キラリ 無邪気なままに
繋がっている 世界の海と
すくってみる 掌の中
長い歴史は 姿変えて
警告をする まだ間に合うと
信じてみよう
未来のために…
この海がこの海のままで
限りなく限りなく
変わらないでいて欲しい
今出来る事 その全て
子供たちに 残さなきゃ
この空がこの空のままで
いつまでも いつまでも
変わらないでいて欲しい
そのために出来る事
子供たちに 伝えよう
この海がこの海のままで
限りなく限りなく
変わらないでいて欲しい
今出来る事 その全て
子供たちに 残さなきゃ
サマーウォーズ
監督 細田守
声の出演 神木隆之介 桜庭ななみ
富司純子 谷村美月 斉藤歩
2009/日本映画
アニメ「時をかける少女」を手掛けた監督の作品。
主人公の天才数学少年・健二(声:神木隆之介)はアルバイトで高校の先輩・夏希(声:桜庭ななみ)の田舎、長野県上田市へ一緒に行くことになる。
そこは、戦国時代から続く旧家。夏希の祖母(声:富司純子)の誕生日祝いで、大家族が集合しようとしていた。
そして事件が…。
ネット上の仮想都市“OZ”で人工知能が暴走して、現実世界も大混乱、地球破滅の危機!?
健二は、夏希の大家族らと共に格闘ゲームで“OZ”の人工知能と対決する。
果たして、彼らは地球を救えるのか!?
こうやってストーリーを書いていると、読んでもらった人に理解して貰えているのか不安になりますが(笑)、とにかく映画を観てもらいたい!
アニメでしか描けない“愛”“絆”“優しさ”そして“奇想天外さ”に大興奮!!
笑いと涙、感動の嵐!!!
山下達郎の主題歌と共に、爽やかな気持ちで映画館を後にしました。
★★★★☆
忘れないで僕のこと、忘れないよ君のこと
朝な夕な 君を想い
過ぎてく日々 涸れぬ涙
春の出逢い 夏の別れ
めぐる季節 人は何処(いづこ)へ
失ってみて 初めて分かる
その大切さ…
どんなに小さな事であっても
ずっと心に記憶しておくから
忘れないで 僕のこと
君の好きな 唄を唄い
君の好きな 酒で乾杯
秋の愁い 冬の光
めぐる季節 想い届け
失ってみて 初めて知った
帰らざる日々…
目に映る全て 無駄なことなど
ありはしないさ 愛おしい人の世
忘れないよ 君のこと
失ってみて 初めて分かる
その大切さ…
どんなに小さな事であっても
ずっと心に記憶しておくから
忘れないで 僕のこと
失ってみて 初めて知った
帰らざる日々…
目に映る全て 無駄なことなど
ありはしないさ 愛おしい人の世
忘れないよ 君のこと
怪談 牡丹燈籠
作 大西信行
演出 いのうえひでのり
出演 段田安則 伊藤蘭
秋山菜津子 千葉哲也
瑛太 柴本幸
梅沢昌代 松沢一之 西尾まり
2009/8/20 ソワレ Bunkamuraシアターコクーン
文学座1974年の初演以来、歌舞伎などでも上演されてきた人気演目。
愛と哀しみと憎しみ、そして愚かさ…その因果が生み出した男と女の人間模様を描いた脚本が、とにかく素晴らしい。
3時間近く(15分の休憩あり)の上演時間も、中だるみせず飽きさせない。
続きがあるなら、もっと観ていたいくらい…(笑)。
旗本の娘・お露(柴本幸)は、浪人・新三郎(瑛太)に恋焦がれ死ぬが、その後を追った下女のお米(梅沢昌代)
と共に幽霊となり新三郎の元に通うようになり逢瀬を重ねる。
その様子を偶然に見た新三郎の下働き・伴蔵(段田安則)は、その驚くべき真実を知り、妻のお峰(伊藤蘭)に打ち明ける。
そして物語は、色々な人間の因果を結び絡めながら、想像も出来ない展開をしていく。
劇団☆新感線を主宰するいのうえひでのり氏の演出なので、いつも通りの派手な衣装や装置、アクション等を想像していたのだが、良い意味で裏切られた。
時として分かりにくい場面もあったが、ひねりを効かせ小技を加えた演出に感心しきり。
演技人もそれに応え、段田安則と伊藤蘭の夫婦のやりとり、特に夫婦喧嘩のシーンの力の加減が男と女の機微を上手く表現していて、たいへん面白かったし、下女と夫婦の知り合いのお六の二役を演じた梅沢昌代のコメディエンヌ(あえてそう言いたい)存在感の拍手拍手!!
初舞台であった瑛太…ホント顔が小さい!まぁ、イマドキの青年で舞台映えのする顔の大きさの役者を探して来ようとしても無理なのかもしれないが(笑)。
人間は誰しも因果を背負って生まれて死んで、また生まれて死んで、そしてまた…
心に染み入るエンディングであった。
見守るから
遠くても 近くても きっと 見守るから
あせらずに マイ・ペース 夢は重なり合う
これまでの自分を思い悩むよりも
明日からの自分を思い描いてみよう
それぞれの個性は個性として
でも 受け入れられるものあるはず
さぁ 笑ってみよう 素直な心で
とまどいは脱ぎ捨てて
新しい世界へ 遅くないから
遠くても 近くても きっと 見守るから
あせらずに マイ・ペース 夢は重なり合う
独りよがりの時 指摘されるポジション
頑なにならずに 耳を傾けようよ
素敵なアドバイス 目からウロコ
そう ヒントはあちこちにいっぱい
さぁ 挑戦しよう 裸の気持ちで
やる前に諦めず
新しい出逢いが 待っているから
遠くても 近くても きっと 見守るから
あせらずに マイ・ペース 夢は重なり合う
哀 夏
ふわり ふわり どこからか君の声がしたよ
振り返ってみても誰もいない 風が吹くだけ
君と過ごした夏は 想い出の彼方
色んな事を教えてくれたね
初めての事ばかりだった
都会での遊びの数々…
卒業してから逢うこともなく
だけど いつだって忘れずにいた
君の笑顔とあの夏の日を
Good-Bye My Friend
出逢えたことに“ありがとう!”
Good-Bye My Friend
きっと いつかまた逢える日を信じて
遠い遠い所へと 君は独り先へ
心残りならば 痛いほどに伝わってくる
運命と決めつけてしまいたくはない
心の中に君は生きている
あの頃よりも もっと大きく
夏色に染められた思い
瞳を閉じれば思い描けるんだ
だから 君とまた逢える日がくる
出逢った頃の20歳(ハタチ)のままで
Good-Bye My Friend
もう少しだけ待っていて
Good-Bye My Friend
そして もう一度酒なんか飲もうよ
Good-Bye My Friend
出逢えたことに“ありがとう!”
Good-Bye My Friend
きっと いつかまた逢える日を信じて
どうして どうして
黄昏の街 美味しい食事
今頃 君は微笑みの中 それとも…
独りの部屋は 寂しいと思うよ
本当は 直ぐにでも行きたいけれど
どうして どうして 僕は君と愛せないの
どうして どうして 君は僕と愛せないの
こんなにも こんなにも 思い 真っ直ぐなのに
出逢いなら いつでも 後先があるね
分かっていても 受け入れられず 苦しい…
心のままに告白したならば
運命はどう変わる だけど怖いんだ
どうして どうして 僕は君と逢ってしまったの
どうして どうして 君は僕と逢ってしまったの
切なくて 切なくて 夜空 また見ているよ
どうして どうして 僕は君と愛せないの
どうして どうして 君は僕と愛せないの
こんなにも こんなにも 思い 真っ直ぐなのに
ディア・ドクター
原作・脚本・監督 西川美和
出演 笑福亭鶴瓶 瑛太
余貴美子 井川遥 香川照之
八千草薫
2009/日本映画
脚本が素晴らしい作品。
医大を卒業したての研修医、相馬(瑛太)が山あいの小さな村に赴任してきた。
そこには、村人たちから“神さま仏さま”と信頼される伊野(笑福亭鶴瓶)が医師として働いていた。
相馬は、いつのまにか彼の仕事ぶりや人間性に、尊敬と共感を覚えるようになっていく。
ある時、村びとの未亡人かづ子(八千草薫)が倒れ、そしてかづ子がついた“嘘”が伊野を動かす。
しかし、伊野にもずっと言えずにいた“嘘”が…やがて、その“嘘”が色々な人たちを巻き込んで思わぬ展開へ。
出演者それぞれの出番を、個性豊かに最高の演技を引き出す監督の演出力が際立つし、出演者もそれに応えていた。
途中、時間軸が分からなくなったり中だるみしてしまう箇所もあったが、ラスト・シーンの仕掛で全てが吹っ飛んだ…温かい気持ちに(笑顔!!!)。
★★★☆☆
楽屋 ~流れ去るものは やがてなつかしき~
作 清水邦夫
演出 生瀬勝久
出演 小泉今日子
蒼井優
村岡希美
渡辺えり
2009/6/9 ソワレ シアタートラム
舞台はチェーホフの「かもめ」を上演中のある劇場の楽屋。二人の女優が舞台化粧に余念がない。
そこに主演女優と、かつて彼女のプロンプターを務めていた若い女優が登場。“主役を返せ!”と若い女優が主演女優に詰め寄る。
二人の女優はその光景を見て…。
そして主演女優と若い女優は…。
笑いあり切なさあり、そしてチェーホフやシェークスピアの名ゼリフが散りばめられた清水邦夫作の名舞台。
女優の誰もが一度は憧れる作品だと言われているのにも納得。
渡辺えりの身体を張った演技が可笑しくも哀しい。
キョンキョンは芯の強い中にも可愛さを秘めた、まさに女優。
村岡希美は主演女優としてのプライドを表現。
蒼井優にはやっぱり薄幸が似合う!?
四人の女優のバトルの後味が心地良く、約1時間30分は緊張感を保てる最高の上演時間。
晴耕雨読
東の空のカーテンを 閉めずに眠りゃ
朝日と共に目が覚める
鳥の声 風の声
今日も一日始まるよ
自然のままに逆らわず
生きる力が溢れ出す
太陽の恵みに感謝
ありがとう!
眩いほどの みどり色
大地に揺れて きらきら光る木々や草
山の声 空の声
生きてるもの皆 美しい
不思議の中で生きている
知識はいつも 好奇心
降る雨の恵みに感謝
ありがとう!
何億光年離れても
星は教える 強さ儚さ その生命(いのち)
朝が来て 夜が来て
繰り返される 一日よ
当たり前だと思わずに
その大切さ 忘れずに
守りたい 碧い地球を
いつまでも…
太陽の恵みに 感謝 ありがとう!
降る雨の恵みに 感謝 ありがとう!
放浪記
作 菊田一夫
潤色・演出 三木のり平
演出 北村文典
出演 森 光子
山本陽子 米倉斉加年 有森也実
斉藤晴彦 大出 俊 山本学
2009/5/21 帝国劇場
1961年10月の初演以来、48年…。言わずと知れた名舞台。
作家林芙美子の生き様を、貧しかった大正後期から、流行作家になった昭和24年頃までを描く。
全五幕九場3時間の舞台を演じ切る森光子さんの力強さが熱く素晴らしい。
かつてこの舞台の名物だったでんぐり返しが無くなっても、森さんの可愛さで充分。
89歳って、まだまだ人生のど真ん中なのかも。
特別な日ではなかったのでカーテン・コールに出演者たちはいなかったが、森さんが独り、上手下手正面とゆっくりゆっくり挨拶をする姿に、森さんの人生と永遠が見えた気がした。
消されたヘッドライン
監督 ケヴィン・マクドナルド
出演 ラッセル・クロウ ベン・アフレック ヘレン・ミレン
2009/イギリス・アメリカ映画
アメリカにおける政治の中心都市ワシントンD.C.で相次いで起こった二つの事件。
ひとつはドラッグ中毒の黒人少年の射殺事件。もうひとつは若手国会議員コリンズのアシスタントとして働く女性職員ソニアが地下鉄に転落して死亡した事件。
ワシントングローブ紙の辣腕記者カル(ラッセル・クロウ)は、この二つの事件の奇妙な関連性を発見する。
彼はリン編集長(ヘレン・ミレン)から、ソニアと不倫関係にあった渦中のコリンズ(ベン・アフレック)と接触するよう言われる。
コリンズはカルの学生時代のルームメイトでもあった。
やがて彼の調査は事件の真相に迫っていくが、そこには新たな真実や事件が…。
出演者はそれぞれに役を演じきっていたが、ラストまでの緊張感やどんでん返しの割には、マクロからミクロになる結末が呆気なかったかなぁ…個人的には肩透かしを食らったような。
やさぐれ系のラッセル・クロウはやっぱりいい!?
★★☆☆☆
NEW FRIEND
新しい出逢いは いつだってうれしいね
少しの勇気 感謝したいよ
海風に吹かれながら ワインで乾杯
それぞれの人生が 少しでもクロスすればいいなぁ
人間と人間 笑顔と優しさ あたたかい
君は NEW FRIEND
きっと知らぬ間に BEST FRIEND
不思議だね時間は その速さ 自分ペース
同じゴールも 神様しだい
暮れていく街の景色 ワインのゆらめき
それぞれの人生も 今だから認め合えるのだろう
人間と人間 通じ合う気持ち 未来(あした)色
君は NEW FRIEND
だから出逢えたんだ BEST FRIEND
君は NEW FRIEND
きっと知らぬ間に BEST FRIEND
君は NEW FRIEND
だから出逢えたんだ BEST FRIEND
“ぼくは50歳”
気が付くと あっという間
時の流れは なんて早いんだろう
振り返っても 仕方ないよね
新しい扉 またひとつ またひとつ…
この世のもの全てを
愛おしく思える自分であり続けたい
5月の空が大好きだから
その青さ いつも心に
“人生50年”
そんな風に言われていた時代もあったみたい
“ありがとう”素直に言いたい
“ぼくは50歳”
幼い日描いてた
そんな自分は 今どこでどうしてる?
振り返ったら 変われるならば
懐かしい扉 またひとつ またひとつ…
何の意味もないよね
生きている事なら 子供も大人も同じ
5月の風に吹かれてみよう
いつだって 気持ち新たに
“人生50年”
そんな風に言われていた時代もあったけれど
微笑んで受け入れられそう
“ぼくは50歳”
“人生50年”
そんな風に言われていた時代もあったみたい
“ありがとう”素直に言いたい
“ぼくは50歳”
MERLOT
おだやかな夜が過ぎていく
ただひたすら 静けさへ
戸惑いながら人は皆
夢を心に抱いては
今日を生きようとしているのに
はがゆいね 先走る想い
とりとめのない感情
ここにいる自分 いったい誰?
飲み干すMERLOT
全て流して…
起こりうる可能性ならば
受け入れたいと思うのに
見えないものの恐ろしさ
想像しては眠られず
明日を描いては 立ちすくんでる
とまどいは 後にも先にも
どっちつかずの感情
行く先は されど定まらず
どこまでMERLOT
全てを染めて…
ぶらり谷根千
手焼きせんべい食べながら
そぞろ歩きの路地長屋
タイム・スリップしたような
その懐かしさ子供にかえる
夕焼けだんだん 日暮れ時
買い物カゴと下駄の音
谷中ぎんざは美味しい匂い
ぶらり谷根千 あぁ いいねぇ…
つつじ祭の境内で
おみくじ引けば“吉”とでた
願いを込めて樹に結び
恋の願掛け 初恋気分
赤ちょうちんに灯がともりゃ
焼き鳥おでん ぬる燗で
根津の横丁を ほろ酔いかげん
ぶらり谷根千 あぁ いいねぇ…
団子坂から見下ろせば
昔は東京湾(うみ)が見えたとか
時は流れど人情は
今も変わらぬ その笑顔
道を曲がれば逢えそうな
文人たちの足音と
意気地が香る 千駄木あたり
ぶらり谷根千 あぁ いいねぇ…
Yuming Surf & Snow in Naeba vol.29
2009/2/8
今年も気が付くと1ヶ月が過ぎ、そして2月…今年も苗場へ♪
今回前半がスロー系、後半はアップテンポ系でメリハリのある選曲、そしてよく知られている曲で構成。
ゴージャスと言うよりは、ここ数年感じるのですが良い意味でよりシンプルで温もりのある演出になっていっているなぁと…。
今回のステージも、とても好感が持てました。
ラストの“恋人はサンタクロース”“DESTINY”“BLIZZARD”の流れは、やはり圧巻!!!
ライブでの曲目はAとBの2パターン(今回はBパターン???)。2パターンを観たいけど…2回行くのは、やっぱり難しいよなぁ…(涙)。
来年は30回目…29回目が終わったばかりなのに、来年が今から楽しみ!
当たり前なのですが、自分を含めて客席の年齢層がどんどん上がっているような…それなのにユーミンの衰えを知らないパワーには驚かされるばかり。
もしかしたら50回目のSURF & SNOWもありかも!?
ユーミンよりも観客の方が心配かも…自分もだけど(汗笑)
ワルツを一緒に…
流れる星に祈りを込めて
逢いたい人を想い出す
逢えない事は哀しいけれど
出逢えた事に感謝をしたい
そのぬくもりは永遠を
星の言伝 両の手に
逢えなくなって季節は何度
いつかどこかで その日を願い
星のワルツに身を任せ
風に吹かれて漂いながら
あなたはいつも すぐ隣り
見えないけれど 感じる愛に
あなたの姿 瞳を閉じて
心は軽く風になり
寄り添い合って生きている
どこへ飛んでも行けるのだから
きっと必ず その日を信じ
風のワルツを踊ります
優しい雨に傘はいらない
その温かさ 春のよう
変わりませんね あの日のままに
あなたの愛は 真実の色
一日一度泣いてます
雨が涙を流してくれる
もう少しだけ許して欲しい
微笑み返す その日はきっと
雨のワルツに頬寄せて
街の音
午前3時のオフィス街 夢のあとさき 色もない
眠れず独り彷徨えば 往くあて知らず 迷い道
こんなに星が綺麗だなんて
知らなかったよ 大都会
刹那ばかりの日々なのに 涙ひとすじ 純情きどる
耳を澄ませば 街の音
眠りを醒ますターミナル 始発電車も走り出す
遊び疲れたシンデレラ 待ち人待てど 夜が明ける
若い季節の そのスピードに
気が付いたなら こんな年齢(とし)
あっという間の夢の跡 涙もろくて仕方ない
カラス“カーカー” 街の音
傷つくことに臆病なんて いつか覚えた言い訳は
大人になるという事か 気付いた時は 儚き宴
名もなき声は 街の音
冬の絵空
作 小松純也
演出・上演台本 鈴木勝秀
出演 藤木直人 橋本じゅん 中越典子 片桐仁
中村まこと 内田滋 栗根まこと
加藤貴子 生瀬勝久
2009/1/20 マチネ 世田谷パブリックシアター
笑い(バカばかしさも充分!)の中にも鋭く深く重たいメッセージを持った舞台だった…何よりも脚本が素晴らしい!!
誰もが知っている“忠臣蔵”を、自由な発想と史実(!?)を基に大胆に解釈。
百花繚乱に彩られた元禄時代を、時代を超えたエンターテインメント性をたっぷりと盛り込んで表現。
登場人物も多いのに良くまとめられていたし、個々の人物像や個性もよく理解出来た。
中でも、生瀬勝久の役者としての力量に今更ながら驚き…。
初舞台の藤木直人は舞台役者のアンサンブルに懸命に溶け込もうとしていたが、良くも悪くもそのオーラ(!?)が際立っていた、いや邪魔していた…!?
やはり、このメンバーでの再演を望みます!!!
レッドクリフ
監督 ジョン・ウー
出演 トニー・レオン 金城武 リン・チーリン 中村獅童
2008/中国映画
世界中で愛されている「三国志」の映画化。
100億円の製作費が投入されている事もあり、全てに圧倒的な臨場感と迫力。
驚きは、ノンストップのスピード感。
それによって、その上演時間も気にならない。
「三国志」を簡単に予習していなければ登場人物の名前や人間関係が分からないのでは!?と若干の心配はあったが、そのあたりは出来る限りの文字情報でフォローしてくれる。
しかし、簡単な予習はしておいた方がより楽しめるかも。
トニー・レオンのアクションも流石だし、冷静沈着な金城武は新鮮!!!
PARTⅡが絶対観たくなるようなエンディング…正直、待ち遠しい!!!!!
★★★☆☆
愛することをやめないで
悲しまないで 時の流れに変わりゆく心
誰のせいでもないのだから
憎しみは簡単 でも永遠ではない
誰の想いも同じだから
愛すること 愛されること どちらも同じ“愛”だけれど
愛することを どうぞやめないで
たとえ愛されなくなっても
愛することをやめないで
愛することをやめないで
振り向かないで 時の流れは残酷としても
前だけを見て 歩けばいい
疑い始めたら そう出口なき迷路
想い出だけに縛られず
愛すること 愛されること どちらも同じ“愛”だけれど
愛することを どうぞやめないで
たとえ愛されなくなっても
愛することをやめないで
愛することをやめないで
愛すること 愛されること どちらも同じ“愛”だけれど
愛することを どうぞやめないで
たとえ愛されなくなっても
愛することをやめないで
愛することをやめないで
PARISから
石畳 カルチェラタンに雪が降る
街人(まちびと)のふりをして
凍える心 隠してる
マフラーでも温められない
記憶を消したくて
若い日の過ちと 言い切れるほど強くもなく
想い出に抱かれたい 過去も未来も
PARISからTOKIO
こんなに距離は離れているのに…
往く季節 モンマルトルは雪景色
街人(まちびと)が見たならば
異邦人だと分かるはず
ひとりぼっちに慣れ過ぎた頃に
あの日が甦る
笑えたらいいけれど 強がりばかり 夢の如く
人の世の儚さを 受け入れるだけ
PARISからTOKIO
どんなに距離が離れていたって…
ピース
やがて夜が明け朝が来る
そんな当たり前の光景が
とても愛おしく思えて仕方ない
世界はどこへと向っているのだろう
絶え間なく続く 憎しみと恨み
まるで地球を覆い隠すように…
夢のひとかけらでいい 集めれば大きな夢に
愛のひとかけらでいい 集めれば大きな愛に
平和を願う思いは 国境も越えられるはず
平和を分かち合えたら 民族も超えられるはず
雨が止んだら陽が昇る
そんな当たり前の光景も
いつか無くなってしまうかも知れない
地上が光を失って 人はどこへ
今なら間に合う 憎しみと恨み
断ち切る勇気 信じ続けようよ
愛のひとかけらでいい 集めれば大きな夢に
夢のひとかけらでいい 集めれば大きな愛に
平和を願う思いは 国境も越えられるはず
平和を分かち合えたら 民族も超えられるはず
愛のひとかけらでいい 集めれば大きな夢に
夢のひとかけらでいい 集めれば大きな愛に
平和を願う思いは 国境も越えられるはず
平和を分かち合えたら 民族も超えられるはず
分水嶺
人の想いは川の流れ
時間など 見えない旅
身を任せては 笑顔と涙
それは運命 それとも選択
“永遠”に辿り着くまで 続く喜び
“永遠”に辿り着くまで 続く悲しみ
ただ立ち尽くすだけの
小さな存在
人の心は川の流れ
冷たくて 透明な水
ただ寂しくて 求める愛は
すくいきれない こぼれる真実
“永遠”はどこまでいっても “永遠”のまま
答えなど見つからなくて “永遠”を知る
そう 愚かな人たち
おんなじ存在
笑顔通信
初雪を知らせるテレビニュースで季節を知った
無表情の街に 吹く木枯らし
新しい年を迎えるまでの わずかなスケジュール
ワクワク気分を持続したいね
こんな時代でも…
春を待ちわびる 新入生の想い
もう一度 心に描いてみようよ
冬が終われば春が来る
みんなの笑顔が 街のビタミン
現実は残酷 テレビニュースはグレイの世界
誰かのせいにして 恨みつらみ
新しい年は それでも来るよ 止まらぬスケジュール
ドキドキ気分を忘れないでね
こんな時代でも…
愛を育んで 春が来るのを待とう
いつの日も 希望を持ち続けようよ
夜が明ければ朝が来る
みんなの笑顔で 心ひとつに
もう一度 心に描いてみようよ
冬が終われば春が来る
みんなの笑顔が 街のビタミン
DISCO ディスコ
監督 ファビエン・オンテニエンテ
出演 フランク・デュボスク エマニュエル・ベアール ジェラール・ドバルデュー
2008/フランス映画
主人公はフランス、ノルマンディの港町に住む40歳の失業男。
若い時、仲間2人と“ビーキング”と言う名前でグループを組んで、ディスコ・ダンス大会荒しとしてブイブイ言わせていた。
しかし、今はイギリス人の妻には逃げられ、大切な1人息子とも会うことさえ叶わない。
そんなダメ中年が、ディスコ・ダンス大会の優勝商品「オーストラリア旅行」を息子にプレゼントするため、そして自分自身の人生を取り戻すためにも、かつての仲間と再びディスコ・ダンス大会を目指す。
サタデーナイト・フィーバーの時代に“トラボルタ”と呼ばれた40歳の主人公の、当時そのままのファッションとダンスの振り付けが、可笑しくも哀愁を呼ぶが、当時を知らない世代には新鮮に映るのかも!?
やっぱりフランスのコメディー、時にシニカル、でもちょっとおバカで、そしてホロリ…。
フランスの名優ドバルデューの怪演も見もの!
画面に流れてくるビー・ジース、AWF、ドナ・サマー…もう、たまりません。
座って観ているのが、ホントもったいない(笑)
★★★☆☆
TOUR
どこに消えたの 想い出めぐり
ひとり佇む 夕暮れの街
足元を見て 歩き続けて
それでも迷う 旅のあとさき
桜の頃に出逢った人も
若葉の頃に出逢った人も
それぞれの愛 それぞれの夢
重なり合わぬ それがデステニー
終着駅を決めないままに
飛び乗った 人生の列車
まるで ミステリー・ツアー
笑顔で見送りたいね
幼い頃の 今の自分は
想像よりも 大人じゃなくて
何やってんの 判っていても
ただ駆け足で 時は流れる
色づく頃に出逢った人も
雪降る頃に出逢った人も
行きずりの愛 行きずりの夢
もう一度だけ なのにデステニー
終着駅は近いかも
その日まで 人生の列車
いつも ブランニュー・ツアー
笑顔で下車をしたいね
君とまた…
君とまた歩こう 今日からのこの道を
君とまた歩きたい やっぱり君しかいない
空の青も 海の青も 君がいればこそ
めぐり逢えたことは 必然だったと信じられるよ
一緒にいられる時間を大切に
ゆっくりでいいと分かったから
一歩一歩 その手のぬくもり感じながら
限りある時間を信じて…
君とまた歌おう 懐かしいあの歌を
君とまた歌いたい やっぱり君しかいない
風の彩(いろ)も 水の彩(いろ)も 君と感じたい
まだ遅くはないね 新しい何か創れるはずさ
一緒にいられる時間を大切に
ゆっくりでいいと分かったから
一歩一歩 その手のぬくもり感じながら
限りある時間を信じて…
ナミダ
心のままに生きられたなら
人はどんなに幸せだろう
他人(ひと)を羨み 他人(ひと)を妬んで
傷ついていく 愚かな生き物
日々の暮らしは時間に追われ
人の心は慣れっこになる
これから先に起こりうるのは
それなりになる 不確かな予感
悲しい時も 嬉しい時も
ナミダひとすじ 頬を伝うよ
生まれたことを後悔しない
そんな自分に いつなれるだろう
どれだけナミダ 流せばいいの…
追いつけなくて立ち止まるけど
振り返っても見えない昨日
他人(ひと)と比べた幸せなんて
所詮は きっとただの自己満足
悲しい時も 嬉しい時も
ナミダひとすじ 頬を伝うよ
生まれたことを後悔しない
そんな自分に いつなれるだろう
どれだけナミダ 流せばいいの…
THE SHOW in LAS VEGAS
◎KA シルク・ド・ソレイユ
日本では考えられないようなスケール感とタッパのある劇場、ここがホテルの中だって言う事に新鮮な驚き!
最後はスタンディング・オベーション(それが全てを物語っていた!?)に、海外でステージを観た~!って言うおのぼりさん気分…。
THEATRE AT MGM GRAND (203-LL-11)
◎BeLieve シルク・ド・ソレイユの新作
アメリカでは有名らしい!?マジシャンとシルク・ド・ソレイユとの共演。
日本でのネット検索でも評判が芳しくなかったのだが、案の定つまらない(語学力はあまり関係ないが)とにかく暗くて上演時間(1時間半程度)以上に感じられる長さが辛い。
終演後の観客の顔が物語っていた、明らかに“ブーイング!”的な顔、顔、顔…。
演出内容をかなり変えないと、今後続いていかないのでは!?
(この舞台だけはカメラと携帯のチェックが厳しかった…新作だから!?)
LUXSOR (205-MM-8)
◎MYSTERE シルク・ド・ソレイユ
子供から大人まで楽しめる、どこか懐かしいサーカスの雰囲気!
しかし、どこかモダン&シュール!
クラウンの存在感がキラリ!
和太鼓の登場にビックリ!
TREASURE ISLAND (202-NN-8)
◎LE REVE
水を使ったsexyなアクロバティックなショー。
これぞ“ラスベガス!”って言うゴージャス感満載のステージ(映画『十戒』フレーバーに、個人的に笑ってしまったが)に満足!!!
ラスベガスでもかなりハイクラスのホテル“Wynn”でのショーなので劇場も観客もゴージャス!?シャンペン付きのペア席あり…。
Wynn Las Vegas (A-J-17)
◎RAN TARENT LIVE
10/3オープニングのラテンフレーバーのミュージカル!?風のショー(日本のネットで見つけた作品)
客席は5割前後…それが物語る感じ。
それでもかなり実験的(想像するラスベガスのショーとしては…)だし、良くも悪くもどれだけ演出や出演者が変化したか、改めて観てみたいショー!
SAHRA HOTEL & CASINO (300-H-313)
北ウイング発02便
哀しみの翼 空へとつなぐ
どうにもならない 惨めな自分
こんな旅立ちは 初めて
涙で滲む街の灯りよ
弱いね 恋のひとつ失っただけで
哀愁気取るキャラでもないのにさ
明日の朝は ロサンゼルス
トランジットの先も決められない
優柔不断 今の俺
それしか考えられない
一瞬のフラッシュバック めまいのように
縺れたまんまの 縦横の糸
情けない事と分かってる
大の男の 事の顛末
バカだね 強がってても そうとうきてるよ
女々しい素顔 曝しているんだから
明日の夜は ラスベガス
ルーレットに運を任せるのは
安易だけれど 今の俺
それしか考えられない
アリゾナ・ムーン
何てちっぽけな俺 地平線まで続くハイウェイ
青空に浮かぶ白い雲 ただただ大きい
大地を踏みしめ見渡せば グランド・キャニオン
何億年の時を経て 変わってきた風景…
思い通りにならなくても 腐ることはない
生きているなら またゼロから始めればいい
生かされている真実
痛いほど教えてくれる アリゾナ・ムーン
堂々巡りのまま ゴール見えない人生ゲーム
砂嵐強く吹きつける 前方を塞ぐよ
まるでコヨーテの遠吠えと 誰かに言われようと
俺は俺だと言い聞かす その強さが欲しくて…
思い通りにならないなら 投げ捨てた日々に
I say Good-Bye. またゼロから始めればいい
生かされている幸せ
身をもって照らしてくれる アリゾナ・ムーン
種(TANE)
空が泣いているよ 大粒の涙 流しているみたいに
大地を潤し 人の心に慈しみの思いを沁みこませ
頑張り過ぎずに だけど 逃げるのではなく
一日 一日を 穏かな気持ちで…
命の順番は 自分じゃ決められないけれど
愛する人と出逢えたこの地球(ほし)で
一秒でも永く 一緒に居られますように
僕にだって何か 出来るはずだから 花を育ててみよう
色々な色の希望の種を 最初は此処 小さなベランダに
笑顔でいれば きっと新しい風が
一日 一日を 包み込んでくれるよ…
生まれてきたことに 感謝の気持を忘れずに
愛する人と出逢えた必然を
一秒でも永く 感じていられますように
頑張り過ぎずに だけど 逃げるのではなく
一日 一日を 穏かな気持ちで…
命の順番は 自分じゃ決められないけれど
愛する人と出逢えたこの地球(ほし)で
一秒でも永く 一緒に居られますように
おくりびと
監督 滝田洋二郎
脚本 小山薫堂
音楽 久石譲
出演 本木雅弘 広末涼子 山崎努
余貴美子 杉本哲太 峰岸徹
吉行和子 笹野高史
2008/日本映画
働いていたオーケストラが解散、チェロを弾く仕事が出来なくなり故郷の山形に戻った主人公・大悟(本木雅弘)。
求人広告の“年齢問わず、高給保証!実質労働時間わずか。旅のお手伝い。NKエージェント!!”の文字に惹かれNKエージェントへ。
しかし、社長の佐々木(山崎努)は「あぁこの求人広告は誤植だな…」そうひと言言ってマジックで“安らかな”を書き足した、“安らかな旅のお手伝い”。
その仕事とは納棺師、遺体をお棺に納める仕事だった。
妻(広末涼子)には冠婚葬祭の仕事だと嘘をついていたが、妻はその仕事内容の事実を知ると実家へと帰って行った。
最初は戸惑いの連続あったが、色々な事情を抱えた人との別れ、それは悲しみだけではなく時には微笑みが、そして感動の連続、やがて納棺師と言う仕事にやりがいと誇りを見出していく大悟だった。
納棺の瞬間を見たことがある人であれば、何か思い出すことがあるかも知れないが、実際自分の記憶を辿ってみると、納棺師の仕事がこの映画のようであったか否かはよく思い出せない。
改めてこの映画を観ると、納棺師の凛とした佇まいと仕事ぶりに、新たな感動とプロとしての誇りを見つける事が出来た事が嬉しかった。
“おくる”人も“おくられる”人も、どんなに小さくても生まれてきた事に感謝出来るよう、そして「ありがとう!」と言えるような最期でありたいと心から思えた。
納棺や納棺師の仕事にまつわるエピソードの数々やとりまく人たちの描き方が感動的なのは確か、しかしこの一見地味で触れ難い職業を映画の題材として取り上げるわけだから、脚本もそれなりに書かれていなければならないのであろう。でもそれが時として、ちょっと作り過ぎかなぁと感じてしまったのは、しょうがないのか…さすがプロが書く脚本だと拍手すべきなのか…個人的には、もう少し淡々とした流れでも良かったのではと思えるが。
舞台となった山形・庄内地方の四季の移ろい、そしてチェロの響きがとても美しくて切なくて…心に沁みた。
亡くなってしまった大切な人を思い出したくなる映画でした。
「ありがとう!」見守っていて下さい…。
★★★☆☆
紺 碧
もう一度 逢いたいな もう一度 逢えるかな
もう一度 この場所で もう一度 逢えるはず
いつかきっと いつか必ず
人の運命(さだめ)は 変える事が出来ない
思い込ませる心と 言い切れぬ思い
何故 この時代に生まれ この時代を生きる
この質問に 誰も答えてはくれないけれど…
君と出逢えて良かったよ
ただ素直に感謝したい この世界の中で
人の生命(いのち)は 永遠ではないのに
怯え震える身体と 潔いチカラ
そう 誰の為の自分 問いかけてはみても
時の流れを誰も止めるなんて出来ないけれど…
君と出逢えて ありがとう
ただ素直に感謝したい 碧い空の下で
もう一度 逢いたいな もう一度 逢えるかな
もう一度 この場所で もう一度 逢えるはず
いつかきっと いつか必ず
ラストゲーム 最後の早慶戦
監督 神山征二郎
出演 渡辺大 柄本佑 和田光司 脇崎智史 片山享 中村俊太
柄本明 山本圭 藤田まこと
富司純子 石坂浩二
2008/日本映画
自然と涙腺がゆるんでしまう…良くも悪くも感動的な実話を基に作られた作品を評価するのは本当に難しい。
1943年、太平洋戦争も日本は苦しい戦いを強いられいた。ただひたすら白球を追いかけていた大学生たちであったが、「野球は敵国アメリカのスポーツだ」と六大学野球が廃止、さらに学生に対する徴兵猶予が停止、彼らは野球を捨て銃を取り戦地に赴かなければならなかった。
そんな中、早稲田大学野球部顧問の飛田穂洲は、出陣のその日までに学生たちに野球部としての最後の思い出を作ってやりたかったが、それが何であるのか分からずいた。
そんなある日、慶応義塾塾長の小泉信三が、飛田に「早慶戦」を申し込むが、早稲田大学総長はその提案を拒絶、しかし飛田の独断で強行突破で「早慶戦」は遂に開催される。
やはり、このようなヒューマニズム溢れる作品を得意とする神山監督であるから、安心して観られると思う。
しかし、何か物足りなさも…。
飛田を演じた柄本明の飄々さの中にも一本筋の通った教育者としての演技、そして主人公戸田の母親役の富司純子の凛とした強さと深い母性には、当然の如く泣かされました。
また、久々に聴く主題歌を歌う鬼束ちひろの歌声も心に沁みました。
早稲田出身者であれば当然の如く「早慶戦」、しかし慶應出身者は「慶早戦」と言う。映画の中でも慶應の学生が「慶早戦」と口にするシーンがワンシーン(確か…)あったが、慶應関係者にはもっと「慶早戦」と使わせてあげたかったなぁ…かく言う私は学生の頃から「早慶戦」としか言って来ませんでしたが。
夢半ばに散っていかれた、あの日の若者たちに心より感謝したく思います。
★★☆☆☆
kissed
夢みるだけの季節を過ぎりゃ
誰もがリアル欲しくなる
思い出なんかに生きるより
未来(あした)の自分好きになる
消し去るがいい I kissed...
甘い感覚 熱いワナ
優しくなるには早過ぎる
野生を忘れたケモノたち
kissの味は どんな味?
お好み次第のフレーバー
行きずりだって 快楽娯楽
誰もがリアル求めてる
モラルとかには縛られず
したけりゃしたい 隠さずに
しまったらいい I kissed...
純情可憐 無垢な白
本能のままに 取り戻せ
野生忘れたケモノたち
kissをしたら知らされる
甘い辛いなど 問題外
約 束
生まれたことを後悔しない
生まれくることを選べないとしても…
歴史の中の小さな生命(いのち)
それは誰でも同じだから
心の片隅にでも そっと残しておいてくれたなら
生きた証になるでしょう
明日なき明日を この胸に抱いて
いつかは戻ってくると
約束します
死にいくことを怖れはしない
生きてく時間を選べるとしても…
人それぞれの思いの果てに
辿り着くのは 宙(そら)か海か
それは永さじゃなく きっと密度なんだと思います
信じていたい 永遠と
明日なき明日は 復活のプロセス
いつかは また逢えるはず
約束します
道化MIND
霧が晴れ 夜が明け 鳥が啼く
このまま眠っていたかったのに
否応なしに朝が来る
鏡に向って 笑顔をつくる
今日も一日 過ごすため
笑っていられりゃ 独りじゃないよ
笑っているから 暮していける
ホントは 独り 独りが大好き
だって 道化MIND
陽が暮れて 宵闇に 灯がともる
このまま笑っていたかったのに
待ってましたと夜が来る
酒を飲み飲み 素顔に戻る
今日の芝居に 幕おろす
見破られなけりゃ 演技も楽し
騙し騙されて この世は廻る
ホントは 独り 独りで大丈夫
それが 道化MIND
笑っていられりゃ 独りじゃないよ
笑っているから 暮していける
ホントは 独り 独りが大好き
だって 道化MIND
見破られなけりゃ 演技も楽し
騙し騙されて この世は廻る
ホントは 独り 独りで大丈夫
それが 道化MIND
Short Good-Bye
また何時(いつ)とは言えないけど
忘れないでいてくれたら 嬉しいな
出逢えたこと 忘れないよ
空の色も波の音も 変わらない
何度の夏を重ねただろう
あの日の少年少女も 今では幾つ?
もしかしたら生まれ変われるのかも!?
心だけなら Refresh
もう一度少年少女
だからその日まで Short Good-Bye
眠り姫は目が覚めたら Happy End
当たり前とは限らない
人生には想像すら
出来ない事だらけだから 楽しめる
発想の転換 それが大事さ!
あの日の少年少女に戻れなくても
Lucky Chance 訪れるかも知れない!?
ときめく心 Refrain
いつだって少年少女
ちょっと休もうよ Short Good-Bye
もう一度少年少女
だからその日まで Short Good-Bye
いつだって少年少女
ちょっと休もうよ Short Good-Bye
サザンオールスターズ
「真夏の大感謝祭」30周年記念LIVE
2008/8/16 日産スタジアム アリーナE11ブロック
1度は観たいと思っていたサザンのLIVE、やっぱりそのノリは老若男女を問わずに酔わせてくれました。
3時間に及ぶ濃厚で熱いステージに、スタジアムの観客は総立ち、そして酸欠気味!?
正直、似たり寄ったりの曲だと思っていた桑田さんの作品も、改めてLIVEで聴くとホント幅が広くてどれも個性的で奥が深い…ステージ左右のスクリーンは歌詞の字幕スーパー付き(詞の世界にも新たな発見が!)なので、もうスタジアム中が巨大カラオケ、そしてディスコ状態!
私的には“勝手にシンドバッド”を聴くと、10代の遠いあの頃が鮮明に…と言って、最新曲も口ずさめるし…う~ん、サザンは凄い!
このLIVEを最後に期間未定の休養に入るSASのようだが、桑田さんの「必ず戻って来るよ~待ってねぇ!」のメッセージが心に沁みたし心から拍手出来た、夏の終りを感じた一夜でした。
ジャージの二人
監督・脚本 中村義洋
原作 長嶋 有 「ジャージの二人」
出演 堺 雅人 鮎川 誠
水野美紀 田中あさみ ダンカン
大楠道代
2008/日本映画
特別な事件が起こるでもない淡々としたストーリーなのに、どこか切なくて、時として情けなくて、それでも可笑しくて…“生きてる”って実感!!!
息子(32歳・作家を目指し会社辞めたて)は、父(54歳・グラビアカメラマン)に誘われ、北軽井沢の古い山荘へ。
二人はかつて息子の祖母が集めていた古着のジャージを着て、ゆったり穏かな時間に身を委ねる。
息子の妻は浮気中、父は3度目の結婚生活も黄色信号が点滅中。
その山荘に遊びに来る父の友人、息子の妻、母違いの妹、そして魔女だと噂し合う隣人女性…
堺雅人の、その泣き笑いフェイスと確かな演技力、鮎川誠の朴訥さが相乗効果となり、付かず離れずの微妙な父子関係の機微をスクリーン上にみせてくれる。
父子が魔女と噂し合う隣人を演じる大楠道代も適役で、不思議な存在感をだしている。
トマトが食べたくなるか、食べたくなくなるか!?
ジャージが着たくなるか、着たくなくなるか!? …(笑)
“脱力感”って、意外に心地良くて爽やかな気持にさせてくれるのかも!?
★★★☆☆
夜空に架かる虹
悲しい涙も 嬉しい涙も
微笑みの前に流すわけだから
思い切り泣いて その後には思い切り笑い
生きていこうよ 生きなくちゃ 大切な日々を
生かされている事に 感謝して…
夜空にだって 架かる 虹がある
信じることを止めないで欲しい
最期の川を渡る時まで
自分で自分を信じてあげよう
苦しい涙も 悔しい涙も
微笑みのためのスタートラインさ
思い切り泣けば 気が付いたら笑えるはずだよ
ゆっくりでいい 競わずに 自分のペースで
続けていれば きっと分かるから…
夜空にだって 架かる 虹がある
信じることを止めないで欲しい
最期の川を渡る時まで
自分で自分を愛してあげよう
ダークナイト
監督 クリストファー・ノーラン
出演 クリスチャン・ベール マイケル・ケイン ゲイリー・オールドマン
ヒース・レジャー アーロン・エッカート マギー・ギレンホール モーガン・フリーマン
2008/アメリカ映画
そのスピード感と重厚さとストーリー展開の裏切り感覚が、上映時間2時間32分の長さを感じさせない見応え充分な作品。
これで物語がハッピーエンドになるのかと思いきや、裏の裏をかくストーリー展開で、ハラハラドキドキ心臓バクバク…何度クライマックスシーンがあるのやら!?
やはりストーリー展開は“観てのお楽しみ!!!”にした方が良いと思える作品だと…
バットマンvsジョーカーvs…vs…vs…vs…こんな感じです(笑)
ゴッサム・シティーを恐怖のどん底に突き落とす極悪非道の“ジョーカー”を演ずるヒース・レジャーの狂気と憎しみに満ち溢れた演技は、ある意味“荘厳で美しく”も思えてしまう。
まるで本作出演後の彼の急死を暗示しているかのように…
そして、その他の出演者もそれぞれに個性的で魅力的に描かれているし、演技も素晴らしかった。
ただ、そのスピード感とストーリー展開の裏切り感覚に一瞬付いて行けなくなる自分が…これは年齢的な事か!?(汗笑)
ダークナイト(暗黒の騎士)である“バットマン”と“悪”との戦いに当分終わりはないようである。
★★★★☆
コレラの時代の愛
監督 マイク・ニューウェル
原作 ガルシア=マルケス
脚本 ロナルド・ハーウッド
出演 ハビエル・バルデム ジョヴァンナ・メッツォジョルノ ベンジャミン・ブラッド
2007/アメリカ映画
良くも悪くも愛のカタチの凄さ、異常さ、愚かさ、そして美しさ感じる作品。
「ノーカントリー」でアカデミー賞“助演男優賞”を受賞したハビエル・バルデムの演技を観るだけでも、この作品を観る価値があるはず…まさに怪演快演!!!
原作は、コロンビアのノーベル賞作家ガルシア=マルケスの代表作「百年の孤独」と肩を並べ“世界傑作文学100選”に選ばれた名作「コレラの時代の愛」
19世紀後半から20世紀にかけ、激化する内戦とコレラの蔓延に揺れ動くコロンビアを舞台に、約半世紀、51年9ヶ月と4日の日々を、初恋の女性に誓ったゆるぎない貞節と報われぬ愛を胸に、“待つ”ことでその想いを貫いた男の愛と人生を描く、想像を絶する壮大で、私にとっては不可思議な物語。
映画を観る前のチラシを読むと、いかにも美しく純粋で一途な男の愛の物語かと思ってしまうのだが、それがことごとく裏切られる、ある意味快感と苛立ち…この物語の展開や感覚、もしかして日本人が持ち得ないモノなのかも!?
ラテン系の血との違いを思い知らせれました。
映画を観終わった時にはさして面白いとは思えなかったのだが、時間が経っても頭から映像や物語が消えていかず、日を増すごとにどんどん思い入れが強くなってくる、これまであまり経験したことのない作品。
この物語が好きになるか?好きになれないか?今、より多くの人からのアンケートを取りたくなっています(笑)
「私待~つわ、いつまでも待~つわ…♪」かつてあみんが歌ってヒットした“待つわ”の世界観…逆バージョン設定ではあるが、もしかすると彼女達はこの小説を読んでいたのでは!?(笑)
★★★★☆
Beautiful
生まれたことを 悲しまないで 空の青さを心に抱いて
生きてることを 苦しまないで 夜空の星に願いをかけて
それぞれ違う顔と心を 持っているのが人間だもの
比べることに意味なんてない
君は君 僕は僕 生かされてるんだ
同じ時間の長さの中で
Smile is Beautiful.
Love is Beautiful.
Dream is Beautiful.
Life is Beautiful.
生きてくことを あきらめないで!
悲しいことが多過ぎるから 心を閉ざしうつむくけれど
夢のカケラが救ってくれる 信じてみよう生きてる限り
憎しみだけに命を削り 生きているのも人間だけど
断ち切らなくちゃ憎しみなんて
君は君 僕は僕 地球はひとつだけ
水も空気も共有してる
Smile is Beautiful.
Love is Beautiful.
Dream is Beautiful.
Life is Beautiful.
生きてくことを あきらめないで!
Smile is Beautiful.
Love is Beautiful.
Dream is Beautiful.
Life is Beautiful.
生きてくことを あきらめないで!
SISTERS
作・演出 長塚圭史
出演 松たか子 鈴木杏 田中哲司
中村まこと 梅沢昌代 吉田鋼太郎
2208/7/10 ソワレ PARCO劇場
深い余韻のある舞台だった…。
演劇ユニット「阿佐ヶ谷スパイダース」の長塚圭史が“マイ・ロックンロール・スター(02年)”“ラストショウ(05年)”に続きPARCO劇場に書き下ろす新作。前2作同様に“血縁”がテーマ。
舞台は地方の女主人を亡くして寂れたホテル。ホテルの建て直しのために残された主人は、自分の従兄弟である東京の人気ビストロのシェフ尾崎に新メニューを依頼する為に、新妻の馨と共にホテルへ招く。
ホテルには亡き女主人の兄で小説家の神城と、その娘の美鳥が10年にわたり暮していた。
そして、少し正気を失いかけているベテランのメイド。
やがて馨と美鳥の会話から、馨の封印された過去と美鳥の隠された過去と現在がクロスし明らかになっていく…。
途中休憩のない同じ舞台セットの135分。しかし、そのセットや動きに、シーンの変化を観客それぞれにクイズやパズルのように投げかけてくる。
セリフや動きのひとつひとつを聞き逃したり見逃したり出来ないような、良い意味での圧迫感と緊張感。
さすがに長塚氏の脚本と演出力。
男性が描く女性の怖さ愚かさ悲しさ儚さの中に、母性や神々しさを見たような気がした。
長塚氏曰く「女性が家族、血族という檻の中から出て、自立した人間として立ち上がる作品にしようと思った。人間賛歌を込めているのですが、お客様が終幕に深い闇を見るか、希望を見るか、分かれるかもしれません」(2008/7/7毎日新聞夕刊)
終幕における、あの世とこの世をつなぐ(私にはそう思えたのですが…)舞台上の水とそこに漂う曼珠沙華の赤、そして“水”という衣装をまとった出演者たちは、私にとって“絶望”ではなく、まさに生きる“希望”でした。
松たか子や鈴木杏、梅沢昌代ら女優陣に虚像と実像の両方を感じたような…それは女性であるがゆえなのか!?ただただ凄い、深い…。
空はつながってる
サヨナラじゃなく 出逢えたことに
感謝をしたい ひとつのキセキ
この空は知ってるんだ そうさ 空はつながってる
たとえようのない 悲しみ苦しみ
どんな時でも 空を見上げて
君と話そう 想いを重ね
君の笑顔を 瞳を閉じて心の中に
涙はきっと 微笑みに変わり
安らかな気持に なれるはず
地球の果ての小さな町で
静かに暮す人たちだって
この空を見ているんだ そうさ 空はつながってる
くり返すだけの 傷みや惨劇
どんな人にも 青空はある
空と話そう 想いを重ね
空の優しさ 身体全部で感じたらいい
憎しみだって いたわりに変わり
穏かな気持に なれるはず
空と話そう 想いを重ね
空のぬくもり 身体全部で感じたらいい
僕の近くに いつの日もいるよ
あの空は君だと 思うから
空はつながってる どこにいたって…
Fly(ネバーランドへもう一度!)
いつからだろう 飛べなくなったのは
あの頃は 目を閉じれば直ぐに飛べたのに
人は大人になると忘れてしまう
疑うことをしない 子供の心を
現実と夢の間に立って
夢に背を向け 現実へ歩きだすから
もう一度 飛びたい
もう一度 飛びたい
生まれた街を 星空から見下ろしながら
いつものように 毎日は過ぎていく
くり返す ただそれだけ いつか受け入れた
飛べるはずないなどと 決めつけている
あの頃の記憶さえ 置き去りにしたよ
現実と夢は対極だなんて
夢を捨てたら 生きること辛くなるだけ
もう一度 飛ぼうよ
もう一度 飛ぼうよ
心に翼 誰にだってあるはずだから
ネクタイゆるめ スーツを脱いで ネバーランドへもう一度!
ヒールを捨てて スーツを脱いで ネバーランドへもう一度!
白山通り
しとしと雨が降り続く 7月最初の日曜日
傘もささずに濡れたまま 人影まばらな遊園地
廻ることを忘れた メリーゴーランド
喚声の聴こえない ジェットコースター
頬を伝うのは 雨のしずく それとも涙のしずく
全てが流れてしまえばいいのに
白山通りを真っ直ぐ歩けば
ふたりが暮した あの部屋が見えてくる…
想い出雨と割り切って 生きていけたならいいけれど
想い出雨に濡れながら 哀愁好きと酔いしれる
色を変えていく紫陽花 重ね合わせても
散りゆく事出来ない わがままな私
頬を伝うのは 雨のしずく それとも涙のしずく
全てを流して欲しくはないから
白山通りを左に曲がる
ふたりが暮した あの部屋をひとまわり…
レクイエム
やり場のない悲しみは どんなに長い夜でも癒せはしない
人は人を憎み 人は人を恨む その連鎖はいつまで続く
いつの世もくり返す 愚かな思い込み…
安らかに眠れよ
生まれたことを後悔しないで欲しい
この世に生きた時間の長さでは測れない
“真実”があるはずだから
往くあてなく歩くのは いつかは辿り着く場所 探してるから
死にたいと泣く人 死ねないと泣く人 生きることは川の流れよ
次の世で逢う時は 微笑み交わしたい…
安らかに眠れよ
生まれたことは必然であったんだから
この世に生きた時間の長さでは測れない
“真実”の扉を開けて
青
空の青 海の青
すべては青に包まれて
この島を 守る神
時間を越えて 宿る青
ありがとう 安らぎの青
永遠に残そうよ
風の青 音の青
すべては青の囁きが
この島に 生きている
地球(ほし)が生まれた その日から
微笑めば たたそれだけで
憎しみは消えるから
山の青 川の青
すべての青は 果てしなく
この島が 泣く時は
誰もが同じ 涙する
ありがとう 青い心で
やさしさを伝えたい
パリ、恋人たちの2日間
監督・脚本・出演 ジュリー・デルピー
出演 アダム・ゴールドバーグ ダニエル・プリュール マリー・ピレ アルベール・デルビー
2007/フランス=ドイツ映画
この映画を観終わったら、
パリへ行きたくなる?それとも行きたくなくなる?
フランス人が苦手になる?それともフランス人に共感出来るようになる?
主演のジュリー・デルピーは「恋人までの距離(ディスタンス)」や続編の「ビフォア・サンセット」に出演、「ビフォア・サンセット」では脚本から参加してアカデミー賞脚色賞ノミネート。
そしてこの作品では、監督・脚本・製作・編集・音楽・主演までこなす多才ぶり。
とにかくこの映画、シニカルでストレートでコミカルで…彼女、そしてこの作品がフランスの“ウッディ・アレン”のようだと評されているのも分かる気が…。
何となく「恋人までの距離(ディスタンス)」「ビフォア・サンセット」を思わせる冒頭から、どんどん引き込まれていく。
フランス人写真家マリオンとアメリカ人インテリアデザイナーのジャックは、付き合って2年のN.Y.在住カップル。
マンネリ解消のたまにベネチアに旅行へ行くが、飼い猫をパリのマリオンの実家に預けていたので、帰りの2日間だけマリオンの故郷パリで過ごす事になる。
英語がほとんど話せないマリオンの両親(実際の両親が演じているのでとてもリアリィティが)や次々に遭遇するマリオンの過去の男たちやそのかかわり…フランス語の分からないジャックのストレスと疑いと我慢は限界に達していく。
パリと言えば、恋人たちにとってはロマンチックなイメージ、しかし…
フランス人だって、噂にはその辛辣さシニカルさや自国愛の強さ等々について聞いていたが、ここまでとは…
次から次へと起こる事件や出来事のスピーディーさに拍手!そしてそこで交わされる会話のリアルさにまた拍手!
お互いを徹底的に傷つけ罵りあった後に、真実の姿、そして新たな愛が生まれ、より強い絆でふたりは結ばれるのかも…!?
★★★☆☆
ただ君が好きなだけ
山あり谷あり
キレイな景色も そうそう続かない
だから飽きずに楽しいのかも
ふたりのLove Trip
乗り換えるのは簡単だけど
同じ列車で行きたいな
終着駅は いつ?どこ?
どんな事があったって
僕が言えることは ただひとつ
君が好きなだけ
トンネル抜けても
変わらぬ景色に ガッカリもあるけど
きっと何処かが変わってるんだ
ふたりのLove Trip
途中下車なら簡単だけど
降りる駅まで どこまでも
ケンカしたって Yes?No?
隠さず言おう 目を見つめ
僕が言えることは ただひとつ
君が好きなだけ
生きているから
夜風に独り吹かれながら 過ぎた一日ふり返る
今日もこうして星を見つめ あたり前でも嬉しくて
日々の暮らしは日を追うごとに
そのスピードは増すばかり
春・夏・秋・冬
昨日の如く されど一年 ありがとう
生きているから あなたを想う
逢えなくたって あなたを想う
生かされて 生かされて 積み重なる 人生
太陽の下ひまわりに 自分の姿重ねても
河原に咲いた月見草に 自分の想い重ねても
日々の暮らしはせかされるように
合わせてなくちゃ残される
春・夏・秋・冬
忘れそうだね たかが一年 流されて
生きているから 夢を夢みる
叶わなくても 夢を夢みる
生かされて 生かされて 一期一会 人生
春・夏・秋・冬
昨日の如く されど一年 ありがとう
生きているから あなたを想う
逢えなくたって あなたを想う
生かされて 生かされて 積み重なる 人生
春・夏・秋・冬
忘れそうだね たかが一年 流されて
生きているから 夢を夢みる
叶わなくても 夢を夢みる
生かされて 生かされて 一期一会 人生
とまどい
あなたの匂い 消えないままの
ベッドの温み チェックのパジャマ
忘れたいのに 想い出たちが
手招きをする とまどいの真夜中(よる)
やさしすぎたの あなたはいつも
なのに冷たい あの瞳…
別れて気づく 不思議な男
もう出逢えない あんなタイプに
抱きしめられて 失われてく
理性の文字は 夢の彼方よ
くやしいけれど 想い出だけで
生きてゆけそう とまどいの真夜中(よる)
女心を 弄んでも
許してしまう 憎いけど…
ひとりになると 眠れないから
また逢いたいの 別れたくせに
やさしすぎたの あなたはいつも
なのに冷たい あの瞳…
別れて気づく 不思議な男
もう出逢えない あんなタイプに
泣きながら目覚めて
夢なのか現実なのか 真夜中の出来事
寄せては返す波のように 独り漂っていた
手を伸ばしても 届かない
伸ばせば伸ばすほど 遠ざかる後姿
ただ 追いかけるだけ
泣きながら目覚めて 迎える朝
初夏の陽ざしが 眩しすぎる…
愛すれば愛するほどに 独りよがりになる
分かっていても 繰り返すよ 旅はいつ終わるのか
手を伸ばしたら 逃げていく
伸ばせば伸ばすほど 怖くなり尻込みする
なぜ かげろうのよう
泣きながら目覚めて 怯える朝
求めていても 冷たい肌…
瞼の母
作 長谷川伸
演出 渡辺えり
出演 草なぎ剛 大竹しのぶ
三田和代 高橋克実 高橋長英 梅沢昌代
篠井英介 春海四方 西尾まり 高橋一生
2208/5/15 ソワレ 世田谷パブリックシアター
歌舞伎や新国劇でお馴染み、長谷川伸の股旅ものの名作“瞼の母”
生き別れた母を捜す流れ流れの博徒、番場の忠太郎。しかし、やっと探し当てた母は、ヤクザに身を落した息子を冷たく突き放す…
名ゼリフ「こう上下の瞼を合わせ、じいっと考えてりゃ、逢わねぇ昔のおっかさんの面影が出て来るんだ」と共に母への切ない思いを断ち切って、忠太郎はまた厳しい渡世へと帰ってゆく。
出演者はセリフはこなしていたし殺陣や身のこなしも中々だったのだが、やはり時代劇、特に股旅ものの持つ七五調のセリフや着物の着こなし等や、あの時代の背負っていたものを実感として舞台で表現するのは本当に難しい、改めて感じさせられた。
それは、出演者だけでなく観客側にも責任があるだろう、観客ももっと勉強せねば…この事も改めて感じさせられた。
1時間30分の舞台は休憩も無く、場面転換の繋ぎ方も飽きさせずに素晴らしく、スピーディーであった。
しかし、場面毎の芝居の流れが場面転換によって途切れ途切れになって統一感に欠ける気もした、これは私が観たのが公演が始まって間もない頃だったからであろう、回を重ねる事でよりスムーズに流れていくに違いない。
そして、主役を張れるような役者たちを脇役として贅沢に使うキャスティングは、さすがシス・カンパニー公演であればこそ!
劇場の大半を占めていた若い女性客たちを見て…
こうやって草なぎ剛が“股旅もの”を舞台で演じる事で、もっと若者たちに“股旅もの”そして“長谷川伸”の作品の良さを知ってもらえるのは素晴らしい事である。
それが、氷川きよしが唄う“演歌”で“股旅もの”を知った若者もあったとしても…。
越路吹雪物語
演出 宮田慶子
脚本・音楽監督 高平哲朗
出演 池畑慎之介
高畑淳子 草刈正雄 長谷川稀世
2208/5/14 マチネ 日生劇場
子供の頃にテレビで観た越路吹雪こと“コーちゃん”は、オーバーアクションで濃いメイクと派手な衣装で唄い踊り、でもどこか心にも耳にも残る存在…没後30年近くが過ぎている。
まさにタイトル通りに“越路吹雪”の生涯が3時間弱で描かれる。
観た人誰もが言うように、池畑慎之介が演じる“コーちゃん”は確かに映像で観るのとソックリ。
永遠の親友であり仕事上のパートナーでもあった岩谷時子を演じる高畑淳子も、きっとそっくりなのであろう。
劇場の観客の8割方は私より上の年代、池畑慎之介演じる“コーちゃん”と“日生劇場”に、彼女の伝説の舞台“ロング・リサイタル”を重ね合わせているのであろうか!?…終演後の興奮度はかなりのものであった。
ロング・リサイタルを観る事の出来なかった私には、その感情移入は出来なかったが…。
かつて観た“美空ひばり物語(タイトルが定かではありません…)”もそうだったのだが、これだけの大スターの伝記を取り上げるのは、知られ過ぎているエピソードを抜きには描けないし、本にしても書き足りないエピソードや書けないエピソードもあるのだろうから、脚本にする事はきっと難しいと思う。ましてや、色々な制限のある舞台で上演するのだから尚更の事。
登場人物が実名で演じられる訳だし、観客も出演者のリアル感に拍手を贈るのも当然であろう、それもいた仕方のない事。
ホント難しい…。
舞台ラストのライブはゴージャスでどこか懐かしいが、かと言って懐古的になり過ぎてはいなかった。
越路吹雪の声を口パクではなく池畑慎之介自身の声で唄い演じる躍ることで、その絶妙なバランスと距離感が、新たな越路吹雪像を創り上げているのではないだろうか。
越路吹雪が亡くなった56歳を池畑慎之介氏が迎えたと言うので、このステージがファイナルと言うのが残念でもあるが、とても潔くも感じた。拍手!!!!!!!
紀元前一万年
監督 ローランド・エメリッヒ
出演 スティーヴン・ストレイト カミーラ・ベル オマー・シャリフ クリフ・カーティス
2008/アメリカ映画
「インデペンデンス・デイ」や「デイ・アフター・トウモロー」の監督ローランド・エメリッヒの大作。
物語は侵略者の部族に捉われた娘エバレットを捜し救出するため、主人公のデレーが冒険の旅に出るのと言うのが大筋。
その旅で凶暴な恐鳥に襲われたり、サーベルタイガーに出会ったり…様々な苦難を乗り越え、かつてその侵略者に襲われた他の部族の戦士達と共に戦い、奴隷として捉えられた仲間達とエバレットを救い出すための死闘を繰り広げ、彼等は自由を勝ち取る。
この作品で象徴的に描かれているのがマンモス…監督はこのマンモスをよりリアルなCGで描きたいと考え、構想15年、CG製作だけで1年余りを費やしたとの事。
さすがにその技術は素晴らしいし、そしてCGではなく映画史上最大とも言われる巨大なセットで作られたピラミッドにも驚かされる、しかし、良くも悪くも史実も時間も越えた何でもあり(いっぱいあり過ぎるので、実際に観て感じてもらった方が良いかも!?)のストーリーのおかげで、感動が薄れ、見所も散漫になってしまっているのが残念。
観終わった後のカタルシスが…これも実際に観て感じてもらった方が良いかも!?
ある意味面白いし凄い映画!!!!!
★★☆☆☆
桜 雨
逢えなくなって 初めて気付く
人の優しさ ぬくもりを
幼い頃に戻りたいけど
戻れはしない わかっていても
春は往き 春は往き 涙と微笑み みちづれに
時はまた 時はまた 出逢いと別れを 試練のように
桜の花びら 風に舞う まるで激しい雨のよう
一年は 矢のように過ぎていくけど
いつだって目を閉じて
桜の雨に濡れりゃいいから
心の扉 閉じて開いて
信じる事は 忘れずに
疑いだせば キリがないけど
それでも人は生きなくちゃ
春の街 春の街 涙と微笑み 満ち溢れ
時の音 時の音 耳を澄ませたら 静かに遠く
桜の花びら 風に舞う きっと激しい雨ゆえに
一瞬を大切に 感じてみよう
いつだって目を閉じりゃ
桜の雨が 迎えてくれる
Again
泣きながら生まれてきたけど
泣きながら死んでいくわけじゃない
微笑みを最後の挨拶に
微笑みで幕を閉じていきたい
この世に命を授けてくれた 父と母に感謝の思い
素直に言える 自分でいたい
最後の瞬間 終える時まで
“ありがとう” それが全てと…
重ねても重ねても分からない
人生はたとえようのない旅
もう一度生まれ変われるなら
出逢いたい 記憶の糸をたぐって
ただ信じている そのぬくもりを 父と母の確かな思い
生きてる事は 奇蹟なんだと
大切にしたい 一瞬一瞬
“ありがとう” また逢えたね…
変わるもの 変わらないもの
振り返れば 昨日
いや もう何十年も経ってしまった
時の流れの早さに 一番驚いているのは自分自身
春・夏・秋・冬 くり返し くり返し
なのに気付くことは 小さくて…
変わるもの 変わらないもの 誰の心にもあるだろう
変わるもの 変わらないもの 誰もが安らげる世界であってほしい
変わるもの 変わらないもの 誰にも同じでありますように
変わるもの 変わらないもの 答えはたくさんあるだろうけど
急ぎ足の 明日
何故 そう思ってしまう 今日にいるのに
時の流れの早さは ときに残酷に見えるけど 優しいよね
春・夏・秋・冬 生かされて 生きていく
だから感じようよ 手を伸ばし…
変わるもの 変わらないもの 夢の中だけじゃないはずさ
変わるもの 変わらないもの 人それぞれが持つ違いを差別せず
変わるもの 変わらないもの 押しつけじゃなくて思いのままに
変わるもの 変わらないもの 答えはたくさんあるはずだから
5月いろ
久しぶりに晴れた空は 澄み渡る“5月いろ”
同じ想いを感じたのは 遠いあの日
全ては必然の中で流れ 始まりと終りがある
受け入れることは 簡単だけれど とても切ない
受け入れることは 簡単だけれど いつも慣れない
手を伸ばして晴れた空を 感じたい“5月いろ”
やりきれぬ日々繰り返して 悩むけれど
全ては必然の中で流れ 出逢っても別れがある
受け入れることに 素直にはなれない それは現実
受け入れることに 素直にはなれない だけど明日は…
Resume
夢と現実の違い もう分かってるはずなのに
まだ夢を諦めきれない どこか少年の僕がいる
月日の早さ こんなに実感しているのに
生まれ変わってる 朝起きると
そう思えてならないよ…
笑顔で生きていこう 悲しいときも苦しい時も
その微笑みが 人生を変えるかも
大げさじゃなくて
きっと事実だから いつだって遅くない
履歴書には年齢欄 日本だけだと誰か言う
現実を受け入れるだけじゃ
そこで何もかも終わるから
生きてる事は 年老いてくだけじゃなく
他人の痛みを知る事だよ 弱い自分知り過ぎて…
笑顔を忘れないで 孤独な時も切ない時も
その微笑みは 時を越えもう一度
めぐりめぐるはず
どうぞ諦めずに いつだって遅くない
笑顔で生きていこう 悲しいときも苦しい時も
その微笑みが 人生を変えるかも
大げさじゃなくて
きっと事実だから いつだって遅くない
下町LOVER
どこから聴こえてくるのだろう
小唄に三味線 黒塀越しに
隅田の風に誘われて
ひとり歩きの 向島
昔も今も変わらない
匂いがとても優しくて
気がつきゃ 誰もが 下町LOVER
お日様ニコニコ 昼 冷や酒
〆には蕎麦で ほろ酔い気分
神田須田町 淡路町
そぞろ歩いて 日本橋
モボモガ達が行き交った
風情を今も感じるよ
そのまま 誰もが 下町LOVER
佃の渡しは無くなったって
川風 船宿 変わらぬ心
もんじゃ食べよか 月島あたり
愛の告白 勝鬨で
にわか江戸っ子 いいじゃない
受け入れるのが 下町(ここ)の良さ
小粋に 誰もが 下町LOVER
ゴールドコースト 1月
真冬の東京 街の灯り
ダウンジャケットの下は Tシャツ1枚
成田まで1時間 目覚めれば空の上
軽めの朝食 窓からは 青い珊瑚礁
ふたりの旅は 真夏の国へ!
1月だけど サーフ・ボードに乗ったサンタクロースが
ちょっとハニカミながら迎えてくれる
ゴールドコースト 笑顔にみちた
楽園City
日常は忘れ 弾けたいね
日焼け止めクリームも 効果が無いかも
人生を楽しもう 誰も皆 分かってる
勘違いオーダー それさえも笑って許せる
シーフード・パスタ!! なのにミート・ソース!?
1月だけど サーフ・ボードに乗ったサンタクロースが
ちょっとハニカミながら迎えてくれる
ゴールドコースト 言葉を越えて
コスモポリタン
1月だけど サーフ・ボードに乗ったサンタクロースが
ちょっとハニカミながら迎えてくれる
ゴールドコースト 笑顔にみちた
楽園City
ラ・マンチャの男
脚本 デール・ワッサーマン
作詞 ジョオ・ダリオン
音楽 ミッチ・リー
演出 松本幸四郎
出演 松本幸四郎 松たか子
佐藤 輝 福井貴一 月影 瞳 瑳川哲朗
2208/4/21 マチネ 帝国劇場
本公演中に上演1,100回を達成した、松本幸四郎の名舞台。
幸四郎さんの大ファンであり、作品としての「ラ・マンチャの男」の大ファンでもある私としては、多分5回目くらい…!?
16世紀末の、スペイン、セビリア市の牢獄。詩人であるセルバンテス(松本幸四郎)は教会を侮辱した罪で投獄される。
牢獄の中で囚人たちと繰り広げる物語。セルバンテスは田舎郷士キハーノに扮し、キハーノはドン・キホーテになり、またキハーノに戻り、そして再びドン・キホーテとして死んでいくと言う三重構造。
そしてセルバンテスは法廷へ…。
ホントに難しい、私の理解力ではあらすじを上手く書く事が出来ない。
複雑な構成になっているので、その内容を理解したくなると嵌ってしまい何度でも観たくなる、中毒性のある作品。そして、何度観ても新たな発見がある作品。
やはり朗々と“見果てぬ夢”を歌う幸四郎が素晴らしい。
40年ほど前に初演されて以来同じ役を演じている幸四郎、その重みや深さが役の年齢と本人の年齢と近づいているからだろうか、以前よりもとても切なく重く聴こえてくる。
幸四郎氏がこの役と別れる時が来るのを考えると、舞台の儚さや宿命が感じられるが、体力と気力が続く限り、最後の最後まで演じてもらいたい役であり作品である。
かつて観た時には可憐で美しい姪のアントニアを演じていた松たか子が、草笛光子(私は観ていないが)、上月昇や鳳蘭が演じた運命の女アルドンサを演じきっていた…心から拍手を贈りたい!
まぁ、自分もそれだけ年を重ねたと言う事ですが…。
出演者たちのアンサンブルの素晴らしさにも、拍手拍手!!
とにもかくにもこの「ラ・マンチャの男」と言う作品、1度観ただけで“よく分からない”“難しい”と決めつけないで、2度3度と観て、新たな魅力を感じ取って欲しい。
“よく分からない”“難しい”からこそ再演が重ねられている…そんな作品である。
葉桜の頃
ソメイヨシノの花びらが まるでジュータンのように
春は往く ひっそりとひそやかに
君が生まれた 5月の空は もっと澄みきって
君は緑に包まれる
葉桜の美しさ 教えてあげよう
もっと もっと 桜が好きになるはずだから
八重桜散り 一抹のその儚さ 刹那ゆえ
春は往き 来る夏を心待つ
君は歌うよ 5月の空に 声高らかと
君の笑顔に安らいで
葉桜の気高さ 教えてあげたい
きっと きっと 優しさを知るだろう
咲き誇る桜 散り往く桜
葉桜は教えてくれる めぐりめぐる 人の世を…
変じゃない…
目を閉じて描いてみよう 幼い日遊んだ河原
無邪気だと思うだけでも 微笑みが 君の瞳に
落ち込んでどうにもならず 頑張りも空回りして
誰からも見放されてる 自暴自棄 なる時もある
ゆっくりでいい ペースは違う
人と合わせることはないんだ
君は君 僕は僕
その存在は 世界に1つ
変じゃない…
その先にあるはずだから とどまらぬ川の流れよ
誰だって同じ時間を 生きている旅人だもの
疲れたら休んだらいい 悲しけりゃ泣けばいいんだ
雨は止み また太陽が その道を照らしてくれる
比べてみたらキリがないから
今の自分を愛したらいい
君は君 僕は僕
その存在は 世界に1つ
変じゃない…
ゆっくりでいい ペースは違う
人と合わせることはないんだ
君は君 僕は僕
その存在は 世界に1つ
変じゃない…
比べてみたらキリがないから
今の自分を愛したらいい
君は君 僕は僕
その存在は 世界に1つ
変じゃない…
警 告
人々の願い 限りなく続くのは
誰も皆 真実を探しているから
止められやしない 漂う魂たち
心の叫びは 世界を駆け巡るはず
今 出来る事をしなければ
今 言いたい事を言わなければ
それが 生きている意味だと思う
どんなに小さくても
くり返す惨劇 絶え間なく この地上
誰だって 安らぎを求めているのに
自然に逆らい 自ら気が付くのは
引き換えの果てに 滅びる大切なモノ
今 出来る事をしなければ
今 言いたい事を言わなければ
それが 生きている意味だと思う
どんなに小さくても
あの空をおぼえてる
監督 宮樫森
原作 「あの空をおぼえてる」ジャネット・リー・ケアリー著
出演 竹野内豊 水野美紀 広田亮平 吉田里琴
小池栄子 中嶋朋子 品川祐 小日向文世
2008/日本映画
写真館を営む父(竹野内豊)と母(水野美紀)息子(広田亮平)娘(吉田里琴)の4人は、日々、歌があり笑顔が絶えない幸せな家族。
しかし、最愛の娘を交通事故で突然失い、その事故の悲しみと責任を感じ、父親として家族を労わる余裕さえ無くしてしまう父。
自分さえ悲しみの中に居ると言うのに、妊娠中の母と絶望の淵に立っている父を励まそうと懸命な息子。
父、母、息子、3人はどうやって、この悲しみと苦しみを乗り越え、新たな幸せを見つけ、家族の絆を深めていくのか…。
やはりと言うか当然と言うか、子役が素晴らしい。
その自然体の演技に、分かっていながらも思わず涙腺がゆるんでしまう。
原作は読んでいないが、児童書のようなので、子供の側からの目線で描かれているのかも知れないが、残された親子が立ち直っていく様を、もう少し親側から、その心の動きや葛藤を描いて欲しかったなぁとも思う。
両親の描き方に対しては、せっかくの好演なのに、物足りなさを感じた。
脇役では、カウンセラー役の小日向文世が流石の存在感。そして、息子の同級生の母親役の濱田マリも…。
★★☆☆☆
魔法にかけられて
監督 ケヴィン・リマ
脚本 ビル・ケリー
音楽 アラン・メンケン スティーヴン・シュワルツ
出演 エイミー・アダムス
パトリック・デンプシー
スーザン・サランドン
2007/ アメリカ映画
アニメの世界に暮すプリンスのジゼルは、王子様との結婚式の日に、王子の継母の悪い魔女の手で、現代のニューヨークへ追放されました。果たしてプリンセスの運命やいかに…!?
ディズニーが製作した本作は自社作品のパロディーが満載…全米で大ヒット!
“とにかく単純に楽しまなくちゃ”…そんな作品。
ロマンチックだけど、どこかおバカで、でも可愛くて…。
誰もが知っているディズニーの手書きアニメーションと実写やCGとの融合は、どこか懐かしくも斬新。
ディズニーお得意のミュージカル・ナンバーやミュージカル・シーンも、デイズにー・ランドで観るパレードの如く堪能出来る。
ところどころ、辻褄が合わなかったり、「えっ、何で~!?」と言うシーンも登場するが、それもご愛嬌…
出演者たちの怪演が面白く切なく、プロ根性を感じる。
ラスト・シーンがお伽噺的ではなく、とても現実的だったのには、おもわず拍手!!
やっぱり、TV画面よりは劇場のスクリーンが似合う作品。
★★★☆☆
満開の桜の下
悲しみが 風に舞う 桜の花びらに姿を変えて
微笑みも 風に舞う 桜の花びらに姿を変えて
別れの後に訪れる 出逢いの予感にときめきながら
季節は 春 旅立ちの時
不思議だね 幾つになっても
卒業入学の気持を思い出す
満開の桜の下で
心躍らせた あの頃…
悲しみが 風に舞う 桜の花びらに姿を変えて
微笑みも 風に舞う 桜の花びらに姿を変えて
時の流れはあっという間 重ね合わせるよ 桜の花に
誰もが同じ 時間を生きる
運命(さだめ)なら受け入れる強さ
教えてくれるのは 桜かも知れない
満開の桜の下で
生まれ変われると 信じて…
悲しみが 風に舞う 桜の花びらに姿を変えて
微笑みも 風に舞う 桜の花びらに姿を変えて
天空の宮殿
その町には 砂漠を越え 山を越え ようやく辿り着ける
祈りの声と 穏かな微笑みが
だけど どこか悲しげな眼差しが
僕に何かを訴えかけているようだ
手を伸ばせば届きそうなのに
何故届かないの?
神の前では 誰もが平和であるべきなのに
どんどん 遠くなっていく 天空の宮殿
僕になんか計り知れぬ 苦しみの歴史にのみ込まれて
それでも強く その教えを忘れずに
だから生かされている 感謝して
輪廻転生 人の世は無常にあらず
手を伸ばせば必ず届くと
信じ続ければ
願いの果てに必ず届くはず 無限の力
どんどん 近くなってくる 天空の宮殿
手を伸ばせば届きそうなのに
何故届かないの?
神の前では 誰もが平和であるべきなのに
どんどん 遠くなっていく 天空の宮殿
手を伸ばせば必ず届くと
信じ続ければ
願いの果てに必ず届くはず 無限の力
どんどん 近くなってくる 天空の宮殿
ふたり
この手のぬくもり お互いのその思い
ひとつに溶けて 愛になる
共に重ねた年月が 新しい扉を開けるから
これからは振り返らずに 前だけを見て
歩幅合わせて 歩いていこう
同じ時代 同じ国に 生きている ふたりだから
同じ夢を 同じ地球(ほし)で 叶えたい きっと
幸せの鐘が 街中に鳴り響き
祝福の中 誓い合う
それぞれ生きた年月は ドラマチックではないけれど
いつの日も振り返らずに 互いを信じ
生きた証を 残してみたい
同じ時間 同じ記憶 これから ふたり一緒
同じ夢を 同じ地球(ほし)で 叶えるよ きっと
同じ時代 同じ国に 生きている ふたりだから
同じ夢を 同じ地球(ほし)で 叶えたい きっと
同じ時間 同じ記憶 これから ふたり一緒
同じ夢を 同じ地球(ほし)で 叶えるよ きっと
ベガーズ・オペラ
原作 ジョン・ゲイ
音楽 イローナ・セカッチ
脚色・演出 ジョン・ケアード
出演 内野聖陽 笹本玲奈 島田歌穂
森公美子 近藤洋介 高島政宏
橋本さとし 村井国夫
2208/3/5ソワレ 日生劇場
1782年のイギリスで生まれた。それまでの上流階級だけの楽しみであったオペラを、ベガー(乞食)たちが皮肉ると言う音楽劇「ベガーズ・オペラ」。
上演当時、大衆は熱狂し、皮肉られた上流階級の人たちは唖然としたとか…。
この作品は“世界最初のミュージカル”と称されている。
そして、初演から278年後→2006年の日本で上演され、今回再演。
“マクヒース”“ビーチャム”等々ブレヒトの「三文オペラ」で聴き慣れた名前が登場するので、何か親近感が沸いてきて、初めて観たのに、初めてじゃないような…この作品が原型となっているのだから、当然と言えば当然(笑)。
しかし、「三文オペラ」以上に、マクヒースの女関係や女遍歴がクローズアップされておりました。
「三文オペラ」の持つダークさよりもどこか滑稽で人間の性の愚かさや哀しさが…。
そのせいか、マクヒース役の内野聖陽がソフトでセクシーな女ったらしに徹していて、魅力・演技力再発見!
1782年のイギリスの劇場をイメージした舞台セットが豪華で素晴らしい。
ステージ上にも客席を置いていたり、出演者が客席に飛び込んでやりとりをしたり歌ったり踊ったり…未だ日本人はこう言う趣向に慣れていないんだろうなぁ、でも、観客参加型の演出をもっともっと楽しめれば、演劇の客層も広がっていくのでは!?研修か修学旅行なのだろうか、2階席の半分を占めていた高校生の集団の盛り上がりも、ラストに近づくに従ってヒートアップ↑↑やがて劇場全体も↑↑↑
61曲にも及ぶ歌がバラエティに富んで面白く楽しい。
バロックオペラ風を中心にイギリス民謡調にバラード、そしてソロに二重唱に合唱。
高低差がある高度な歌唱力を要求されるめくるめく歌たち、そしてかなり激しい振りのダンス…出演者たちの努力と才能が存分に発揮されておりました。
やっぱり森公美子のコメディエンヌ振りは、何度観ても流石です!
ただ、私だけなのかも知れないのだが、ベガーズ(乞食)が一般大衆の代弁者として上流階級を皮肉ると言うシチュエーションに、イマイチ入り込めなかったのは残念。
格差社会と言われいる日本であるからこその演出がどこかにあれば…イギリス設定って言うだけで、どこかゴージャスなイメージになってしまうのだろうなぁ。
例えば、かつての日本の農民一揆にでも置き換えたら少しは分かるようになるのなかなぁ!?
まぁ、私は演出家ではないので、そのあたりはプロの方におまかせしたいと思います(笑)。
桜ひといろ
そのまま時が止まったら どんなに幸せだろう
一瞬のいたずらは なんて残酷
東京の街は 桜ひといろ
微笑みに満ち溢れている
悲しくて 悲しくて この身がちぎれるほど
切なくて 切なくて 桜の雨に このまま流されたい
サヨナラが云えなくて…あなたに
思い出たちが手を振って どこかへ走り去っていく
誰も皆 幸せな 春の休日
東京の街は 桜ひといろ
卑屈だと分かっているけど
とめどなく とめどなく 流れる 涙・涙
駆けていく 駆けていく 追いつくことも出来ない後姿
サヨナラをおきざりに…あなたは
東京の街は 桜ひといろ 儚きは人の世の常か
悲しくて 悲しくて この身がちぎれるほど
切なくて 切なくて 桜の雨に このまま流されたい
サヨナラが云えなくて…あなたに
ぎゅっと。
抱きしめたい あなたを 抱きしめたい あなたを
抱きしめたい ぎゅっと。
花が咲き 南風(かぜ)が吹き 春の日が訪れて
その思い 変わらずに またひとつ 季節越え
言葉だけでは 言い足りないほど
感謝の気持 “ありがとう”
素直なままに 両手を広げ 迎えるよ 生きてる全て
抱きしめたい あなたを 抱きしめたい あなたを
抱きしめたい ぎゅっと。
海の青 空の青 果てしなく ただ青く
芽吹きだす みどり色 くり返す 生と死に
一期一会 出逢いは嬉しい
照れることなく “ありがとう”
素直でいよう どんな時でも 年齢は 関係ないよ
抱きしめたい あなたを 抱きしめたい あなたを
抱きしめたい ぎゅっと。
抱きしめたい あなたを 抱きしめたい あなたを
抱きしめたい ぎゅっと。
カラ カラ カラリン
雨音を数えたら きりのないゲームのようで
デジタル時計 目が離せない
同じ感覚 カラ カラ カラリン
人の世は ただ無常 受け入れてみるけれど
今宵も同じくり返し
逃げようか? それともこのまま 朽ち果てようか?
手持ち無沙汰に カラ カラ カラリン
結局 独り カラ カラ カラリン
意味なんか知らずとも 難しく考えないで
目を閉じてても 指が覚えた
キーボード打ち カラ カラ カラリン
人の世は あぁ刹那 受け入れてみるけれど
夜が明ければ 眠るだけ
騒ごうか? それとも変わらず 押し黙ろうか?
何をするにも カラ カラ カラリン
行きつ戻りつ カラ カラ カラリン
生きてるだけで カラ カラ カラリン
儲けもんだよ カラ カラ カラリン
サクラ 桜 さくら
亡き祖母に 手をひかれ 遠足 馬事公苑
遠き日の出来事は うす紅 花霞
冬が去り 春が来て 心は躍りだす
不思議だね 変わらない 気持は今だって
あれから何年経っただろう
これから何回見られるだろう
サクラ 桜 さくら サクラ 桜 さくら
サクラ咲き サクラ散り 一瞬の夢に抱かれて…
それぞれの その思い サクラは知っている
手に取った花びらは 可憐で愛らしい
喜びも 悲しみも 人生あるはずと
言い聞かせ 生きている 誰もがささやかに
あれから何年経っただろう
これから何回見られるだろう
サクラ 桜 さくら サクラ 桜 さくら
サクラ咲き サクラ散り 一瞬の夢に抱かれて…
あれから何年経っただろう
これから何回見られるだろう
サクラ 桜 さくら サクラ 桜 さくら
サクラ咲き サクラ散り 一瞬の夢に抱かれて…
からしいろの季節 (岡真史君に捧ぐ)
あっという間に 時は流れて
人生の半分が過ぎてしまった
君の写真は12歳のまま
僕に微笑みかけているようだ
生きてく意味を 考えながら
されど 日々の暮らしに消されてく
そんな瞬間 ふと思い出す
君からのメッセージ
甘いまんまの僕は それでも生きているよ
“ありがとう” 逢ったことはないけれど
逢ってみたいな 君と僕
からしいろの季節の中で…
17歳の僕は遠くて
懐かしく思う日も 時にはあるよ
教室から見た 東京タワー
帰らない日々とわかっていても
重ねる日々は さらに駆け足
時に 羨ましくて 空を見つめる
12歳のまま逝ってしまった
君からのメッセージ
甘いまんまの僕は それでも生かされている
いつの日か 語り合えると信じてる
どんな話が出来るかな?
からしいろの季節の中で…
あおぞら
冬 冷たい北風 凍える掌 温めながら
思う あおぞら
やがて来る春の日を 待ちわびる季節なら…
心に描いてみよう それぞれの夢を
空は あおぞら
果てなく続く あおぞら
誰にも 同じ きっと あおぞら
春 南から運ぶ 花咲く便りは 北の町まで
繋ぐ あおぞら
喜びも哀しみも めぐり逢う季節なら…
心に描いてみよう 笑顔の自分を
空は あおぞら
世界の果ても あおぞら
生きてる人の 心に あおぞら
心に描いてみよう それぞれの夢を
空は あおぞら
果てなく続く あおぞら
誰にも 同じ きっと あおぞら
心に描いてみよう 笑顔の自分を
空は あおぞら
世界の果ても あおぞら
生きてる人の 心に あおぞら
HUG
抱きしめてあげなさい 愛する人の身体を 愛する人の心を
幼い頃 そのぬくもりに 誰もが感じた温かさを
大人になるほど忘れていく 時の流れに流されながら
求め合う思いは 変わることなく きっと同じはずだから
さぁ 抱きしめてあげなさい 愛する人の身体を 愛する人の心を
ただ 抱きしめてあげるだけでいい…
続いていく明日を信じて 誰もが生きていく この地球で
寂しげな瞳 微笑むように 憎しみは捨て 素直なままに
許してみればいい 人は優しい 生き物だと思えるよ
さぁ 抱きしめてあげなさい 愛する人の身体を 愛する人の心を
ただ 抱きしめてあげるだけでいい…
さぁ 抱きしめてあげなさい 愛する人の身体を 愛する人の心を
ただ 抱きしめてあげるだけでいい…
さぁ 抱きしめてあげなさい 愛する人の身体を 愛する人の心を
ただ 抱きしめてあげるだけでいい…
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
監督 ティム・バートン
作曲 スティーヴン・ソドンハイム
出演 ジョニー・デップ
ヘレナ・ボナム=カーター
2007/ アメリカ映画
ブロードウェイの巨匠スティーヴン・ソンドハイムのトニー賞受賞ミュージカルの映画化。
監督は『シザー・ハンズ』『チャーリーとチョコレート工場』のティム・バートン、そして彼と主演のジョニー・デップのコンビ6作目の作品。
これまでにも映画や舞台で数多く取り上げられてきた伝説の殺人鬼スウィーニー・トッドを演じているジョニー・デップの初ミュージカル映画。
本格的な歌声を披露するのは初めてと言う事だが、ジョニー・デップの歌いっぷり、ボイス・コーチ等に特別なレッスンを受けていないと言うことなのに、本当に素晴らしいし味がある!
19世紀のイギリス。
無実の罪で投獄され、その首謀者に妻も娘も奪われた男(ジョニー・デップ)が、名前も姿も変え、ロンドンのフリート街へ戻ってくる。15年ぶりに理髪店を再開した彼は、理髪師スウィーニー・トッドとして腕を振るい始めるが、かつて自分を陥れた男への復讐に燃えていた。
好き嫌いがはっきりする作品かも知れない。
ティム・バートン監督お得意のダークな色彩の中と対比するかのように、真っ赤な血しぶき飛びまくりのスプラッター・ホーラー・ミュージカル、そして、狂気に満ち溢れたジョニー・デップの迫真の演技と歌声。
普通のミュージカルならば、突然歌に変わってしまう事もよくあるのだが、この作品は、主人公の感情の絶頂の先にあるのが“歌”と言う表現方法なので、その流れがとても自然な気がしたし、私的にはこの映像・演出にとても合っていたと思う。
約25年前位かなぁ、日本でこの作品が初めて上演(主演は松本幸四郎、共演は鳳蘭)された時に観ております。未だ若かったせいもあるのだが、ただ復讐と人殺しと人肉パイの話と言っただけで、その内容の深さが把握出来ないままに幕が下りてしまった記憶しかありませんでした。
今回映画を観て、少しは内容が理解出来たかと思っています。
こんなに奥が深かったんだぁ…と。
そうそう、定かではないのですが、その舞台での乞食役は市原悦子、娘役には沢田亜矢子…そんな事まで思い出してしまいました(笑)。
この作品のおかげで、ジョニー・デップにはミュージカルの出演依頼が殺到するかも!?でも、彼が引き受けるかは…これも!?
どちらにしても、また彼のミュージカル作品が是非とも観てみたいです!!
★★★★☆
Yuming Surf & Snow in Naeba vol.28
出演 松任谷由実
2008/2/4
今年も“Yuming Surf & Snow in Naeba”の季節がやってまいりました。
そして初めての初日観ステージ。
ステージは、暖炉に火が赤々と燃える冬のスキー場のコテージ風。
そしてバック・メンバーの紹介からと言う、意表をつくいつもと違うオープニング…期待も胸も高まります。
タータン・チェック(今回のステージはタータン・チェックがイメージらしく、チケットをはじめ随所にタータン・チェック柄が使われています)のミニ・スカートも可愛いユーミンの登場!
ホント、そのオーラを保ちながらも年毎に若返っていくユーミン嬢であります♪
途中のMCで「去年のシャングリラ3終了後に燃え尽き症候群になりそうになった…それを救ってくれたのは、やっぱり苗場!」とユーミン。
何か“Surf & Snow”原点回帰!!!と言う感じがするくらい、リゾート感覚いっぱいの構成演出に、名盤“Surf & Snow” を初めて聴いた頃(発売当時ですが…汗)の思いが、キラキラと波のように吹雪のように甦ってきました。
久々に聴けた“魔法の鏡”にも涙涙…
「ツアーが出来なくなっても、苗場だけは死ぬまで続けていきたい!」とユーミンの心意気と涙は、少女のように輝いておりました。
この会場にいる皆さんが、おじいちゃんおばあちゃんになっても一緒に観に来られるし参加出来る…素晴らしいことです…拍手拍手!!!!!
“恋人がサンタクロース”のエンディング…これにも意表をつかれました…でも、観客参加型定番エンディング(笑)の“ブリザード”は!?
今回の“Yuming Surf & Snow in Naeba vol.28”…そこら辺の事実関係(大げさかぁ!?)を知るためにも是非とも苗場まで足を運ばれますように(自分は宣伝マンかぁ…笑)!!!!!!!♪
その名にちなんで
監督 ミーラー・ナーイル
脚本 スーニー・ターラープルワーラー
出演 カル・ペン タブー イルファン・カーン
ジャシンダ・バレット ズレイカ・ロビンソン
2006年/アメリカ映画
原作はピュリツアー賞作家ジュンパ・ラヒリの小説、監督は『モンスーン・ウェディング』のミーラー・ナーイル。
インド人の両親の元アメリカで生まれ育ったインド人なのにロシア人名を持つインド系アメリカ人である息子ゴーゴリ。子供の“名前”に託した親の愛情と、自分探しをする自分とのすれ違いを、子離れ親離れを通して自らのインド人としてのおアイデンティティーに気付いていく家族ドラマ。
息子の名前にある思いを込めた夫婦の愛は一途で熱い…そして命は儚い、しかしそこから生まれる新たな命や思いや愛もある…。
両親が出会い子供が生まれ別れていくまでの30年間が描かれるが、観終わった後感じたのは、ドラマチックではないけれども力強くそして繊細に生き抜く家族の愛の大きさ普遍さ偉大さ…。
親子って何気にいいなぁ…じわじわと思えてくる作品。
さすが『モンスーン・ウェディング』のミーラー・ナーイル監督作品、インドの冠婚葬祭シーンの美しさ儚さにも胸は躍るし胸は痛みます。
それにしても、お母様はホント若くして知人の誰もいないN.Y.まで嫁いでいったんだなぁ…ラストシーンに明かされる年齢にビックリ(笑)!!!
★★★★☆
音楽劇 肝っ玉おっ母とその子供たち
作 ベルトルト・ブレヒト
訳・上演台本 岩淵達治
演出 西川信廣
出演 草笛光子
久世星佳 田中壮太郎 鍛冶直人 鬼頭典子
大森博史 坂部文昭 高橋長英
2008/1/28 THEATRE1010
B・ブレヒトの名作、17世紀のドイツが舞台。
“肝っ玉おっ母”と呼ばれるアンナは荷車を自分達で(最初ひいていた馬は死んでしまった…)ひきながら、3人の子供たちと戦場を移動しながら商いをして生計を立てている。
二人の息子は次々と出征し、口のきけない娘と二人きりで商いを続けていたのだが…。
子供たちを失いながらも、それでも生きていかなければならないアンナ、その姿は逞しくもあり憐れでもあるのだが、しかしあくまでも前向きで強い…。
終わることのない戦争の虚しさや愚かさを描いた作品。
14年ぶりに舞台で歌を披露すると言う草笛光子の存在感が凄い…約3時間の舞台。いったいお幾つ?と聞き返したくなるほどのパワーに圧倒されてしまいました。
“ラマンチャの男”のアルドンサだってまだまだ演じられそう!ダンスと歌満載のミュージカルが観てみたい!!(是非是非希望!!!)
場面転換も気にならずに思えたのは、映像や音楽を上手く使っていたからだろう。
戦争の本質がより伝わってきました。
劇場であるTHEATRE1010には初めて行ったのだが、想像以上に素晴らしい劇場でした。
タッパはあるし舞台の奥行きもあり、新国立劇場中劇場を彷彿させてくれました。
2階席の一番後ろの約40席は千住席と言う事で1010円との事、係の人に聞いてみると、前売り発売まもなくソールド・アウトしてしまうらしいのだが…それにしても、足立区恐るべし(笑)
一秒の永遠
とめどない想いの果てに 結ばれる赤い糸
でもそれは 時間ではなく
必然と云う名の DENTINY
ふたりは 今 ひとつになる
見つめ合い 擁き合い
その瞬間
一秒さえも 永遠と信じられる
行き場無く交叉するのは とまどいの夢の跡
ただそれは 迷宮ではなく
時空を飛び越えた DENTINY
星のように 風のように
お互いを 求め合う
その瞬間
一秒さえも 永遠に感じられる
あなたのいない風景
手を伸ばしぬくもりを 探すけれど見つからず
現実を知らされる
あたり前のように過ぎていく日々にも
いつしか慣れて
また今日も 一日が終わるけれども…
あなたのいない風景 まだ受け入れられない
あなたのいない風景 色が塗れない キャンバス
残照を見つめては 夢の中彷徨えど
目覚めれば ただ独り
忘れられるのなら忘れた方がいい
言いきかすけど
また今日も 想い出を行きつ戻りつ…
あなたのいない風景 そう ここで生きなけりゃ
あなたのいない風景 行き交う人は 無関心
あなたのいない風景 まだ受け入れられない
あなたのいない風景 色が塗れない キャンバス
あなたのいない風景 そう ここで生きなけりゃ
あなたのいない風景 行き交う人は 無関心
初春大歌舞伎
連獅子
河竹黙阿弥 作
松本幸四郎
市川染五郎
2008/1/16 歌舞伎座
株価が大暴落しようと格差社会が広がろうと、やはり1月の歌舞伎は華やかであって欲しいし、あらねばならない…そんな思いを込めて観た「連獅子」。
アクティブでゴージャスで分かりやすいから、獅子の鬣を振り回すパフォーマンスには客席の外国人達も拍手喝采。
何度観ても、お正月らしい演目です。
今回の「連獅子」は幸四郎、染五郎父子。
まさに、幸四郎の貫禄と染五郎の若さの競い合い。
しかし、染五郎のサービス精神(?)が若さゆえに勝っていたのか、これでもかこれでもって言う派手な動きに客席は興奮状態…幸四郎の熟練の技が少しかすんでしまうのは仕方ないことなのか、少し悲しい気もしてしまいましたが。
あと10年位は幸四郎、染五郎父子の「連獅子」を観続けたいものです。
こんにちは さようなら ありがとう (5つの文字に愛を込めて)
出逢いと別れ くり返しては
時代はまわる ゆっくり速く
どんな時でも 見失わずに
心と心 真っ赤な糸を手繰り寄せ
必然と信じよう 喜び悲しみ ふりかかるけど
朝の来ない夜はない
こんにちは さようなら ありがとう
5つの文字に愛を込めて
素直に言える 自分でいなきゃ
笑顔と涙 くり返しても
上手くいかない 時もある
立ち止まらずに ただひたすらに
人の絆を手繰り寄せれば きっと繋がる
憎しみは断ち切って 未来を見たら 果てなく広い
雨は止んで晴れるから
こんにちは さようなら ありがとう
5つの文字に愛を込めて
素直に言える 自分でいなきゃ
必然と信じよう 喜び悲しみ ふりかかるけど
朝の来ない夜はない
こんにちは さようなら ありがとう
5つの文字に愛を込めて
素直に言える 自分でいなきゃ
憎しみは断ち切って 未来を見たら 果てなく広い
雨は止んで晴れるから
こんにちは さようなら ありがとう
5つの文字に愛を込めて
素直に言える 自分でいなきゃ
早春スウィング
優しい気持にしてくれる
あなたの心は港のように
いつでも穏かな笑顔と温かい心で
この私 待っている
寒い季節 雪解けを待ちわびるのは
生きていると感じられる “今”があるから
春の足音 聴こえてきそう
潮風とスウィング
3月の茅ヶ崎
時間の早さ 速すぎて
急いでみるけど 追いつけなくて
それでも穏かな気持と真っ直ぐな思いを
失くさずにいたいから
季節重ね 冬を越え 春が来る喜び
その度ごと生まれ変わって 不思議なチカラ
リセットすれば 軽くなるよう
波音とスウィング
3月の茅ヶ崎
カモメのように
“なぜ急ぐの?”時間とまるで追いかけっこ
いつも自分に問いかけながら
だけど ゆっくり歩けなくて…
不思議ですね 海に来ると
景色がゆっくり 時を重ねる
カモメのように 白い心で
カモメのように 遥かな思いを
カモメのように 自由な空へ
駆け足なら 得意なのかも知れない
でも 実際は 足は鈍間で
だから 気持は せかせかして…
海は きっとふるさとかも
潮風(かぜ)はゆりかごで 潮騒は鼓動
カモメのように 白い心で
カモメのように 遥かな思いを
カモメのように 自由な空へ
カモメのように 白い心で
カモメのように 遥かな思いを
カモメのように 自由な空へ
One
"ゴメンね あなたを産まなければ
こんなに苦しませることも無かったのに…"
母は目に涙をためながら 私を強く抱きしめた
全てが上手くいかなくて
"何で私なんか産んだの"
何度も母にぶつけてしまった日々
でも 今は違う
お母さんの子供で良かった
私の人生を"ありがとう"
私は私 他の誰でもないのだから…
"いつかは優しい気持になり
穏かな笑顔が戻ると信じていた…"
母の その瞳は言っていた 言葉にならなくても
全てが上手くいくことは
誰にもあるわけじゃないのに
自分の弱さ 知られるのが怖かった
そう 生きることは
自分のため 誰のためじゃなく
私の人生に"ありがとう"
私は私 それでいいんだ これからずっと…
小さな…
遠い記憶に懐かれながら 眠りにつく夜は
幾千の星たちが 夢へ導く
今ここにいるのは 偶然ではなく必然
素直に思える だから 生きられる
何気ない日々の生活
小さな喜び 小さな悲しみ
積み重ねながら 地球は廻り続けていく
表面だけの優しさを 押つけたりせずに
心音を聴きながら 瞳を閉じて
今ここにあるのは 偶然ではなく必然
だからこそ いつも 感謝を忘れず
何気ない日常の色
小さな発見 小さな言の葉
積み重ねながら 大地を 人は踏みしめている
何気ない日々の生活
小さな喜び 小さな悲しみ
積み重ねながら 地球は廻り続けていく
何気ない日常の色
小さな発見 小さな言の葉
積み重ねながら 大地を 人は踏みしめている
小さな… 小さな… 小さな…
それを見つければ 人は生きていけるはず
シール
貼られたシール はがすのは
自分じゃなけりゃ できないよ
愚かな奴と 謗られようと
変わった奴と 詰られようと
自分は自分 君は君
迷わず 真っ直ぐ 行けばいい
それでも 他人(ひと)を恨まずに…
悲しみ背負い 生きていく
憎しみだけは つなげずに
なじめぬ奴と 笑われようと
汚い奴と 突かれようと
きれいな心 持ち続け
今日を生きよう 明日がある
他人(ひと)を恨まず 傷つけず…
自分は自分 君は君
迷わず 真っ直ぐ 行けばいい
それでも 他人(ひと)を恨まずに…
きれいな心 持ち続け
今日を生きよう 明日がある
他人(ひと)を恨まず 傷つけず…
魍魎の匣
監督/脚本 原田眞人
原作 京極夏彦
出演 堤 真一
阿部 寛 椎名桔平 宮迫博之 田中麗奈
黒木 瞳 宮藤官九郎 柄本 明 清水美砂 篠原涼子
2007/日本映画
映像化は不可能と言われた、500万部を越える京極夏彦氏の、古書「京極堂」店主・中禅寺シリーズ最高傑作と言われている原作の完全映画化。
舞台は戦後間もない1952年の東京。美少女連続殺人事件が世間を騒がせていた。
引退した伝説の元女優・陽子(黒木瞳)の娘も姿を消し、探偵・榎木(阿部寛)はその行方を追う。
一方、作家・関口(椎名桔平)と中禅寺の妹の記者・敦子(田中麗奈)は、不幸をハコに封じ込める教団の謎に迫る。
さらに巨大なハコ型建物の謎を追う刑事・木場(宮迫博之)も登場し、事件に関わる。
そしてこの登場人物たちと何らかの接点を持つ、古書「京極堂」店主・中禅寺(堤真一)の元へ彼等が集まってくる。
3つの事件に関わるハコに隠された恐るべき真実と謎を、中禅寺たちは解き明かせるのだろうか…!?
私自身原作を読んでいないので、原作とはどのあたりがどう違うのか判らないのだが、前半から中盤までの少し散漫になりそうだった人間相関図やストーリーもラストではよくまとめられていたと思うし、充分なエンタテイメント作品になっていた。
でも、やはり原作を読むか、もう一度映画を観ないと判らないあたりも若干…。
1952年の東京を完璧に再現するために上海ロケを敢行したとの事だか、事前に聴いていたためなのか、街並みに中国エッセンスがちらりほらり、良くも悪くもどこかしらエキゾチックでミステリアスな東京が再現されていたので、映画の最初のあたりから途中慣れるまで気になってしかたなかった。
豪華なキャストも、それぞれに美味しいトコを与えられていて、見所満載。
でも怪演もちらほら…それは誰の演技なのか!?"見てのお楽しみ"と言う事で…。
それにしても、シリアスだったり怖かったりするのに出演者の誰もが楽しそうに演じておりました。それが、スクリーンからヒシヒシと伝わってくる(特にラストシーンの奥様2人…笑)映画でした。
★★★☆☆
確かな事
夕焼け空にひこうき雲が 白くひとすじ
今日も暮れていく
日々は駆け足 追いつけないスピードで
あれから幾つ月日が流れ
出逢いと別れ くり返してる
それでも強くなれもしないで 今日を生きてる
色づく街は 秋から冬へ
華やぐような 赤や黄色に
やがて葉は落ち…
冷たい風が吹くまでの プレゼント
一番星を見つけてみては 願いをかける
今日もおんなじ くり返しでも
嬉しくなって 微笑むよ
そんな小さな思いを重ね
生きてくことが 幸せなんだ
比べないでも 自分を生きる やっとわかった
裸樹たちも 冬から春へ
寒さに耐えて 強さ教える
やがて若葉は…
南の風を ひそやかに運ぶはず
色づく街は 秋から冬へ
華やぐような 赤や黄色に
やがて葉は落ち…
冷たい風が吹くまでの プレゼント
裸樹たちも 冬から春へ
寒さに耐えて 強さ教える
やがて若葉は…
南の風を ひそやかに運ぶはず
守るべきもの
行き交う人の 流れの中に
この身を置いて みたけれど
行き交う人は 素知らぬ顔で
兎のように よけていく
失うことは 怖くないけど
何も出来ない 自分を責める
世界で起こる 悲しい事件
地球自体が 悲鳴をあげているよう
守るべきもの 自分だけじゃなく
守るべきもの 未来への思い
果てしなく続くこと…祈りを込めて
夢から醒めて 気付いた時の
言いようもない 感覚に
慣れ過ぎたのか 生きるものみな
疲れた身体 ひきずって
現実さえも 目を伏せるけど
見えないものに 目を向けなきゃ
世界で起こる 悲しい事件
地球自体が 悲鳴をあげているよう
守るべきもの 自分だけじゃなく
守るべきもの 未来への思い
果てしなく続くこと…祈りを込めて
世界で起こる 悲しい事件
地球自体が 悲鳴をあげているよう
守るべきもの 自分だけじゃなく
守るべきもの 未来への思い
果てしなく続くこと…祈りを込めて
手と手
空にめがけて 精一杯に
背伸びをすれば 届きそうな気がする
若葉の季節
どこまで続く 悲しみの中
瞳を閉じて 深呼吸してみる
五月に抱かれ
逢えなくなって 久しいけれど
手と手のぬくもり 忘れはしない
人の心は 消えることなく
永遠つなぐ 見えないチカラ
夢に疲れて 夢をあきらめ
途方にくれて 行き惑う時には
星の伝言
見えないけれど 聴こえてくるよ
耳を澄ませば 懐かしく優しい
潮風の詩
逢えなくなって 久しいけれど
絆でいつも 結ばれている
人の心は 消えることなく
生き続けてる あの日のままに
逢えなくなって 久しいけれど
手と手のぬくもり 忘れはしない
人の心は 消えることなく
永遠つなぐ 見えないチカラ
逢えなくなって 久しいけれど
絆でいつも 結ばれている
人の心は 消えることなく
生き続けてる あの日のままに
オリオン
はかり知れない 愛の強さ
永遠が見えた 夜
それは時間の長さではなく 必然
ふたりは出逢った それだけの真実…
広い宇宙にも 果てはあり
星にも寿命はある
だからこそ 大切にしたい
この想い この願い
絶えることない 愛の流れ
流星はひとすじに
きっと時間は長さではなく 充実
ふたりの心が 重なった瞬間…
広い宇宙には 果てがあり
星には寿命がある
だからこそ 信じ続けよう
美しい その未来
広い宇宙にも 果てはあり
星にも寿命はある
だからこそ 大切にしたい
この想い この願い
広い宇宙には 果てがあり
星には寿命がある
だからこそ 信じ続けよう
美しい その未来
砂の記号
波が消していく 想い出の岸辺
無数の砂がつくりだす 読み取れない記号
カモメが帰る 寝床 幸せな暮らし
絵に描いたような あたり前の結末
受け入れれば 季節は秋から冬へ
ひとり歩きの 材木座…
誰の忘れ物 想い出の破片(かけら)
散らばるように 砂の上 永遠(とわ)に残す記号
時間を越えて 人は それぞれの封印
哀しみのルフラン その願いは変わらず
受け入れても 明日には またくり返す
ここを訪れ 海を見る…
ただひたすら 想いを重ねてみても
無常のごとし 波と砂…
"つづき"あり…
思い通りにいかなくなって
投げ出したくなる事は 誰にもある事
落ち込む気持 コントロール出来なくなる
世界で一番不幸だなんて
そんなストーリー 勝手に書き上げて
それで 満足なのかい?
生きてる限り 明日があるよ
最後の頁 読み終えるまで
人生には"つづき"あり…
想像しよう 笑顔の自分!
何度だって 書き直せるから
行きつ戻りつ それでいいんだ
人それぞれのスピード 抜かされる時も
追い越す時も 自分のペース忘れずに
世界で一番幸せ者と
だからストーリー 修正すればいい
きっと 夢は叶うはず
生きてる限り 明日があるよ
最後の頁 読み終えるまで
人生には"つづき"あり…
想像しよう 笑顔の自分!
何度だって 書き直せるから
生きてる限り 明日があるよ
最後の頁 読み終えるまで
人生には"つづき"あり…
想像しよう 笑顔の自分!
何度だって 書き直せるから
グラスの中の泡の海
漂いながら行き着く先は
見知らぬ異国の 小さな港
きっと逢えると信じれば
いつかは逢えると 星の言伝
嵐の夜も 凪の朝も
瞳を閉じて 心静かに…
グラスの中の泡の海
思い描いた 航海は
今日は 地中海 明日は アドリア海
ここは東京 ひとりの部屋
懲りもしないでくり返すのは
復習できない そんな性格
きっと逢いたい 願うのに
今宵も変わらぬ 僕のポジション
おとぎ話に 身を任せて
酔いしれたいね ひと夜の夢と…
グラスの中の泡の海
マーメード達 微笑むよ
そこは 珊瑚礁 そして 白い渚
なのに東京 ひとりの部屋
グラスの中の泡の海
思い描いた 航海は
今日は 地中海 明日は アドリア海
ここは東京 ひとりの部屋
グラスの中の泡の海
マーメード達 微笑むよ
そこは 珊瑚礁 そして 白い渚
なのに東京 ひとりの部屋
あなたの子供で良かったと思えます
小さくなった背中を見つめ
もしも あなたの子供でなかったなら…
ふと考える 夕暮れ時
大好きな 煮物の匂い
あたり前のように 時を重ね 年を取り
そして 今がある
言葉には出来ないけれど “ありがとう”
あなたの子供で良かったと思えます
過去も未来も どこかで繋がっている
きっとそうでしょう あなたとわたし
思うようにならない人生
わかっていても 時が戻せたならば…
ふと考える 静かな夜
“ごめんね”と そっとあなたに
人並でいれば幸せだと思っても
それぞれの価値観
生きている 今この瞬間(とき)に “ありがとう”
あなたの子供で良かったと思えます
過去も未来も どこかで繋がっている
きっとそうでしょう あなたとわたし
言葉には出来ないけれど “ありがとう”
あなたの子供で良かったと思えます
過去も未来も どこかで繋がっている
きっとそうでしょう あなたとわたし
時代遅れの即興詩人
名もない小さな花が 風にゆれている
季節の翳りに 心ふるわす
あぁ
くり返しても 上手くならない
何度もくり返す 恋はラビリンス
いつだって たどり着けないまま…
知ってか知らずか 即興詩人
ロマンス語りの 即興詩人
それでも懲りない 恋愛体質
百夜の夢に 酔いしれて
饒舌信じられない 誰もが云うけど
人の本質は そんなものかも
あぁ
事の顛末 数限りない
やっぱり好きだから 恋はミステリー
いつだって 謎解きは出来ない…
後先見えない 即興詩人
時代遅れでも 即興詩人
とどのつまりは 人畜無害
ひとりよがりに 酔いしれて
知ってか知らずか 即興詩人
ロマンス語りの 即興詩人
それでも懲りない 恋愛体質
百夜の夢に 酔いしれて
後先見えない 即興詩人
時代遅れでも 即興詩人
とどのつまりは 人畜無害
ひとりよがりに 酔いしれて
雪野ヶ原
誰もみな孤独だと
言い逃れできない 真実
憎しみ 苦しみ 哀しみ
断ち切りたいと思っていても
断ち切れない 現実
背負いながらも 生きている
目の前に 雪野ヶ原 ただ広がる 雪野ヶ原
どんな足あとがつくのだろう
想像も出来ないけれど
今は白 どこまでも白…
優しさを口にして
手を差しのべるのは 人間
憎しみ 苦しみ 哀しみ
創りだすのも 同じ人間
終りのない葛藤
痛みの如く 沁みついて
人生は 雪野ヶ原 夢いくばく雪野ヶ原
赤にも青にも染められても
その白に消されてくだけ
無常色 ただ無常色…
目の前に 雪野ヶ原 ただ広がる 雪野ヶ原
どんな足あとがつくのだろう
想像も出来ないけれど
今は白 どこまでも白…
人生は 雪野ヶ原 夢いくばく雪野ヶ原
赤にも青にも染められても
その白に消されてくだけ
無常色 ただ無常色…
きっと悲しみは幸せの糧になる
君がくれた 安らぎを 僕は忘れていた
あたり前だと思うことは 時として残酷
君がいなくなって気づくなんて 僕は愚かな奴さ
出逢いと別れが くり返される人生
戻れない日々 過ぎていく時間
泣いて 泣いて 泣いて それでも泣いて
教えてくれたのは 君
言葉は交わせなくても
いつかまた どこかで逢えるね
きっと悲しみは幸せの糧になる
生きてくチカラを“ありがとう”
今 こうして笑えるんだ
それも全て 君のおかげ
もしかしたら前世で 逢っていたのかも
あたり前だと思えるのは きっとそうなんだよ
ココロ穏かなら 大丈夫と 君は教えてくれた
小さな瞳に 溢れるようなきらめき
記憶の糸は 永遠に切れない
泣いて 泣いて 泣いて それでも泣いて
教えてくれたのは 君
言葉は交わせなくても
いつかまた どこかで逢えるね
きっと悲しみは幸せの糧になる
生きてくチカラを“ありがとう”
今 こうして笑えるんだ
泣いて 泣いて 泣いて それでも泣いて
教えてくれたのは 君
言葉は交わせなくても
いつかまた どこかで逢えるね
きっと悲しみは幸せの糧になる
生きてくチカラを“ありがとう”
今 こうして笑えるんだ
それも全て 君のおかげ
それも全て 君のおかげ
君が見た昨日 僕が見た明日
わかったよ これ以上 傷つけあうのは止めよう
出逢えたことに 感謝をしたい
それが 今の素直な気持だから
時間だけでは 計り知れない
人は 不可解な生き物…
君が見た昨日 僕が見た明日
重なり合わないまま
今日に立ちすくむ 二人
とどまれぬ流れなら 逆らうことなどしないで
流れのままに 漂うことが
きっと 今の二人に合っているよ
くり返しても 復習できない
恋は いつの日も 不可思議…
君が見た昨日 僕が見た明日
重なり合わないまま
今日に立ちすくむ 二人
君が見た昨日 僕が見た明日
重なり合わないまま
今日に立ちすくむ 二人
over
遠ざかる背中 ただ見送るだけ
見えなくなるのは 涙のせい?それとも…
手を伸ばしても 届かない距離
どこまで続く道
ひたすらに歩き続けていく
誰も皆 同じよう
さよならの向こう側に 往きつくには どのくらい
悲しみの向こう側に 待っているのは 永遠のやすらぎ
だから 悲しまないで
心と心 きっと感じあえるはず
鮮明な記憶 甦ってくる
子供の頃から さっきまでの人生…
運命ならば 恨むことなく
静かに 受け入れる
くり返す 出来事の数々
微笑みに 満ち溢れ
さよならの向こう側に 往きつくには どのくらい
悲しみの向こう側に 待っているのは 永遠のやすらぎ
だから 悲しまないで
心と心 きっと感じあえるはず
さよならの向こう側に 往きつくには どのくらい
悲しみの向こう側に 待っているのは 永遠のやすらぎ
だから 悲しまないで
心と心 きっと感じあえるはず
シーズンオフの避暑地にて
人もまばらなメインストリート
夏のざわめきが 嘘のように
秋から冬へ
季節が駆け足で過ぎていくのは 仕方ないけど
2人で泊まった 湖畔のホテル
ダブルベッドが やけに広いね
ありふれたストーリー 演じるなんて
思いもしなかった 出逢った頃は…
シーズンオフの避暑地に ひとり
気がつけば 木枯らし
都会(まち)に戻れば
仕事が 忘れさせてくれるはずだから
白樺林 自転車で走る
何も考えず ペダルをこぐ
冬から春へ
季節がめぐったら 気持の整理 つくのでしょうか
道に迷って 辿り着くのは
未来ではなく 過去かも知れない
おざなりのストーリー まさか自分が
あたりまえのように 涙あふれて…
シーズンオフの避暑地に ひとり
気がつけば 木枯らし
都会(まち)に戻れば
忙しさにかまけて 日々は過ぎるから
緒形拳ひとり舞台 白野 -シラノ-
演出 鈴木勝秀
原作 エドモンド・ロスタン 『シラノ・ド・ベルジュラック』
翻訳 楠山正雄 辰野隆
翻案 額田六福 澤田正二郎
構成 島田正吾
出演 緒形拳
2007/10/17 早稲田大学大隈講堂
エドモンド・ロスタンの名作『シラノ・ド・ベルジュラック』を、幕末から明治中期までの日本を舞台に翻案した「白野弁十郎」は、新国劇の澤田正二郎が1926年に初演、その後島田正吾へと受け継がれ、その島田に師事した緒形拳が、師への尊敬を胸に挑んだ作品。
白野(シラノ・ド・ベルジュラック)のコンプレックスの象徴とも言える、巨大な“鼻”をあえて付けずに、その“鼻”の存在を、まるで見えるかのように観客に伝えてくれる、やはり、演技力の素晴らしさなのだろう。
舞台は、徳川幕府崩壊を目前にして騒然としている京の都。
憧れの女性の従妹の千種、恋敵にして友人の栗栖を始め5役を演じ分ける緒形拳。出来る限りの無駄を削ぎ落とした空間と美術、そして照明と音楽がとてもストイックに、白野(シラノ)の存在を浮かび上がらせていた。
淡々とした、そして飄々とした緒形拳の演技が、余計にせつなく胸に沁みる舞台であった。
私的には、緒形拳氏に対して、もっと熱~いイメージがあったので、とても新鮮に感じられたし、その演技がラスト・シーンの余韻を心の奥底に残してくれた。
しかし、もっと熱くドラマチックな演出で緒形拳に演じてもらい、この「白野 -シラノ-」をもう一度観てみたいと思うことは、無理なお願いなのだろうか…。
八重山紀行
ひたすらに 海の藍(あお)
目にしみる 白い砂
潮風に ゆれていた
赤花 夢の色
人の笑顔の やさしさ つよさ
いたわり 忘れない
旅人を あたたかく
もてなす 南人(みなみびと)
どこかしら 懐かしい
父のよう 母のよう
初めてと おもえない
ぬくもり 島言葉
生きてくことの つらさ きびしさ
誰もが 乗り越えて
毎日を 重ねてく
泡盛 酌み交わし
満天の 星空に
奇蹟すら 信じたい
人間が 人間で
いられる 未来あれ
おじぃとおばぁ 恨みは忘れ
断ち切って 胸のうち
唄おうや 踊ろうや
三線 こころいき
ストレート
君が伸ばした手に 届かないまま 時は過ぎて
全ては想い出になり 心には 小さなわだかまり
傷つくことは 怖くない 頭ではわかっていても
正直に生きるには 強くならなきゃいけないんだって
初めて知った 16の夏
あれから何年過ぎただろう
君の勇気に応えられなかった…こと
未だに 後悔しているよ
君が伸ばした手の そのぬくもり 知らぬままに
全てが幻のよう ひと夏の 小さな物語
自分の気持隠さずに 生きようと もがくけれども
いつだって生きるには 多数決なら 多数派の方が
生きやすいから 手をあげていた
あれから何年過ぎただろう
君の勇気を想い出しているよ…そう
今なら 握り返せるはず
あれから何年過ぎただろう
君の勇気に応えられなかった…こと
未だに 後悔しているよ
あれから何年過ぎただろう
君の勇気を想い出しているよ…そう
今なら 握り返せるはず
Note (オヤジになった僕から 17歳の頃の僕に…)
僕はまだ少年だった
教室の窓越しに 東京タワーを見つめながら
退屈な毎日を過ごしていた
これから先に起こる出来事など 想像も出来ず
それでも…
夢ならば 簡単に叶うと思っていたし
たくさんの夢が 迎えてくれた
パソコンもケイタイも無かった時代
今読み返せば あまりにも幼いけれど
Noteには文字がいっぱい
Noteは僕自身
無限の世界が目の前にあった 17歳の頃
僕は今 時を重ねて
心だけ置き去りに 見た目だけならオヤジになった
変わらないつもりでも 時は残酷
これから先に起こる出来事なら それなりに見えて
いつしか…
夢よりも現実に疲れてしまっていたんだ
そしてまた 再び開いたNote
パソコンもケイタイも無かった時代
今読み返せば あまりにも幼いけれど
Noteには文字がいっぱい
Noteは僕自身
無限の世界が目の前にあった 17歳の頃
パソコンもケイタイも無かった時代
今読み返せば あまりにも幼いけれど
Noteには文字がいっぱい
Noteは僕自身
無限の世界が目の前にあった 17歳の頃
“ありがとう!” 17歳の僕に そう 呟いた
『ミザリー』
原作 スティーヴン・キング
演出 松本祐子
出演 渡辺えり(アニー)
小日向文世(ポール)
2007/10/5 シアターアプル
アメリカ映画「ミザリー」ではキャシー・ベイツ(1990年度アカデミー賞主演女優賞)とジェームズ・カーンが演じた役を、渡辺えり(えり子改め)と小日向文世が演ずる。
大衆向けのシリーズ小説「ミザリー」で人気作家になったポール・シェルダンは、主人公ミザリーに美しい死を与えてシリーズを終了させ、かねてから書きたかった現代小説を山荘で書き終えた。
しかし、出版社に届けるために車を運転していたポールは、嵐の中で崖から転落してしまう…。
ポールが目を覚ますと見知らぬ部屋の中、奇跡的に命を取りとめたのであった、そして動けない身体、痛む足。
救ったのは元看護婦のアニー、そしてポールが寝ているのはアニーの家のベッド。
昏睡している間にポールの身分を知り、ポールの大ファンのアニーは狂喜。
「ミザリー」シリーズの熱狂的なファンのアニーは、主人公のミザリーは死んでいなかったと言う続編をポールに書かせるために、サディズム的な異常行動にでる…。
いつ爆発するかわからないアニー。アニーはかつて何人もの人間を殺した精神異常者だったのだ。
それを知り、何とか脱出を謀ろうとするポール、執拗に責めまくるアニー、その結末は…。
チラシのコピーには“この恐怖から逃れられない”
確かに映画「ミザリー」におけるキャシー・ベイツの怪演は、今でも頭から離れないほど、怖かった。
しかし、渡辺えり演ずる舞台版「ミザリー」では…
良くも悪くも渡辺えりは、渡辺えりの世界を持っている怪演的演技派女優。それがこの舞台に生かされていたのかいなかったのかは、正直私にはわからなかった。
小日向文世も映画のジェームズ・カーンよりもコミカルで軽い感じがしたし…。
確かに二人とも的確な演技をしていた。その結果、不条理なコメディー的な仕上がりになっていた気がする。
賛否両論はあるだろうが、私的にはもっとスリルとサスペンスと怖さを体感したかったなぁ。
もしかしたら、シアターアプルはハコとして大き過ぎたのではないだろうか。
臨場感溢れるもっと小さな劇場で観る事が出来たら…次回はキャパ150人前後の劇場で、この二人でまた観てみたい。
とぎれとぎれ…
静かに過ぎる 時の流れに
身を任せれば 夏も終わって
黄昏の海 夕陽の赤が
秋の気配を 教えてくれる
どんどん早く なってくような
一年前が 昨日のように
それでも記憶 とぎれとぎれで…
日々を重ねた そのはずなのに
やみくもに くり返すけど
大人になれず また後悔が
それでもなぜか 何かのせいに
すればどうにか 生きていられる
思い通りに いかないことに
はがゆさ覚え やりきれなくて
悲しみぶりが 上手になった
日々を重ねた ただそれだけで
聴こえてますか 空を見上げて
逢えなくなって 久しいけれど
いつかはきっと また逢えるはず
生きてる意味は 誰にでもある
tears and rain
手探りの日々の中 今日もまた終わってく
一日は短くて わかってるつもりでも
投げだした心なら 救いなどもとめずに
独りでも生きていく それなのにその覚悟
駄々こねる子供みたいに
切ないね 重ねても 重ねても…
背を向けたつもりでも 振り返るその声に
偽りの笑顔なら 鏡にもうつってる
追いついていきたくて それなのに離されて
大声で叫んでも 遠過ぎて届かない
晴れた日が嫌いになった
悲しいね 雨よ降れ 雨よ降れ…
とどまれぬ涙の河よ
どこまでも 流れゆけ 流れゆけ…
松任谷由実
YUMING SHANGRILAⅢ A DREAM OF A DOLPIN
2007/9/17 国立代々木競技場 第一体育館
4年に一度のSHANGRILAも三回目、そして最後のSHANGRILA…
YUMING大好きな私がSHANGRILAを観るのは、今回が最初で最後…
ゴージャスで神秘的でエキゾチックで情熱的で…どう形容して良いのやら、壮大なるショーでした。
しかし、YUMINGが唄い、アクロバチックなパフォーマンス、そしてシンクロナイズドスイミングまでもが同時進行で舞台上で演じられると、どこに自分の目を向けてよいのやら!?ホント贅沢な悩み。
個人的には、「世界水泳」シンクロナイズドスイミングでソロ3連覇を成し遂げたヴィルジニー・デデューの華麗なる泳ぎに大注目をしていたので、彼女から目を離さないようにしていました。顔の表情は観えませんでしたが、全身がまるで喜怒哀楽を表す顔のよう、まさに人魚姫。
と言って、YUMINGを忘れていた訳ではありません。彼女のパワーと軽やかさの源はどこにあるのでしょうか!?新しい舞台を観る度毎に若返っていくような…そんな気がしてなりません。
この日は千秋楽の最終公演、カーテンコール(緞帳はありませんが…)は感動的でした。会場がひとつになって歌う“ひこうき雲”…♪
人種も国境も言葉も関係なく、世界に平和が訪れますように!
もうSHANGRILAが観られないのは残念ですが、来年冬の苗場でYUMINGとまた逢いたいなぁ、逢えれば嬉しいなぁ…と思いながら第一体育館を後にしました。
シアターナインス10周年記念公演
『シェイクスピア・ソナタ』
作・演出 岩松 了
出演 松本幸四郎
高橋克実 緒川たまき 松本紀保
長谷川博己 豊原功補
岩松了 伊藤蘭
2007/9/17 PARCO劇場
歌舞伎役者である松本幸四郎が、日本の現代演劇の創造を目指して始めた演劇集団「シアターナインス」の10周年記念公演。
シェークスピアの4大悲劇の全てに主演した経験を持つ松本幸四郎氏にふさわしい、岩松了氏による新作である。
松本幸四郎が演じる主人公の沢村時充は、シェークスピア作品を上演する旅回り中心の一座の座長。長年連れ添った妻を亡くし、一座の女優(緒川たまき)と再婚。一座を経済的に援助してきた亡き妻の父が経営する北陸の造り酒屋で、シェークスピアの4大悲劇を4日間連続上演することになったが、亡き妻の妹夫婦(高橋克実、伊藤蘭)、座員である息子(長谷川博己)、座員(豊原功補、松本紀保、岩松了)たちの複雑な人間模様が描かれる。
その複雑な人間模様は、とても丁寧に描かれていて、それ程考え込むこともなく整理も出来たが、シェークスピア劇を演じる役者の日常と非日常のメリハリや苦悩が、もっと描けていればなぁと。時折、演技や展開が単調になるような感じが…。
しかし、喜劇と悲劇が入り混じり、シェークスピアに対するシニカルなセリフやオマージュ、そして舞台には実際に出演しない名前が出るだけの出演者がスパイスとして上手い具合に効いていたし、全体のアンサンブルやチームワークもいいし、再演を重ねていける作品になると確信。
Walk
弾んだり 凹んだり 毎日はめぐりめぐるから
ネガティブな時も ポジティブな時も
笑顔絶やさないで!
それぞれの道があり それぞれの坂もある
運命に見放された なんて 思わずに
歩いていこう 歩いていこう
ただ それだけでいいから
“さよなら”はいつだって 悲しいと決めつけちゃいけない
微笑みながらの“さよなら”もある
次の出逢いのため
それぞれの夢があり それぞれの闇もある
受け入れる… そう思った時に 変わるかも
歩き直そう 歩き直そう
怖れることは ないから
それぞれの夢があり それぞれの闇もある
受け入れる… そう思った時に 変わるかも
歩き直そう 歩き直そう
怖れることは ないから
それぞれの道があり それぞれの坂もある
運命に見放された なんて 思わずに
歩いていこう 歩いていこう
ただ それだけでいいから
地球誌
どんなに遠く 離れようとも
ココロとココロ 思いはひとつ
地球の果ての 荒れた大地も
険しい山も 思いは駈ける
半分づつの 夢を重ねて
きっと必ず 花開くだろう
焦ることなく ゆっくりでいい
水をあげよう 枯れない“夢”に!
生きる時間は 歴史の中じゃ
ほんの一瞬 欠片のようで
小さいことと 思い知らされ
だけど大きい “夢”のチカラは
独りでいたら 出来ないことも
繋げてみよう 言葉をこえて
笑ってごらん 通じるはずさ
瞳には ほら “夢”が光るよ!
すれ違っても 思いは同じ
通じ合えると 信じてみよう
地球の上で 生きてるものの
全てが きっと わかりあえると…
N.Y.飛行
何年振りだろう この街に降り立つのは
マンハッタンを旋回して ケネディ空港へ
初めて見たニューヨークの街
機内は拍手! 夕暮れの摩天楼
あの感動を 今も覚えてる
あれは 確か20歳(はたち)の頃…
ときめきと興奮 そして 心地良い緊張感
戻って来たよ I LOVE New York.
素敵な刺激をくれる 甘くて酸っぱい Big Apple
悲しみが空へと 永遠を繋いでいる
マンハッタンは忘れないよ ココを愛した人を
WTC 見えないけれども
誰もが祈る 憎しみのない世界
笑顔で今日も 見下ろすこの街
不思議なパワー 伝わるんだ
すれ違う人たち きっと 世界地図広げたまま
母のようだね 大きなぬくもり
生まれ変わらせてくれる 厳しく優しい New York
ユビサキ
思い知らされた 自分の弱さ
誰かのせいにしてた
投げやりなのは わかっていても
どこか認められずにいた
瞳 閉じて 深呼吸して
瞳 開けて 真っ直ぐ見たら
ユビサキは どこを指す
ユビサキは “明日”を指す!
ユビサキは 何を指す
ユビサキは “夢”を指す!
行くあてのない 彷徨う心
収拾がつかなくて
あたり続けた わけもわからず
誰かのせいにしたかった
立ち止まろう 焦らなくても
スピードなら 人それぞれさ
ユビサキは どこを指す
ユビサキは “明日”を指す!
ユビサキは 何を指す
ユビサキは “夢”を指す!
スクランブル交差点
時には 迷うこともあるだろうけど…
ユビサキは どこを指す
ユビサキは “明日”を指す!
ユビサキは 何を指す
ユビサキは “夢”を指す!
ユビサキは どこを指す
ユビサキは “明日”を指す!
ユビサキは 何を指す
ユビサキは “夢”を指す!
“美しい季節”の物語
春・夏・秋・冬 めぐる季節
時の流れの早さに
追いつけなくなっている 自分に気付く
不思議だね
子供の頃は 一年があんなに長かったのに…
早く早くって 思ってたのに…
年を取るって 悲しいのかな
でも 今でも待っている
待ち焦がれる気持に 変わりはないよ
必ず訪れると信じてる
遠い記憶の中 眠れぬ夜に 母が話してくれた
“美しい季節”の物語
大人になんかはなりたくないと
時計の針 戻しても
お伽話じゃないんだ 分かっているけど
可笑しいよ
そんな自分が 可愛らしく思え 愛しくなるんだ
空飛ぶ船も 信じられるよ
そう 今でも待っている
大人になると 時間が戻る
ワクワクする気持が 大きくなるね
必ず訪れると信じてる
遠い記憶の中 肩車して 父が話してくれた
“美しい季節”の物語
せみしぐれ
猛暑続きの8月に
涼を運ぶか 風鈴ひとつ
暑い 暑いと汗かきながら
うちわ扇いで 過ごす午後
往く夏は 今年も 平 平 凡 凡と
あっという間の 夢の跡
空蝉の如く…
せみの生命(いのち)の 強さ 儚さ
去年までは そんな事 思いもしなかったのに
心を洗う せみしぐれ
心に沁みる せみしぐれ
日に日に早く 陽は翳り
夕立 涼風 秋の足音
今年の夏も 恋などせずに
それでもどこか 淋しくて
残暑さえ 愛しく思えてしまいます
センチメンタル 夏は往く
空蝉の如く…
せみの生命(いのち)の 強さ 儚さ
去年までは そんな事 思いもしなかったのに
心を洗う せみしぐれ
心に沁みる せみしぐれ
空蝉の如く…
せみの生命(いのち)の 強さ 儚さ
去年までは そんな事 思いもしなかったのに
心を洗う せみしぐれ
心に沁みる せみしぐれ
とまらない
もう とまらない…
動き出した 夢の列車
レールの先は 空へと向かうよ
天の川を越えて行こう
目指す場所は 何億光年先か分からないけれど
決めたんだ 何があっても 降りたりはしないと
最後に何が待ち受けていようと
この決意は 揺らぐことはないから
そのスピードは 遅かったり速かったり
一定じゃないかも知れないけれど
もう とまらない…
明日の朝は 碧い地球
見下ろすだろう 目覚めれば宇宙
流星群 かきわけたら
目指す場所に また一歩近づくかも ワクワクするよね
まっしぐら 何があっても わき目などふらずに
途中で どんな困難があろうと
どんな時も 自分を信じるんだ
生きてくことは 喜んだり悲しんだり
時の流れに 身を任せたらいい
もう とまらない…
誰にだって 乗れるはず 夢の列車
チケットは ほら 手のひらの中に!
トーチ・ソング
“アデュー”強がって 私から投げつけた
待ち続けることに 疲れたの私
現実を受け入れながら…
振り向かずに 背を向けて
真っ直ぐ歩いた あなた
私の心の叫びなど 気付くふりもせずに
そう Stay with me
何度も 言ったのに…
分かっていたは あなたの優しさ
私の弱さ
“アデュー”本心を見抜いてと 投げつけた
愛情と憎しみを オブラートに包み
飲み込めば 溶けてしまうのに…
振り返れば ぬくもりは
影もカタチもなくて
私は 独り取り残されて 風の中に消える
なぜ Stay with me
あの時 言葉にしなかった…
分かっていたの 私の愚かさ
あなたの強さ
なぜ Stay with me
あの時 言葉にしなかった…
分かっていたの 私の愚かさ
あなたの強さ
そう Stay with me
何度も 言ったのに…
分かっていたは あなたの優しさ
私の弱さ
ココロ晴れ
逃げたい時も あるだろうけど
向き合わなくちゃ 辛い時でも
見上げてみよう 空の青さは
悲しい思い 笑顔にかえる
今の自分を 受け入れなくちゃ
信じてみよう 自分の事を
人を羨む それだけじゃなく
感謝の気持 ココロに抱いて
逃げてしまえば 楽だろうけど
ゆっくりでいい 前を見ようよ
頑張らないで 頑張る事は
難しいけど ペースかえずに
今の自分は ツイてなくても
信じてみよう 明日の自分
生かされている それは必然
生きてる限り 君は君だよ
強がらないで 甘えてもいい
ココロの天気 必ず晴れる
笑顔が君に 一番似合う
ココロの天気 必ず晴れる
風 化
あの夏の暑い日
全てが終り そして絶望にくれた
どれだけの尊い命が
風になり 星になり 土になり…
私達を 見守り 励まし
そして支えてくれた
全ては そこから また始まり
今がある 今を生きられる
語り継いでいかなければ
造られた真実ではなく
生き抜いた人の 真実の声を 心の叫びを
伝えなきゃいけない…
そう 遠い記憶は
曖昧になり そして消されてくけれど
いつまでも 忘れちゃいけない
風となり 星となり 土となり…
私達に 命の尊さ
今も 教えてくれる
命のバトンを その次へと繋げなきゃ
明日はやってこない
目をそらしちゃいけないんだ
終わらない 憎しみの連鎖
生きてる事は 認め合う事と 判って欲しいよ
この地球(ほし)の誰もが…
命の重さは 量れない されど 命より重いものはない…
命の重さは 量れない されど 命より重いものはない…
イノセント
逢えない日々が 二人の距離感を
遠く近く そしてまた 近く遠く 変えていく
メールのやりとりも おざなりになって
「おはよう」 「こんにちは」 「おやすみ」
同じ文字の羅列…
君しかいないのに 君だけを想うのに
どこか晴れない 空の青さに 独り目を閉じる
しょうもないよね…“俺”ってやつは
忙しいのは 良い事なんだから
時間かけてやればいい 焦らないで ゆっくりと
君を想う夜は 少しせつなくて
「逢いたい」 「話したい」 「逢いたい」
ひとりよがりになる…
君しかいないのに 君だけを想うのに
見上げる夜空 星の流れに 願いをかけるよ
そんなもんかな…“恋”ってやつは
君しかいないのに 君だけを想うのに
どこか晴れない 空の青さに 独り目を閉じる
しょうもないよね…“俺”ってやつは
夏時間
何をするでもなしに
過ぎてく夏の1日(じかん)
ふりしきる蝉の声
一瞬の蜃気楼
冷やしたスイカ 真っ赤なトマト
子供の頃に戻れるような
不思議な感覚
少しはしゃいで 水遊び
夏時間(なつ)は絵本のように
読み返せはしないと
今更ながら知るよ
だからこそ 愛おしい
水まきで見た 虹色の夢
子供の心 ふと思い出す
無邪気な感性
打ち上げ花火 夕涼み
おじいちゃんと おばあちゃんの
変わらない笑顔
来年も また 逢いたいな
神無月
過ぎた季節に 思いを寄せて
とどまれない 水の流れ
映しだす 日々の暮らし
あの喧騒は 夢の如く…
人の心は 憎しみを繋げてしまう
微笑みも嘆きも 瞬きで変わる
神様がいない月 10月
祈れども 祈れども
神様がいない月 10月
それでも 祈り続ける 神無月
紅の花は 神の化身
夏に別れた 人を思えば
春も冬も 同じ季節
簡単に消えはしない
どの悲しみも 同じじゃなく
人の涙は 憎しみを断ち切れない
価値観の違いは 一瞬で変わる
神様がいない月 10月
祈れども 祈れども
神様がいない月 10月
それでも 祈り続ける 神無月
紅の花は 神の化身
神様がいない月 10月
祈れども 祈れども
神様がいない月 10月
それでも 祈り続ける 神無月
紅の花は 神の化身
荒 涼
たどり着いた町は 砂漠の片隅
地図でさえ探せない small town
灼けた肌に ひとすじの汗
生きかえらせてくれる 冷たい水
人間(ひと)は どこから来て
どこへ逝くんだろう
目的地のない旅
ただひたすら続く ハイ・ウェイ
次の町まで あと何日?
会話のない世界…
戻れない途…
言葉などいらない 地球の片隅
地図なんか頼らない big challenge
通り過ぎる 日々の出来事
目覚める度 広がる 錆びた景色
人間(ひと)は ちっぽけだと
思い知らされるよ
目的地のない旅
ただひたすら続く ハイ・ウェイ
まどろみの中 デイ・ドリーム
天国の入口…
限りある途…
3cmカット
子供の頃から同じ髪型
眉毛スレスレまで 伸ばした前髪
メガネもいつかしら定番になって
それでも私は私
背伸びがしたいなんて 考えもしなかった
そう あなたと出逢うまでは…
真っ直ぐ見つめる 視線の先に
陽に焼けた笑顔と白い歯
前髪少し切ってみようかな
メガネもコンタクトに変えてみようかな
不思議だね 恋をすると
新しい風に 吹かれたくなる
ファッション雑誌を参考にして
お決まりだけれども 前髪を切った
イマドキが良いと思わないけど
いつでも私は私
背伸びしたのじゃなくて 踏み出せた3cm
そう あなたと出逢えたから…
伝えられないと分かっていても
“ありがとう”の気持 笑顔で
3cm切った 前髪の先で
春の風が 優しく手招きをしてる
不思議だね 恋をしたら
見えなかったもの ほら 目の前に!!
必 然
抱きしめて 抱きしめて お前のことを
離さない 離さない 死ぬまでずっと
語り尽くした言葉 ただ並べるのは
実は純情 何だかんだ言って純愛
空は青くて 海も青くて
当り前なくらい素直で
感じるのは Happy
ふたりで生きてく 必然
運命だと信じられる
全て 受け入れられるよ
いつまでも いつまでも お前のことを
愛してる 愛してる 過去も未来も
照れることなく Loving you 自分でも不思議
そうさ純粋 言い尽くせないほど熱愛
空の広さも 海の深さも
身も心も裸で 素直に
ありのままの Mind
ふたりが出逢えた 必然
受けとめたい この一瞬
全て 未来へ続くよ
空は青くて 海も青くて
当り前なくらい素直で
感じるのは Happy
ふたりで生きてく 必然
運命だと信じられる
全て 受け入れられるよ
空の広さも 海の深さも
身も心も裸で 素直に
ありのままの Mind
ふたりが出逢えた 必然
受けとめたい この一瞬
全て 未来へ続くよ
海岸電車
海に沈む 夕陽みてたら
あの日に帰れる そんな気がしてきて
歩き出せば ひとり砂浜
涙が止まらぬ 潮風が頬をうつ
想い出は 遠ざかる波音
ゆっくり そして確実に…
また 途中下車してしまった
海岸電車
黄昏どきの 七里ヶ浜
海鳥たち どこへ帰るの
帰るあてのない 今の私だけど
江ノ島なら 今日も変わらず
背を向けることは 簡単な事なのに
想い出が こんなに愛しくて
切ない ものだったなんて…
また 途中下車してしまった
海岸電車
ひとりぽっちで 鎌倉まで
想い出は 遠ざかる波音
ゆっくり そして確実に…
また 途中下車してしまった
海岸電車
黄昏どきの 七里ヶ浜
想い出が 私を苦しめる
昨日が 遠くなっていく…
また 途中下車してしまった
海岸電車
自分を責める ただ それだけ
時の旅人
時を遡れる川があったなら
小さな船に乗り 今すぐに漕ぎだしたいけれど
どこまでいったって たどり着けない
時は美しい されど残酷だと…
手を伸ばせば 届きそう
過去(きのう)は こんなに近いのに
あっという間に 見えなくなってしまう
記憶の中に消えていく
生まれた瞬間から 誰もみな 時の旅人
死ぬ瞬間まで 独り旅は続くから
もしもあの時に… いつも思うのは
きっと 今生きてる その事実 受け止めているから
気が付かないうちに 知っていくんだ
時は美しく とても残酷だと…
振り向いたら 目の前に
過去(きのう)は こんなに近いのに
瞬きすれば 見えなくなってしまう
後悔だけが残るけど
未来(あした)を信じようよ 誰もみな 時の旅人
川の流れなら 同じ方へと続いてる
誰もみな 時の旅人
それぞれの夢のゴールに 近づいていく
紡ぎ唄
泣きたい夜に 泣けないなんて
そんな別離(わかれ)に 身を震わせる
生きてる事が こんなに辛く
されど生きてる 哀しみ背負い
くり返しても くり返しても
強くなれない わかっていても
時の流れは 時の流れは
人を大人にすると言うけど
変わらないじゃないか
こんなに生きてきたと言うのに
15の頃と 同じだね
独りで生まれ 独りで死んで
それでもきっと 幸せなんだ
出逢いを紡ぎ 生きているから
独りじゃないさ 生きてる事は
さよならだけを さよならだけを
いつしか重ね 紡いだ唄が
心の奥で 心の奥で
知らないうちに 音符になるよ
気がついていないだけ
比べられない 価値観だもの
歌い継がれて 永遠に
ライ ライ ライ ライ ライ ライ ライ 紡いでいこう
ライ ライ ライ ライ ライ ライ ライ 紡ぎ唄
湯本旅情
湯けむり楽し 湯の花香る
いわき湯本の 湯の町めぐり
昔懐かし 想い出訪ね
夢か現か ほろ酔い気分
人の情けの あたたかさ
空は青空 日本晴れ!
春告げ鳥が そろそろ鳴けば
いわき湯本も ようやく春が
温泉神社 温泉饅頭
さすが湯処 温泉づくし
芸者衆たちの 三味の音に
炭坑節を 口ずさむ!
そこは常夏 南の島か
いわき湯本に ハイビスカスが
涙と汗が 笑顔を連れて
人の心を 癒してくれる
昔も今も変わらない
聴こえてくるよ ハワイアン!
再 生
涙がかわく その時までは
泣かせて欲しい 心のままに
前を見たって 後ろ見たって
こぼれる涙 とめどないから
夜が明ければ 生まれ変われる
朝の光が 勇気をくれる
自分の事を 嫌いにならず
いつでも自分 好きでいようよ
涙のあとには 微笑みが…
生きてく事に 疲れた時は
少し休んで 心静かに
そんな時には 急いでみても
上手くいかない 立ち止まろうよ
時の流れは 人それぞれに
速さが違う それでいいんだ
自分は自分 人と比べず
歩いてみよう ゴールは同じ
自分のペース 変えないで…
自分の事を 嫌いにならず
いつでも自分 好きでいようよ
涙のあとには 微笑みが…
自分は自分 人と比べず
歩いてみよう ゴールは同じ
自分のペース 変えないで…
漂流…
人の心は移ろいやすく
風に舞う花びらのよう
時の流れに身を任せても
その答え 見つからなくて
雨に聴こうか? 砂に聴こうか?
果てないようで 限りある世界
漂いながら 知っていくだろう
休むには まだ早いと…
世界地図にも 載ってはいない
名も知らぬ小さな町に
咲くかも知れぬ 名もなき花が
その答えかも知れない
空に聴こうか? 風に聴こうか?
星の言伝 木々の声 導かれ
漂いの果て 行き着くのだろう
永遠に 眠る場所に…
空に聴こうか? 風に聴こうか?
星の言伝 木々の声 導かれ
漂いの果て 行き着くのだろう
永遠に 眠る場所に…
冬がえり
知らないうちに 覚えたお酒
未練飲み干し 今夜も独り
飲めない頃が 嘘みたいだね
それもあんたの せいだもの
あたし残して 死ぬなんて
薄情者だよ 悲しいよ
さしつさされつ 今なら二人
一緒に飲めるよ 遅いけど…
とまり木探す 渡り鳥なら
いつかはきっと 帰ってくると
信じてみたい あの日のままに
ひょっこり帰って 来ることを
あたしはここで この部屋で
変わらず今も 暮してる
冗談だよと 笑顔のあんた
も一度逢いたい 抱かれたい…
心細くて 泣きたい時も
強くならなきゃ 自分励ます
強がりばかり くり返す日々
それでも時は 止まらない
とめどないよね 悲しみは
気がつきゃ季節 冬がえり
一夜限りの 夢でいいから
叱りにおいで ねぇ、あんた…
昼*花火
哀しいほどに青く澄んだ空
なのに 太陽が見えないよ
まるで僕の心の色
独りがこんなに辛いなんて
手を伸ばしても 君のぬくもりは感じ取れない
季節だけが過ぎていく
僕の願いとうらはらに
いつのまにやら とり残されて…
見上げれば ほら 赤・青・黄色の打ち上げ花火
それなのに 白く煙が見えるだけ
遠ざかる 君の笑顔 切ないね 昼*花火
情けないよね 晴れわたった空
なんで 涙が溢れでるの
こんな弱い奴だったとは
自分で自分を責めてしまう
手を伸ばしたら 届きそうなんだ君の心に
僕の思い伝えたい
空しい事とわかっていても
咲かせてみせよう もう一度だけ…
見上げても 何故 赤・青・黄色の打ち上げ花火
おかしいな 白く煙が残るだけ
背を向けて 無言のまま 消えていく 昼*花火
見上げれば ほら 赤・青・黄色の打ち上げ花火
それなのに 白く煙が見えるだけ
遠ざかる 君の笑顔 切ないね 昼*花火
情景 ~あきらめないで~
「さよなら」が云えなくて 立ちつくす黄昏の街
いつだって恋ならば ひとりよがりのラスト・シーン
見上げれば 一番星
祈れども 叶わぬ想い
重ねた日々の 笑顔と涙
無駄じゃないよね 明日を信じて…
重ねる日々は まだ続くから…
手を振ってさりげなく 背を向けた朝焼けの街
眠らない人たちが 無表情のまま駅へ向う
見上げれば 真っ白な月
太陽と会話している
それぞれが持つ 希望と迷い
口に出せずに 時は流れる…
生きてる限り あきらめないで…
重ねた日々の 笑顔と涙
無駄じゃないよね 明日を信じて…
重ねる日々は まだ続くから…
それぞれが持つ 希望と迷い
口に出せずに 時は流れる…
生きてる限り あきらめないで…
僕らの80's
トンネル抜ければ 海岸線を
そのまま真っ直ぐ 走ればいいさ
すぐに江の島が見えてくる
記憶の道は あの日へ続く
授業サボって 車飛ばした
サーフボードとウエット・スーツを積んだ
ブルーのフィアット!
どうしてるかなぁ!?
時の流れに 変わらずにいて欲しい
80's Boys
ニュートラ ハマトラ レイヤード・カット
“キサナ”に集まる常連たちと
踊りつかれても かまわずに
朝日と共に 湘南あたり
若さのままに 車飛ばした
246から134へ まっしぐら
真っ赤なジェミニ!
どうしてるかなぁ!?
時の流れに 変わらずにいて欲しい
80's Girls
80's Boys and Girls
はしゃいでみよう! あの頃のまま
どんなに時は流れても
忘れられない 僕らの80's
サーカス
“好き”と言えずに終わる恋は
“好き”と言ってはいけない恋
生まれた時から 変わらずに
同じ事 くり返す
届かない想いでも 胸に秘めれば それでいい
言い聞かせてみるけれど
今夜も 独り 綱渡り
バランス崩せば 奈落の底へ
それでも生きてる わたし
涙も枯れ果てた…
“好き”と言えても終わる恋は
“好き”と言うだけ愚かな恋
生きてくだけでも 辛いのに
恋なんか 何故するの?
キレイだと言われれば 微笑んで反すけど
裏の裏を読んでいる
ただ好きなのは 綱渡り
バランス崩して 奈落の底へ
わたし それでも笑ってる
不死身の奴かもね…
今夜も 独り 綱渡り
バランス崩せば 奈落の底へ
それでも生きてる わたし
涙も枯れ果てた…
compass
世界地図を広げ 空想旅行
アフリカの雪 アマゾンの秘宝 アルプスの花
夢は果てなく 空を飛んでく
少年の瞳は 永遠を見た…
時は流れて 現実を知る
大人になる事の意味を
考える間もなく過ぎ去るけれど
失いたくはなかった
僕の“compass”
世界地図にいつも 夢を託した
オアシスの朝 ナイアガラの飛沫 オーロラの詩
ガイドブックじゃ飽き足らなくて
少年の瞳は 永遠を知る…
残酷なのは 時間ではなくて
無意識に忘れる“あの日”
疑り深くなる 日々の生活
失いたくはなかった
僕の“compass”
心が寂しがる時 開く 世界地図
アフリカの雪 アマゾンの秘宝 アルプスの花
オアシスの朝 ナイアガラの飛沫 オーロラの詩
失わずにいたいのは
僕の“compass”
Full Moon
満月の夜に ケモノになろう
優しい仮面 なぐり捨て
止まらぬ思いは 身体に悪い
ストレス溜めず 生きるため
野生の血は 誰にだって
脈々流れて いるはずだから
サイレンが鳴る 今宵満月
君は オオカミ…
弱肉強食 サバンナ・ミッドナイト
優しさなんて 消えた社会(くに)
身体を震わせ 隠れてるより
食べられるなら 食べるほう
頼れるのは 自分だけ
切ないなんて 言ってられない
見上げよう 今宵満月
君は コヨーテ…
狂った街 生き抜くには
今まで通りじゃ 負けていくだけ
哀しいほどに 今宵満月
君は どうする?
ただ そばにいて
ただ そばにいて それだけでいい…
ふたりでいても哀しい夜は 言葉で上手く説明できない
想い出のカケラで ジグゾー・パズル
そんな 独り遊び くり返してみる
完成しないまま 朝が来るけど…
ただ そばにいて それだけでいい
ぬくもりなんか なくていいから
時の流れは残酷だから 変わる心を責めたりできない
やすらぎは いつしかシーソー・ゲーム
なのに不思議な夢 クセになっていく
離れられない ふたり だからこうして…
ただ そばにいて それだけでいい
抱きしめたりは しなくてもいい
ただ そばにいて それだけでいい
抱きしめたりは しなくてもいい
ただ そばにいて それだけでいい
ぬくもりなんか なくていいから
田園交響楽
とめどないのは 悲しみ
くり返す 波のよう
この広い大空は 表情を変えて
夢に誘(いざな)うよ…
大地を踏みしめ 頬に風を感じ
真っ直ぐ前を見つめたなら
初めて知るだろう
限りある事の “現実”
耳を澄ませば 喜び
産まれくる 命たち
その広い大空に 手を伸ばしたなら
何か届くかな…
大地の声なら 昔のままだから
素直な思い 心のまま
人間も変わらない
語り継がれていく “永遠”
波のようにうねる 緑の大草原
自然の音が 聴こえてくる
懐かしいメロディーは
胎内で聴いた “真実”
月の浜辺
泡盛飲んで 歌えや踊れ
今宵は夜が明けるまで
月は輝き 星は煌き
浜辺は舞台 永遠に
ハーイヤ サッサー 老いも若きも
ハーイヤ サッサー 三線弾けば
あっと言う間に 輪ができる
おじぃのシワは 年輪のよう
重ねた時を刻んでる
おばぁの声は 深く優しい
語る哀しみ夢に変え
ハーイヤ サッサー 生きてる今が
ハーイヤ サッサー 一番楽し
今日を生きれば 明日はくる
ハーイヤ サッサー 月の浜辺は
ハーイヤ サッサー 人生舞台
海と陸(おか)とを つなぐ場所
サークル
初めて逢った人なのに どこか懐かしい
同じ記憶を共有しているような
そんな温かさ…
生まれて 生きて そして死んでも
その先にある不思議と 心の豊かさ
愛し合おう 信じあおう
人は誰も皆 どこかで出逢っているはずだから
世界は サークル
めぐりめぐる 時の流れ
初めて行った街なのに どこか覚えてる
子供の頃に両親と歩いた道
遠いぬくもりか…
生まれて 生きて やがて死んでも
その願いなら 永遠 心の真実
憎しみなど 断ち切ろうよ
人はいつだって 独りじゃ出来ない事 思い知る
宇宙も サークル
めぐりめぐる 星の流れ
愛し合おう 信じあおう
人は誰も皆 どこかで出逢っているはずだから
世界は サークル
めぐりめぐる 時の流れ
松田聖子 SEIKO MATSUDA CONCERT TOUR 2007 Beby's breath
さいたまスーパーアリーナ 2007/6/10
1年振りのコンサート。
今年は聖子ちゃんのデビュー27周年…でも、ファンに取ってみると毎年が記念日のようなもの(笑)!?
思えば、去年のライブを観たのも同じ6/10…気が付けばあれから1年、まるで同窓会のような感じ(笑)!?
いつもに増して開演前の初日に対する熱気は、凄いものを感じました…「聖子!」コールのボルテージもいつもの何倍も…♪♪♪
今回の席は、ステージ正面の最上階。ステージからは遠いが、会場全体がよく見渡せるし、良くも悪くも落ちていて見れそう…(笑)!?
やはり終盤の懐かしのヒット曲メドレーは涙モノ…何度聴いても飽きませんねぇ(笑)
聖子嬢もツアー初日のかなりの盛り上がりに興奮感激したのか、エンドレスの如く続くアンコール♪
会場は大盛り上がり!
いやぁ、彼女のパワーには頭が下がるばかりです…
今回は金色の天使の羽を付けて登場…60歳時の真っ赤な天使の羽を観たいなぁ(笑)
きっと、今と全然変わらないパワフルさなんだろうなぁ…
自分も、彼女についていけるような元気な老人を目指さなきゃ!?(笑)…そう思った1日でした!!!!!
ファルセット
傷つく事が怖くて 自分を隠していた
人が人を好きになるのに どんな理由がいるの?
わかっていたけど 指摘されれば おしまい
その他大勢が 一番だと思っていたから…
指を指され 人と違う
ただそれだけを 怖れていた
だけど心は 訴えていた
悲しいほどの 叫びを
今ならわかる 自分は自分
人と違ってもいいんだと…
瞳閉じれば明るい 瞳開ければ暗い
それが何を意味するのかが わかったのはこの頃
声に出すことは 簡単だから出来ない
歌うことだけが ただひとつの拠所だった…
小声でなく 思いのまま
心の叫び 声にしたら
その歌声は 果てなく届く
生まれたことを
素直に受け入れたなら
生きてく事が こんなに楽で 優しくなれると…
指を指され 人と違う
ただそれだけを 怖れていた
だけど心は 訴えていた
悲しいほどの 叫びを
今ならわかる 自分は自分
人と違ってもいいんだと…
aqua
人は水から生まれ 水へと還っていく
絶え間ない人の世の 出逢いと別れ
この広い宇宙の片隅に 芽生えた命
想像も出来ないような 年月をかけて…
大切なものを全て 見失わずに生きていけたら
どんなに幸せだろう
繋げよう 永遠を信じる ひとつの“思い”
とどまらぬ その流れ 山から海へ
この大空の下 誰も皆 限りあるから
生きること ただひたすらに平等でありたい…
大切なものを全て 手に入れること不可能だって
最初から諦めないで
信じよう “思い”が重なれば 奇蹟は起こる
人は水から生まれ 水へと還っていく
北京蝶々第8回公演
ドラマ進化論
作・演出 大塩哲史
主催 早稲田大学演劇研究会
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ
2007/6/4
お気に入りの早稲田大学劇研「北京蝶々」!
本公演前の4月末に、同じタイトルの『β版』として上演。
観客のアンケートをもとに、再構成再構築。
ある番組制作会社が舞台。
新東京タワーが完成間近な頃、テレビはデジタル化により本格的な双方向の時代へ。
この番組制作会社が製作したテレビドラマも、一話終了後に視聴者からのリモコン操作のアンケートを元に、次回のストーリーが書き換えられる仕組み。
しかし、大衆である視聴者からだけのアンケートでストーリーが書き換えられる訳もなく、ドラマはテレビ局の上層部の思惑や、制作サイドのトラブルや人間関係も絡みながら進んでいく。
『β版』公演も観たのだが、今回の公演、正直、数段良くなっていた。
『β版』では観終わった時の余韻がなく、何かが足りない展開に、欲求不満気味にもなったのだが、本公演の今回は、まるで違う作品になったと言っても、言い過ぎではないかも知れない。心地良い余韻に浸れた感があった。
問題提起も、『β版』よりも判りやすく、そして鮮明になっていた。
今回の作品も再演を望みたい!
余談になるのだが、「はしか」による大学閉鎖のために公演が延期されたので、「はしか」ネタも随所に…(笑)
たまたま重なった、早稲田大学野球部の優勝提灯行列…かの“佑ちゃん”にも、在学中に1度は観てもらいたい劇団である(笑)。
茜いろ
ほどよくブレンドされた コーヒーのように
ちょっとほろ苦い だけど 甘く切ない 2人の恋
砂浜で何も語らず それでも楽しく過ぎていく時間
不思議なくらいの 一体感
波音が心地いいね
ありきたりのフレーズくり返すのは
素直な僕の感情 朝焼けの渚
大好きな 茜いろ
見逃した映画であれば レンタルでもいい
ちょっと遅くても きっと 話題にならばついていける
今でなきゃ感じられない 2人の空気感 リアルが欲しい
瞳を閉じれば メディテーション
潮風は バイブレーション
くり返す波のよう とめどないのは
真摯な僕の愛情 夕焼けの渚
大好きな 茜いろ
パッチギ!LOVE&PEACE
監督 井筒和幸
脚本 羽原大介 井筒和幸
音楽 加藤和彦
出演 井坂俊哉 西島秀俊 中村ゆり 藤井隆
風間杜夫 キムラ緑子 今井悠貴(子役)
2007年/日本映画
前作「パッチギ!」に続く今作は、舞台が1968年の京都から1974年の東京へ。
主人公の兄妹(アンソンとキョンジャ)は、新たなオーディションで2,200人を越える中から選ばれた、井坂俊哉と中村ゆり、に。
兄妹の父親の第二次世界大戦中のエピソードもクロスさせながら、アンソンの子供チャンスを加えた三世代にわたる“命”を繋ぐドラマが展開していく。
兄アンソンは難病のチャンスの治療のために、一家を引き連れて東京に引越して来た。妹キョンジャは芸能プロダクションのスカウトを受け、狭い世界から飛び出したいと言う思いとチャンスの治療費のためにも、国籍を隠して芸能界入りをする。
そこにふりかかる、人種差別や、どうにもならない困難や絶望、そして救い、友情、愛…そこに兄妹の父親の若い頃(戦争中)のエピソードが交差する。
感動するエピソードや演技が満載なのだが、かなりのてんこ盛り状態で、散漫になってしまった気がしてならない、それが残念…
ストーリー展開にスピード感やパワフルさがあるので、2時間強の上映時間もさほど長くは感じられなかったが、私的には、思いのほかあっけなく終了してしまった感があった、それは、やはりそのせいなのかも知れないと…
出演者は豪華、脇役が有名な役者、それも良かったのか悪かったのか…!?
やはり、新人の2人の新鮮さは、前作「パッチギ!」の時と同じ感覚。
オモニ(キムラ緑子)に母の強さと優しさを感じましたし、彼女の演技はこの作品をきっちり締めていました。
やはり子役の演技には泣かされますね…
★★☆☆☆
團菊祭五月大歌舞伎
十七世 市村羽左衛門七回忌追善狂言
女 暫
市村 萬次郎
尾上 松録
尾上 菊之助
市川 海老蔵
坂東 三津五郎
「しばら~く!」の掛け声で有名な作品。大がかりな扮装をした荒事師による祝祭劇『暫』の女性版。
歌舞伎独特の所作も衣装も楽しめる、とにもかくにも絢爛豪華な舞台。
観終わった後は、何とも言えない爽快感が…。
十七世 市村羽左衛門七回忌追善狂言。「しばら~く!」の掛け声を掛けるのは、木曾義仲の愛妾巴御前(萬次郎)。
故十七世羽左衛門の御子息である萬次郎は女形なので、追善狂言である今回は『暫』の女版になったのであろうが、萬次郎の熱演ぶりがひしひしと伝わってくる舞台であった。
勇ましさと可愛らしさのギャップが、やはり歌舞伎ならではの素晴らしさ。
出演者も豪華で、それだけでも楽しめました。
でも、メイクのおかげで誰が誰やら…!?(涙笑)
また、古典でありながらも、現代のセンスや時事問題等をさりげなく入れる芝居は、これまた歌舞伎の醍醐味…(笑)
誕生日 ~ Happy Birthday to Me! ~
ビンテージの赤ワイン 今日のために用意してみた
気が付けば 時の流れのスピードは増すばかり
哀しいことも 辛いことも
過ぎ去れば 心の片隅に増えていく 想い出たち
笑顔で迎えたいよね
Happy Birthday to Me! 幾つになっても Happy Day!
Happy Birthday to Me! 感謝の気持を 忘れずに
これから何回!?
大切にしたい 1日1日を…
ここのところunhappy 眠れぬ夜 思い巡らす
気が付くと比べていたよ 他人(ひと)の事 羨んでた
自分の弱さ 好きになろう
優しさは もっと好きになれる
何年も付き合ってきた自分と 向かい合える日
Happy Birthday to Me! 誉めてあげよう My Life
Happy Birthday to Me! 最期の瞬間(とき)まで Myself
出逢いと別れ 必然なんだから
生きていけるんだろう…
Happy Birthday to Me! 幾つになっても Happy Day!
Happy Birthday to Me! 感謝の気持を 忘れずに
これから何回!?
大切にしたい 1日1日を…
Happy Birthday to Me! 誉めてあげよう My Life
Happy Birthday to Me! 最期の瞬間(とき)まで Myself
出逢いと別れ 必然なんだから
生きていけるんだろう…
僕らだけのプラネタリウム
小高い丘は削り取られ マンションになって
面影すら どこにもないよ
秘密の基地があった場所
本当に シークレット・ゾーンになってしまった
部屋を抜け出し 真夜中に集まり
みんなで見上げた 夜空には
今にも星が降ってきそう
目にも眩い
僕らだけのプラネタリウム
少年たちは大人になって それぞれの夢
みてるだろうか 知る由もない
秘密の基地に集まろう
約束を交わしたけれど 覚えているかな
注意されても 真夜中の冒険
誰もが それぞれ思いはせ
流れる星に願い込めた
きっと叶う
僕らだけのプラネタリウム
部屋を抜け出し 真夜中に集まり
みんなで見上げた 夜空には
今にも星が降ってきそう
目にも眩い
僕らだけのプラネタリウム
トリコロール・スマイル
過ぎた時間を 懐かしむだけじゃなく
過ぎた時間を 愛おしく想いたい
今 ここにいる その現実を
受け入れたなら 明日が見える
いつだって前向きでいられる 自分でいよう
感謝の気持 忘れなければ
生きてる事に 拍手ができる
素直な願い
お気に入りの トリコロール・スマイル
海を見てると 不思議な気はするけど
自分時間に スピードを変えられる
風を感じて 走ってみよう
解き放たれた 自由を抱いて
いつだって前向きでいられる 自分でいれば
生かされている その意味だって
難しい事 ないのだから
教えてくれる
ありのままの トリコロール・スマイル
いつだって前向きでいられる 自分でいよう
感謝の気持 忘れなければ
生きてる事に 拍手ができる
素直な願い
お気に入りの トリコロール・スマイル
ブルボン
あの頃 たまり場だった 正門横の喫茶店
授業を抜け出しては いつもの コーヒー&ホット・サンド
過ぎてく時間なんか 気にもとめずに…
もてあます自由に 夢を重ねたけど
答は出ないままに 流れる月日は あっという間
卒業してから 何年経ったろう
白いもの目立ち始めた あの日の若者たち
どこかですれ違っても 判らないのかも知れない
サーファーを気取る奴 バンカラに浸る奴
色んな奴がいたね それでも交わす文学論
何だかんだ言いながら 認め合ってた
それぞれのみてくれも 個性のひとつとして
若ゆえのスクランブル 受け入れる運命 気付きもせず…
卒業してから 何年経ったろう
白いもの目立ち始めた あの日の若者たち
どこかですれ違っても 判らないのかも知れない
あの頃 たまり場だった 正門横の喫茶店
店の名前は “ブルボン” 今は もう なかった…
やり直そうよ
他愛のない行き違い
重ねる程に つのる不信感
出逢った頃の 優しさが
どんどん遠くなっていくよう
ふたりでいても ひとりぼっちさ
だけど 一緒に居たい
上手く説明できないけれど…
やり直そうよ 全てをリセットして
やり直そうよ お互いの存在 感じていたいから
やり直そうよ もう一度 ふたりで
行き場のない苛立ちも
仕方がないと 思うのじゃなくて
ひと呼吸して 立ち止まり
自分自身に 問いかけようよ
君の良いとこ 僕の良いとこ
見えなくなっているだけ…
時の流れが 残酷なだけ…
やり直そうよ 全てはリセット可能
やり直そうよ お互いの存在 まだ必要なはず
やり直そうよ もう一度 ふたりで
やり直そうよ 全てをリセットして
やり直そうよ お互いの存在 感じていたいから
やり直そうよ もう一度 ふたりで
タワーサイド・メモリー (さよなら恵比寿)
住み慣れた街を 離れていく寂しさに
恋人との別れのよう こみあげる切なさ
ここから見る 東京タワーが好きだった
晴れた日も 雨の日も それぞれに
落ち込む僕を 励ましてくれた
タワーサイド・メモリー
恵比寿で暮した15年
さよなら恵比寿
今度暮す 新しい街からも
東京タワーが見えるといいな
住めば都だと 誰もが言う事だけど
長い間住み過ぎたかな かなりセンチメンタル
飽きもせずに 東京タワーを眺めてた
風の日も 雪の日も いつだって
僕の背中を 押してくれたよね
タワーサイド・メモリー
恵比寿で暮した15年
さよなら恵比寿
六本木の新しいビルよりも
東京タワーが やっぱり好きだな
タワーサイド・メモリー
恵比寿で暮した15年
さよなら恵比寿
六本木の新しいビルよりも
東京タワーが やっぱり好きだな
ひとりぽっちで…
ひとりぽっちで 泣かせて…
それくらいは いいでしょう
不幸語りを する気はないは
こんな女は いっぱいいるし
自分で蒔いた種だもの
自分でどうにかするからさ
だけど 今夜だけ
ひとりぽっちで 泣かせて…
ひとりぽっちで 酔わせて…
クダなんて まかないよ
迷惑なんか かけたりしない
これできっぱり 忘れるつもり
誰を責めてもしょうがない
独りで生きてくからさ
だけど 今夜だけ
ひとりぽっちで 酔わせて…
ひとりぽっに しといて…
夜が明けりゃ 笑えるは
心配なんか しなくていいよ
夢なら捨てず 生きてくつもり
強がりばかり くり返す
時には少し休まなきゃ
だから 今夜だけ
ひとりぽっちに しといて…
還る場所 (home)
指折り数え 過ごした日々は
幼い頃の 父の想い出
改札口で見つけた父の
胸にめがけて 笑顔でダッシュ
そして今 僕を待つ君は
あの頃の 僕 そのもの
くり返す時代 廻り廻る人生
温かいぬくもり 家路たどる時間
ささやかな幸せ 当り前の日常
なれ親しんだ 街の風景
桜並木を 通り抜ければ
今夜は何かな メニュー考え
微笑む自分 子供のままさ
不思議だね どこかで見たよう
記憶の中に 残ってる
くり返す時代 廻り廻る人生
温かいぬくもり 家路たどる時間
ささやかな幸せ 当り前の日常
還る場所 それは いつだって変わらない
家族が待つ 家…
道行華
闇の中 気がつきゃ 白々 夜も明ける
ただひたすらに 山河を越えて
ここは何処の空の下
好いていりゃこそ 道行の華
生きて添えない 運命(さだめ)でも
生まれ変わって 次の世は
添える二人と 信じたい…
愛しても 思いを隠した 秘め重ね
惜しくはないと 命も明日も
生きるも死ぬも 身を任す
燃えて咲かせる 道行の華
紅いその色 血の如く
きっとこの手で 断ち切れば
何も怖くは ないはずと…
風に漂う 道行の華
二つ並んで咲いたなら
どうぞ摘まずにいて欲しい
夢が叶った はなむけに…
マンハッタン・チョイス
愛のカタチ それは 不可思議
誰にだって 否定できない
幾とおりもある 出逢いと別れ
好きになれば 関係ない
生きることは 自由
愛することも 自由
生きてることを 楽しまなくちゃ
だから マンハッタン・チョイス
人間と人間
愛の行方 いつも 不可解
誰にだって 答出せない
正解はない 恋愛問題
イコールなど 導かない
歌うことは 自由
踊ることだって 自由
生きてる今を 大切にして
だから マンハッタン・チョイス
人間と人間
生きることは 自由
愛することも 自由
生きてることを 楽しまなくちゃ
だから マンハッタン・チョイス
人間と人間
5月の風
5月のある真夜中
大きな期待と小さな心配の中…
ひとつの生命(いのち)が誕生した
喜びも悲しみも 出逢いと別れ
くり返す人の世の 流れのままに
“ありがとう”の思いを込めて
5月の風に いつかなる
再び逢える その日を信じ
5月の風に きっとなる
葉桜の東京は
優しいけれども 見失ってはいけない
自分の存在 遠い記憶
喜びも悲しみも “一期一会”と
大切に思いたい 日々の暮らしで
“ありがとう”の感謝を秘めて
5月の風に いつかなる
ひとりじゃないと 伝えたいから
5月の風に きっとなる
“ありがとう”の思いを込めて
5月の風に いつかなる
再び逢える その日を信じ
5月の風に きっとなる
“ありがとう”の感謝を秘めて
5月の風に いつかなる
ひとりじゃないと 伝えたいから
5月の風に きっとなる
また ひとりぼっち (ふたりでいるのに…)
隣りにいても すれ違う心
ぬくもりは何故 届かないのだろう
出逢った頃の 切ないハート
重ねた指の 熱い約束
忘れたわけじゃないはずなのに
求め合うには 知り過ぎた時間 戻らない昨日
また ひとりぼっち
ふたりでいるのに…
なのに ふたりでいたい
答え求めず
罵り合って 傷つけあっても
表情だけの 心のない芝居
言いたい事を 小出しにしては
触れる事ない お互いの罪
愛もいつかは いたわりになり
それでも人は 日々を重ねては 諦めに変える
また ひとりぼっち
ふたりでいるのに…
だから ふたりでいたい
繋がる不思議
また ひとりぼっち
ふたりでいるのに…
それが ふたりの答え
ふたりでいるから
夏のアドレス(On The Beach)
春の名残りを惜しむように
だけど 心は夏を待ちわびてる
今年も 海の家の準備 そろそろだね
潮の香りが恋しくなる
本音を言えば いつだって
夏だったら いいのに…
夏のアドレスは On The Beach
忘れられない 夏にしたいね
夏のアドレスは On The Beach
かつてないほど 熱くなろうよ!
季節の先取り 心躍る
思いのままに それぞれの夏色
必ず思いは叶うから
この渚へ 帰ってこよう
笑顔連れて 裸になれば
また1年頑張れる はずだから…
夏のアドレスは On The Beach
忘れられない 夏にしたいね
夏のアドレスは On The Beach
かつてないほど 熱くなろうよ!
夏のアドレスは On The Beach
忘れられない 夏にしたいね
夏のアドレスは On The Beach
かつてないほど 熱くなろうよ!
黄色い涙
監督 犬童一心
原作 永島慎二
脚本 市川森一
出演 二宮和也 相葉雅紀 大野智 櫻井翔 松本潤
香椎由宇 菅井きん 田畑智子 松原智恵子
2007年/日本映画
今は亡き漫画家・永島慎二氏の同名作をもとに、市川森一氏が脚本、主演は“嵐”のメンバー、そして、監督は『ジョゼと虎と魚たち』『メゾン・ド・ヒミコ』を手掛けた犬童一心氏。
舞台は1963年、晩春から初秋にかけて。
東京オリンピックを翌年に控え、高度成長期の真っ只中にあった、東京の阿佐ヶ谷。
将来への夢を抱き、ひょんな事から集まった、六畳一間の古アパートに住む漫画家、歌手、画家、作家志望の4人若者と、米屋で真面目に働く1人の若者、合計5人の若者の夢と挫折の青春物語。
『三丁目の夕日』以降、日本の昭和30年代の映画が作られヒットしているが、やはり郷愁を誘うのであろうか!?
私自身も生まれて直ぐなので、確かな記憶はないが、何かしら懐かしい気持ちに…確かに、ロケ風景やセットにはリアル感がかなり出ていたと思う。
ストーリーも展開も分かりやすく、青春の甘さやほろ苦さ、そして切なさを映像化していたのだが、時代との接点や時代の持つ意義や刹那性を踏まえてと言うよりも、5人の表面的な心象風景を追い過ぎたためであろうか、どこか深い部分で心に訴えてこなかった気がした…“嵐”のメンバーが、それぞれに熱演していただけに残念でならない。
菅井きんさんが良い味を出していたなぁ…出演場面は少ないけれど、しっかり締めてしました。
★★☆☆☆
9月からの発信
どっちつかずの気の迷い
上を見ても下を見ても
心 晴れない
知らん顔されたって
そんなに悲しくないのは
みんな ひとりぼっちだから…
そうかも知れない
9月の夜に眠れないのは
遠い記憶に震えてしまうため
涙 枯れ果てるまで 泣いたのに
涙の海の底は どこまで深いのだろう
忘れなきゃいけない 憎しみ
それが 過去(きのう)
くり返される惨劇は
わずか数分
世界中を 駆け巡ってく
幸せの価値観は
それぞれ違うとしたって
“ハピネス” どの言語にもある…
共通の言葉
9月の朝は眠れないまま
光の中で立ちすくんでしまう
涙 枯れ果てるまで 泣いたのに
涙の海の底は どこまで深いのだろう
進まなきゃならない 現実
それが 未来(あした)
Do You Remember Me?
偶然に見かけた あなたは別人のよう
スーツ姿 板について
急ぎ足のビジネスマン
あの頃は 時間だって 有り余るほどあって
プライベートが無くなるような
忙しい日々が来るなんて
想像も出来なかった
Do You Remember Me?
声を掛けたかったけれど
きっと幸せ そう信じたい 左手薬指のリング
Do You Remember Me?
そっと 心にしまった…
過ぎ去れば想い出 それでも切なくなって
あの時代へ タイム・スリップ
一瞬だけ 瞳閉じる
あの頃は 先のことを
想像も出来なくて
無邪気だったね まるで戯言
恋と友情の区別など しなくても良かったから
Do You Remember Me?
声を掛けたかったけれど
きっと幸せ そう信じたい 左手薬指のリング
Do You Remember Me?
そっと 心にしまった…
お互いの家路急ぐ ターミナル
遠ざかる 高層ビル 別々の電車…
Do You Remember Me?
声を掛けたかったけれど
きっと幸せ そう信じたい 左手薬指のリング
Do You Remember Me?
そっと 心にしまった…
明日へJump!
変わらず今日も 始まり終わり
くり返す日々 嘆いてみても
今日があるから 明日があるんだ
だから 愛しい 生きてる事が
立ち止まらないで 前だけ見よう
夢のチカラは 爆発マグマ
明日へJump! 必ずChance!
投げ捨てないで!
戸惑いながら 迷路は続く
見えない明日に 気持ち焦れど
出逢いと別れ くり返しては
知っていくんだ 気付かぬうちに
立ち止まる事も 時にはあるさ
焦ることなく 爆発マグマ
明日へJump! 必ずChance!
あきらめないで!
立ち止まらないで 前だけ見よう
夢のチカラは 爆発マグマ
明日へJump! 必ずChance!
投げ捨てないで!
立ち止まる事も 時にはあるさ
焦ることなく 爆発マグマ
明日へJump! 必ずChance!
あきらめないで!
カナリア
カナリアは歌えない 独りにされたなら…
自由に空を飛びたい 鳥カゴを逃げ出し
広い世界が見たいし 幸せを探したい
金色のカナリアは 世間知らずの 大人子供
目の前の厳しさに 気付いた時は 遅いのに
カナリアは歌えない 歌うのが運命(さだめ)だけど
カナリアは歌えない 独りにされたなら
果てない夢に羽ばたき 大空を飛んでも
想い出すのは ぬくもり 鳥カゴの温かさ
金色のカナリアは 甘えたがりの 臆病者
清らかな その声は 幸せだから 美しい
カナリアは歌えない 歌うのが運命(さだめ)だけど
カナリアは歌えない 独りにされたなら
カナリアは歌えない 独りにされたなら
キセキ
気が付けば あっという間
楽しい事より 苦しい事の方が
多かったかも知れないに
思い出すのは 楽しい事ばかり
2人 出逢えた キセキ
2人 歩いた キセキ
不思議だよ 人生は
優しくて 愛おしい
素直に “ありがとう”
今日まで そして 今日から
お互いを信じよう…
乾杯して 決めたよね
暮し始めた夜に ちょっと贅沢シャンパンで
今も思いは 変わっていないから
2人 出逢えた キセキ
2人 歩いた キセキ
これからも 人生は
優しさと 愛しさを
笑顔で 抱きしめて
見上げた 空は 青空
2人 出逢えた キセキ
2人 歩いた キセキ
不思議だよ 人生は
優しくて 愛おしい
素直に “ありがとう”
今日まで そして 今日から
世界感
肌の色 瞳の色 同じ色は ひとつとしてない
夢の色 心の色 誰もが 違う色を持っている
人と違うからと 悩むことより
人はみんな違うんだから
自分の存在に 自信を持とうよ
世界中の人 誰もが 同じだったら…
そう考えてごらん
認めよう 認めたら
気持は軽くなる 生きてることが 楽しくなる
憎しみの連鎖を 断ち切らなきゃ
いつか きっと滅びてしまう
通じない言葉も 心で話そう
世界中の人 誰でも 笑顔は同じ…
今 変えていかなくちゃ
感じよう 感じたら
心は通い合う 全ての違い 楽しもうよ
肌の色 瞳の色 同じ色は ひとつとしてない
夢の色 心の色 誰もが 違う色を持っている
言い訳…
失くしたものの大切さを知る時
涙したり 強がったり
素直になれない 自分を知るのかも
好きなのに 判りあえない
近くにいても 遠く感じる
その切なさは 言葉に出来ない
言い訳を笑ってよ…
限りあるのは 命だけじゃないんだ
夜明けの色 待ち続けて
気付いた時には 哀しいほど紅い
好きだから 別れるなんて
御都合主義と笑ってたけど
今なら判る 言葉じゃないんだ
言い訳と言われても…
想い出ならば あり余るほど
幸せの その意味を
もう一度 抱きしめて 生きていこう
好きなのに 判りあえない
近くにいても 遠く感じる
その切なさは 言葉に出来ない
言い訳を笑ってよ…
モロッコ紀行
バザールの大道芸人 言葉など要らない
喜びも悲しみも 一枚のタペストリー
初めての街なのに 遠い記憶
それは前世 それとも幻
眠りを誘う ジャスミン・ティー
明日は カサブランカ
ひとり寝の マラケッシュ
星空は永遠(とわ)の道しるべ 昔から変わらず
嘆いても同じこと 微笑みのタペストリー
運命は委ねられ ただひたすら
祈り捧げて 身を任せるだけ
旅を続ける 冒険者
いつか めぐり逢える
目指せ ジブラルタル
砂塵舞う昼下がり 一瞬の夢
それは現実 それとも願望
迷い込んでも デステニー
ジブラルタル 越えて
目の前は イベリア
笑顔の決意
想い出たちに そっと手を振り
部屋を出て行こう 夜が明けたら
楽しいことも 悲しいことも
過ぎてしまえば 愛しいけれど
独りで生まれ 独りで死んで…
だけど 独りじゃ生きられないと
教えてくれたね あなた
ありがとう
出逢いと別れ 背中合わせで
さよならのあと ほら こんにちは
夜が終われば 朝は必ず
人は誰でも 乗り越えられる
カバンはひとつ 新しい夢…
だから笑顔と 希望を胸に
支えてくれたね あなた
ありがとう
独りで生まれ 独りで死んで…
だけど 独りじゃ生きられないと
教えてくれたね あなた
ありがとう
あなたへのラブ・ソング
あかね空 背にうけて 潮騒が 奏でるよ 愛のメロディー
この想い おもいきり 伝えたい 真実を 胸のたかまり
ただ 確かなものは あなたへの ラブ・ソング
一秒でもいいから 永遠を感じたい
くり返す 哀しみに おちこんだ 日々さえも 遠いメモリー
手を伸ばし 触れてみる ぬくもりは 温かい ゆるぎない愛
今 確かなものは あなたへのラブ・ソング
一秒の永遠 一生に一度だけ
ただ 確かなものは あなたへの ラブ・ソング
一秒でもいいから 永遠を感じたい
今 確かなものは あなたへのラブ・ソング
一秒の永遠 一生に一度だけ
静(しずか)
さよならから始まる出逢いでも
やっぱり涙あふれる
心と心は すれ違いばかり
重なり合えない もどかしさ
駆けていきたい 全速力で
飛び込む胸は あなたと
いつも秘かに 想っていたのに
空に向かって 大声で
本当の気持ち叫んでも
涙が頬を伝うだけ
哀しみは消えない
残るのは 静寂…
さよならさえ言えない終わり方
それでも涙あふれる
身体と身体は ぬくもり忘れ
重なり合っても 冷たくて
真実の意味を知らされるほど
募る切なさ 悔しさ
こんな自分を知らされるなんて
海に向って 大声で
本当の気持ち叫んだら
涙は次から次へと
あふれだす感情
限りない 静寂…
くれない草紙
ひと恋染めし くれないの
くちびる愛し 面影に
想い届かぬ もどかしさ
儚き紅は 涙いろ
ふたりでいても 寂しくて
ぬくもりさえも 通わない
窓辺に咲いた 紅い花
一輪だけじゃ 可哀想
あぁ 人の世は めくるめくだけ くれない草紙
紅く 流るる 血のごとく…
鏡に映す その素顔
小指でそっと 紅をひく
生まれ変われぬ 運命(さだめ)だと
今さらながら 思い知る
夢現(MUGEN)
桜の花びら 風に舞って
踊るように 掌に落ちてくる
限りない夢と 限りある現実と
人はいつだって 心揺れる
手の届くとか 届かないとか
決めつけないで
生きている 生かされている
今を感じて欲しいよ
どんな時でも 生まれ変われる
小さくてもいい
信じてみよう 自分のチカラ
悲しいけれども 別れがあって
必然だと 知る時は いつか来る
叶わない夢と 目の前の現実と
人は誰だって 同じ時間
価値観ならば それぞれのはず
羨まないで
生きること 生かされること
それには意味があるはず
どんな人にも
比べられない 自分がいるから
信じてみよう 見えないチカラ
戸惑いならば 必ずあるよ
やり直せばいい
信じてみよう 素顔のままに
早稲田通り
映画館 古本屋 居酒屋に定食屋
すれ違う学生達の笑顔は あの日の自分
変わるものと変わらないもの
現実はシニカル
だけど 不思議と受け入れられる
過ぎた時間の 切なささえも…
高田馬場駅からキャンパスまで
ゆっくり歩いて 早稲田通り
理由(わけ)もなく 歩きたくなる タイム・ロード
いつでも…
学食はリニューアル カフェテリアと呼ばれても
今日だって カレーライスを注文してしまうんだ
消えるものと消えないものと
それぞれの選択
責めることなど出来ないけれど
過ぎた時間は 時に優しくて…
高田馬場駅からキャンパスまで
短かったよ 早稲田通り
あの頃は 気付かずにいた リアル・ライフ
今なら…
高田馬場駅からキャンパスまで
ゆっくり歩いて 早稲田通り
理由(わけ)もなく 歩きたくなる タイム・ロード
いつでも…
桜 ~過ぎ去る季節、新しい季節~
寂しくなるね この街を出て
旅立つ君に 手を振るけれど
そのあと直ぐに 僕も出て行く
追いかけるよう 違う街へと
路地を入った 小さな公園
そこには 1本の桜
教えてくれたのは 君
それから毎年 春になると
ワインとチーズで 乾杯をした
最後になるのかな
この桜を 2人で見るのも
過ぎ去る季節 悲しいけれど
新しい季節 たくさん待っているよ 楽しい事が
桜 桜 風にのせて
微笑みの 花びら
心細くて 泣きたい時も
描いた夢を そっと抱きしめ
おんなじ事を 僕も思うよ
離れていても 想い伝わる
来年もまた 小さな公園
そこには 1本の桜
誰かが見つけるよ きっと
時代はめぐって くり返すよ
見つめているのは 変わらぬ 桜
またいつか逢おうよ
この樹の下 花吹雪浴びて
過ぎ去る季節 新しい季節 どちらも同じ
かけがえない時間 愛しいはず
桜 桜 風よ運べ
生きていく チカラを
最後になるのかな
この桜を 2人で見るのも
過ぎ去る季節 悲しいけれど
新しい季節 たくさん待っているよ 楽しい事が
桜 桜 風にのせて
微笑みの 花びら
Daddy
思い出せば 涙 止まらない
昨日よりも 深まる想い
奇跡を信じて 祈り続けた日々
その寝顔は とても安らかで
子供のよう 無邪気な笑顔
願いは叶わず 永遠の旅路へと
My Daddy あなたの強さは どこから来たの?
My Daddy あなたの優しさ どこへ行くの?
もう問いかけても 何も 答えてはくれない
My Daddy Thank you for your everything.
父の愛は 時に重過ぎて
反抗した 10代の頃
あなたのようには なりたくないなんて
思わずでた 本心ではなく
今となれば ただの幼さ
それでも 遠くで いつも見守ってくれた
My Daddy 戦火をくぐった 生命力で
My Daddy 家族を護った そして愛した
もう問いかけても 何も 答えてはくれない
My Daddy Thank you for your everything.
My Daddy あなたの強さは どこから来たの?
My Daddy あなたの優しさ どこへ行くの?
もう問いかけても 何も 答えてはくれない
My Daddy Thank you for your everything.
My Daddy 戦火をくぐった 生命力で
My Daddy 家族を護った そして愛した
もう問いかけても 何も 答えてはくれない
My Daddy Thank you for your everything.
うりずんの島
誰も皆 耐えている
日々のストレス 生きてく辛さ
耐えなさい あたりまえ
人間ならば 生きてるならば
弱い自分が いけないんだと
自分で自分 追い込んでみる
眠れぬ夜を くり返すだけ
強い事とは 何なのだろう
考えあぐね 飛び乗った
窓から見下ろす 青い海
CAのアナウンスが 着陸を告げて
迎えてくれる うりずんの島
人と何所 違ってる?
比べてみても 解決しない
我慢しろ 出来なけりゃ
生きてる資格 ないと言われる
生まれた事を 感謝したいよ
両親の愛 素直なままに
独りでいても 生きてく強さ
も一度自分を 見つめ直そう
答えは出ないかも知れない
それでいいんだと 南風
砂浜を走ろうか 泳いでみようか
迎えてくれる うりずんの島
教えてくれる 島時間
自分のペースでいればいい
憧れと現実は 違うかも知れない
向き合う自分 うりずんの島
ココロの美術館(目黒川の桜)
川沿いの桜 今年も咲いて
季節はめぐる あれから何年…
ふたりが出逢った あの日のままに
うす紅色の 桜のアーチ
消息は知らない そして聴かない
幸せに違いない そう信じてる
誓った約束 夢が叶って 笑顔で暮らす
君を想うよ
舞い散る花びら 儚いけれど
それが桜の 潔さだね
振り返らないで 前だけを見よう
君の声援 今も僕を励ます
風の噂に 惑わされずに
君は君 僕は僕 信じられるよ
何年後かなど 分からないけど 逢ってみたいな
桜の下で
東横線 中目黒駅 目黒川 車窓から見る桜
僕のココロの美術館に飾られた
一枚の絵…
証
あなたの中に 私を残して わたしの中に あなたを残して
それが 愛の 証
壊れそうなくらいに 傷ついた心
暗闇を彷徨う 翼
もう どこへも飛べない
でも ピリオドも打てない
寒い冬も 暑い夏も ふたり一緒だったのに
せめて
あなたの中に 私を残して わたしの中に あなたを残して
それが 愛の 証
最後に見る 夢
通り過ぎていくだけ 全ては まぼろし
あっけなく 幕は下りてく
何故どこへも行けない
ただ 立ちつくす それだけ
晴れた日にも 雨の日にも 身体 寄せ合ってたから
どうぞ
あなたの中に 私を残して わたしの中に あなたを残して
それが 愛の 証
眠りにつくため
あなたの中に 私を残して わたしの中に あなたを残して
それが 愛の 証
えとらんぜ
後姿を見つめていたら
こらえた涙 止まらなくなってしまった
永遠じゃない 分かっていても
たとえ一秒逢えない それが辛くて
振り向かないで 見られたくない
微笑んだままの 私を覚えていて欲しい
飛び立つ翼 ゲートをくぐり
あなたは もう えとらんぜ
手も届かない
遠い人になる
想い出だけで生きていけたら
幸せでしょう 急ぎ足 時は駆けていく
責めはしない 変わる心を
分かっていても 直ぐには認められない
大きな声で 泣き叫びたい
空港ロビーの 私を誰も知らないはず
ドラマチックな恋物語
ありふれている ストーリー
どちらでしょうか
私も えとらんぜ
男と女 くり返す罪 ふたりは もう えとらんぜ
悲しい人と
呼ばれるのでしょう
心のままに
悲しい事は悲しい事と 楽しい事は楽しい事と
素直に思える 自分でいたい
陽は沈み陽は昇り くり返す人の世は
こんなにも美しく こんなにも素晴らしい
人は忘れてしまってる
心のままに 泣くこと 笑うこと
ありのままの自分を 隠したがってる
知らず知らずのうちに…
泣きたい時は泣けばいいんだ 楽しい時は笑えばいいさ
素直な表情 忘れずいたい
雨は降り風は吹き 晴れる日を待っている
だからこそ優しくて だからこそ懐かしい
想い出の中 身を任せ
心のままに 泣くこと 笑うこと
幼い日の記憶が パワーをくれるよ
知らず知らずのうちに…
心のままに 歌おう 躍ろう
心のままに 泣こう 笑おう
きっと生まれ変わってる
知らず知らずのうちに…
こんなに近くにいるのに
手を伸ばせば 届きそうなのに 何故 届かない
その想い 切なくて 誰か伝えて ひと言でいいから
こんなに近くにいるのに 君は遠い
こんなに近くにいるのに 君には見えない 僕
声に出して 叫べばいいのに すれ違うだけ
くり返す 哀しみに いつしか心 閉ざされてしまった
こんなに近くにいるのに 僕はひとり
こんなに近くにいるのに 何も気付かない 君
何よりも 君といたい
誰よりも 君が好き
こんなに近くにいるのに 君は遠い
こんなに近くにいるのに 君には見えない 僕
こんなに近くにいるのに…
こんなに近くにいるのに…
MY BABY(小さな生命-いのち-)
君が泣いた 君が笑った 君がしゃべった 君が歩いた
君は明日へ 君は未来へ 舟を漕ぎだす
止まらない その想い
永遠はないけれど 永遠を伝えたい
きっといつかは 届くはず
僕らの願いが 君の胸にも
今は 小さな生命-いのち- だけれど
無限の可能性
自由にはばたく 時が来るまで 見守るから
限りない その夢は
どこまでも広がって 果てしなく続いても
自分の足で 一歩ずつ
いつかは独りで 歩いていける
どんなに遠い道のりだって
ゼロから始まるんだ
小さな君だって 僕らを越えて 旅立つから
君が泣いた 君が笑った 君がしゃべった 君が歩いた
君は明日へ 君は未来へ 舟を漕ぎだす
渚便り
今年の春は 少し早くて
砂浜を裸足で 駆けれるくらい
逢えなくなって 何度目の季節
変わらず元気に 過ごしてますか?
忘れる事は 不誠実じゃない
時の流れも 残酷じゃない
人は自分の暮らしの中で
自分の安らぎを 見つけるだけ
誰も責めはしない 悪くないもの
今年も 渚便り
返事はいらない…から
想い出だけで 生きていけない
分かってはいるけど 心は揺れる
逢えなくたって 大丈夫だから
自分で自分を 励ましてます
だけど あなたは 不誠実じゃない
時の流れも 怨んではない
それでも涙 溢れてしまう
海を見つめていると 遠い記憶
信じてみたい 心のままに
今年も 渚便り
返事はいらない…から
忘れる事は 不誠実じゃない
時の流れも 残酷じゃない
人は自分の暮らしの中で
自分の安らぎを 見つけるだけ
誰も責めはしない 悪くないもの
今年も 渚便り
返事はいらない…から
knows
空の青さに こころ開いて
悲しい思い 打ちあけようか
切なく辛い 日々はどうして やって来ると
問いかけてみる…
生きてることを全身で 感じてみたくなった時
怖れ忘れて 飛び込んでみよう
その時知るよ
素顔の自分 素直な笑顔
雲の行方 追いかけながら
幼い頃を 思い出そうよ
上手くいかず 落ち込む時も あせることなく
信じて欲しい
生かされている その意味が いつかはきっと分かるはず
我を忘れて がむしゃらに行こう
その時見える
小さな自分 大きなチカラ
生きてることを全身で 感じてみたくなった時
怖れ忘れて 飛び込んでみよう
その時知るよ
素顔の自分 素直な笑顔
生かされている その意味が いつかはきっと分かるはず
我を忘れて がむしゃらにいこう
その時見える
小さな自分 大きなチカラ
PARIS JE T'AIME
監督 ジョエル&イーサン・コーエン、クリストファー・ドイル、諏訪敦彦
オリヴァー・シュミッツ、トム・ティクヴァ、フレデリック・オービュルタン&ジェラール・ドバルデュー 他
出演 ジュリエット・ビノシュ、ナタリー・ポートマン
ジーナ・ローランズ、ベン・ギャザラ 他
2006年/フランス映画
2006年(第59回)カンヌ国際映画祭「ある視点」オープニング/正式出品作品
「アメリ」のプロデューサーの呼びかけで、パリを舞台に21人の監督(フランス、アメリカ、カナダ、スペイン、イギリス、ドイツ、ブラジル、メキシコ、日本)が作った、18編のショート・ストーリー。
フランス語だけではなく、英語でのストーリーも…。
パリに溢れる“愛”と“人生”、“出逢い”と“別れ”、“喜び”と“哀しみ”が描かれ、そしてパリの持つ“優しさ”も“冷たさ”も、“美しさ”も“汚さ”も教えてくれる。
個人的におススメのストーリーは、フレデリック・オービュルタン&ジェラール・ドバルデュー監督、ジーナ・ローランズ&ベン・ギャザラ出演作品。
既に老人と言える年なのに、なんて洒脱でシニカルでオシャレな会話なのだろう、その余韻が堪らなかった。
ジーナ・ローランズは相変らずの貫禄と美しさと色気…。
若者同士や若者のエピソードよりも老人カップルや中年達のエピソードに共感出来た私でした(これは何を意味するのだろう!?…笑)。
この映画を観たら、きっとパリに行きたくなるでしょう!
そんじょそこらのガイド・ブックより、パリの素敵さが分かるはず!
エンド・ロールには、こう流れます…
♪人生という名のダンスを人は踊る 時の流れのままに
人生はまわる まわる もう一度、チャンスを捜して
人はくり返す 同じ物語を♪
★★★☆☆
真 話
過去も未来も 心のベクトルは 同じ方向
傷つけあって 憎しみあって
それでも人は 生きている
幸せの扉 開く時を信じて
理想と現実に 押しつぶされそうになっても
時は過ぎていく
だから 今 今を変えよう
小さな事から 少しづつ
価値観の違いを 楽しもう
誰もが 世界に ひとりだけ
思い描こう 夢咲くベクトルは 同じ方向
涙のあとも 微笑み合えば
言葉の壁も乗り越える
幸せの扉 開く時は必ず
それぞれの願いが
集まれば大きなパワーに なるはずだから
だから 今 今を見つめて
小さな事と あきらめず
価値観の違いを 信じよう
誰もが 世界に ひとりだけ
だから 今 今を変えよう
小さな事から 少しづつ
価値観の違いを 楽しもう
誰もが 世界に ひとりだけ
だから 今 今を見つめて
小さな事と あきらめず
価値観の違いを 信じよう
誰もが 世界に ひとりだけ
It's so you!
怖がらないで 一歩先の自分を
見失わずに それが 夢へ続くはず
どんな時も めげないで
笑顔でいられる人だから
僕は信じているよ 今は少し休む時
神様がくれた 素敵な休日 存分に楽しまなくちゃ
It's so you! 君の生き方に エールを送りたい
うつむかないで 涙なんてかわくさ
泣いて笑って きっと導くよ
言葉なくても 伝わると
信じられるはず 人間は
僕は信じているよ 何度も何度も 大丈夫
諦めるなんて 君らしくないと 最初からやればいいんだ
It's so you! 君の生き方を 応援し続ける
It's so you! 君が思うほど 人は弱くはない
It's so you! 君の生き方に エールを送りたい
ドリームガールズ
監督 ビル・コンドン
出演 ジェイミー・フォックス
ビヨンセ・ノウルズ
エディ・マーフィ
ジェニファー・ハドソン
2006年/アメリカ映画
1981年ブロードウェイで喝采を浴び、トニー賞13部門ノミネート、6部門で受賞の快挙を成し遂げた伝説のミュージカル舞台の映画化。
本年度のアカデミー賞でも8部門にノミネート。主要部門ではジェニファー・ハドソンが最優秀助演女優賞を受賞。
1960年代。音楽で成功したいと夢見るデトロイト出身の3人の少女(モデルとされるのは、ダイアナ・ロスがいたシュープリームス…)、ある日、ショービジネス界への道が開ける。
そこから、親友である3人の少女がアメリカ音楽界に大旋風を巻き起こしていく姿が描かれるストーリー。
そこには背中合わせの栄光と挫折、喪失、そして再生…。
何よりも、この役のためにオーディションを勝ち抜いて大抜擢された、ジェニファー・ハドソンの歌唱力に圧倒される。
言ってみれば、もうけ役の役どころ、しかしそんなプレッシャーにも負けずに、彼女のその存在感は、本来の主役である、かのビヨンセを完全に食ってしまった気が…。
この映画を観れば、彼女が最優秀助演女優賞を受賞した事を、誰もが頷けるはず。
栄光と挫折のスターを演じたエディー・マーフィーにも拍手!
名曲「I am changing」「One Night Only」に涙♪涙♪涙♪
ただ、映像ならではの表情や表現がもっと欲しかった気も…残念。
★★★☆☆
駆けぬけろ!
思い悩んで 立ち止まっても
直ぐに気持ちを 入れ替えるんだ
駆けぬけろ!
君が描いた 夢のゴールを
目指して進め 道は続くよ
駆けぬけろ!
過ぎてしまえば あっという間さ それが人生
だから がむしゃら 今は真っ直ぐ 思いのままに
人は人だよ 比べてみても
違って当然 君は君だよ
駆けぬけろ!
思い通りにいかない時は
休んだらいい でも諦めず
駆けぬけろ!
ドラマチックが 人生じゃない いつか分かるよ
だから重ねて 小さな日々を 投げ出さないで
生かされている だから生きてる
生まれたことを 楽しまなくちゃ
自分のペースで
駆けぬけろ!駆けぬけろ!駆けぬけろ!
過ぎてしまえば あっという間さ それが人生
だから がむしゃら 今は真っ直ぐ 思いのままに
ドラマチックが 人生じゃない いつか分かるよ
だから重ねて 小さな日々を 投げ出さないで
駆けぬけろ!駆けぬけろ!駆けぬけろ!
相 愛
瞳閉じても 思い出せない あなたの笑顔
遠ざかっていく 後姿に 声もかけられない
あの日誓った愛は 偽り
誰の為の 真実
重ならぬままに 過ぎてく時間
教えて 教えて 何がいけないの
とまどい とまどい 立ちすくむ 私 ひとりが…
どうして どうして 愛はすれ違う
あんなに あんなに 愛し合い とけていったのに…
この世にふたり 取り残されて 生きていようとも
差しのべる手に ぬくもりはない それがあなただから
片想いより遠い 絶望
行き場の無い 現実
重ならぬままに 過ぎてく時間
教えて 教えて 何がいけないの
とまどい とまどい 立ちすくむ 私 ひとりが…
どうして どうして 愛はすれ違う
あんなに あんなに 愛し合い とけていったのに…
重ならぬままに 過ぎてく時間
教えて 教えて 何がいけないの
とまどい とまどい 立ちすくむ 私 ひとりが…
どうして どうして 愛はすれ違う
あんなに あんなに 愛し合い とけていったのに…
幸い
幸い住むと 人の言う その島は 海の涯て…
思い重ねて 生きていけたら
どんなに人は 幸せだろう
血の繋がりや 友情越えて
誰もがひとつに なれる場所
天は光を 人の心に
海は恵みを 人の暮らしに
自然と共に 与えてくれる
時の流れに 身を任せる事が
こんなにも 愛しいなんて 初めて知ったよ
時の速さは おんなじなのに
どうして人は 追いかけられる
価値観ならば 違うはずでも
失くすものばかり 多過ぎる
風はチカラを 人の心に
大地(つち)は恵みを 人の暮らしに
自然がいいと 教えてくれる
時の流れに 身を任せる事が
こんなにも 心地いいこと 君にも教えたい
天は光を 人の心に
海は恵みを 人の暮らしに
自然と共に 与えてくれる
時の流れに 身を任せる事が
こんなにも 愛しいなんて 初めて知ったよ
幸い住むと 人の言う その島は 海の涯て…
春 雪
ただ儚きは 人の夢
追えば追うほど 遠くなる
淡き季節の 訪れは
気付けば いつも 幻か
涙なら 溢れんばかり
心なら 湖のよう
見上げれば 白い哀しみ
積もれずに すぐ溶けていく
私の思い 春の雪
切なさゆえに 戸惑えど
行くあて知らぬ 遠き旅
華やぐ季節(とき)は
運命(さだめ)のように ふりかかる
願いなら 溢れんばかり
いつだって 尽きることない
それなのに 季節巡って
立ち尽くす 私 ひとりが
届かぬ思い 春の雪
涙なら 溢れんばかり
心なら 湖のよう
見上げれば 白い哀しみ
積もれずに すぐ溶けていく
私の思い 春の雪
ひとかけらの季節
悲しい事に 慣れてしまうと
悲しい痛み 忘れてしまう
だから今日もひとり 海を見ている
ときめく心 忘れたわけじゃ
ないけど何故か せつない心
復習しても 復習できないものもある
穏やかな波 季節はいつ?
気付かないまま 過ぎてく時間
こぼれる砂
悲しい事が 見えないように
目を閉じるけど 見つけてしまう
ひとかけらでいいよ 幸せならば
夢と現実 そこにあるのは
近くにいても 届かぬ心
分かっていても どうにもできないものもある
穏やかな潮風(かぜ) 季節の声
そのやさしさに つつまれながら
重ねる時
穏やかな波 季節はいつ?
気付かないまま 過ぎてく時間
こぼれる砂
穏やかな潮風(かぜ) 季節の声
そのやさしさに つつまれながら
重ねる時
松任谷由実
YUMING SURF&SNOW in Naeba Vol.27 2007
2007/2/12 苗場プリンスホテル
今年のテーマは“エスニック”
どこかしら中国フレーバーなステージは今年もシンプル。
白いチャイナドレスで登場のユーミン…「苗場大飯店へようこそ!」
個人的に大好きであり、聴きたいといつも思っていた「大連慕情」を初めてステージで聴くことが出来たので、それだけでも大満足…♪
今回のステージはファン心理をくすぐる渋めの選曲、いつもよりは地味だったかもしれないが、どこか新鮮…♪
もう、苗場で「ブリザード♪」を一緒に振り付きで歌わないと、冬を越せない人間になってしまいました(笑)。
今年もパラダイス&パワーを有難う♪!
“YUMING SURF & SNOW”in Naeba Vol.50 まで、いやいやそれ以上続くことを期待、そして願ってやみません♪!
酒語り
酒で忘れる 昨日もあるが
酒は明日の 糧にもなるさ
お前と会えて 良かったと
ひとりしみじみ 注ぐ酒に
今夜も 心 温かい
夢を重ねて 語ろうか
歌えや踊れ 酔う酒があり
心静かに 酔う酒もある
お前はいつも 優しくて
安らぎくれる いい奴さ
明日もきっと さしむかい
肴は同じ 夢語り
叶わぬ夢と あきらめないで
叶うと信じ 今日を終えよう
酒と語らい 寄り添って
過ぎてく時は 愛おしい
人それぞれの 人生に
乾杯しよう なぁ酒よ
群(ぶ)れ島、美(ちゅ)ら海
青波 白波 海の底
赤いサンゴは 今日も変わらず
何唄う
思いを残して死んでった
還らぬ人の悲しみを
忘れちゃいけない 何時の世も
心の叫び 耳澄まし
されど 憎しみ 海に捨て
群れなす島よ 美(ちゅ)ら海よ
いつか出逢える 日を信じ
往く船 来る船 海越えて
ブーゲンビリア あの日のままに
何想う
吹く風 今日も ざわざわと
逢いたい人を 呼んでいる
昨日があるから 今日がある
時は流れど 伝えたい
安らぐ心 いつまでも
群れなす島よ 美(ちゅ)ら海よ
も一度 逢える いつの日か
群れなす島よ 美(ちゅ)ら海よ
緑と碧(あお)よ 清らかに
群れなす島よ 美(ちゅ)ら海よ
生まれた島で また逢える
桜便り
春の訪れ 心待ち ときめいて
不思議だね ワクワクするね
季節の扉 開くよ
君の街から 僕の街から
南から北へと
桜の便り 聞こえてくれば
スタートしよう!
ひとそれぞれの 思いをのせて
桜 花びら 舞い踊る
微笑みながら 歩いていこう
自分の道を 真っ直ぐに
出逢いと別れ くり返す 人の世
悲しいね でも楽しいよ
愛する心 増えてく
果てしない だけど 近くて
それが 夢の存在
桜の便り 聞こえるように
君の決心!
人と同じでなくて構わない
桜 はなびら 言ってるよ
休んでもいい 歩いていこう
自分の道を ひたすらに
君の街から 僕の街から
南から北へと
桜の便り 聞こえてくれば
スタートしよう!
ひとそれぞれの 思いをのせて
桜 花びら 舞い踊る
微笑みながら 歩いていこう
自分の道を 真っ直ぐに
果てしない だけど 近くて
それが 夢の存在
桜の便り 聞こえるように
君の決心!
人と同じでなくて構わない
桜 はなびら 言ってるよ
休んでもいい 歩いていこう
自分の道を ひたすらに
十六夜(いざよい)まくら
満ちてく 月 十三夜
女は 月 夜に啼く
出逢った日に 燃えて堕ちる
明日は満月 十四夜
運命と信じ 儚くも
重ねた 肌 不実でいい
あきらめきれない 恋だけど
真実などは ありゃしない
あるのは事実
十六夜(いざよい)まくら
欠けてく 月 十六夜
男は 星 夜に咲く
わずか二夜 それでも恋
今日は満月 十五夜
すれ違いをくり返し
移ろいゆく 名残の夢
逢魔が時から 愛しても
月も写さぬ にごり水
闇に隠れて
十六夜(いざよい)まくら
満ちてく 月 十三夜
激しいままに 十四夜
十五夜で 抱かれても
欠けてく 月 十六夜
夢か現か 十六夜(いざよい)まくら
kill
kill me love me 愛で殺して
kill me love me それが本望
夢ならば 醒めること
分かってる 年だから
いつまでも すがらない
でも 身を責める 切なくて
どうぞ そのまま あなたの腕で
最後の言葉 あたりまえでも
「愛してた…」 そのひと言を
この世に置いて
忘れてくれても かまわないから
kill me love me 愛で殺して
kill me love me それが本望
気が付けば 時間だけ
過ぎていく ノン・フィクション
目の前に あるものは
そう うたかたの出来事と
思えば それで済むことだから
楽しかったと 笑い飛ばせる
「ありがとう…」 そのひと言を
この世に残し
忘れ去られれば なお嬉しくて
kill me love me 愛で殺して
kill me love me それが本望
不都合な真実
監督 デイビス・グッゲンハイム
出演 アルバート・アーノルド・ゴア,Jr.(アル・ゴア)
2006年/アメリカ映画
地球温暖化問題を取り上げたドキュメンタリー作品。
全米映画批評家協会賞・最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
2006年度のアカデミー賞2部門にノミネート。
元アメリカ副大統領、アル・ゴア氏の地球温暖化防止を訴える講演の模様を映像化したものが中心となっている。全米公開時はわずか77館でスタート。しかし、観客が押し寄せて、ドキュメンタリー映画としては異例のTOP10入り。最終的には600館にまで拡大した。
確かに、「ハリケーンが30年間でほぼ倍増!」「少なくとも279種の動植物が地球温暖化の影響で南極方面へ移動!」「2050年までに夏の北極海から氷が消える!」等々、地球温暖化による被害を、比較映像やグラフ、時にはゴア氏の家庭環境も踏まえて、分かり易く解説してくれているのだが…。
地球温暖化による実例等は、どこかで見たり聞いたりした事が多く、途中、中だるみしてしまう箇所もあったし、内容はとてもベーシックなものであった。
しかし、それはアメリカ国民のCo2削減に対する意識の低さを、基本的なレベルから押し上げる為には、いたし方なかったのだろう。
とにもかくにも、より多くの人がこの作品を観て、少しでもこの問題に関心を持ってもらえたらと思う。
次回作には、地球温暖化問題の対策や解決策を取り上げた作品が製作されれば、嬉しい限りです。
今回観た回は、母親と赤ちゃんが優先的に観れるように工夫された回。
上映中、駆け回る赤ちゃんを追っかけるお母さん、そして泣きわめく赤ちゃん、その泣き声は、自分達の未来をどうにかして欲しいと言う「SOS」にも聴こえました…。
★★☆☆☆
鎌倉もみじ
北鎌倉を降りたなら
想い出色に 心も変わる
あの頃 ふたり 幸せだった
どこで ボタンの掛け違い
二度と着れない 悲しいけれど…
そろそろコート 必要ですね
風邪などひいていませんか?
今日で あなたと縁を切る
鎌倉もみじ 東慶寺
ひいたおみくじ 木に結び
何を願うか 悲しみ模様
今日の私は 想い出迷子
どこで道順 間違った
終着点も 決めないままに…
もうすぐ冬の 訪れですね
あなたに春が 来ればいい
そんな思いを込めました
鎌倉もみじ 円覚寺
小町通で 買いました
お揃いのはず 捨てたでしょうか?
あの日のままの このストラップ
アドレス帳も 消さなくちゃ
分かっていても 出来ない私…
吹かれてみたく なりました
冷たいでしょう 潮風も
きっとあなたを忘れます
鎌倉もみじ 由比ガ浜
二子玉川(にこたま)
「パパが子供の頃には ここは遊園地だったんだよ…」
ジェット・コースター メリーゴーランド ちっちゃめの観覧車
きょとんとする君 直ぐに僕の手を引いて走り出す
景色は変わったけど 匂いは変わらず あの日のまま
生まれた街 育った街 暮らしてる街
君も好きだろう!?
二子玉川(にこたま) MY HOME TOWN
「パパが子供の頃には 電車は地上(うえ)を走ってたんだよ…」
緑色した ちんちん電車 ゆっくりと渋谷まで
「早いのがいいよ」 そう言って君は 地下鉄を見てる
川の流れは いつも ただひたすらに 山から海へ
土手で遊ぼう パパのパパとしたキャッチボール
繋がってるんだ
二子玉川(にこたま) MY HOME TOWN
生まれた街 育った街 暮らしてる街
いつも温かい
二子玉川(にこたま) MY HOME TOWN
島
酒飲んで 唄えや踊れ
島の誰もが 家族と同じ
都会暮らしで 疲れた心
洗い流そう 肩の荷降ろし
あーいや あーいや あーや さっさー
三線 聴けば 弾んでしまう
素顔が 一番 キレイだよ
大声で 笑ってみよう
島のみんなと 声を合わせて
都会暮らしで 疲れた身体
リセットしよう も一度ゼロに
あーいや あーいや あーいや さっさー
何が一番 贅沢なのか
分かるはずだよ この島で
あーいや あーいや あーいや さっさー
生きてることを 楽しまなくちゃ
生まれた甲斐が ありゃしない
あーいや あーいや あーいや さっさー
何が一番 幸せなのか
分かるはずだよ この島で
We are...
見上げれば 青い空
宇宙の果てへ 続いているよ
誰も皆 ちっぽけさ だけど そう 限りない
信じよう 永遠を
人は生まれ 生きていく
その先にあるものは
見えないけれど 分からないけど
同じ思いを 抱いている
生まれた国は違っても
肌の色など 関係ないさ
この世に生まれた 人間
君も僕も
夜空には 星たちが
何億年の 時 刻んでる
だからこそ 地球とは 美しい 碧い星
信じれば たどり着く
行き着くのは 同じ場所
気付くはず 憎しみは
虚しいだけの 戯言だって
手の温もりは 変わらないよ
育った街の 環境も
言葉の違い 関係ない
この世に生きてる 人間
君も僕も
生まれた国は違っても
肌の色など 関係ないさ
この世に生まれた 人間
君も僕も
育った街の 環境も
言葉の違い 関係ない
この世に生きてる 人間
君も僕も
春模様
何かいいことないかな あるといいな
ある気がするよ
そんな気持ちにさせてくれる
季節は春 花は桜
願い重ねて 冬を越えたら
きっと見えるさ 君の心に
人は時には 夢追い人と 言われるけれど
夢のチカラは
限りある生命(いのち)と 無限の生命(いのち)と
その両方を 教えてくれる
春に歌おう 春に踊ろう
花びらの中 子供の頃に 還ってみよう
生まれ変われる気がする 生まれ変われる
生まれ変わりたい
そんな思いにさせてくれる
季節は春 花は桜
何故かつまづく 冬があっても
どんな時でも 春は来るから
生きてるうちに 何度かあるよ
目覚めた朝に 感じることが
限りある生命(いのち)も 限りある生命(いのち)も
宇宙の中で めぐりめぐるよ
春に嘆こう 春に笑おう
花びらの中 光と共に 輝きながら
ピース ~平和&かけら~
かけらのひとつ 見つからなくて
完成できない ジグゾー・パズル
何故に人は 憎しみあうの
愛することが 何故できないの
心のどこか それとも何処に
そんな思いが 生まれるの
時の流れを変えることなど
誰にもできないけど
時の流れに身を委ねたら 思いは変わる
そう信じたい
生まれて 生きて そして
人は皆 同じなのに…
思いのままに 生きられるなら
平和なままに 世界は動く
知っているから 利益を求め
わざとそうする 悲しいね
だけど どちらも人間だもの
世界は動いている
素直な思い 認めることも
誰にも止められない
心のままに 思いのままに 自由なんだよ
誰もが同じ
生まれて 生きて ここに
存在があるのだから…
かけらのひとつ 見つかれば
完成するはず ジグゾー・パズル
「オカン」
あなたの子供で良かったと
この頃 思います
近くに居ても 遠くに居ても
その温かさ 感じられます
不思議ですね 時の流れは
人の心を 穏やかにする
面と向かって 呼べないけれど
「オカン」 呼びたいな 「オカン」
言い争いなら 今だって
時々するけれど
気が付いたなら まるで漫才
笑いと涙 母の愛情
悲しいけれど 思い出だけが
心の中に 積み上げられる
面と向かって 言えないけれど
「オカン」 ありがとう 「オカン」
親子でこその 出逢いと別れ
面と向かって 言いたいくせに
「オカン」 大好きな 「オカン」
「オカン」 ありがとう 「オカン」
愛は哀
愛することが こんなに哀しいなんて…知らなかった
追えば追うほど 遠ざかる影
愛しても愛しても 届かぬ想い
切なさが走る 凍えた身体
抱きしめてはもらえない
分かっているのに
分かっていても 止まらない感情
生きてることが 哀しくて
そんな自分が 悔しくて
時間だけが 過ぎていく
想いを告げて 嫌われたなら
現実を受け入れ 諦められる
その想いさえ 声に出せない
許されざる そんな恋
報われなくても かまわないのに
それさえもできない
産まれたことが 哀しくて
そんな自分が 悔しくて
涙も枯れ 立ちすくむ
愛することが こんなに哀しいなんて…知らなかった
再生 ~なんくるないさ~
自分に負けて 落ち込む時も
生きてる事に 疲れた時も
なんくるないさ なんくるないさ
心に描こう 空の青さと 風の流れを
今日を生きれば 明日は来る
夜が明ければ 朝になる
意味があるから 生かされている
自信がなくて うつむく時も
他人(ひと)のそしりに 涙がでても
なんくるないさ なんくるないさ
心に描こう 海の青さと 波のささやき
他人(ひと)の視線を 怖がらず
素顔のままで 真っ直ぐに
十人十色 それが人間
なんくるないさ なんくるないさ
心に描こう 空の青さも 海の青さも
雨が止んだら 空晴れて
風が止んだら 凪になる
自然はいつも めぐりめぐるよ
酒井家のしあわせ
監督/脚本 呉美保
音楽 山崎まさよし
出演 森田直幸
友近
鍋本凪々美
ユースケ・サンタマリア
濱田マリ 赤井英和 本上まなみ 笑福亭仁鶴
サンダンス・NHK国際映像作家賞2005日本部門受賞
2006年/日本映画
監督は、この作品が長編デビュー作となる29歳の女性監督。
酒井家は関西のとある田舎町(ロケ地は三重県の…)に住む家族。母は交通事故で夫と長男を亡くし次男を連れての再婚。そして、父親違いの長女が誕生。
母の連れ子である次雄の視点でストーリーは展開する。
そんな一家に事件が起きる。父が、好きな男が出来たから…!?と言って家出。あきれるしかない母。とまどう息子。わけも分からない娘。
ある日、次雄は偶然父を見つけるが、おどおどしたりおびえたり、いつもと違う父の態度や様子から、何か嘘をついているのではないかと、疑いはじめるのだが…。
泣かせて笑わせて、そしてまた泣かせて…家族の絆を描こうとしているのは分かるし、脚本も上手く書かれているのだが、映像的には、詰が甘いと言うのか、良くも悪くも、いいところで肩透かしをくらってしまう。
せっかくの芸達者な脇役人の使い方やエピソード、演出も、どこかもったいないし中途半端な気が…。
でも、ラスト・シーンのエピソード(とりあえず秘密にしておきます、映画を観て下さい!)は好きだったなぁ。
友近の目力も良かったけど、次雄役の森田直幸クンが素晴らしい。カンヌで最年少で最優秀主演男優賞を受賞した柳楽クンに続くのでは…!?
この映画で、彼の演技を観る価値はあるかも!?です。
悲しくても泣けなかったり、悲しくても笑ってしまったり…悲しみの感じ方は人それぞれ。
人間は誰もが可愛い。
そして、何よりも家族は温かくて、かけがえのないもの。
そんな事を感じさせてくれる映画でした。
★★☆☆☆
SLOW SLOW
急ぎ過ぎて 気付かない事
たくさん あり過ぎる
だけど 生きる その事のため
ペースが守れない
時間が経つのが 早過ぎると感じるのは
気持ちだけが 先走るから
だから SLOW SLOW
もっと SLOW SLOW
誰かと比べる必要など ないから
もどかしくて 届かない事
たくさんあるけれど
少し 見方変えてみたなら
新しい発見が
見た事ないような世界が きっと見えてくるよ
心のまま はじめの一歩
やがて SLOW SLOW
そして SLOW SLOW
訪れるだろう 焦ることは ないはず
時間が経つのが 早過ぎると感じるのは
気持ちだけが 先走るから
だから SLOW SLOW
もっと SLOW SLOW
誰かと比べる必要など ないから
SLOW SLOW まだまだ 大丈夫
SLOW SLOW ゆっくり いこうよ
ひとにやさしく
ひとりで生まれ ひとりで死んで
強がりばかり くり返すのは
自分の弱さ 見られることを
怖れてるから きっと そうだろう
拳をあげて 叫んでみても
心はいつも 虚しいだけさ…
見上げれば 空 青くて広い
描いてごらん 心に翼
笑ってみよう 悲しい時も
笑ってみよう 何かが変わる
裏切られても ひたすら信じ
憎しみは捨て かよい合わせる
誰もが同じ 思いを持って
夢を繋ごう 愛の架け橋
戦いの果て 残る虚しさ
知った時には もう遅いのに…
見上げれば 星 ささやきかける
耳をすまして 聴いてごらんよ
ひとにやさしく どんな時にも
ひとにやさしく それが人間
見上げれば 空 青く広くて
飛んでいけるさ 背中に翼
微笑みひとつ それでいいんだ
ひとにやさしく きっとなれるよ
ひとにやさしく 言葉を越えて
ひとにやさしく それが人間
しあわせの花
君は赤かな 君は白かな それとも君は紫
君は何色 しあわせの花
砂漠にだって 雪原にだって
人が生きてる場所ならば 花は咲くはず
見えなくたって かまわない 心の中に 咲く花だから
想像すればいいんだよ 思い思いの 夢を託して
世界を花で 埋めつくそう
君は桃色 君はオレンジ それとも君は青かな
君は何色 しあわせの花
悩める時も 苦しい時も
人は強いよ どんな時でも 朝は来るから
言葉の壁は越えられる そのいたわりが 花を咲かせる
悲しい連鎖 断ち切って 水をあげよう 微笑みの水
花を咲かそう 世界中
君は赤かな 君は白かな それとも君は紫
君は何色 しあわせの花
君は桃色 君はオレンジ それとも君は青かな
君は何色 しあわせの花
ひとりになれる
隣にいない いつからだろう
あのぬくもりは まだ消えなくて
みんなひとり わかっていても
だから求める 見えない 何か
出逢いと別れ くり返しても
大人になれない 自分がいるよ
いつになったら ひとりになれる
弱さも 強さも 受け入れられる
いつになったら…
夢を見たんだ 幼い頃の
だけどひとりで 遊んでたんだ
それでも笑顔 とても無邪気で
怖れ知らない 素直な心
平等だけど 時は残酷
ひとそれぞれに 願い刻むよ
いつになったら ひとりになれる
弱さも 強さも 受け入れられる
いつになったら…
出逢いと別れ くり返しても
大人になれない 自分がいるよ
いつになったら ひとりになれる
弱さも 強さも 受け入れられる
いつになったら…
なぁ飲もう
隣りの席の 見知らぬ人と
酒酌み交わす 流れ流れて 雪酒場
俺もお前も 似た者同士
それが嘘でも ホントでも
かまわないから 身の上なんて
なぁ 飲もう
世間の風は 気まぐれだから
明日の行方は どっちに転ぶか分からない
過去(きのう)の事は 忘れていいさ
今を楽しく 思わなきゃ
どうせ一度の 人生だから
なぁ 飲もう
雪もいつしか 雨にかわって
雨もいつしか 止むはずだから 春酒場
俺たちだって まだまだ つぼみ
他人(ひと)と速さが 違うだけ
花を咲かせる 夢を肴に
なぁ 飲もう
ディスタンス
手の届くところまできてるのに 届かない
その距離感が もどかしい
こんなに君が好きなのに
こんなに君を求めてるのに
まるで世界中が 僕の敵のように
その視線が痛い
どうにかしたい どうにかしてよ どうにかなるよ
悲し過ぎるね ディスタンス
やがて来る日を 微笑んで迎えたい
イチかバチかの 大勝負
止まらぬ思い 振りかざし
僕は迷わず 君へ直進
この世の全てを味方につけて
最後の最後なら きっと大逆転さ
つかみたい つかみとらせて つかみとるんだ
もう怖くない ディスタンス
黄昏までに伝えよう
好きだから 言えないんだ
ホントの気持ち 尚更に
シャイなハート こんな僕でも
恋の度に ピュアになるよ
東京の空は いつになく 碧くて
北風さえ 心地いいね
黄昏までには 伝えよう
One of Us
あげたいものは Happiness
型どおり 笑わないで
いざとなったら 不器用さ
後先など 考えもせず
プロセスなら お構いなし
東京の街は 変わらずに パワフル
マイペースの 僕だけれど
黄昏までには 伝えよう
One of Us
見つけたものは Happiness
東京の空は いつになく 碧くて
北風さえ 心地いいね
黄昏までには 伝えよう
One of Us
あげたいものは Happiness
東京の街は 変わらずに パワフル
マイペースの 僕だけれど
黄昏までには 伝えよう
One of Us
見つけたものは Happiness
何があっても、君が好き
飾ることなく 素直なままに
思いの全て 伝えたいのに
どうしてだろう 胸の鼓動は
高まるばかり 落ち着かなくて
世界で一番 君が好きだよ
出逢った日から 思い変わらず
生きていること 伝えたいのに…
時は冷静 すれ違ってく
哀しいけれど それも現実
投げやりじゃなく 諦めじゃなく
持って生まれた 運命もある
こんなに好きで 仕方ないのに
君に届かず 迷うだけだよ
生きてることが 哀しすぎるね…
何があっても 君を愛する
日々の暮らしは いつか変わるよ
生きていくこと それが答さ…
存在
凹んだ時に 僕を励ます
君の笑顔が 優しいチカラ
突き放したよう でも温かい
付かず離れず その距離感が…
出逢えた事を 感謝したい
この宇宙(そら)の下 君のぬくもり
笑顔でもなく 涙でもなく
素顔のままで いられるからさ
これから先も よろしくね
つまづいたって また最初から
君の強さが 負けないパワー
生きていたなら いつかはきっと
微笑みあえる 信じていこう
出逢えた事は 必然だから
思い重ねて 2人の明日へ
愛情であり 友情であり
飾らぬ心 持ち続けたい
これからずっと 君となら
出逢えた事に 感謝したい
この宇宙(そら)の下 君のぬくもり
笑顔でもなく 涙でもなく
素顔のままで いられるからさ
これから先も よろしくね
出逢えた事は 必然だから
思い重ねて 2人の明日へ
愛情であり 友情であり
飾らぬ心 持ち続けたい
これからずっと 君となら
ガールフレンズ
企画・原案 ホイチョイ・プロダクションズ
作・演出 馬場康夫
出演 堀内敬子/華原朋美(Wキャスト)
池田有希子
2006/12/21 博品館劇場
全編、ユーミンの曲ばかり♪ユーミン・ファンにはホントたまりません!
セリフを使わずに、ユーミンソングを集めて、幼なじみの女友達2人の恋愛と友情の15年間を描いたミュージカル(音楽劇)。
企画・原案のホイチョイ・プロダクションズ、馬場康夫監督と言えば、かつて「私をスキーに連れてって」(87)「彼女が水着に着がえたら」(89)「波の数だけ抱きしめて」(91)をヒットさせた、トレンディー作品(古いかぁ…)の大御所。
目の付け所は、未だに凄い!
選曲も、懐かしい曲がメイン…これにも感激♪
今回の作品も、ユーミンのファンを自称し、バブルの時代を生き抜いた世代には、涙なしでは観られない内容になっていました。
演出はかなりベタで、時々観客の方が恥ずかしくなったりしまう場面もあるのですが、それもご愛嬌、ユーミン・ワールドに浸れる快感…(笑)。
舞台にはスクリーンがあり、歌われる歌の歌詞が映され、一緒に口ずさむもよし、詞の世界に浸るもよし…改めて、ユーミンの詞の素晴らしさ、年を経ても色褪せない言葉遊びや言葉選びを実感出来ました。
今回は、Wキャストのうち、堀内敬子嬢の舞台だったのですが、さすがにミュージカルの舞台で百戦錬磨の女優です、同じくミュージカルでの評価の高い池田有希子嬢とのコンビもとても楽しそうで、等身大の魅力に溢れていました。
正直、華原朋美嬢と池田有希子嬢のコンビも観てみたくなりました。良い意味で、もう少しミュージカル臭さが無くなっているのかなぁ…!?
客席には、あまり日頃見かけないようなスーツ姿の40代50代のサラリーマンが多く、それも独りで…ユーミンの偉大さを再認識しましたし、この舞台をきっかけに舞台を観てもらえたら嬉しいと。
ユーミンの曲を繋げての舞台化、新たな企画コンテストをすれば、応募殺到かも!?(笑)
ユーミンは不滅です♪
Stars
満天の星空に 身を委ね 思いを馳せる
数億年の時を越え 今届く 光たち
運命の名の如く 見えない糸を 手繰り寄せ
心の砂漠 言葉の翼
迷わぬように あの星を 見失わずに 歩いたら
どこかに きっと たどり着く
その時に 知ればいい
そこが 地上か 天空か…
生まれても 生まれても 引き寄せる 磁石のようだよ
気付かないまま すれ違い 逝き過ぎる 二人でも
運命はいつの日か 思い知らせてくれるだろう
かつて一緒に 見た星空を
離れぬように 今度こそ 同じ光を見つめつつ
必ず きっと 誓い合う
その時に 知るはずさ
生まれた 意味と 真実を…
坂道の定理
心が痛い ワケもなく
涙は枯れてしまっても
行くあて知らぬ 旅だから
なおさら辛い 戻れない
この坂道を 上ったら
空は 青空 曇り空
天気はいつも 気まぐれだって
分かっているけど
きっと 晴れると 信じたい
ため息ばかり 連鎖して
悲しみばかり 増えるけど
笑っていよう いつだって
ただ それだけで 幸せさ
その坂道を 下っても
その先にある 上り坂
夢ならいつも 元気をくれる
不思議なチカラ
いつか 叶うと 信じよう
Domestic
いたいげな子供の叫び
ただ遠くを見つめるだけの老人の瞳
僕らは 情報の渦の中で
自分の 幸せを知る
世界から 悲しみは消えていないのに
勝ち負けで判断する
ちっぽけな国の
真実に 目をそむけ
人よりはまし だけど 羨ましい
どこに向っていくのだろう
昨日には帰れない
明日はやってくるから…
悩み無き人などいない
それでも 何故 人は笑おうと 自分を励ます
誰もが 情報に巻き込まれ
自分を見失うのに
世界には 想像も出来ない 出来事
血を流すことのない
戦いは やがて
この国を滅ぼすかも
いたわりなんか 消していくのだろう
未来の辞書にあるのは何!?
勝ち組の高笑い
負け組のうす笑い
聴かせてよララバイ
哀しみは あまりにも突然
心構えが出来ないから
とても やっかい
部品の無くなった プラモデル
組み立てられやしない
酒のちからを借りてでも 眠らなきゃ
睡眠不足の日々が 続くだけ
もう耐えられない
お願いだから
聴かせてよ ララバイ
まるで母のように
そっと 耳元で ララバイ
憎しみは 連鎖して止まらず
やがて来るのは 諦めだけ
くり返さずに
優しく包みたい プレゼント
ハート色のリボンで
老若男女 誰だって 眠りたい
安らかな夢に抱かれ 夜をこえ
朝を迎えよう
心を込めて
歌ってよ ララバイ
甘えたがりのまま
どうぞ 眠るまで ララバイ
Universal Thing
僕の胸でいいなら 使いなよ
忘れてしまえ 辛いことなんか
簡単に言うなと 思うかも知れないけど
思いの全て 心のままに
投げ出してごらんよ
きっと新しい君に 生まれ変われるはず
宇宙(そら)の果てを目指し
星は導くだろう
ゆっくりと 一歩づつ
歩いていけばいい
君もいつか必ず 分かるはず
生かされている それぞれの理由
簡単に言うなと 笑うかも知れないけど
独りで生まれ 独りで死んで
なのに独りじゃない
それが人間なんだと 実感できるはず
宇宙(そら)の果てを目指し
星は導くだろう
ひたすらに その足で
歩いていけばいい
わすれなうた
いつの日か またどこか
出逢えると 思えるよ
今日の日は 返らない
だからこそ 愛おしい
目を閉じて 思い出す
優しさは 変わらない
永遠を 信じよう
こだわりは 脱ぎ捨てて
このうたが ふたりを結ぶ
離れ離れになったって
このうたが 眠りをさます
忘れられない 記憶たち
とまどいは 誰だって
少なからず 持っている
ぬくもりを その胸に
しっかりと 抱きしめて
そのままの 君でいい
変わらずに いて欲しい
永遠の 時を越え
出逢えたら 素晴らしい
このうたが 聴こえた時は
耳を澄ましてみてごらん
このうたが 聴こえた方に
僕は 必ず立っている
トーチソングトリロジー
作 ハーヴェイ・ファイアステイン
上演台本・演出 鈴木勝秀
出演 篠井英介
橋本さとし
長谷川博己
奥貫 薫
黒田勇樹
木内みどり
2006/11/26 PARCO劇場
20年前に同じ劇場で観た舞台、その後に観たアメリカ映画。どちらも大好きで心に残る作品「トーチソングトリロジー」。
確かに脚本は素晴らしい…でも何かが!?
20年前に観た、アーノルド役の鹿賀丈史や母親役の山岡久乃他のキャストや、その後舞台化された時に観たアーノルド役の加藤健一の印象や衝撃が、私自身の中で強すぎるのかも知れないし歪めないのも事実なのですが…。
時代はあの頃に比べ、ゲイやバイセクシャルの対する知識や情報も溢れ、偏見も少なくなっているかも知れないでしょう。
だから、この作品に対する観かたや思いも変化して当然であろうし、かつての物珍さや好奇心よりも、純粋な愛の形として捉える事も出来るであろう。
しかし、その熱さが伝わってこなかったのは残念であるし、何故だったのだろう。
この作品は普遍性を持たないのであろうか、そんな事はないと思う。
1981年に生まれた「トーチソングトリロジー」。
今や、世界中の映画や舞台でも当り前のように取り上げられる、ゲイやバイセクシャルを題材にした作品。
様々な愛情表現を認め表現する事は、素晴らしい事だと思うが、そのお陰でこの作品のとらわれ方や演出も、今のままで果たして良いのであろうか…つくづく考えさせられました。
それでも、とにもかくにも、また観てみたい作品です。
余談になります。当日、私の後ろにはニュー・ハーフの3人連れが観に来ていました、2幕目まではしゃがれた小声で無駄話をする事はあっても何とか観ていたのですが、3幕目に入る前の休憩時間に席を立ったまま、3人とも客席には戻って来ませんでした。
今回の舞台の何かを物語っているのかなぁ、彼女(彼!?)達の感想や意見が聴いてみたかったです(笑)。
北京蝶々第7回公演
物々交換
作・演出 大塩哲史
主催 早稲田大学演劇研究会
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ
2006/11/24
3度目となる早稲田大学劇研「北京蝶々」。
電子マネーが普及した近未来が舞台となり、お金の価値や意味をシニカルに見据えた作品。
作者はSuicaの利便性に隠された不便さや矛盾から、電子マネーに興味を持ち、そして貨幣全体へと興味が広がり、最終的には最も原始的な取引とされる「物々交換」に至ったと、パンフレットに書いている。
確かに、発想は面白いのだが、脚本がまだ練られ足りない気がしてならなかった。
これまで観た作品(と言っても2本だが…)に比べて、笑いも涙も、あっさりし過ぎていたような…。
前回も書いたのだが、毎回新作を発表する事も大切だし、意欲的で素晴らしい事だとは思うが、もう一度作品を見直してみるのも大切な事ではないだろうか。
芝居は不思議な生き物、どんな風にも生まれ変われるはずである。
今回の「物々交換」も、再演を望んで止まない!
家なき子
何のために祈るの 何のために歌うの
何のために眠るの 何のために生きるの
帰る家なんかなくても 人は生きられる
夜毎の寝床は違っても 眠られる
強がりばかりの日々は
遠く過ぎていくだけ
悲しいけれど 切ないけれど
時間は残酷
人は旅人 背負うものは それぞれに
真っ直ぐな道 曲がりくねった道
たとえゴールは 違っても
ひとつになりたい
そんな生き物
何のために祈るの 何のために歌うの
何のために眠るの 何のために生きるの
きっと2人は エピキュリアン
夜毎の快楽 裏切りの裏表
懲りもせずに くり返す
されど 復習出来ない
愚かだけれど 祈り続けて
愛を 口づさむ
人は罪人 永遠など許されず
創られた嘘 直ぐ ばれるような嘘
かまって欲しい 家なき子
大人になれずに
明日も漂う
何のために祈るの 何のために歌うの
何のために眠るの 何のために生きるの
ふたりうた
窓越しに見る雪に
今年も終り 早いよね
幸せのスピードは
幸せなほど 早いかも
鍋を囲んで 熱燗交わし
あれから何度 冬が来た
来年もよろしくね
あせらずに ゆっくり ふたりのペース
大好きだから 離れられない
想い出に浸るより
未来(あした)の事を 話そうか
もう少し 年を取り
想い出語り する日まで
コタツに入り みかんを食べて
これから何度 春を待つ
来年もよろしくね
笑顔も涙も ふたりの宝
もっと増やして いける気がする
ふたりでいると 温かいよね
そのぬくもりは 変わらない
平凡に過ぎていく
だからとっても幸せなんだ
遅くなったけど ようやく分かった
「ありがとう」はサヨナラの合図
愛が終わる 夢が終わる
あなたは去っていく
いつものように さりげなく
笑顔のままに
予感は全て打ち消して
どうにか今まで来たけれど
優しいのね あなた
いいえ 優しすぎるくらい
だけど うらはら 二度と逢えない
あなたからの
「ありがとう」いつもと変わらない
「ありがとう」今日も同じと思ってたのに…
時が経てば 人も変わり
思いも変わるはず
信じられない 今だって
きびすを返す
あのままいても 同じ事
心のどこかで わかってた
優しいから あなた
そうね 甘えてただけかも
ひとりよがりと笑われるだけ
あなたからの
「ありがとう」はサヨナラの合図
「ありがとう」今日も変わらぬ笑顔だったのに…
あなたからの
「ありがとう」いつもと変わらない
「ありがとう」今日も同じと思ってたのに…
「ありがとう」はサヨナラの合図
「ありがとう」今日も変わらぬ笑顔だったのに…
...恋...
港へ続く坂道を ひとり歩けば
あの日の事が 甦る
昇りきったら そこにはリグレット
過ぎ去った日々 今は幻
追いかければ 追いかけるほど
人の心は あまのじゃく
やるせない想い
復讐できない 恋のプロセス
それなのに また…
Fall in Love
強がりばかり くり返し きりがないのに
港が見える丘の上
いつもリセット 不思議なくらいに
素直な心 生まれ変われる
追いかけても 追いつけなくて
後姿に リフレイン
何度も何度も
同じじゃないから 恋はミステリー
それだから また…
Fall in Love
ひたむき
春まだ遠い 冬の一日
小さな予感 胸に抱きしめ
積み重ねてく 昨日今日明日
やがて来る日の 願い信じて
生きてくことは ただそれだけで
人それぞれの 価値観があり
何が良いとか悪いとか
言えないけれど それでいいはず
自分の事を 誉めてあげよう
自分の事を 愛してあげよう
愛していても 愛されなくて
思いの全てが 空回りする
思い巡らす 昨日今日明日
涙のあとに 微笑みあえる
愛することは ただそれだけで
人の力を 強くするはず
振り向かないで 真っ直ぐと
後悔せずに 前を見つめて
自分の事も 誉めてあげよう
自分の事も 愛してあげよう
自分の事を 誉めてあげよう
自分の事を 愛してあげよう
自分の事も 誉めてあげよう
自分の事も 愛してあげよう
空晴れて
心の闇を 彷徨いながら
眠れぬ夜を 重ねてく
独りで思い悩む日々と
過ぎてくだけの時間…
だけど 忘れてた 生まれ変われる事を
見上げれば大空 こんなに広く青かった
急がなくてもいい
自分のスピードで いけばいい
小さいけれど大きい それが人間
過去(きのう)の事を 振り返っても
後悔ばかり 重ねてく
生きてる限り続く日々は
悲しみだけの時間…
きっと 忘れてた 無限なまでの そのチカラを
心に青空 誰でもきっと持てるから
あせらなくてもいい
自分を信じれば 見えてくる
目の前にある幸せ 気付かないだけ
だけど 忘れてた 生まれ変われる事を
見上げれば大空 こんなに広く青かった
急がなくてもいい
自分のスピードで いけばいい
小さいけれど大きい それが人間
木更津キャッツアイ ワールドシリーズ
監督 金子文紀
脚本 宮藤官九郎
出演 岡田准一 櫻井翔
岡田義徳 佐藤隆太 塚本高史
酒井若菜 阿部サダヲ 山口智充 ユンソナ
栗山千明 高田純次 MCU
古田新太 森下愛子 小日向文世 薬師丸ひろ子
2006年/日本映画
「帰ってきた~!待ってました~!」思わず、そう叫びたくなるような気分。
思いっきり笑えて、ちょっぴり泣けて(今回は、いつもよりも泣けるかも!?)、可笑しいのに切ない…キャッツ・ワールド!そしてクドカン・ワールド!
ぶっさん(岡田准一)の死後3年…。残された4人のキャッツのメンバー達、バンビ(櫻井翔)、マスター(佐藤隆太)、アニ(塚本高史)、うっちー(岡田義徳)はバラバラの生活を送っていたが、それぞれがぶっさんにちゃんと“ばいばい”を言えなかった事を、心の片隅に抱えていた。
そんなある日、バンビが死んだはずのぶっさんの声を聞く…その声を解明し、ぶっさんを甦えさせる!?ためにメンバー達は久し振りに木更津に結集。
そこには、あり得ない現実と展開!?が彼らを待ち受けていた。
サブ・タイトルの「ワールドシリーズ」の意味も、奥が深いのです…。
良くも悪くも心地良い安定感とはちゃめちゃ感、そしてときめき感。キャッツアイ・ファンにはたまらないはず。
しかし、初めて観る者にとっては、好き嫌いがはっきりする作品かも…。
是非ともエンド・ロールまで席を立たずに!
最後の最後まで楽しめ、そして涙ウルウル(出演者の成長や変化に自分を重ね合わせて…)…。
それにしても映画館は高校生、大学生そして20代の観客で溢れていて、映画を観る前、それだけでオジサンは圧倒されてしまったし、少し体温が上がった気が…(笑)。
★★★☆☆
南人(みなみびと)
泡盛を 酌み交わし
夜通し唄い 踊ろうか
外に出りゃ 星たちも
迎えてくれる 砂浜(はま)舞台…
ゆっくりでいいんだからと
教えてくれた おじぃの笑顔
この島で 分かったよ
人の優しさ 人間らしさ
おだやかな南風
そして台風 暴風雨
見上げれば 天の声
自然といつも 向き合えと…
泣きたけりゃ 泣けばいいよと
諭してくれた おばぁの思い
この島で 分かったよ
頑張り過ぎず 頑張る事を
もしかして 人間は
海から陸(おか)へ 来たのかも
こんなにも 恋しいよ
潮の匂いも 波の音(ね)も…
温かい おばぁの温み
酒に負けない おじぃのチカラ
この島で 分かったよ
人は誰でも 独りじゃないと
A LONG GOOD-BYE
微笑みながら サヨナラ言って
感謝の気持 ありがとう
手を振りながら 旅立つからね
同じ時代 同じ場所
出逢えた事は きっと必然
出逢いがあれば 別れがあって
繰り返してく 限りなく
だから泣かないで 悲しまないで
A LONG GOOD-BYE
ひとあし先に 行くだけさ
生まれる前に 知ってたような
初めてじゃない 人だから
どこかできっと また 逢えるはず
次の時代 次の場所
何年先か 計り知れない事だけど
見つけられると 信じられるよ
ソウル・メイトさ 永遠に
だから泣かないで 悲しまないで
A LONG GOOD-BYE
急がなくても いいからね
出逢いがあれば 別れがあって
繰り返してく 限りなく
だから泣かないで 悲しまないで
A LONG GOOD-BYE
ひとあし先に 行くだけさ
MY BOY
MY BOY 君もいつしか
MY BOY 知るだろう
MY BOY 夢と現実
MY BOY MY BOY...
父の背中を見て育つのが 子供だから
目をそらさずに 見ていて欲しい
強さも 弱さも 激しさも 愚かさも
それが人間
見えない絆 たぐりよせて
大きくなれよ MY BOY
父の背中も小さくなって 追い越す日が
きっと来るけれど 信じて欲しい
言葉に出来ずに 確かめる愛もある
分かるはずだよ
見えない絆 たぐりよせれば
出逢えるはずさ MY BOY
MY BOY 歩く途は
MY BOY きっと見つかる
MY BOY 今日を生きよう!
MY BOY MY BOY...
生きる事は 辛いかも知れない
だけど楽しい そして素晴らしい
MY BOY MY BOY...
EAST WEST
イースト・リバーに昇る朝陽に
今日の幸運を そっと祈れば
ベーグル&カプチーノ
1日が始まる
今日と言う日を 思う存分楽しみ
精一杯 使う事
この街で 生き抜くには
少しの 緊張と覚悟も必要
見慣れた景色は
摩天楼 ジャズ 軽くスウィング
橋を渡って マンハッタンへ
いつしか たどり着いた 場所
ハドソン・リバーに沈む夕陽は
今日の疲れを 癒してくれる
オイスター&スパークリング
安らぎのもてなし
日本でなんか 感じられない快感
不思議だね このパワー
1日を生き抜いたら
少しの 緊張と覚悟も ビタミン
見慣れた仲間と
摩天楼 ソウル 軽くステップ
橋を渡って ブルックリンへ
気が付けば 離れられない 場所
心づくし
心こめ 贈りたい
過ごした日々に リボンをかけて
微笑んで ありがとう
素顔のままで これからずっと
嬉しい時も 悲しい時も
時の流れに身を任せ
生きてきたから こうして2人
つかず離れず 君と僕
乗り越える 試練なら
片肘はらず 自然のままに
感謝する その心
お互い持って 眠りにつこう
目覚めた時は 生まれ変われる
朝の光に 何度でも
生きていきたい これから先も
つかず離れず 距離感で
輝きながら 戸惑いながら
歩いていこう ゆっくりと
叶わぬ夢と 諦めないで
刺激し合おう 君と僕
逢いたい人
逢いたい人は あなた あなただけ…
とまどいながら 過ぎてく時間
答え出せずに 思い重ねる
素直になって 好きと言えたら
どんなに 心 軽くなるだろう
流れる星に 願いをこめて
明日は きっと…
目を閉じたなら あなたの笑顔
逢えない時は 心安らぐ
一人旅でも 楽しいけれど
二人旅なら もっと楽しい
空の青さを 胸に抱いて
明日は きっと…
流れる星に 願いをこめて
明日は きっと…
空の青さを 胸に抱いて
明日は きっと…
逢いたい人は あなた あなただけ…
街
よく似た背中 やっぱり貴方
コンビニの前 懐かしい面影
何年振りの偶然に
とまどい うろたえる私
何も気付かない 貴方
親しげに話す 隣の女性(ひと)は
新しい恋人?
幸せそう 家路急ぐ二人
ふったのは私 ふられたのは貴方
決めつけていた この何年間
部屋はそのまま この街に 私ひとり
こんなに近くに 住み始めたなんて
思い過ごしの まるで 復讐…
想い出ならば 共有できる
単純だって 過ぎ去れば 複雑
生きてる事は 不可思議で
いつでも 驚きをくれる
貴方の幸せ 喜べばいい
素直になれないで
姿隠し 見てるなんて
リグレット!?
ふったのは私 ふられたのは貴方
事の全てに ケリはついていた
なのに今日まで この街に 私ひとり
離れられずに 貴方が帰る日を
待ち続けてた 心のどこか…
ふったのは私 ふられたのは貴方
事の全てに ケリはついていた
なのに今日まで この街に 私ひとり
離れられずに 貴方が帰る日を
待ち続けてた 心のどこか…
芸術祭十月大歌舞伎
仮名手本忠臣蔵
五段目 山崎街道鉄砲渡しの場
山崎街道二つ玉の場
六段目 与市兵衛内勘平切腹の場
作 並木千柳 三好松洛 竹田出雲
片岡 仁左衛門
市川 海老蔵
尾上 菊之助
2006/10/18 歌舞伎座
三階の一幕席には、外国人がかなりの人数。ほとんどの外国人がガイド・イヤホンをしているが、やはり笑いのツボが日本人とは違うらしい。
そのリアクションと舞台を見比べて観るのも面白い。
日本人が大好きな演目「忠臣蔵」、しかし「仮名手本…」となると、その脚色が、時には「それってありえないんじゃない!?」って言う設定で妙に滑稽だったりするのだが、仇討ちにまつわる感動的な話だけではなく、そのあたりに注目すると、この脚本がいかにエンターテインメント性に溢れ、そして普遍性を持っているかが分かる気がする。
忠臣蔵の中でも有名な勘平とお軽夫婦の話。
祇園に身を売ってまでも夫勘平に仇討ち資金を捻出しようとする妻お軽。しかし、身の潔白を証明するために切腹をする勘平、その事も知らずに身売りされるお軽…。
やはり、何度観ても楽しめるし、新たな発見があるから不思議である。
仁左衛門、海老蔵が演じる、見得をはじめとする型も堪能出来たし、1200円はお得な気分。
泣くがいい…
守るもの 増えていく 時の流れの その中で
年月を 重ねたら 人は誰でも 強がりを知る
元気ですか?と 聞かれれば
元気ですよと 作り笑いで 無理をするはず
泣くことは そんなにいけないことですか
感情 殺して 生きるより
涙の後の微笑みを 信じてみよう
おもいきり 泣くがいい
心のままに
過ぎていく季節さえ 気付かないよな 日々の中
失っていくものの 大きさ やがて 知るはずだから
生きてますか?と 聞かれても
生きているけど ちぐはぐなまま 心と身体
泣くことは そんなにいけないことですか
強がり通して 生きるより
立ち止まること 畏れずに 素直になろう
おもいきり 泣くがいい
人間らしく
元気ですか?と 聞かれれば
元気ですよと 作り笑いで 無理をするはず
泣くことは そんなにいけないことですか
強がり通して 生きるより
涙の後の微笑みを 信じてみよう
おもいきり 泣くがいい
人間らしく
幸
夜空彩る 幾千の 星の輝き この胸に
瞳に映る その光 何億年の 時を越え
巡り彷徨う 風たちに
感謝の気持 忘れない
まだ見ぬ未来
命ある ものみな全てに
幸 あるように
世界にひとつ 君が持つ 夢の輝き その胸に
心の色は それぞれが 違うことなど あたりまえ
寄せては返す 波のよう
身を任せたら それでいい
涙流した
その後に 微笑みあおうよ
幸 あるように
相も変らぬ 悲しみも いつかはきっと 消えていく
遠くのものに 目を向けず 近くのものを 感じよう
嵐の後の 平常心
仰いだ空に 虹がでる
まだ見ぬ未来
命ある ものみな全てに
幸 あるように
第八回 西川箕乃助の会
平成18年度 文化庁主催芸術祭参加
鳥獣戯画
福原百七 作曲
西川箕乃助 構成・振付
のぞきからくり
江戸川乱歩“押絵と旅する男”より
鈴木英一 作
清元栄吉 作曲
福原百七 作詞
西川箕乃助 振付
2006/10/16
国立劇場 小劇場
正直私自身、日本の古典芸能・文化に詳しいわけではない。ホントたまに歌舞伎や文楽、そして落語に行くくらいである。
西川流宗家家元の箕乃助氏は、私と同学年と言う事もあり、機会があれば観に出かけている。
その精進ぶりや創造性、そしてクオリティは益々高まっているように感じられる。
今回の会は4年前に初演された「鳥獣戯画」に若干の手を加えた作品、そして新作「のぞきからくり」の2作品である。
「鳥獣戯画」は、踊りの持つ精神性や感性が、時には激しく、時には優しく、時には怖ろしく、時には滑稽に、観る者に様々なイメージを膨らませてくれる。
江戸川乱歩の小説を題材にした「のぞきからくり」は、映像やナレーションを用いて、よりドラマ性の高い作品になっており、ある意味実験的とも言えるのかも知れないが、主人公の悲しみや儚さがひしひしと伝わってきたし、これからも再演を重ねてもらいたい作品だと思う。
箕乃助氏には、これからも日本舞踊の概念にとらわれない新作を作り出していって欲しいし、新たなる日本の伝統文化の担い手になってもらいたい。
同学年の一人として、応援し続けるつもりです。
赤花情歌
海風が 吹く浜に
咲いた 一輪 赤い花
思い出は いつの日も
あの日に続く 赤い花
生きていく その涯(はて)に
あるのはきっと 幸せと
信じて今日を 終えたなら
笑顔の明日が 待っている
偶然も必然も
出逢った全て 受け入れて
喜びも悲しみも
過ぎてしまえば 美しい
目に見えぬ 糸たぐり
人は必ず 出逢うだろ
その時は 見えるはず
赤い花咲く 砂浜が
行き過ぎる 出来事は
意味ある事と 信じよう
遠くじゃなくて 目の前に
幸せあると 分かるから
ジャングルジム(ノスタルジー)
夕暮れ間近の公園 家路急ぐ子供たち
記憶の糸を手繰れば あっと言う間
独り ノスタルジー
ジャングルジム すべり台 シーソー ブランコ …
やがて来る 木枯らしの季節
時間は止まってはくれない
分かりきった事なのに
涙 頬伝う
暮れていく街は静寂 不思議なくらい穏やか
記憶の糸はからまり ほどけない
なのに ノスタルジー
ジャングルジム すべり台 シーソー ブランコ …
ベンチには 恋人の姿
あの日の2人の まぼろし
分かりきった事だから
涙 とめどなく
ジャングルジム すべり台 シーソー ブランコ …
やがて来る 木枯らしの季節
時間は止まってはくれない
分かりきった事なのに
涙 頬伝う
雨の雫に、君を想う
悲しみにうちひしがれた 雨の夜
二人は 出逢い 恋に落ちた
永遠を信じるけれど
雨の雫が…
引き裂いていく 現実は残酷
どんな時でも 君を想う
ただ ひたすらに 君を想う
心のままに 君を想う
別れても逢いたくなって 仕方ない
切り裂かれても 恋のラビリンス
迷っても 辿り着くから
雨の雫に…
願いを託す 真実のぬくもり
朝な夕なに 君を想う
時を越えても 君を想う
嘘はつけない 君を想う
どんな時でも 君を想う
ただ ひたすらに 君を想う
心のままに 君を想う
WAHAHA本舗『踊るショービジネス2 ダンス王』
構成・演出 喰始
出演 佐藤正宏
柴田理恵
久本雅美
梅垣義明 他 WAHAHA本舗一同
2006/10/5
東京厚生年金会館
WAHAHA本舗の公演は2回目、しかし10年位振りなので、初めてのような気持ち。
以前の客層は、もっと若かった記憶が…そうかぁ、自分も10歳年取ってるて事でした(涙笑)。
日頃のストレスを笑って解消と言う事なのか、それにしても、おばさまおじさま達が多い!
これまでの公演で好評だったダンスやパフォーマンスの数々…今回の公演では演出を変えたり、ニュー・バージョンにしたりで、次から次への2時間30分強。
テレビでは放送出来ないような(舞台なら許されるのだろうか!?)言葉やパフォーマンスが続く。
良くも悪くも10年前と変わらない感覚&感性&品性…後ろの席の10代のイマドキの女の子は、エンディングで会場のほとんどの観客がスタンディング・オベーション状態なのに、独り腕を組んで白けた感じで早く帰りたそうな顔をしていたのが、印象的だったし、それがWAHAHA本舗の本質か!?
さすがに梅ちゃんの歌唱力とパフォーマンス、男性陣の素っ裸の身体をはったパフォーマンス、自虐的な久本雅美のネタ、観客を惹き込む柴田理恵の個性は楽しめた…しかし、真面目(あえて…)なダンスやパフォーマンスはどうしても、どこかにウケを狙う箇所があるのではないかと言う期待を持ってしまうので、飽きてきたり間延びしてしまう感が拭えない。
各ダンスやパフォーマンスを、徳光さんのナレーションで繋いでいたのは正解だったと思うが、それぞれのダンスやパフォーマンスの組み合わせ方やバランスを取る事の難しさを、改めて感じた。
とにもかくにも、まだWAHAHAの笑いの洗礼を受けていない人は、1度は観るべき!
リピーターになるかならないかは、観る人の感覚&感性&品性次第(笑)!!!!!!!
カポーティ
監督 ベネット・ミラー
脚本・製作総指揮 ダン・ファターマン
原作 ジェラルド・クラーク
出演 フィリップ・シーモア・ホフマン
キャサリン・キーナー
クリス・クーパー
2005年/アメリカ映画
ストーリーと役者と映像の全てがマッチした作品。
本年度のアカデミー賞では最優秀主演男優賞を受賞した他、主要5部門ノミネート…納得。
主人公を演じたフィリップ・シーモア・ホフマンの演技は、作家カポーティと瓜二つと絶賛されている。
勿論、実際のカポーティのしゃべり方や仕草は知らないが、その個性的なキャラクターを、まさに彼の演技力でこなしていたし、観客は本物の作家カポーティ自身に惹き込まれていく。
1959年、「ティファニーで朝食を」で人気作家となって時代の寵児としてN.Y.社交界でも花形であった作家カポーティ。
ある日、彼は、カンザス州の田舎町で一家4人が喉をかき切られ、手足を縛られ顔面に散弾銃を撃ち込まれて惨殺されると言う、小さな新聞記事に目を留めた。
その記事に興味を持った彼は、その町を訪ね取材を始めるが、捕まった2人の犯人のうちの一人ペリー・スミスと接触し、創作意欲を掻き立てられる。
そして、常に新しい表現スタイルを追求しつ続けていたカポーティは、新しいジャンルである犯罪ノンフィクション・ノベル「冷血」の執筆を始める。
取材の中で、ペリー・スミスと心を交し合うカポーティ、それは真実の心の交流だったのか、作品を完成させるための偽りの交流だったのか…やがて犯人に下される死刑判決、そして死刑執行。
現代文学最高の傑作と絶賛された「冷血」を完成させた後、カポーティは1作も小説を書き上げる事はなかった…それは何故!?
カポーティと犯人ペリーとのやりとりが切なくて、やるせない。
ペリーには生きていてもらいたいが、死刑にならなければ小説は完成しない、カポーティの心の葛藤がとても痛い。
そして彼を取り囲む友人(異性)や恋人(同性)、保安官の演技やエピソードも、この物語に重みと深みを持たせてくれていた。
監督はドキュメンタリー映画出身で劇場用の映画は初との事だか、一貫した映像の質感と色合い、役者のクローズ・アップの使い方が素晴らしかったし、映画を観終わった後の余韻が何とも言えなかった…。
★★★★☆
忘れない
忘れない 忘れない 忘れない …
きっと何処かで 見てくれているよね
どんなときでも 側に居てくれる
ほら 話しかければ 答えてくれる
声が聴こえるんだ あの日のままさ
笑顔と 何気ないクセも一緒に
忘れない 忘れない 忘れない …
生まれ変わって 出逢える
その瞬間まで
僕は 必ず 君を見つける
だから 僕は 君を忘れない
そっと励まし 背中押してくれる
その優しさに 甘えてばかりさ
そう 振り向かないで 前を見てるよ
君が死んだこと 受け入れられず
独りで 落ち込んだ 日々もあったけど
忘れない 忘れない 忘れない …
生まれ変わって 出逢える
その瞬間まで
僕は 必ず 君を見つける
だから 僕は 君を忘れない
忘れない 忘れない 忘れない …
生まれ変わって 出逢える
その瞬間まで
僕は 必ず 君を見つける
だから 僕は 君を忘れない
フラガール
監督 李 相日
脚本 李 相日 羽賀大介
出演 松雪泰子 豊川悦司
蒼井 優 山崎静代(南海キャンディーズ・しずちゃん)
岸部一徳 高橋克実
富司純子
2006年/日本
「な~んだ、常磐ハワイアンセンターの話かぁ!」と食わず嫌いはやめて、とにかく観てもらいたい作品。
気が付くと、泣いて笑って又泣いて…。
昭和40年、本州最大の炭鉱・常磐炭鉱では、石油の需要拡大に伴い閉山の危機を迎え、大幅な人員削減によって、この炭鉱町は殺伐たる状況になっていた。
そこに、炭鉱から湧き出る温泉を利用して“楽園ハワイ”を作ると言う、起死回生のプロジェクトが持ち上がった。
そこで目玉となるのはフラダンスショー。
家族のため町のために“フラガール”としてゼロからのレッスンに挑戦する、炭鉱の女たち。
今や、空前のフラダンス・ブームではあるが、肌の露出や腰蓑などは恥とされていた時代にフラダンスを始めた彼女たち、数々の苦労と試練を乗り越えて、待ちに待った最初のステージが始まる。
確かに展開はベタ過ぎるくらいベタである。
しかし、ドキュメンタリーにすれば、かの「プロジェクトX」で取り上げられても(もしかして、取り上げられているのかも!?)不思議はない題材。
だからこそ、取って付けたようなところもなく自然に観る事が出来るし、感情移入が出来るのだろう。
東京から来た元SKDの花形ダンサーだったダンス教師(モデルになった女性は現在でも活躍されているとの事)役の松雪泰子は透き通った美しさ、そして、こんな演技も出来るんだ…って発見。
蒼井優のひたむきさは健気で勝気で可愛いし、南海キャンディーズのしずちゃんは演技しているんだかしていないんだか、でも、こんな不器用な女の子はきっといるだろうなぁって…笑わせて泣かせてくれました。
脇役人も、それぞれの持ち味や個性を活かして、きっちりしめてくれてます。
現在の名称は「スパリゾートハワイアンズ」。「常磐の後に続くのは?」と聴かれて、「ハワイアンセンター」と答える人も、どんどん減っていくんだろうなぁ(涙笑)。
ちなみに、映画館は満席でした!
★★★★☆
君が君に還る時
思い切り泣いたら 笑顔になれるよ
終わらない悲しみは ないと信じよう
人は誰も弱くて だけど 限りなく強いよ
目に触れるもの全て チカラをくれるはず
さぁ 君の思いのままに
歩き出してみよう
嵐の夜も 晴れた朝も 安らいだ心で
ゆっくりと 受け止めればいい
生きている事を…
ぬくもりを感じて 育っていくんだ
誰だって 旅立ちの 時はあるはずさ
少しの勇気を持って 一歩 踏み出してみようよ
手に触れるもの全て チカラをくれるはず
そう 君は小さいけれど
無限の可能性
苦しい時も 攻める時も 安らいだ心で
前向きに 受け止めればいい
生きている事を…
さぁ 君の思いのままに
歩き出してみよう
嵐の夜も 晴れた朝も 安らいだ心で
ゆっくりと 受け止めればいい
生きている事を…
AIR MAIL
明日の朝は パリに立ちます
今日で ミラノも 最後の宴
パソコンならば リアルタイムで
事の全てを 伝えられるけど…
旅の絵葉書 AIR MAIL
そんな時間も 時には 楽しい
教会の鐘 聴きながら
伝わりますか 私の心
東京へ
瞳閉じれば 貴方の笑顔
写真も見ずに 思い出せます
デジタルよりも アナログがいい
事の全ては 少し謎めいて…
旅のあとさき AIR MAIL
文字は心を あらわすものだと
昔の人は言っていた
伝わりますか 私の愛が
貴方へと
旅の絵葉書 AIR MAIL
飛び立つ鳩に 手紙託せたら
そんな思いに かられます
伝わるでしょう 私の愛が
空を越え
乱 夜
乱れるままに 重ねた夜を
後悔なんか していない
その瞬間は 幸せだった
報われないと 分かっていても
愛すれば 愛するほど
愛されれば 愛されるほど
身も心も ひとつになっていく
理性を越えて 現実を知るけれど…
ジェラシーの河は どこまで流れる
2人を乗せた 小舟の行方
忘れるために 目覚めた部屋は
潔いほど 晴れた朝
罪の意識を 持っていたって
罪を重ねる それが恋愛
愛すれば 愛するほど
愛されれば 愛されるほど
離れていく そんな事だってある
感情のまま 堕ちていくけれども…
ジェラシーの河は 突然なくなる
砂漠を歩く 2人に変わる
小さな幸せ
何気ない日々の暮らしの 積み重ねが
一番大事だって 気付くまでに
こんなに時間が 過ぎたけど
やっぱり 良かった
生きているから きっと 分かるんだね
愛する人に 囲まれて 僕らは
誰かを愛する事を知る
どんなに小さくたって それが幸せ
かけがえのない 出逢いと別れ
人は 皆 独りなんだと 時に思う
孤独が好きなふりを してみたって
素直に還るよ 不思議だね
生かされてるんだ
産まれてきたら 誰でも ウェルカム!
愛する人の ぬくもりに 僕らは
人間の大きさを知る
どんなに小さくたって それが幸せ
永遠を繋ぐ 奇蹟と希望
「ありがとう!」「ありがとう!」
父にも 母にも 友にも 恋人にも
出逢った人にも 出逢う人にも
「ありがとう!」「ありがとう!」
そう 言いたい…
BON-No
絶望の淵を綱渡り 命ギリギリ 繋いでる
悲しみはいつだって 音も立てずに 忍び寄る
しがみついても しがみついても
振り落とされる
恋は儚い 恋は儚い
一夜のゲーム
なのに懲りない
目覚めれば もう一度 スタートライン
裁かれようとも 罪と罰 命カラガラ 逃げるだけ
思いだけ急かされて ふと気がつけば 同じ事
追いかけるけど 追いかけるけど
遠くなる 影
夢も儚い 夢も儚い
一夜のリアル
だけど やっぱり やめられない
この気持ち 生きてる限り
かげひなた
過ぎた季節 指折り
数え 涙流しても
過ぎた季節 帰らない
今日を生きて 明日を待つ
晴れた日にも 雨の日にも
同じ優しさが…
生きてる限り 変わらない
人は皆 生きている
思い重ね かげひなた
ひとりひとり 違うと
きっと 分かるはずだから
人の事を 羨まず
自分のペース 信じよう
嬉しい時 悲しい時
同じぬくもりが…
不思議だけれど 温かい
人は皆 生きていく
日々を重ね かげひなた
晴れた日にも 雨の日にも
同じ優しさが…
生きてる限り 変わらない
人は皆 生きている
思い重ね かげひなた
嬉しい時 悲しい時
同じぬくもりが…
不思議だけれど 温かい
人は皆 生きていく
日々を重ね かげひなた
Rainy TANGO
降り止まぬ 雨 雨 雨 …
届かない 声 声 声 …
戯れに 踏む ステップ
報われぬ Sad TANGO
プロセスなら A to Z
こなしてきたはずなのに
夢は現となり 現は夢となる
くり返す 波のように
人の心は 永遠の謎
哀しみは 容赦なく
俺に 襲いかかる
降り止まぬ 雨 雨 雨 …
届かない 声 声 声 …
戯れに 踏む ステップ
報われぬ Sad TANGO
ゆきずりだって 感じられるさ
同じ時間(とき)を 重ねたと
雨は悪夢となり 悪夢は雨となる
憐れみは 惨めなだけ
それでも きっと 待ち続けるよ
俺 独り びしょ濡れの
シャドー・ダンシング
降り止まぬ 雨 雨 雨 …
届かない 声 声 声 …
戯れに 踏む ステップ
報われぬ Sad TANGO
もう一度 僕は君に恋をする。
泣いちゃいけないなんて 誰が決めたの
僕の心は はりさけそうだ
君への想い つのるほどに
涙が あふれる
こんなに好きだったなんて
自分でも 気付いていなかった
制御不能な 僕の身体
君なしでは 生きられない
君の返事は “No!”だって
もう一度 僕は君に恋をする。
諦めないのが 僕の信条
Let's try again!
めまぐるしく変わっていく 世の中のよう
君の心も 昨日と変わる
退屈なんか くそくらえ
いつでも ポジティブ
明日の僕を 見て欲しい
うねぼれと 笑われたっていいよ
変化球だって 投げられるさ
変幻自在 厭きさせない
君の返事は “No!”だって
もう一度 僕は君に恋をする。
諦めないのが 僕の信条
Let's try again!
君の返事は “No!”だって
もう一度 僕は君に恋をする。
諦めないのが 僕の信条
Let's try again!
Smile
地球上には 笑顔忘れた人々が暮す国があると言う
大人も子供も 心と身体に傷を負って…
かつては 緑だった大地
いつのまにか 荒れ果て
水も涙も 枯れてしまった
でも
はじめてみよう 笑うことから もう一度
Smile Smile Smile
笑顔のチカラは 無限のパワー!
地球上から 争いなんか無くしたい キレイ事と言われても
男も女も 関係ないんだ 誰も同じ…
思いは 全てを乗り越える
肌の色も言葉も
人間だから 分かり合えるよ
さぁ
はじめてみよう 笑うことから もう一度
Smile Smile Smile
笑顔のチカラは 世界も変える!
はじめてみよう 笑うことから もう一度
Smile Smile Smile
笑顔のチカラは 無限のパワー!
はじめてみよう 笑うことから もう一度
Smile Smile Smile
笑顔のチカラは 世界も変える!
かもめ かもめ
声を上げて 呼んでみても
思い届かぬ 空の彼方よ
翼あったら 貴方の元へ
叶わぬ事と 知りつつ 思う
海の激しさ そして優しさ
知ってる お前 とても愛しい
かもめ かもめ 教えておくれ
かもめ かもめ 飛び立つ前に
やがていつか 別離(わかれ)の時
来るかも知れぬ だけど それまで
翼広げて 自由に空を
叶わぬ夢と 知りつつ 願う
海の激しさ そしてぬくもり
知ってる お前 いつも愛しい
かもめ かもめ 分かって欲しい
かもめ かもめ 切なさ 苦さ
かもめ かもめ 教えておくれ
かもめ かもめ 飛び立つ前に
かもめ かもめ 一度でいいよ
かもめ かもめ 一緒に空へ
マッチポイント
監督/脚本 ウディ・アレン
出演 ジョナサン・リース・メイヤーズ
スカーレット・ヨハンソン
エミリー・モーティマー
マシュー・グード
2005年/アメリカ
舞台はニューヨークではなくロンドン。そして、ウディ・アレンが出演していないウディ・アレン監督作品…何かが違う!?
ネットにかかったテニス・ボール、どちらに落ちるかで決まる勝負…マッチポイント…人生は運なのか!?
野心家の元プロテニス・プレイヤーのクリス(ジョナサン・リース・メイヤーズ)は、テニス・クラブでレッスンをした上流階級のトムと親しくなり、やがて彼の妹のクロエと結婚。お金、社会的地位・名誉…次々に欲しいものを手に入れていくクリス。
しかし、トムの婚約者ノラ(スカーレット・ヨハンソン)の魅力に堕ち、関係を結ぶ。でも現実は捨てられないクリス…。
そして、全てを失う事を恐れたクリスが行動とは…。
いつもに増してシニカルでシリアスなサスペンスであるのだが、浮気や浮気隠しに対するクリスの行動は、観かたによってホラーともコメディとも取れる。
ラストにいくまでに若干飽きてくる感じがあるので、もう少し上演時間を削ってテンポ良くした方が良かったのではないだろうか。
それに伴いノラの魅力も半減せずに、最初のイメージのままラストを迎えられたのでは。
何か、ノラがどんどんミステリアスな女性から普通の女性に変わっていく気がしてならなかった…しかし、それも監督の意図だったのかも知れないが。個人的には、ノラにはイイ女のままでいて欲しかった(笑)。
ラスト・シーン後の感想を観客それぞれに問いたくなる作品。
何はともあれ、このドキドキ・ワクワク感、ウディ・アレンのファン以外の人にもお勧め出来る作品である。
★★★☆☆
ハート・バランス
言葉では言い表せない 胸の痛み
崩れていく ハート・バランス
もう どうにも出来ない
逢えない日々が 愛を育てる
そうさ 哀しい現実
受け入れようと思っても
先走る 感情
いつも隣 居るはずの人
想うだけで 涙あふれる
弱い自分が 情けないけど
正直でいたいよ 俺…
言葉では言い表せない 胸の痛み
崩れていく ハート・バランス
もう どうにも出来ない
問いかけるのを 怖れているのは
きっと 哀しい真実
受け入れたって かまわない
覆す 愛情
不甲斐ないと 笑われようと
この想いは 制御不能さ
強い自分と 闘うことで
バランスを保ってる 俺…
言葉では言い表せない 胸の痛み
崩れていく ハート・バランス
もう どうにも出来ない
降り止まぬ雨 だけど いつかは晴れる
46億年の恋
監督 三池崇史
原作 「少年Aえれじぃ」より
正木亜都(梶原一騎/真樹日佐夫)
出演 松田龍平
安藤政信
窪塚俊介 金森 穣
石橋連司 遠藤憲一 石橋 凌
第56回ベルリン国際映画祭「パノラマ部門」正式出品作品
2006年/日本
地球誕生から46億年後に起こった奇蹟…
破壊的自虐的な人生の末、殺人犯として初めて刑務所で出逢った2人の青年。性格も生い立ちも違う2人であったが、本能的に惹かれ合っていく。それは“恋”なのか“慈しみ”なのか“友情”なのか…。
しかし、2人の思いは新たな殺人を呼び《容疑者(松田龍平)》と《被害者(安藤政信)》に変わっていく…本当に《容疑者》は《被害者》を殺したのか!?
休む間もな新作を発表し続ける三池崇史監督。
ジャンルを問わないそのスタンスは、彼のアーティスティックな感性に裏付けされているに違いと、改めて感じさせられらた。
モノトーンも原色も、1つに織り成すタペストリーにような映像美、そして、とても演劇的な作品であった。
意外と言えるであろう犯人も、観る者によっては「えっ何で…!?」と思わせるであろうが、それは2人にとっての、希望でもあり絶望でもあり、涙にも微笑みでもあった…その余韻が心地良かった。
少ないセリフやテロップ、アニメーションの使い方が、狂気と妖気の入り混じった密室(刑務所)の哀しさ、儚さ、虚しさ、残酷さを演出していた。
より多くの観客に、アート性を持つ娯楽作品を感じてもらいたい…そう思いながら映画館を後にした。
★★★☆☆
Story
それぞれにある Story…
誰かの事を羨む時も
誰かと比べ 幸せを感じる時さえも
忘れてしまっている 真実を姿を
裸になった 生まれたままの自分を…
空の青さも 海の青さも
夢の脆さも 愛の脆さも
全て受け入れ 全て受け止めて
生きていかなきゃ
限りないStory 人の数だけあるStory
生まれたことを 後悔しても
生まれ変われる訳じゃない そう思ったら駄目
忘れてはいけない 現実に紛れず
あの日描いた 思いの果てに あるもの…
いつかはきっと 君の手の中
夢のチカラも 愛のチカラも
全て受け入れ 全て受け止めて
生きていこうよ
限りないStory 信じれば叶うよStory
ダンシング・ハバナ
監督 ガイ・ファーランド
出演 ディエゴ・ルナ
ローモラ・ガライ
パトリック・スウェイジ
2004年/アメリカ
1958年、父の赴任でアメリカから、革命近い常夏の島キューバにやって来た18歳のケイティ(ローモラ・ガライ)。
そこで出逢ったのは、貧しいけれど自分と国に対してのプライドを持つキューバ人ハビエル(ディエゴ・ルナ)と、サルサのリズムだった。
家族と一緒にアメリカ移住をしたいと言うハビエルの夢を叶えるため、2人はダンス大会優勝を目指してレッスンを重ね、心を合わせていく…。
哀愁を帯びただけでなく、セクシーでパワフルなキューバの音楽、身も心も躍ってしまうし、映画を観終わった後も心かも頭からも身体からも離れない♪
ただ、2人が恋におちていく課程も、その時代のキューバを取り巻く政治的な環境やメッセージも、ストーリー的には中途半端な感が拭えないのは、仕方ないのか…正直、物足りなかった。
しかし、86分の上演時間は、適度な余韻を残すには最適な長さかも!?
かつて大ヒットした「ダーティ・ダンシング」(1987)の続編的な位置付けもあるらしく、「ダーティ・ダンシング」に主演したパトリック・スウェイジも出演しているので、その数カットを見逃さないように(笑)!
とにかく、1度はキューバに行って、そのリズムの中に身を委ねたくなる…そう体感出来る映画。
★★☆☆☆
…続ける
信じ続ける 愛し続ける 心のままに
思い続ける 願い続ける ただ ひたすらに
生きる事を諦めないで
生まれた事 感じて欲しい
人は誰も小さいけれど
大きくなれる 羽ばたいていける
無限の可能性 持っているから
振り向かないで 前だけ見よう
明日は必ず やって来るから!
君は君 僕は僕
それぞれの夢
目を閉じて 思い描こう
きっといつか 現実になる
人は誰も未熟だけれど
重ねていけば 見えてくるはずさ
計り知れぬパワー きっと現実
うつむかないで 真っ直ぐ見よう
笑顔をいつでも 絶やすことなく
君は君 僕は僕
それぞれの夢
信じ続ける 愛し続ける 心のままに
思い続ける 願い続ける ただ ひたすらに
涙とダイヤモンドと汗
白球追いかけて 真っ直ぐと思いは翔る
ただひたすらに 夢の頂 目指すよ
真夏の陽ざし 肌をこがして
記憶をとどめる 永遠の彼方まで
選ばれし者 それが全てではない
数え切れない 汗と涙
ダイヤモンドは知っている
どんな時も 君は冷静だった
信じれば チカラは 無限大
鳴りやまぬ拍手 勝ち負けは関係ないよ
ただ泣くがいい 全てをだした 戦い
芝生の緑 微笑みかける
記憶は消えない 永遠の時を越え
選ばれぬ者 きっと無駄じゃないはず
ひたむきだった 汗と涙
ダイヤモンドは知っている
いつの日にか 君はもっと輝く
信じれば その手に ビクトリー
選ばれし者 それが全てではない
数え切れない 汗と涙
ダイヤモンドは知っている
どんな時も 君は冷静だった
信じれば チカラは 無限大
落語と狂言の会 お米とお豆腐
トーク
落語 「青 葉」
狂言 「附 子」
落言 「神 棚」
出演者 茂山 千五郎
茂山 七五三
茂山 あきら
桂 小米朝
小佐田 定雄
江東区文化センター 8/22
落語の米朝一門の「米」と、狂言の茂山一門のモットーである「お豆腐狂言」をプラスして「お米とお豆腐」。
落語と狂言を合わせた“落言”。
古典芸能と言うものは、日本語の素晴らしさや言葉遊びの楽しさ可笑しさ、そして所作を再発見出来るだけでなく、新しい何かを新たに発見出来るから、はまるとホント『古典中毒(笑)』になってしまう…。
そんな人が一人でも増えて欲しいなぁ。
歌舞伎、文楽、落語、狂言…しかし、初めて観る“落言”なるものに、ただただワクワク。
「神棚」(再演)は、ええかげんな提灯屋さん(落語家)と好人物の神様たち(狂言師)が繰り広げる、人情味がたっぷりな不思議だけど、誰もが共感出来るお話。おちの結末は2種類あるらしい。
落語と狂言のそれぞれのエッセンスが心地良く、そして程よく振りまかれた、心から素直に笑える、古典芸能の奥深さや普遍性と新しさを感じられる舞台でした。
いっちゃん 好きやねん
いっちゃん 好きやねん お前のことが
いっちゃん 好きやねん この世の誰より
シャレた言葉を 並べるよりも
思いのままを 伝えたいから
目を見て話す 照れくさくても
直球勝負 逃げたりしない
なんでか知らんけど こんな時だけ
俺 大阪弁
大阪生まれや ないんやけど
俺 どないしたんやろ…
いっちゃん 好きやねん お前のことが
いっちゃん 好きやねん この世の誰より
カッコつけても 似合わないけど
これくらいなら 許して欲しい
強く抱きしめ 熱い思いを
伝えたいんだ 全身全霊
なんでか知らんけど そんな時には
俺 大阪弁
大阪生まれや ないんやけど
俺 どないしたんやろ…
いっちゃん 好きやねん お前のことが
いっちゃん 好きやねん
宇宙中で いっちゃん 好きやねん!
A never ending journey
関係ないよ 年齢なんて
感じる今が 全てなんだ
旅立つ仕度 そのままでいい
僕等は いつも 自由だから
別れの時も 出逢いの扉
新しい何かが 必ず 待っているから
笑顔で手を振ろう 真っ直ぐ 前を見て
A never ending journey
それが 生きる事
A never ending journey
それぞれの 場所へ
振り向かないで 過去は消えてく
信じてみよう 明日という日
思いひとつで 全てが変わる
ポジティブ・シンキング 描きながら
落ち込む時は 徹底的に
新しい何か 必ず 訪れるはず
笑顔はいつでも パワーに変わるから
A never ending journey
それは 胸の中
A never ending journey
それぞれの 価値観
A never ending journey
Life is a journey
A never ending journey
Life is a journey
IN YOUR HEAVEN
ふりそそぐ太陽に
見も心もヌードになる
似合うのは Slow & Simple
甦る 無邪気な記憶たち
笑いながら 手招く
時間なら ゆるやかに
都会(まち)の速度の 70%
そして Fly by Sunset
やがて 安らぎの HEAVEN
限りない欲望も
気が付いたら はじけた泡
いつの日も Love & Peace
寄せ返す 無数の常套句
呆れ顔で 立ち去る
時間なら 有意義に
満足度なら 誰もが納得
そこは まだ見ぬ Island
きっと たどりつく HEAVEN
サハラ
都会(まち)は砂漠 人はキャラバン
摩天楼はオアシス
夢を見る間もなく 夜は明けて
駆け足で始まる 一日
孤独気取る シングル達
寂しいくせに
そのひと言が言えなくて
膝を抱える
ハシャギ過ぎて ハメを外し
それでも懲りず
身を任すだけ 快楽は 優しい寝床
喉が渇いて 水が欲しいよ
ただ それだけの事なのに
ここは サハラ
涙も枯れた 地の果て…
数えたら 片手くらい
他人(ひと)と比べて
さして多くは ない事が
コンプレックス
強がりだって 分かっていても
溺れてみたい
快楽の 切ない 泉
胸が痛くて 助け 探すよ
ただそれだけの事なのに
ここはサハラ
木々さえ枯れた 地の果て…
都会(まち)は砂漠 人はキャラバン
摩天楼はオアシス
夢を見る間もなく 夜は明けて
駆け足で始まる 一日
ぬる燗
悲しみ語り するなんて
ガラじゃないけど 今夜だけ
想いで 肴に 酔わせてよ
笑顔 忘れて 重ねた日々も
今じゃ笑って 話せるなんて
生かされてんだね ありがとう!
一番星 ほら 夕陽の向こう
明日も晴れるさ 心も空も
1年365日 ぬる燗 好きだったね
私も いつしか おんなじように
毎日 ぬる燗
居ないあんたと さしつ さされつ…
人の一生 不思議だね
こうして 今日も 生きている
隣に あんたが 居なくても
切羽詰った 思いを越えて
今じゃ笑顔が トレードマーク
生かされてんだよ ありがとう!
流れる星なら 願いをかける
どこかで 必ず 逢える日 信じ
1年365日 ぬる燗 好きだったね
私も いつしか おんなじように
毎日 ぬる燗
独り手酌も 慣れて ほろ酔い…
アリスとピーター・パン
あの頃は 若過ぎて
気付かずにいたけれど
ただ それだけで良かった
それが愛だと 思ってた
時の流れに 追いつかぬまま
人は大人になっていく
いつまでも 子供でいたかったのに…
めぐる季節に 身を任せても
知りえない 真実
戻りたい 戻れない
現実は 残酷
夢は まだ叶うさと
簡単に言うけれど
ひとつの夢に しぼれずに
夢を夢見て 過ぎていく
手のひらの中 こぼれる砂は
儚さだけ 教えるよ
偶像にとらわれ 見失うだけ…
最期の時に 笑顔でいたい
それゆえの 真実
戻りたい 戻れない
受けとめる 現実
絵本の中で 遊んでいても
現実は 残酷
戻りたい 戻れない
気が付けば 真実
中森明菜 AKINA NAKAMORI LIVE TOUR 2006 ~The Last destination~
パシフィコ横浜国立大ホール 7/30
デビュー25周年にして、初めて観る中森明菜嬢のホールでのライブ、年甲斐もなく、ちょっとワクワク気味のスタート♪
ツアータイトルの ~The Last destination~ は、ニューアルバムのタイトルでもあるが、彼女がライブのMCでも言うように“集大成”の意味もあり、ファンの間では、ホール級でのライブ、来年はやらないのでは!?と言う噂が飛び交っているらしい。
今回のライブはスローな曲よりもノリの良いラテン系の曲が多く、最初から客席は立ちっ放し…と言っても、私は当日券の3階席で観ていたので、良くも悪くもゆったりと自分のペースで観る事が出来て、ある意味ラッキーでした(笑)。
彼女のMC、かなり自虐的でちょっとネガティブ、観客とのやりとりがなければ、こりゃぁ辛いかなぁと…でも、それも彼女のキャラであり、それを理解してのファンなのでしょう。
だからこそ、これだけ長い間、新曲を出し続け、ライブ活動をやってこれたのに違いありません。
ステージ後半のヒットメドレーはやはり圧巻…♪
「1/2の神話」「TATOO」「飾りじゃないのよ涙は」「少女A」「TANGO NOIR」「DEIRE~情熱~」etcほとんどの曲がスカっぽいアレンジになっていたけど、かつてのシングル・アレンジだったらなぁ…でも、25周年でも懐かしのヒットメドレーをそのままやらないのが、彼女らしいのかも。
横浜公演だからなのでしょう、客席のリクエストに応えて、おぼろげではあったのですが、デビュー当時のアルバム収録曲「よこはま A・KU・MA」を歌ってくれたので、すげぇ懐かしかった~「スローモーション」もアカペラで歌ってくれました(笑)。
永遠の少女を貫く“松田聖子”、アダルトな女に突き進む“中森明菜”
メジャーコード・メロディの“松田聖子”、マイナーコード・メロディの“中森明菜”
常に対照的な2人…改めて感じた夜でした。
黄昏に愛をこめて
これ以上 遠くへ行かないで
2人の距離を 近くして
季節の移ろい 仕方ない
心の移ろいも 同じでしょうか?
好きだった歌が ふと 聴こえてくる
思い描いた 夢 叶う日まで…
笑顔なら 忘れない
貴方への 一途な思いを抱きしめ
黄昏に愛を込めて
ただ ひたすらに 信じていたい
悲しみを 数えたら きりがない
2人の思いを重ねても
否定することも出来なくて
時間だけが過ぎて 取り残される
好きだった 景色 心よぎる
幼い頃の 夢 忘れたのに…
いつの日か その果てに
貴方への 一途な愛を いつの日も
黄昏に愛を込めて
ただ 永遠を 感じていたい
あわれ彼女は娼婦
作 ジョン・フォード
翻訳 小田島雄志
演出 蜷川幸雄
出演 三上博史
深津絵里
谷原章介
高橋洋
石田太郎
梅沢昌代
瑳川哲朗
2006/7/27
Bunkamura シアターコクーン
シェイクスピアと同時代に生きた劇作家ジョン・フォードの近親相姦をテーマにした作品。
中世のイタリア、パルマ地方。
勉学にも、人間的にも優れ将来を嘱望されるジョヴァンニ(三上博史)は、尊敬する神父に、長年秘めてきた思いを打ち明ける。
それは、妹アナベラ(深津絵里)を、一人の女性として愛していると言う告白だった…。
神父は叱責するが、そのお互いの思いを確認し合う兄妹。そして2人は男女として結ばれるが、やがて妊娠が判明、カモフラージュのために、アナベラはかねてから求婚されていた貴族ソランゾ(谷原章介)のもとに嫁ぐが、ソランゾはその秘密を知り、怒り狂う…そして、悲劇の結末へと物語は進んでいく。
観客と役者の距離感を、良くも悪くも感じさせられた作品であり、演出だった。
朗々とした長セリフが続き、出演者は役者冥利に尽きるような脚本、でもそれが観客には伝わってこない…う~ん、それが何故なのかは上手く言えないが。
役者はナルシストであって当然だとは思うけれど、そうであり過ぎてもいけない…ホント難しい。
絡み合う人間関係や登場人物の個性は面白いし、中世イタリアの設定を現代日本に変えれば…そんな安易な事も考えたのだが、果たしてどんなものか。
正気と狂気を演じる事の難しさを感じた舞台でもあった。
15分の休憩を挟んでの3時間は、正直長かった…。
キャンプ
監督 ・脚本 トッド・グラフ
出演 ダニエル・リタール
ジョアナ・チルコート
ロビン・デ・ジーザス
スティーヴン・カッツ
ヴァリス・リモルディ
2003年/アメリカ
サンダンス・フィルム・フェスティヴァル2003 正式出品
アメリカのティーン・エイジャーの多くは、長い夏休みをそれぞれの目的にあったサマー・キャンプで過ごす。
今年もサマー・キャンプの季節が…集まってきたのは、周りとはかなりズレた、はみ出し者ばかり。
課題は2週間ごとに新しいショーを上演せよ!
彼らはひと夏、毎日歌や踊りのレッスンに明け暮れながら、恋をしたり、恋に破れたり、とにもかくにも夢に向かってただ真っ直ぐ!
誰もがキラキラと輝き、やがて本当の自分を見つけ、ちょっとだけ大人になってひと夏が終わる…。
そんな、舞台を目指すティーン・エイジャーたちの等身大の青春ミュージカル・ストーリー♪
良い意味で期待がはずれるって、本当に気持ちがいいもの…(笑)。
この映画はまさにソレ!
ミュージカルや舞台ファンにはたまらない懐かしいナンバーやら古典的な演目が、とても10代とは思えない、大人のプロも顔負けの歌やダンスで綴られていく。
そして、まるでショー・ビジネス界の裏側を見るようなエピソードや人生模様が、このティーン・エイジャーが集まるサマー・キャンプで起こるのだから、可笑しいやら哀しいやら切ないやら…そして感動!
ホント、やられました。
まぁ、「フェーム」や「コーラスライン」のストーリーから、頂いたかなぁ!?って言う設定もあったり、誇張し過ぎの箇所もあったりしたけれど、それも彼等彼女等のパワーとひたむきさで、とてもリアルに感じられ、最後まで飽きずに観る事が出来たのは、スタッフの結束力の強さかも…。
キャンプ最後の慈善公演に、ミュージカルの神様、スティーヴン・ソンドハイムが現れるのもご愛嬌♪
ミュージカルが好きな人、青春ストーリーが好きな人には、是非とも観てもらいたい映画です!
★★★★☆
遥か
空のハルカ 海のハルカ 山のハルカ 風のハルカ
きっといつか 夢の遥か 叶えられるから
とめどない不安に 襲われる時は
目を閉じて 思い浮かべてみよう
明日…
素直な思い そのままに
涙こぼれてもいいから
前を見ていたら
必ず 何かが 見えてくるはず
空のハルカ 海のハルカ 山のハルカ 風のハルカ
きっといつか 夢の遥か 叶えられるから
限りない夢だと あきらめたりせず
ひたすらに イメージしてみよう
明日…
忘れた記憶 よみがえる
涙流れてもいいから
前を見ていたら
必ず 笑える 時はくるはず
空のハルカ 海のハルカ 山のハルカ 風のハルカ
きっといつか 夢の遥か 叶えられるから
Pineapple Island
アロハシャツの模様は パイナップル
いつも お気に入り
ひと夏だけでは 終わらせたくない
駆け出せば 太陽も にこやかに 手招きをする
自分のペース つかんだら
もう 離れられない
幸せが 一番近くに 感じられる場所
ずっと 暮らそう Pineapple Island
君と僕と プラスα
そんな予感…
ロングボード抱えて ノース・ショア
伝説の波
いつか 出逢える日 心待ちにして
目覚めれば 潮風が 優しく 手招きをする
朝一番の 冒険者
生まれ変われるんだ
安らぎは 眠りと一緒に いつも ドリーマー
ここで 暮らそう Pineapple Island
君と僕と プラスα
きっと当たる…
幸せが 一番近くに 感じられる場所
離れられない Pineapple Island
君と僕と プラスα
そんな予感…
思考回路
あの頃を 幸せと思ったら きりがない
生きてる 今が 一番と
思って 笑える 人になりたい
出逢いと別れの くり返し…
涙と笑顔は 背中合わせ
時を重ねて 知る事は とても 優しい
時を重ねて 知る事は きっと 優しい
刻まれた シワだって美しい きっとそう
年を取る事を 怖れずに
受け入れ 笑える 人になりたい
価値観の違い 押し付けずに
認め合う事を 諦めずに…
時を重ねて 見えてくる そこは 楽園
時を重ねて 見えてくる きっと 楽園
1461日
もう2度と ここへ来る事もない
思い出より もっと 深い愛を抱いて
目にしみる 緑 草の匂いを忘れない
ひとつの時代 終りを告げる
過ぎ去った 1461日
出逢いと別れ
今となれば あっと言う間
サヨナラを言えば センチメンタル
ありきたりの光景
だけど 新鮮…
振り返る事は したくないけど
元気くれるだろう めげた時は きっと
目に焼きつくのは あの歓声と緊張感
勝利目指した 最後のシュート
目を閉じて 1461日
涙と笑顔
言い出したら きりがないね
いつかまた逢おう 青きイレブン
それぞれのゴールへと
夢は違えど…
時は過ぎ 1461日 涙と笑顔
ありがとう 出逢いと別れ
Music Flower
さぁ 咲かせよう!
みんなの声で
心重ねて 種を蒔いたら
きっと咲くはず Music Flower
悲しい時は 歌ってみよう
ひとりじゃないさ
僕らは いつも
半分にできる 悲しみだって
離れていても 伝わる チカラ
言葉など 通じなくても…
僕の手のひらに Music Flower
君の手のひらに Music Flower
名もなき 小さな花
嬉しい時も 歌ってみよう
ひとりじゃないよ
僕らは いつも
何倍にもする その幸せを
微笑みならば いつも ビタミン
言葉など 通じなくても…
僕の手のひらに Music Flower
君の手のひらに Music Flower
名もなき 小さな花
さぁ 咲かせよう!
みんなの声で
思いひとつに 種を蒔こうよ
きっと咲くから Music Flower
自分に還る…
逢いたさつのり 日毎夜毎
君を想い 胸は痛む
飛び出した 街 彷徨っても
君の気配 何処にもない
夜空には 満天の星
何億年の時を越え 光を放つ
せつなくて せつなくて
こんなキャラじゃないはずの
俺なのに…
後戻りする タイム・トリップ
もうひとりの 弱い自分
逃げ出したくて 強がっても
愚かなのは 否定しない
地上には 嘘と真実
使いこなせば それなりに 生きられるけれど
虚しいよ 虚しいよ
こんなキャラじゃないはずの
俺だから…
夜空には 満天の星
何億年の時を越え 光を放つ
せつなくて せつなくて
こんなキャラじゃないはずの
俺なのに…
運命のトゥ・シューズ
パ・ドゥドゥ つま先立てて 踊るのは 誰
一度履いたら とめられやしない
運命のトゥ・シューズ
血のように 燃える赤
心は乱れ 絶望よりも 深い淵
オペラ座の夜に 抱かれて…
もう戻れない
行き着く先は 天国?地獄?
儚き夢が叶うまで 何度でも
トゥ・シューズ
パ・ドゥドゥ 夢も現も ひとつに溶けて
一度履いたら 命果てるまで
運命のトゥ・シューズ
哀しみの 燃える赤
喝采の中 幕が下りても 終わらない
オペラ座の夜に 堕ちていく…
流れのままに
行き着く先は 天国?地獄?
愚かな夢と分かるまで 次の世も
トゥ・シューズ
レクイエム -桜-
何度季節 めぐり 春は過ぎて逝った
桜の花 見送るたび 想いつのる
街に流れる ラブ・ソングにまた
無邪気な あの笑顔 思い出すよ
貴方が作った メロディーは
誰の心だって 和ますから
生きてくことは 桜に似てる
儚いけれども 潔い
花びらは 貴方の命
あの空から見てる そう信じて 今日も
生きていこう 心の中 微笑む人よ
何度季節 めぐり 春は過ぎて逝った
桜の花 見送るたび 想いつのる
DolphinⅡ
何を求め 彼方へ あてない旅 続ける
何故に 独り泳ぐの 都会の海を
心のままに… 貴方は言うの
私には ただ辛いだけ そう見える
時には休養も 安らぎさえも 必要だって事
気付かせてあげたいだけ
貴方は Dolphin 私は灯台
暗闇でも 迷わせない
気にせずに 疲れた身体 横たえて
夢は果てなく… 遠く見つめる
私には 見守るだけの 愛だけど
突然の嵐に 巻き込まれても 前だけを見ていて
信じれば たどり着ける
貴方は Dolphin しなやかに泳ぐ
迷う時は 甘えて欲しい
ひたすらに 濡れた身体 抱きしめたい
何を求め 彼方へ あてない旅 続ける
何故に 独り泳ぐの 都会の海を
忘れないで いつでも 思い出して微笑み
泳ぎきってね 必ず 心のままに
あおげば尊し
監督・脚本 市川準
原作 重松清
出演 テリー伊藤
薬師丸ひろ子
麻生美代子
加藤武
2005年/日本
直木賞作家である重松清による同名小説が原作。
父親を介護する家族を中心に、死とは何かを問う人間ドラマ。
老いた父の死に直面する主人公に、本作が映画初主演となるテリー伊藤、妻役に薬師丸ひろ子や両親役に麻生美代子、加藤武ら個性派で演技派の俳優が脇を固めている。
“死”の意味を理解できない子どもたちの姿や、御都合主義の教師の在り方や資質等、現代社会の問題点も浮き彫りにしている。
良くも悪くも、監督市川準の世界であった。
長セリフはなく、短い会話のやりとりで淡々と、まるでドキュメンタリーを観ているような気がしたが、その演出が活きていたのは、はからずも主人公テリー伊藤の役以外だったのでは…。
特に薬師丸ひろ子の存在感に、今までにない魅力が感じられた。
ラストシーンの父の葬儀で、かつての教え子が歌いだす、タイトルにもなっている「あおげば尊し」、私的にはとても違和感を感じてしまった。
結局、最後に美化してしまったのかぁ、それまでの思いや流れがラストシーンで全て覆されてしまったような…。
このエンディングについては、この作品を観た人間の判断に委ねられるとは思うのだが…その感想を是非とも聞いてみたいです。
★★☆☆☆
月光浴
夜空見上げ Moon Light 魔法かけて欲しい
1度だけの チャンスだって かまわないの
過ぎた日々の ほろ苦い regret
今なら分かるはず 価値観の違い
重ねた日々なら honesty
飛び込んでいける 飾らずに
今宵 十五夜 明日は 十六夜
想いの全てを もう一度
恋心 伝えたいから
夜空見上げ Moon Light 魔法かけて欲しい
1度だけの チャンスだって かまわないから
夜空見上げ Moon Light 魔法がなくたって
1度だけの チャンスだから 叶えてみせる!
かけがえ
どんな時も ふたり 信じあって 明日へ
希望と言う 同じ駅に 降り立つため
信じあえば 許しあえる それが愛
苦しみも 悲しみも 乗り越えられるよ
真実はひとつ 掌で
重ねあったなら 小宇宙
偶然じゃない ふたりの出逢い
生まれる前から 知っていた
お互いに Heart to Heart
かけがえない 人と めぐり逢えた だから
たとえ何が 起ころうとも 諦めないで
どんな時も ふたり 信じあって 明日へ
同じ夢の 終着駅 ただ ひたすら
僕は風、僕は星、僕は鳥…
風になって いつも 側にいるよ だから
祈らないで 生きているよ 瞳 閉じて
自由なんだ いつだって 僕は風
何処へでも 行けるから 心配しないで
あの日のままだよ 変わらずに
時間は止まった ままだけど
星にもなれる 鳥にもなれる
憎しみは捨てて 世界中
未来へと 繋げて欲しい
風のように 今日も 星のように そっと
鳥のように 感じて欲しい 僕は生きてる
風のように 今日も 星のように そっと
鳥のように 触れて欲しい 僕は生きてる
Power of...
愛はチカラ 強く 夢もチカラ 強く
忘れないで 輝きこそ 生きるチカラ
思い通り ならない日々だって
泣いてちゃ また同じ繰り返しだよ
苦しい時こそ 笑わなきゃ
感じてみようよ 身体中で
人は小さい だけど大きい
無限のチカラを 信じよう
愛と夢 いつも心に
愛はチカラ 強く 夢もチカラ 強く
忘れないで 輝きこそ 生きるチカラと…
愛はチカラ 強く 夢もチカラ 強く
生まれた事 生きてる事 あたり前の事
時の扉 (TIME DOOR)
偽りなく誓う この想いを 永遠(とわ)に
勇気出して 開けよう 時の扉を
飛べないなんて 考えるより
白い翼 そう 信じれば簡単さ
目には見えないけど 背中にある
広げてみよう 愛と自由を求めて
出逢いも別れも 偶然じゃなくて
必然だと 受け入れよう
そうすれば 全てが 軽くなるはず
偽りなく誓う この想いを 永遠(とわ)に
勇気出して 開けよう 時の扉を
悩んでいても 始まらないさ
限りがある そう思ったら 気も楽に
同じ時間の中 生きているんだ
作っていこうよ 愛と自由を重ねて
憎しみの連鎖 断ち切らなければ
この地球(ほし)から 笑顔消える
そんな事 許してはいけないから
怖れないで飛ぼう 旅立てるよ きっと
勇気出して 開けよう 時の扉を
ひとりじゃない 誰も 同じ想い胸に
勇気出して 開けよう 時の扉を
僕の恋 君の真実
もう止めようよ 探りあうのは
2人の気持ちは ひとつのはずだよ
素直な思い ぶつけあおう
ほら 自然なKiss 昨日とは違うだろ
好きになるのは 理屈じゃない
自分でも 分析できゃしない
高まる感情 そして欲望
それも ただ 君がいるから
ときめきなら このままでいい
たとえ一瞬でも 永遠を感じて
飾れないのは 当然だよ
さぁ 重なるHeart 明日さえ見えるだろ
好きなタイプは 理性じゃない
言葉では 言い表せないさ
高まる感情 そして欲望
その全て 目の前の君
好きになるのに 理由はいらない
ストレート 突っ走るだけだよ
高まる感情 そして欲望
僕の恋 君の真実
つばめ (SWALLOW SONG)
この想い 届けよと
伝えたい あの翼
お前の羽は 私の心
自由な空へ はばたいて
つばめは 歌う
変わらず今日も
託した願い いつの日か
哀しみを 嘆く日も
あるけれど 信じたい
お前の羽は 私の希望
果てない夢を つかまえて
つばめのように
変わらず明日も
愛する人を 守りたい
ひたすらに 生きている
その姿 いじらしい
お前の羽は 私の命
限りある日を 精一杯
つばめは 歌う
変わらず今日も
託した夢は 忘れない
つばめのように
変わらず明日も
愛する人を 守りたい
日々の法則
ひとりで生きてけるなんて
思ってもみなかった
貴方が死んで 毎日が 涙と絶望だった
不思議なもんだね 生かされている
こうして今日も 時は過ぎてく
不幸だと言わないで
幸せじゃないかも知れないけれど
人それぞれの 価値観があるから
あとは 生きる法則に
身を任せるだけ
カスミを食べるだけでも
生きていけるのかもね
苦し紛れの 言い訳を 姑息な奴ほどするよ
涙も笑顔も 表情忘れ
過ごした日々は 無駄じゃないはず
強いねと言わないで
そう 弱くないかも それだけの事
人それぞれの 個性は違うから
あとは 生きる法則に
身を委ねるだけ
不幸だと言わないで
幸せじゃないかも知れないけれど
人それぞれの 個性は違うから
あとは 生きる法則に
身を委ねるだけ
松田聖子 SEIKO MATSUDA CONCERT TOUR 2006 bless you
さいたまスーパーアリーナ 6/10
昨年の25周年のアニバーサリーツアー以来、1年振りの聖子嬢♪
何度観ても、あのパワーと若さと可愛さに勝てる者はいない…って感じです。
アイドル風のミニも、セクシー系のロングも、どんな衣装でも着こなし、全く違和感無く自分のものにしてしまえるのは、彼女しかいないでしょう。
今回は名曲「マイアミの午前5時」と「制服」が聴けました。
そして「赤いスイートピー」の大合唱…老若男女を問わずに、観客に不思議なチカラをくれる聖子嬢は、サイボーグなのかも知れません!?(笑)
MCにもますます磨きがかかってきたみたいだし、このまま、30周年、40周年、50周年といって欲しいなぁ♪
70歳過ぎての、ミニのドレスを期待してやみません。
Pa-La-La
さざ波は Day Dream
寄せては返す 蜃気楼
海の家も そろそろ
今夏(ことし)の準備
潮風に吹かれていたい
一日中でも 飽きないくらい
森戸の海は 今日も 穏やか
Pa-La-La 春から夏へ
ときめく 心
Pa-La-La センチメンタル
気取りたくなる
東京は So Cool
夢と現の スクランブル
弱音はいちゃ 負けだよ
言いきかすけど
潮風に抱かれていたい
疲れているのは 誰でも 同じ
森戸の海は 今日も 安らぎ
Pa-La-La 日頃言えない
本音を言って
Pa-La-La オンリー・ワン
素顔にかえる
Pa-La-La 今日も 友達
Pa-La-La 素直なままの
裸の心
Pa-La-La 元気もらって
都会へ戻る
明日は明日
明日は明日 今日を生きよう!
明日は明日 風向き変わる!
くよくよしても始まらない
色んな事があるからね
空も泣いたり笑ったり
人間みたい 分かるかな
運の良い日も悪い日も
過ぎてしまえば ただの一瞬
立ち止まらずに 振り向かず
前だけ見よう いつだって
明日は明日 今日を生きなきゃ!
明日は明日 なるようになる!
思い通りにならなくて
落ち込む事もあるけれど
同じ思いを誰だって
何度も 感じ 生きている
嘆きの声は 連鎖する
どんな時でも 信じてみよう
夢の力は 無限大
微笑み いつも 絶やさずに
明日は明日 どんな風でも
明日は明日 生まれ変われる!
明日は明日 今日を生きよう!
明日は明日 風向き変わる!
明日は明日 今日を生きなきゃ!
明日は明日 なるようになる!
哀しみのスカンジナビア
眠れないまま 時間は過ぎて
白夜の街は 動き始める
明日は旅立つ フィヨルド目指し
オスロを後に さらに北へと…
トナカイの群れ 逢えるだろうか
オーロラの季節 過ぎ去ったけれど
独り旅なら 哀しみ共に
私は鳥 私は空
夢に見ていた スカンジナビア
心のままに 生きてく事が
出来るのならば ここには居ない
運命(さだめ)受け入れ 逆らわないで
降り立つ朝は 初めての国
愛の氷河は 溶けることなく
永遠の翳り 教えてくれる
心細くて 泣きたいくせに
私は風 私は海
思い重ねて スカンジナビア
いつかどここで 出逢ったような
記憶をたどって 列車は走る
白い微笑み どこか 懐かしい
私は夢 私は道
あてなく遠い スカンジナビア
生きてる!!!
目をそむけずに 見つめてみよう
正しい事は 正しい事と
誰もが言える 当り前の世の中
鳥の翼は 空を飛ぶため
魚のひれは 海を泳ぐため
僕等の声は 僕等の手は 僕等の耳は
何をするため…?
無意味な事など ないのだから
思いのままに
先ずは 描こう 君の夢!
運がなくても ただひたすらに
生きてる事を 生きてる事と
実感できる 当り前の世の中
泣いていたって 始まらないさ
涙は いつか 枯れてしまうから
前だけ見よう リスクなんて 考えたって
予測不可能
楽しまなければ もったいない
声に出そうよ
君の 心の 真実を!
無意味な事など ないのだから
思いのままに
先ずは 描こう 君の夢!
恋を食べて暮らしましょ!
海に沈む 夕陽見ていたら
急に涙 こみあげてきた
センチメンタル らしくないネ
七里ガ浜 独りぼっち
流れ着いた 想い出達が
心揺らす 9月の渚
過ぎた季節に Say Good-bye!
カッコつけて 誰を思う!?
懲りないから 不思議 恋のプロセス
また今日も 同じ結末
復習は出来ない
だけど 恋を食べて暮らしましょ!
夕陽の赤 波に消えてく
偽りだけ 消えていかない
ハッピー・エンド 願う事は
あの頃から 変わってない
砂浜には 出逢いと別離(わかれ)
想い出なら あり余ってる
恋人達は Say Hello!
いつの日も 笑顔ひとつ
思ったより 強い 生きてくパワー
また今日も 恋愛体質
新しいレッスン
やっぱ 恋を食べて暮らしましょ!
終わらない
繰り返す 悲しみは マクロにもミクロにも
絶え間ない 地球の営みの中
今日もまた 現実に 降りかかるから…
笑顔を忘れた 子供たち
遠い世界を 見つめている
今 そこにある 幸せなんて
気付く事も出来ずに
まだ 終わるには 早過ぎる
僕らは 生きている
永遠はないにしても…
信じたい 明日
行き惑う人たちは 存在を知りもせず
ひとすじの 真実 探し求める
時間だけ 過ぎていく 生きてるだけで…
口ぐせのように 誰も皆
世界の平和を 訴える
大切なのは 自分自身と
知りながら プリテンダー
ぬくもりだけを 感じたい
その時に 分かる
憎しみは 無意味だと…
信じよう 明日
泣いて 泣いて
窓を開けて 潮風(かぜ)を入れる
渚ホテル シングル・ルーム
潮騒なら メトロノーム
目を閉じれば メモランダム
泣いて 泣いて 泣き疲れて
眠りにつくまで 泣いて
白いシーツの波 私は 漂う 小舟
流れ着くのは いつか見た 港
流れ星が 夜空翔る
渚ホテル シングル・ルーム
願い事は 叶わぬ事
分かっている ノー リターン
泣いて 泣いて 涙枯れて
笑顔戻るまで 泣いて
白いシーツの波 私は 彷徨う 人魚
たどり着くのは 初めての 岸辺
泣いて 泣いて 泣き疲れて
眠りにつくまで 泣いて
白いシーツの波 私は 漂う 小舟
流れ着くのは いつか見た 港
泣いて 泣いて 涙枯れて
笑顔戻るまで 泣いて
白いシーツの波 私は 彷徨う 人魚
たどり着くのは 初めての 岸辺
フライトプラン
監督 ロベルト・シュヴェンケ
出演 ジョディ・フォスター
ショーン・ビーン
ピーター・サースガード
ケイト・ビーハン
2005年/アメリカ
ジョディ・フォスター主演のアクション・サスペンス。
女とか男とかを越えていると言うか、両方の性を持ち合わせていると言うのか、ジョディ・フォスターが、とにかくカッコイイ。
この脚本、最初は主人公をショーン・ペンが演じる予定らしかったのだが、女性用に書き直したのだが、主人公の男性的な役名(カイル)はそのままに残ったらしい。
6日前に事故で夫を亡くしたばかりの航空機設計士カイルは、実家に戻るため6歳の娘と、彼女が設計した最新ジャンボ旅客機“E-474”に乗り込み、ベルリンからニューヨークに向う。
離陸後、睡魔に襲われたカイルがふと目を覚ますと、娘がいない。彼女は必死に機内を探すが、乗客・乗員の誰1人として娘の姿を見た者はいなかった…。
夫の死のショックによる幻覚だったのか、娘の搭乗記録はなく、娘は既に6日前に亡くなったと告げられる。
ハリウッド史上最大級と言われる機内の巨大セットは迫力充分だし、犯人が分かるまでは展開も速く、ドキドキ感もあって楽しめるのだが、犯人が分かった途端に、その流れと緊張感が止まってしまうのが惜しい気がした。少し欲求不満気味で終わるのが残念…。
★★☆☆☆
OSB (Old Surf Boy)
伝説の波 探し続けて
時は流れる あっという間に
心と身体 駆ける思い
永遠の夢 追い求める
走り慣れた道路(みち) ルート134
あの頃のまま 潮風誘う…
サーフボードは 俺と一緒に
年を重ねる
当り前の日常が 楽しいね
今日も 波の上
思いのままに ならない事が
人生だって 思っちゃいけない
いつか出逢う日 その日を信じ
日々は過ぎてく 必然の中
見慣れた景色の ルート134
変わらずにいて 人の心も…
ウエット・スーツは 俺の制服
少年のまま
積み重ねた日常が 嬉しいね
明日も 波の上
走り慣れた道路(みち) ルート134
あの頃のまま 潮風誘う…
サーフボードは 俺と一緒に
年を重ねる
当り前の日常が 楽しいね
今日も 波の上
Mother
あなたの愛の大きさは 言葉で言い表せないけれど
過去も未来も 全ての時を越えて 僕を守るよ
出逢えた事は 世界の始まり
初めて出逢った 美しい女性(ひと)
小さな命 育ててくれた
温かい場所 忘れえぬ ぬくもり
きっとどこかで 一緒だったと
信じられるよ 不思議なデ・ジャヴ
Mother 誰もが そう 思っているはず
道に迷って 落ちこむ時でも
あたたの笑顔が 僕を励ます
小さな命 支えてくれた
戻りたい場所 とこしえの優しさ
きっといつかは また逢える事
信じられるよ 真実のデ・ジャヴ
Mother 誰もが そう 胸に刻んでる
あなたの愛の大きさは 言葉で言い表せないけれど
過去も未来も 全ての時を越えて 僕を守るよ
北京蝶々第6回公演
コトバのサクラ
作・演出 大塩哲史
主催 早稲田大学演劇研究会
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ
2006/5/22
昨年の10月以来2度目の観劇となる早稲田大学劇研「北京蝶々」。
科学をテーマにした作品となった今回、登場したのはロボット…。
岡山県立大学で開発された「手足のついた電話=通信用ロボット」から、着想をえて制作された作品。
現実とバーチャルな世界を行き来する展開なのだが、この小さな空間を最大限に使った舞台装置や演出は安心して楽しめたが、もう少しスピード感が欲しい気もした。
前回の作品よりは、物語に厚みがあったし役者達のバランスも取れるようになっていたが、ラストにかけての展開をもう一工夫すれば、より余韻の残る作品になるのではないだろうか。
新作を観るのは、観客としても楽しみなのだが、再演を重ねて最初とは全く違う印象に仕上げてしまう事もアリなのでは…そんな事を改めて感じた。
前回の「入れ替わるためのまちがい探し」も今回の「コトバのサクラ」も、再演を重ねて欲しい作品である。
dolphin
何を求めて 海の彼方へ
あてない旅を 続けるの
心のままに 行くと言うけど
悲しみひとつ 残してく
泳ぎ切るには 広過ぎるでしょ
時には 休む事も必要
疲れた身体 横たえて
ぬくもりの中
あなたは ドルフィン
私は ひとり 帰りを待っている
あなたの 灯台
夢は果てなく 波の彼方に
あると信じて 淡々と
見守る事は 愛する全て
微笑みひとつ 連れてって
都会の海は 嵐も凪も
どんな時でも 予測は不能
だから素直に 甘えてね
私の胸で
あなたは ドルフィン
私は いつも 安らぎをあげたい
あなたの ビーナス
星 砂
夜空(そら)が流した 涙のしずく
星のカタチの 白い砂
遠く離れて 愛する人に
思いは尽きぬ 逢いたくて
髪にかざした ブーゲンビリア
波に流せば 届くだろうか
今夜も一人 君思う
今夜も一人 君思う
流れる星に 願いをこめて
重ねた時は 幾千夜
地上に落ちた 星屑たちは
姿を変えて 白い砂
たとえ一夜の 夢であっても
叶うのならば 逢いたい 君よ
眠れないまま 朝になる
眠れないまま 朝になる
めぐる季節は 駆け足のよう
生まれ変わって 逢える日信じ
星砂あつめ 祈ります
星砂あつめ 祈ります
見えないもの
目の前の現実に 目を伏せてしまうのは
自分が弱いから それとも…
遠ざかる現実は いつだって残酷で
だからこそ真実 永遠に…
僕達の 手の中に 無限の力と可能性
生まれた事は 何らかの意味
生かされているのは 必然だから
伝えていこう 小さくたって
誰のため 戦うの?憎しみを植えつけて
終りなき悲しみ 続くよ…
愛のため 戦うの? 血を流し 傷ついて
涙さえ 枯れ果て 佇む…
誰も皆 幸せを 手の届くものと思ってる
環境なんか 関係ないさ
そうあるべきなのに 何かが違う
狂い始めた 日々の法則
僕達の 手の中に 無限の力と可能性
生まれた事は 何らかの意味
誰もが独りでは 生きていけない
感じるだけで 何かが変わる
俺はそんな奴
降りしきる雨 全て流して
良い事も 悪い事も
過去の思い出 リセットしたい
どうして 出逢ったのかだなんて
問うたりしない
偶然でも 必然でも 構わない
この現実が 今を とらえる
立ちすくむだけの 瞬間
ピエロにだってなれる
俺はそんな奴
愚かだと笑われても
何も感じないから
ひっかかるワナ 同じ手口で
性格は単純だね
過去のプロセス どっちもどっち
今度も いつも通りだから
呆れてるよね
反省なし 繰り返しの 共犯者
受けとめなくちゃ 甘くないんだ
のほほんと生きてる自分
だけど死ぬのが怖い
俺はそんな奴
その日まで ヘラヘラして
生きていくだけだから
タイヨウのうた
監督 小泉徳宏
出演 YUI
塚本高史
麻木久仁子
岸谷五朗
原作・脚本 坂東賢治
2006年/日本映画
この映画の中で主題歌も歌うシンガーソングライター、YUIの映画初出演・初主演作品。
鎌倉の海沿いに住む薫(YUI)16歳。彼女は太陽の光にあたることの出来ない病気XP(色素性乾皮症)を抱え、そして、夜になると駅前広場で歌い続けていた。
孝治(塚本高史)は、友達達と明け方からサーフィンを楽しむ高校3年生。
そんな薫が眠りにつく夜明け前、薫はいつも部屋の窓からサーフィンに向う孝治を見て、憧れていた。
星空の下で生きる薫と太陽の下で生きる孝治…出逢うはずのない2人を、薫の歌が引き寄せていく。
撮影と同時進行で作られた主題歌「Good-bye days」は心揺さぶる歌。
とにかく歌っている時のYUIが生き生きとしていて素晴らしい。
演技は、良くも悪くも素直でありナチュラルなので、時として共演者とのバランスが崩れる箇所があるが、彼女の歌声や、歌っている時の表情は、まるでドキュメンタリーのようにリアル…。
監督は25歳で初監督作品。
感情的になり過ぎなかったのは良かったのだが、もう少し監督自身の若さを映像に感じさせて欲しかったきもした。
今年の夏は「ひまわり」を見ると、キュンときそう…。
★★☆☆☆
トゥシェ・ドゥ・ボワ
5月の街を駆けぬけていく
爽やかな風 心には羽
子供の頃に 戻れるような
キミドリ色の 世界 広がる
生きてる事が 楽しい時も
生きてる事が 切ない時も
どんな時でも 囁いてみる
トゥシェ・ドゥ・ボワ 夢の架け橋
トゥシェ・ドゥ・ボワ 素敵な魔法
トリコロールが 街を染めてく
恋人達は 2人の世界
独りで居ても 心 躍るよ
不思議な予感 当たる気がする
生まれた事が 楽しい時も
生まれた事が 切ない時も
一日一度 囁いてみる
トゥシェ・ドゥ・ボワ 虹の架け橋
トゥシェ・ドゥ・ボワ 至福の時間
トゥシェ・ドゥ・ボワ 夢の架け橋
トゥシェ・ドゥ・ボワ 素敵な魔法
トゥシェ・ドゥ・ボワ 虹の架け橋
トゥシェ・ドゥ・ボワ 至福の時間
47
変わりない日常 続く日常 されど こうして…
友達の笑顔 友達のジョーク 友達の叱咤
有難う 出逢えた事に
有難う これからも宜しく
こんな僕 少しは変わっていくから
ごめんね 許して欲しい
前を見て歩くよ
自分だけじゃなく もっと もっと…
ひとときでもいい
時には こうして 一緒に居たいなぁ
47個 47回 47歩 …
今年はやろう!
思いとどけ
悩みない日は少ないけれど
1日を笑顔で終わりたい
時の流れに身を任せても
自分を見失わないように
5月のある日 僕は生まれた
喜んでくれた人達の
愛と優しさがあったから
今 ここに いられる
思い通りにいかないのが 人生
そう 言い切ることは 簡単だけど
思いとどけよ あの大空に
きっと どこかで また逢えるはず
あの笑顔 あの ぬくもりに…
生きてくことさえ 出来ないのなら
生きる意味ないのでは…と言われ
訳も分からず 立ちすくむけど
自分は自分でしかないんだ
5月のある日 僕は生まれた
待ち望んでいた 誕生は
大きな力に守られて
そう 生かされている
思い通りにいかなくても 人生
でも あきらめないで 前に進もう
思いとどけよ あの星空に
きっと 必ず また逢えるはず
抱きしめて あの日のように…
思いとどけよ あの大空に
きっと どこかで また逢えるはず
あの笑顔 あの ぬくもりに…
君がいる
輝く未来は 夢の先じゃなくて
目の前にあったりして…!?
気付かないまま 過ぎてく時間
当り前の日常
手を伸ばせば 触れる距離
そこには君がいる
かけがえのない愛をくれる
素直になりきれない 可愛い君
いつだって シニカル
だけど 大好き
2人のベクトル 方向は同じさ
あせらずに 生きていこう
気付かないのは 日々の出来事
積み重ねの毎日
くちびるには 遠い記憶
いつでも君がいる
必然だって 信じられる
愛さずにいられない 優しい君
いつだって シニカル
だから 大好き
Free Sky
手の届かない 夢だって
諦めることは ないからね
ゆるぎない思いは
永遠を教えてくれる
両手が 翼に変わることだって
あるかも知れない
人の力は 未知数
だから生きてる
空を飛ぼう 自分の空を
心に描いた 青空
鳥になろう 風になろう
何にだって なれるよ
儚い命 知ることに
目をそらさずに 受け止めよう
ゆるぎない力は
世界さえ 変えてしまうさ
名もない僕らも どこにでも行ける
ワクワクするよね
人の思いは 果てない
明日へ 繋げて
空を飛ぼう 自由な空を
言葉のいらない 大空
愛になろう 夢になろう
何にだってなれるよ
岬
波音かなし 心離れて
遠く旅立つ 愛しき人よ
二度と逢えない 運命(さだめ)と知れば
涙は枯れて 命は果てる
届かぬ思い 潮風(かぜ)が かき消す…
赤いサンゴは 別れのしるし
私の気持ち 貴方は知らぬ
運命(さだめ)の糸は 今は 何処に
結ばれぬまま 切れてしまうか
沈む夕陽は 永遠の色…
時は流れて 夢は彼方に
変わらず祈る 日々の移ろい
島で生まれて 島で死んでく
自然な流れ 恨みはしない
海に流そう 私の迷い…
戦場のアリア
監督・脚本 クリスチャン・カリオン
出演 ダイアン・クルーガー
ベンノ・フユルマン
ギヨーム・カネ
ゲーリー・ルイス
ダニエル・ブリュール
歌 ナタリー・デッセー
ロランド・ヴィラゾン
2005年/フランス映画
2005年フランス観客動員第1位。本年度アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品。文部科学省推薦映画。
これだけ書き並べると、ある程度の想像が付くかも知れないが、確かに戦争の悲しみや矛盾、無意味さを訴えた映画だと言えるのだが…。
1914年、第一次世界大戦下、フランス・スコットランド連合軍と、ドイツ軍が連日連夜戦っているフランス北部の前線各地で、クリスマス・イブに実際に起こった、「クリスマス休戦」という一夜限りの出来事。
宗教絡みの話になると、必ず日本人の宗教観や民族意識の違いで分からないと一くくりにされてしまう題材なのだが、音楽で各国の兵士の心が一つになると言うのはとても分かり易いかも知れない。
クリスマス・イブにワインやシャンパンをで乾杯をするフランス軍、スコッチ・ウイスキーやビールで乾杯するスコットランド軍、クリスマス・ツリーを並べ、兵士のテノール歌手に「クリスマスキャロル」を歌わせるドイツ軍、そして慰問に来たテノール歌手の恋人のソプラノ歌手が歌う「アベ・マリア」。やはり、どこか日本人が考える戦争のイメージとはかけ離れている。
戦争の悲惨さを訴える色々なエピソードが織り込まれているのだが、良くも悪くも表面的であさっりとしていたのが残念。しかし、これも国民性の感覚の違いなのかも知れないが…。
フランス映画とは言え、英語とドイツ語でのセリフも多く、3ヶ国語に堪能ならば数倍理解し易いであろう。
やはり言えるのは、戦争で一番悲しい思いをするのは、どんな戦争でも小市民である事。
戦争に巻き込まれた人間の、その運命は過酷である事。
★★☆☆☆
松任谷由実 「THE LAST WEDNESDAY 2006TOUR」
2006/4/29 国立代々木競技場 第一体育館
前回のゲネ・プロだけでは我慢できずに、またまた観てしまいました。
若者ばかりとは言えない観客にパワーをくれる、ユーミンは何度観てもやっぱ凄い、カッコいい!
30年後にも宜しくです!!
チェケラッチョ!!
製作 亀山千広
企画・プロデュース 大多 亮
原作・脚本 泰建日子
監督 宮本理恵子
出演 市原隼人 井上真央
平岡佑太 柄本 祐
玉山鉄二 KONISHIKI 伊藤歩
山口紗弥加 樹木希林
エンディングテーマ ORENGE RANGE
&挿入曲
2006年/日本
タイトルの「チェケラッチョ」はラッパーが好んで使う「Check it Out Yo!」と言うフレーズをもじった合言葉。
沖縄を舞台に、将来の進路選択に立たされた、真っ直ぐでおバカな高校生3人組がラップバンドを作って織りなす、ひと夏の甘くて切ない青春映画。
年上の女性への恋や、同級生への切ない片思い…まさに沖縄版「アメリカングラフティ」や「ポーキーズ」の世界。
なので、お決まりの胸キュン、なのでさしたる目新しいストーリーはないのだが、フジTVドラマ(スタッフ人もフジTVの社員だったりするし…)「ウォーター・ボーイズ」の3人組 市原隼人・平岡祐太・柄本佑が、そのノリの良さで、良くも悪くも最後まで猛スピードで突っ走ってくれるし、ラップと絡む彼等もカッコ情けなくて、とても微笑ましい。
幼馴染みのヒロインが「キッズウォーズ」「花より男子」でブレイクした井上真央。 彼女がキュートで男前(笑)で、とにかく可愛い。
山口紗弥加のキレ演技とKONISHIKIの何とも言えない存在感は、この映画の拾いものかも…!?。
音楽の、オレンジレンジにも 年甲斐なく胸キュン…。
やっぱ沖縄はいいさ~♪!
いつかは移住したいねぇ~♪!
主演、脇役含めて、沖縄らしさに欠けていたけど、それも許せてしまうのは、やはり沖縄オール・ロケの美しさや現地のエキストラの人たちの温かさが、スクリーンから伝わってきたからに違いない。
館内は、高校生の男女や20歳前後の若者がほとんど…ノリの違いにも圧倒された2時間…。
ウケどころが、オジサンとは微妙に違うんだよねぇ…(笑)。
★★☆☆☆
心重ねて
想い出に 涙して
眠られぬ 夜がある
もう一度 逢いたくて
思いだけ 駆けていく
人生の運命(さだめ)なら
いつだって受け入れる
それなのに それなのに
溢れだす あの記憶
昨日今日 そして明日
人は誰もが
生きてきた 生きている 生きていく
心重ねて 永遠信じ…
ときめきと 興奮に
眠られぬ 夜もある
新鮮な その気持ち
大切に したいだけ
出来るなら サヨナラを
言わないで 暮らしたい
それゆえに それゆえに
くり返す 性(さが)悲し
昨日今日 そして明日
人は誰もが
生きてきた 生きている 生きていく
心重ねて ただ ひたすらに…
父帰る/屋上の狂人 (シス・カンパニー公演)
作 菊池寛
演出 河原雅彦
出演 「父帰る」 草なぎ 剛
勝地 涼 西尾まり
梅沢昌代 沢 竜二
「屋上の狂人」 草なぎ 剛
勝地 涼 高橋克実
キムラ緑子 宮川一人
梅沢昌代 沢 竜二
2006/4/21 シアタートラム
作家・菊池寛の短編が原作、どんな時代にも変わることのない日本人の心を題材にした、ストレートプレイ2作品。
10分の休憩をはさんで、全体で1時間強の舞台なので、1本は30分弱で、あっと言う間。
20時開演で、21時05分には終演。
舞台と言えば、2時間~3時間…長い舞台に慣れているので、妙に新鮮な感覚が…。
初めて行くシアタートラムのキャパは200人程度。客席間の高さも考えられていて、前の人の頭をあまり気にせずに観れるし、舞台のタッパも高くて、個人的に大変気に入りました。
「父帰る」
時代は明治初期の頃なのだろうか、放蕩の果てに家族を捨てた父親が、ある日突然帰ってきた。
父迎え入れる、母と3人の兄弟妹の感情や愛情は 、どう揺れ動くのだろう…。
長男役はSMAPの草なぎ剛、力み過ぎの感じもあったが、良く通る声でセリフも聴き取り易かった、しかし少し一本調子だった気も…。
次男役の勝地涼は、青年らしい清々しさが良く出ていた。年相応な役なので無難にこなしていたが、これから色々な役と舞台を積み重ね、舞台役者として大きくなって欲しい。応援(笑)!
ただ、演出も脚本もあまりにストレートで古典的なので、観客の多くを占めていた若い女性達には、どのように感じられたのだろう。
「屋上の狂人」
こちらも同じ時代か、日がな一日屋根に上り、空や神様と話す、ただただ純粋な兄と、そんな兄を愛する心優しい弟。
人間にとっての幸せや真実とは…。
同じく狂人と思われる兄役には草なぎつよし、そして心優しい弟役には勝地涼。
何とも言えないフンワカした狂人の感じが、ペーソスを感じさせてくれた。
両親役(沢竜二、梅沢昌代)も同じなのだが、他の出演者も含め、やはり全員が弾けた分だけ可笑しく楽しかった。
ラストシーンでの弟のセリフが、この作品が持つ、人の生き方とそれぞれが持つ価値観の普遍性を教えてくれた。
すべてはLOVE
偽りの言葉なら どうしようもないけど
限りない可能性 信じ続けていたい
そう 時間は平等 同じ早さで進む
君の朝も 僕の朝も
君の夜も 僕の夜も
哀しみは 出逢いと共に
喜びは 別離(わかれ)と共に
不可思議な 幾何学模様
だから生きられる
すべては LOVE
訪れる季節さえ 気付きもしないままに
行く手には 色々な出来事が待っている
ただ 身を任すだけで 時間なら過ぎていく
君の今日も 僕の今日も
君の明日も 僕の明日も
憎しみは 断ち切らなくちゃ
親しみを 伝え続けて
永遠の 心の絆
きっと生きられる
すべては LOVE
君が見つけた春(サクラ咲く)
君の想いが いつか届くよ
どんな時にも 真っ直ぐ前を
倒れる事を 最初から
恐れていたら 進めない
道の行く手は 険しいけれど
心のままに 自分を信じ
君が見つけた春だから
きっと サクラ咲く
君もやがて 振り返る日が
だけどその日は ゴールした後
嵐の中に ただ独り
戦うことも あるだろう
そんな時は 拳を挙げて
自分の力 信じてみよう
君が見つけた春ならば
きっと サクラ咲く
くり返すのは 挫折と希望
君が見つけた春だから
きっと サクラ咲く
松任谷由実 「THE LAST WEDNESDAY 2006TOUR」
2006/4/13 横浜アリーナ
M氏の御尽力(この場をお借りして、心より感謝感謝です!)により、初めてのゲネ・プロを観る事が出来ました。
今回のツアータイトルは「THE LAST WEDNESDAY 2006TOUR」
松任谷正隆氏の前説から始まるなんて、何かお得な気分だし、説明によると今までのツアーの中で最長時間との事、ライブが開始するまでのワクワク、ドキドキ感…♪ ♪♪
ステージの最初は西海岸の海辺の遊園地のイメージ(自分的には行った事がないので、行った事のあるN.Y.のコニーアイランドが思い浮かんだけど…)で、ビーチボーイズ的なサウンドと演出で、まさに夏そしてユーミン・ワールド…「夕涼み」(演出も良かった…)、そして「ルージュの伝言」が聴けて幸せでした♪ ♪
そのままのイメージで行くのかなぁと思ったら、流石にユーミン、ダークでハードなイメージに変わり、ラップやらヒップホップっぽいアレンジまで…今回は、初めて男性ダンサーを迎えたとの事で、いつもとは違った印象でした。
ユーミン曰く「今回のダンサーの最年少は19歳…」、あのパワーは一体何処から…!?
逗子マリーナの公演も無くなり、ユーミンが言うように今回のツアーは逗子へのオマージュと言う事もあり、逗子の定番「埠頭を渡る風」やステージ上に車の演出も…。
アンプラグト・コーナーもあるのですが、その時はサプライズもあり、真ん中のブロックの20列~30列の35番前後あたりの席の人はビックリ感動かも(詳しくは秘密にしておきますが…)。
5月発売のニューアルバムの曲をいち早く聴けたけど、今回のアルバムは期待大!
ユーミンは、可愛くて、カッコよくて、チャーミングで、とにかく今回のライブ…すげぇ良かった。
LAST
恋愛に復習は 関係ないね
くり返す物語
人生は 出逢いと別れの連続だなんて
聞き飽きた 戯言
夢を見ても 目覚めれば 現実
だけど…
本音を言えば 思い切り
泣きたい 素直になりたい
教えて欲しい
最後の恋の始め方
過ぎていく時間なら 仕方ないね
絶望はしたくない
運命と受け入れる事は 容易いけれども
真実を知りたい
人は言うよ 恋多き奴だと
だけど…
本音を言えば 大声で
言いたい 愚かな奴なんだ
教えて欲しい
最後の恋の始め方
生きてこそ
思い通りに いかない事も
夢より遠い日々もある
けなげに咲いた 名も知らぬ花
命の限り 笑ってるよう
空の青 海の青
思い重ねて 自然に抱かれ
素直でいたい 最後の日まで
どんなに辛く 苦しい時も
諦めずに もう一度
生きてこそ
時の流れに 身を任せても
悩み尽きない 日々がある
精一杯に 啼くセミたちは
一瞬だけの 輝きなのに
限りある一生を
生まれながらに 知っているはず
思いのままに 最後の日まで
心細くて 寂しい時も
微笑めば 次がある
生きてこそ
桜(旅立ちの花)
昨日の涙 今日の微笑み
別れと出逢い 夢のようだね
咲き誇るのは 桜の運命(さだめ)
散りゆく様も 桜の運命(さだめ)
また いつか この木の下で
逢えると信じ…
心の糸は 見えない絆
どこに居たって 繋がれている
桜 桜 思いは一つ
桜 桜 旅立ちの花
あの日の君も この日の僕も
ひとときだって 心重ねた
儚い命 桜の運命(さだめ)
生きる力も 桜の運命(さだめ)
目を閉じて 思い出そうよ
辛い時には…
君の頑張り 僕を励ます
互いの夢の 架け橋になる!
桜 桜 果てない空へ
桜 桜 旅立ちの花
桜 桜 思いは一つ
桜 桜 旅立ちの花
かもめ食堂
監督・脚本 荻上直子
原作 群ようこ
出演 小林聡美
片桐はいり
もたいまさこ
マルック・ペルトラ
2006年/日本映画
「かもめ食堂」、それは、フィンランドの首都ヘルシンキの街角にある小さな食堂。
日本人のサチエ(小林聡美)が経営する「かもめ食堂」、開店いたもののお客は中々来ない…しかし、やがて訪れる出逢いや、やって来るお客のは不思議で、でも温かい人達ばかり。
淡々とした展開や空気感が、今までの日本映画にない感じがしたし、新しさを感じたのは、監督が女性と言う事だけではないはず。
フィンランドと言えば、アキ・カウリスマキ監督。監督の作品「過去のない男」に主演したマルク・ペルトラは、不可思議な存在感で、「かもめ食堂」に訪れる謎の男を演じていたし、一緒に食堂を手伝う事になる、片桐はいり、もたいまさこと小林聡美の何とも言えない間や自然でもあり不自然でもある演技(笑)は、ホント楽しませてくれた。
何よりも、小林聡美の凛とした美しさが画面一杯に溢れ、彼女ってあんなに綺麗だった!!?と再認識…。
美味しいコーヒー、焼きたてのシナモンロール、揚げたて豚カツ、ジューシーな豚の生姜焼き、そして「かもめ食堂」のメイン料理のおにぎり(ホント美味しそうに撮影されていました)…美味しいものを食べる事は、人を笑顔にして幸福にさせてくれるんだと、改めて教えてくれます。
美味しいメニューに、言葉は関係ありません。
エンディングに流れる井上陽水氏の「クレージーラブ」は、かつて山口百恵嬢も歌った作品。是非とも曲を聴きながら、エンドロールの最後まで!
映画が上映されてから10分程度過ぎてから、館内でイビキの音が…ドタバタさを期待した人には肩透かしをくらわす作品かも(笑)!?
★★★☆☆
茅ヶ崎から…
貴方が逝ってから 何度目の季節
遠い記憶 それとも昨日
瞳閉じると あの笑顔
ロングボードを抱えて
濡れたまま 私を抱きしめた
無防備なぬくもり
貴方が生まれ育った この街
懐かしい友達 通った学校
優しい家族
大好きだった 茅ヶ崎
私は 離れられない 今ではロコ
どこかで 微笑む 貴方がいるから
夕陽が沈む頃 砂浜に来ると
波の音 まるで ゆりかご
どんな時でも あたたかい
ロングボードとTシャツ
いつまでも 大切な宝物
永遠の少年
貴方が生まれ育った この街
海沿いのサーフショップ 雨のえぼし岩
かすむ江の島
大好きだった 茅ヶ崎
私は 離れられない 今ではロコ
いつでも 見守る 貴方がいるから
島笑顔
満天の星空の下
願い込め 祈り続ける
何処からか おじぃやおばぁ
唄い継がれる 島唄 今日も
繰り返すのは 出逢いと別れ
悲しいときも 嬉しい時も
笑っていれば 幸せになる
ひとりで生まれ
ひとりで死んで
だけど ひとりじゃ生きられないと
いっぱい知らされる
それが 人生…
潮騒の 音は優しく
赤花は 匂い麗し
この島に 暮らす人達
語り継がれる 幸せ 明日も
何が起こるか 分からない
苦しい時も 楽しい時も
笑顔がいつも 助けてくれる
ひとりで生まれ
ひとりで死んで
だけど ひとりじゃ生きられないと
いっぱい知らされる
それが 人生…
笑っていよう いつも人生…
笑っていよう それが人生…
気分はボサノバ
ズル休みした 晴れた午後
カフェで 独り グラス・シャンパン
急ぐ人 片肘ついて 見送る
気分は ボサノバ
揺らめいてる 風は 5月
都会(まち)のリズム
心なし センチなのは
愛する人 いないせいかも
そっと 乾杯!
独り占めした 休日は
心なしか センチメンタル
明日には 生まれ変われる 気がする
気分は ボサノバ
ときめいてる その訳なら
恋の予感
5月色 夢のキャンバス
愛する人 それは運命
描く Happiness
空・風・海
空と話そう! でっかい空と
思いの丈を 包み隠さず
どんな時にも 青空キャンパス
夢のスケッチ 描いてみよう
人は小さい されど大きい
可能性なら 誰にもあるさ
諦めないで 生きていこうよ!
風と話そう! 飛ばされぬよう
負けない強さ 大地踏みしめ
悲しい時も 嬉しい時も
どんな時でも 立ち向かうのさ
人は儚い されど強いよ
信じてみよう 無限の力
身体全部で 生きてる実感!
海と話そう! 繋がる海と
誰かがきっと 待っているから
苦しい時は 必ずあるし
それでもいつか 道は開ける
海は厳しい されど優しい
波のようだね 生きてく事は
夢見た港 目指して明日へ!
それでも時は過ぎていく
悲しみ 喜び 立ち止まることもなく
憎しみ いたわり 忘れては 思い出す
どんなに 便利な 世の中になっても
愛や平和は 永遠に 買えやしないよ
人の心は 制御できない
命の果ての その先に
あるものを 誰も知らない
それでも 時は すぎていく
嘆きと微笑み どちらにもとどまらず
恨みは重なり 暗雲は たちこめる
どうして 心は すれ違ってばかり
人の願いは 満たされぬ 欲を追い求める
楽園ならば 手の届くとこ
分かっていても 追いかけて
儚げな 夢に酔うだけ
それでも 時は すぎていく
もう泣かない
笑顔忘れて 幾百夜
気がつきもせず 過ぎてく季節
ただひたすらに 哀しくて
日々を重ねてきたけれど…
星が微笑みくれました
貴方の笑顔に そっくりな
「信じていれば いつかは 逢える」
そっとつぶやく ようでした
貴方の愛が 道しるべ
もう 私 泣かない
貴方が死んで 幾百夜
分かっていても 受け入れられず
涙枯れても 泣き続け
時間は過ぎていったけど…
海が安らぎくれました
貴方の強さと そっくりな
「信じていれば いつかは 逢える」
隣で話す ようでした
貴方の愛が 道しるべ
もう 私 泣かない
残 照
二人の思いと うらはらに
悲しみは 募るばかり
お前の ぬくもりは
永遠に 俺のもの
かけがえのない
たった一人の 愛する人
同じ時代 同じ場所
出逢えた事は 運命だから
恋におちたのは 必然
もう 何も考えない
自分の思いを 真っ直ぐに
山に沈む 夕陽は
お前の 笑顔
お前の 優しさ
二人の願いは いつの日か
信じよう 叶う事を
お前の ぬくもりを
永遠に 忘れない
ただ純粋に
全てを越えて 愛した人
どんな時代 どんな場所
出逢えるはずと 確信できる
何度でも 恋におちるよ
その思い 抱(いだ)き続け
再びの出逢い 祈ってる
山に沈む 夕陽は
お前の 涙
お前の 呼ぶ声
山に沈む 夕陽は
お前の 笑顔
お前の 優しさ
山に沈む 夕陽は
お前の 涙
お前の 呼ぶ声
ブロークバック マウンテン
監督 アン・リー
出演 ヒース・レジャー
ジェイク・ギレンホール
アン・ハサウェイ
ミシェル・ウィリアムズ
2005年/アメリカ映画
本年度のアカデミー賞で最も最有力作品と言われながらも、最優秀監督賞他2部門でしか受賞出来なかったが…。
1963年、ワイオミング州ブロークバック・マウンテン。羊放牧の職を得たイニス(ヒース・レジャー)とジャック(ジェイク・ギレンホール)は、ここでひと夏を過ごす。大自然の中での厳しい生活の助け合いの中で、2人の絆は深く深く、やがて一線を越えてしまう2人(始まりは愛だったのか肉欲だったのか…意見が分かれそうな気が)…。保守的な時代、閉鎖的な土地で、2人が密かに育んでいった20年にも及ぶ愛の物語は、あまりにも残酷な結末を迎える…。
良くも悪くも、観る人のセクシュアリティや立場において、その見方も感想も全く異なるのでは…と思える作品であった。
お互いの思いを隠しながら普通に結婚をして、子供も授かる2人。
4年後に再会した2人の濃厚な抱擁とキス…それは男とか女を越えた、本当に再会を喜びと熱く真剣に愛を分かち合う2人だったし、その瞬間を見てしまったイニスの妻(ミシェル・ウイリアムズ)の想像を絶するショックと絶望感(妻にとっては夫の相手が同性だった事は、相手が異性だと言う事以上に…)は、計り知れないはず。
きっと、家族に対する彼等の身勝手な態度を批判する人も居て当然なはず。
しかしそれが同性同士(異性との許されない恋愛に置き換える事も出来るかも知れないが…)であれ、好きなのに好きだとは言えず、狂おしいまでの思いと葛藤する、その切なさや儚さに涙する人もいるに違いない。
ましてや2人にしても、お互いに対し、肉欲だでけでなく素直な愛情を大切にしたいイニス、愛情も大切だが肉欲にも素直でいたいジャック、すれ違う感情も行動もある訳だし、どちらを自分に置き換えるか…どちらも否定出来ない人間の本性だろう。
亡くなったジャックの実家を訪ねたイニスに、年老いた両親が言った「息子の遺灰を家の墓に埋葬するよ…」の言葉の重みと哀しさ無念さ、イニスへの感謝。そして、ラスト・シーンでイニスが言った「ジャック 永遠に一緒だよ」(その演出の詳細は書きませんが…)は、エンドロールに流れる「THE MAKER MAKES」(まるで鎮魂歌、ホント泣ける詞です…)と共に、この映画を観た人の心に深く静かに優しく、そして永遠に刻まれるはず。
最後に余談ですが、喫煙シーンがかなり多いなぁって感じました(スンマセン、私自身が非喫煙者なもので…)。
★★★☆☆
coyote
夜のしじまに 悲しき遠吠え
野生忘れた 優しき獣
真夜中の都会(まち) 安らぎの中
酒に溺れて たむろう獣
口癖ならば 聞き飽きた
人の人生 とやかく言って
導けるほど 偉くはないさ
だけど 生きてる 砂塵に紛れ
生きるためだと 獲物を狙う
闇のベールに 目だけが光る
計算高い 幼稚な獣
都会(まち)の砂漠は 天国?地獄?
どちらを目指す 孤独な獣
三面記事に載ったって
三日も経てば 過去に消えてく
いつ死んだって 不思議はないね
だけど 生きてる 生かされている
行きつ戻りつ 人生ゲーム
ひとさし指で Only You
何度でも好きになる…
お前はそんな奴
俺の心を 鷲づかみにして
離しはしない
まるで 季節の訪れ
鮮やかに 愛を告げる
抱きしめて 貫いて
この思い限りなく
10年前も 10年後も
ひとさし指で Only You
お前だけ 愛してる
とめどなく 好きになる
お前の sweet heart
俺の身体は 硬直状態
まるで ブロンズ
いつか 永遠の眠り
その日まで 愛を真っ直ぐ
抱きしめて 貫いて
この思い 果てるまで
10年前も 10年後も
ひとさし指で Only One
お前だけ 愛したい
10年前も 10年後も
ひとさし指で Only You
お前だけ 愛してる
桜 色
旅立ちの その時が
やがて来る日の 喜びと
一抹の 悲しみが
交差している 春間近
川岸を埋め尽くす
桜の花が咲く頃 きっと
着慣れない服を着た
不安げな 君が居るのだろう…
遠く離れてしまっても
心の中で 応援してる
届くはずだよ 桜色のエール
肩に舞い散る 桜吹雪
「フレー! フレー! ○○○!」
悩みなら 誰だって
抱えていると 思うけど
笑顔さえ忘れなきゃ
明日はきっと 見えてくる
川岸を埋め尽くす
桜の花と愛する人が
いつだって 見ているよ
頑張る君を 何処からか…
遠く離れてしまっても
声を限りに 応援してる
聴こえるはずさ 桜色のエール
目にも鮮やか 桜吹雪
「フレー! フレー! ○○○!」
僕のニューヨークライフ
監督・脚本・出演 ウディ・アレン
出演 ジェイソン・ビッグス
クリスティーナ・リッチ
ダニー・デヴィート
2003年/アメリカ映画 第60回ヴェネチア映画祭オープニング作品
原題“ANYTHING ELSE”セリフにもこの言葉が何度か出てきたが、人生は何が起こるか分からないし、本当に不思議なのである。
ウディ・アレンお得意の、恋とニューヨークと憂鬱、そして一人称での展開…しかし、この作品は彼が初めて手掛けた、真面目でエッチでハートフルな青春映画。
主人公はニューヨークに住む20代前半のコメディ作家のジェリー(ジェイソン・ビッグス)。仕事はそこそこ上手くいっているのだが、恋人とのSEXもマネージャーとの関係もイマイチ…。
先輩作家のドーベル(ウディ・アレン)に恋や仕事の相談をするのだが、彼のアドバイスは抽象的かつ哲学的…。
ジェリーの心はどっちつかずに…。
バカげた事を真面目に飄々と語るドーベル(ウディ・アレン)が狂言回し役となり、ひとりの若者の成長と旅立ちを温かく応援する…いつもにまして安心して観られるウディ・アレン・ワールド的作品であるので、彼のファンとしては嬉しい限りなのだが、彼を良く知らない人に感想を聴いてみたい、そんな気もした。
去年公開された「メリンダとメリンダ」より先に制作されていたのもかかわらず、2003年の作品を今上映するのは、良くも悪くも成功だったのかも…私的にはホント落ち着けたし、温かい気持になれました。
★★☆☆☆
命の果て (未だ見ぬチベット)
ターコイズ・ブルーの湖から 昇る朝日
ここは地の果て
それとも 空の彼方
絶えまない祈りの声と
不可思議な色彩(いろ)
どこかしら懐かしく あたたかい笑顔
人は生まれ 生きて 死んで
そして また生まれ 生きて 死んで…
運命に導かれ
茨の道をゆく キャラバン
永遠を語る頂には 万年雪
そこは楽園
それとも 修羅の逝き場
ひしひしと 祈りの声は
言霊となる
前世は この町で 確信のデ・ジャヴ
人は生まれ 生きて 死んで
そして また生まれ 生きて 死んで…
運命は定められ
茨の道をゆく キャラバン
港のマリィ
港のマリィは 飛べない天使
港のマリィは いったい幾つ?
港のマリィは レースのドレス
港のマリィは どこに消えたの?
港のマリィは 街・角・娼・婦
港のマリィが ひたすら待った
港のマリィが 愛した男
港のマリィが 真夜中(よる)の埠頭で
港のマリィが 唄ったララバイ
港のマリィは 街・角・娼・婦
港のマリィは はぐれたカモメ
港のマリィは 普通の女
港のマリィは 死んだりしない
港のマリィは どこかで今も…
港のマリィは 待ち続けてる
港のマリィは 街・角・娼・婦
Days
貴方の寝息が 聴こえる 真夜中
子守唄のよう 不思議な 安らぎ
重ねる日々は 小さな数珠球
いつか繋がる その日のために…
朝が来ない 夜はない
嘆くよりも 笑っていよう
同じ事の繰り返しから
見えてくる 新しい季節
穏やかな日常 そこにある真実
描いた夢とは 違ったとしても
新しい夢は 無数に広がる
その度毎に 変わったとしても
叶えられると 信じてみよう
朝が来ない 夜はない
目覚めたなら 生まれ変われる
愛の絆 信じたならば
限りない 2人のチカラ
たおやかな日常 そこにある強さ
二月大歌舞伎
極付 幡随長兵衛 三 幕
作 河竹黙阿弥
中村 吉右衛門
坂東 玉三郎
尾上 菊五郎
市川 段四郎
2006/2/21 歌舞伎座
流石に河竹黙阿弥作、歌舞伎の楽しさ面白さ、豪快さ人情味を凝縮した、エンターテインメント性に溢れた作品。
見得や立ち回りもたっぷり、歌舞伎の伝統的な所作も随所に散りばめられ、最後まで飽きる事無く観る事が出来ます。
日頃からいがみ合いが続く町奴の幡随長兵衛(吉右衛門)と旗本奴の水野十郎左衛門(菊五郎)の緊迫関係は、ある事件で沸点に。水野からの招きを受け入れた長兵衛は、身代わりを申し出る弟分の後事を託し、女房のお時(玉三郎)と幼い息子や子分たちに別れを告げて、水野邸に赴くのでした。
江戸っ子気質の親分肌の長兵衛役がぴったりの吉右衛門。
吉右衛門の口跡の素晴らしさは、イヤホンの解説なしでも充分に理解できるはずです。
共演に、菊五郎と玉三郎と言うのは何と豪華な事か…飛び交う屋号の掛け声も豪華そのものでした。(笑)
Only Kiss
夜の帳が 私を包む
眠れないまま 過ぎてく時間
朝は必ず やってくるから
なるようになる それが人生
大げさでなく この頃思う
生まれた意味と 生きてく意味を
ぬくもりならば 手の届くとこ
夢より近い そのくちびる
Only Kiss 強く優しく 激しく弱く
Only Kiss ただ それだけでいい
明日の事は 明日になれば
どうにかなると 思えてしまう
なのに悲しい 切ないほどに
今を生きてく 決意が欲しい
わがままだって 思われていい
自分の思い 貫きたくて
それでも愛は 手から離れる
独りじゃなんか 生きられない
Only Kiss 強く優しく 激しく弱く
Only Kiss ただ 望むのはKiss
Only Kiss 強く優しく Only Kiss 激しく弱く
Only Kiss Only Kiss Only Kiss
プリテンダー(ジレンマ・ナイト)
うらはらならば 笑顔と思い
嫉妬に近い感情は
悲しいほどに プリテンダー
子供じみてる事だって
知っていながら 表情芝居
ヘタな演技と 笑われるだけ
生きる事 生かされる事
全ては 神様の思召し
大人になれない ジレンマ・ナイト
今日も一日 終わってく…ふぅ
繰り返す 孤独と希望
安らかなまま いたいのに
幸せふりは プリテンダー
誰のせいでもない事を
知っていながら 被害者意識
自分のせいと たしなめられる
生きる事 生かされる事
未来は 神様の思召し
身を任せるなら ジレンマ・ナイト
Mの快感 今日もまた…あぁ
花鳥風月
報われぬ愛だとは 知っていながら 魅かれてく
ひとすじに 思い寄せ 伝えたいのは 恋心
花になり 鳥になり 貴方の側で 眠りたい
世の中の 掟なら 破るがための ものだから
この思い 伝えたら 全て終わると 分かってる
愛しても 愛しても ただひたすらに 愛しても…
許されぬ愛だとて 万に一つの 可能性
叶うなら 叶えたい どんな批判を 浴びようと
風になり 月になり 貴方のことを 包みたい
この命 捧げても 届かないのが もどかしい
めぐりくる 季節さえ 儚い夢と 諦める
愛せども 愛せども ただひたすらに 愛せども…
横 濱
父が出逢った 異国の女性(ひと)は
金色の髪 青く澄み切った 瞳
恋に落ちた二人
やがて僕が生まれ 月日は過ぎた
僕の隣には 母に似た女性(ひと)
手を繋ぐのは 僕に似た男の子
船の汽笛と 飛び立つカモメ
変わらぬ景色が 今も ここにある
黄昏に歩く 山下公園
YOKOHAMAは 僕の いつも ゆりかご
YOKOHAMAは 僕の おもちゃ箱
とまどいながら 愛は生まれる
言葉をこえて 育まれていくんだ
父や母の想い
受け継がれる心 限りない夢
幸せの意味は 違うにしても
君と出逢えて 本当に 良かったよ
外国船と 沖ゆくカモメ
変わらぬ情景 心和ませる
宵闇に歩く 元町通り
YOKOHAMAは 僕の きっと ぬくもり
YOKOHAMAは 僕の 宝島
カンガルー・スマイル
久しぶりだと 笑顔の貴方
あれから3年
逞しく見えるのは 気のせいじゃなく
確かな事
小麦色に灼けた素肌 流暢な英語
空港で逢った時 最初は分からなかった
車線は左側 日本と変わらない
すれ違うのも 日本車
だけど ここはオーストラリア
真冬の日本じゃなく 真夏の陽ざしが
ダウンタウンへの ハイウェイ
一瞬の時間旅行
変わったのは 貴方 それとも 私…
サーフボードのサンタクロース
不思議な感覚
真夏でも クリスマス
ビーチサイドに 大きなツリー
2人の夢 すれ違った 気付かないうちに
少しだけ 離れたら 答えが 出ると思った
オージーはフレンドリー 優しさ温かい
片言だけど 日本語
答えならば シドニーの街
あの日の貴方じゃなく 目の前の貴方
生き生きとした その笑顔
これからの アワー・ライフ
ゆっくりでも ついていきたい 私…
松任谷由実
YUMING SURF&SNOW in Naeba vol.26 2006
2006/2/6 苗場プリンスホテル
今年のテーマは「時計」。
時計をイメージしたステージは美術や衣装、演出、どれをとってもシンプル。
ユーミンもいつもに増して素な感じがしてスタイリッシュでボーイッシュ、カッコ良い隣の姉貴(お姉さまでは無く…)って言うイメージ。
新曲を何曲も聴かせてくれたユーミン、観客にこのステージを単に青春時代を懐かしむだけでのものでは無く、
常に前向きなパワーと創造力の大切さを教えてくれるものでもあったし、そんなユーミンだからこそ、こうしてSURF&SNOWのステージが続いて来たのだろう。
「ブリザード」や「DESTINY」の振りや客席との一体感は、大げさではなく、歌舞伎の「型」や「見得」の如く伝統芸のように語り継がれていくような気さえした。
自分を含めて観客の誰もが、ユーミンから来年のステージまでの一年間のパワーとビタミンを貰えたに違いあるまい。
何度観ても、“SURF&SNOW”は過去と現在と未来が行き来する素敵なパラダイスである。
TOXIC Audio(トクシック・オーディオ)
TOXIC Audio MEMBER
RENE(バリトン・キング)
PAUL(Eフラット男)
JEREMY(ラップマスター)
MICHELLE(スキャット・ディーバ)
SHALISA(リリック・キャット)
2006/2/5 横浜BLITZ
「2004 DRAMA DESK AWARD Winner」にて、オフブロードウェイ・シアターミュージカル部門受賞。
5人のメンバーで構成された世界初のヒューマン・ボイス・パフォーマンス!
声による楽器やパーカッションとハーモニーでステージが始まったので、最近日本でもよく見かけるやつと同じかぁ…と思っていたら大間違い、流石にN.Y.オフブロードウェイで7ヶ月フルロングランを達成したステージだけはあります、老若男女の観客を楽しませるツボを心得たスピード感溢れる展開と構成で、最後まで突っ走ってくれました。
一本調子になるであろうと思われるアイデア(レコードの回転数の変化やテレビ番組の変化を声だけであらわす…etc)も、彼らにかかるとセンス良く品のあるパフォーマンスになるから、ホント拍手もの!
日本人の観客を楽しませるために、かなり日本語ネタ(ルパン3世、笑点、ウルトラマンetc)を入れていたのは、サービス精神のあらわれだとは思うのですが、そのネタが媚びたり嫌味にならない所も彼らの素晴らしさなのでしょう。
もう少し英語ネタも聞きたかったかなぁ…と。と言っても、英語を100%理解出来る訳ではない(せいぜい60%位)のですが…。
このパフォーマンス全てのベースともなるハーモニーの力量があってこその、コメディーやブラックジョークやダンスだったんだと言う事が、ラストの「STAND BY ME」と「上を向いて歩こう」の掛け合いで、何となく分かった気が…情景が浮かび、涙が溢れてくるアカペラでした。
いつかは、N.Y.で観てみたいなぁ…。
涙の河
忘れたい思い出と 忘れられぬ思い出
2つの思い出 抱きしめながら
季節めぐる
帰り来ぬ日々も やがて来る日々も
人それぞれに 留めるものは 違うはず
涙の河を渡ったら
微笑みの国が 待っている
そう 信じてみたいから
笑顔 忘れない
手放しの喜びと ふってわいた喜び
2つの喜び 抱きしめながら
時は過ぎる
その裏側には 哀しみの亡霊
人はそれゆえ 憎しみ合って 傷つける
涙の河を渡ったら
微笑みの国が 待っている
そう 思えば 生きられる
笑顔 忘れずに
One Side
君への想い 抑えきれずに
高鳴る胸 噴火寸前
未だ知らぬ そのぬくもり
夢に見る 熱いHUG
世界の誰もが 羨むような
そんな幸せ あげたい
瞳は 星の輝き
ハートは 海の深さ
永遠は すぐそこにあるのに
届かぬ 距離感(ディスタンス)
離れるほどに 激しくなるよ
心拍数 高まるばかり
お互いの未来ならば
ベクトルは 同じはず
世界の人から 嫉妬されても
僕は必ず 守るよ
始まった ラヴ・ストーリー
平凡じゃ つまらない
シナリオは 完成したけど
切ない 距離感(ディスタンス)
エトランゼ
目覚めれば そこは異国の街
見知らぬ出逢い 待っている
ありきたりの日常も
変えがたい暮らしも
思い出の中に 消えていく
だから エトランゼ
船でも列車でも飛行機でも
旅立つ仕度は 簡単に
着のみ着のまま
人生だって…
行き急ぐスピードは 個人差
思いのままに従って
捨て鉢だった日常も
仕方ない暮らしも
笑顔で GOOD-BYE 言い放ち
そして エトランゼ
北でも南でも最果てでも
旅立つ場所は 選ばずに
投げた サイコロ
人生だもの…
天から差す光
砂浜は ただ白く 砂浜は ただ長く
ここは 永遠を 教えてくれる島
人は海から生まれ 海に還る
そう 信じられる
無限の力に満ち溢れた 世界
木々も鳥も魚も
人は小さい…
空からはひとすじに 一本の途がある
いつか 永遠を 教えてくれるはず
人は海から生まれ 海に還る
そう 思いのまま
空と海の青 溶け合って一つに
天からは光差す
人は儚い…
Five Season
春でもない 夏でもない 秋でもない 冬でもない
君は 僕だけの Five Season
春 さくら 夏 花火
そして 君は 僕だけの季節
めぐり逢った偶然を 必然に変えて
僕らは歩き出す 標ない旅
生まれた街に 手を振りながら
笑顔 土産に
見知らぬ街へと
秋 もみじ 冬 吹雪
そして 君は 僕だけの季節
愛を誓い 真っ直ぐに 見つめればいいよ
僕らの未来(あした)には 何が待ってる
ワクワクするね 君と2人で
感じてみたい
永遠の一秒
春でもない 夏でもない 秋でもない 冬でもない
君は 僕だけの Five Season
ずっと ずっと
ずっと ずっと 君が好きで いつも心 震わせていた
君を思う 夜は長く されど 思い 届かなかった
携帯電話 君のアドレス 消せずにいるよ
もう変わっているかも知れないのに
そんな僕が 悲しいね
あの日の事を 覚えているよ
初めてのデートの日
ときめく胸は まるで初恋
何年振りの純情
思い出だけを 抱きしめて
すれ違うのは 時間と気持 やるせないほど
ただ 君が好きだから 言い訳だね
そんな僕は 愚か者
戻せないのは 分かっていても
もう一度 戻りたい
雨の降る日も 風の吹く日も
積み重ねていく日常
君の幸せ 祈りたい
ずっと ずっと 君が好きで いつも心 震わせていた
君を思う 夜は長く されど 思い 届かなかった
トマト・ケチャップ
いつでも君は かけ過ぎなんだ
トマト・ケチャップ
大好きなのは 分かるけど
口の回りが 真っ赤だよ
まるで子供みたい いったい幾つ…!?
フィッシュ&チップスのフライド・ポテト
美味しそうに 頬張る君
君と2人で ずっと居たいな
そんな君が 大好きなのさ
やっぱり君は 憎めないんだ
無邪気な笑顔
許してしまう 何故だろう!?
天然なのが 可愛いね
甘く 瑞々しいな トマトのように
オムライスに描いた ハートのマーク
美味しそうに 頬張る君
2人一緒に いつか暮らそう
テーブルには トマト・ケチャップ
PAIN
降り続く雨に 心投げ出し
過ぎ去りし日々に 思いを寄せる
もう 2度と繰り返さない
そう 決めていたのに…
この胸の痛みは 今 再び あの日のままに
素直になれず 頑ななままで
終わってしまう そんな愛じゃなかった
けれど それが 運命(さだめ)
受け入れるだけ
感謝の気持は 変わらないから
笑顔で言いたい 手を差しのべて
もう 誰も愛せやしない
思い続けていた
救ってくれたのは 貴方の愛 それは真実
素直でいたい その腕の中で
永遠を信じ 甘い痛みのままで
だから それも 運命(さだめ)
もうすぐ夜明け
イルカ岬 (STRADBROKE ISLAND)
人の心は変わることなく
感謝の気持 忘れない
夢の続きは 青い海原
どこまでも 白い砂
生まれた国を 遠く離れて
君と旅する
解き放たれた 素直な思い
触れる 優しさ
無邪気な笑顔 誰でも 同じ
手が届きそう 野生のイルカ
教えてくれた
生きてる事の 素晴らしさ
生きていたなら 必ずいつか
願いが叶う そう 信じたい
何億年の 時を隔てて
木々たちは 教えるよ
生まれた島は 小さいけれど
変わらぬ歴史
暮らす人たち 変わりはしない
触れるぬくもり
きっと海から 小さな命
僕等と同じ 野生のイルカ
教えてくれた
愛する事の 大切さ
TA-SU-KI
君の想いが僕へと続き
僕の想いが君へと続き
その想いは 未来(あした)へと続く…
限りない人の世を信じるならば
必ず伝わる心と心
自分の力を信じれば
永遠は見えるはず
苦しみの後に笑顔があるから
耐えられるよ
誰も独りじゃない
手から手へ繋げていこう
思い思いの色の TA-SU-KIを
次の人へと!
後悔は誰にでもあるはずだし
やり直しなら step by step
力を合わせてやっていこう
ゴールへと真っ直ぐに
悔しさをバネに 負けない強さ
見つけるはず
だからこそ 大切なんだ
信頼は 絆にかわる
思い思いの色の TA-SU-KIが
見えなくたって!
君の想いが僕へと続き
僕の想いが君へと続き
その想いは 未来(あした)へと続く…
Beyond
君の行く手には 沢山の出来事
喜びも 悲しみも 待っているだろう
恐れ知らぬ 少年の心
持ち続けて ただ ひたすら
明日へと 繋げたらいい
Beyond the Sea 海を越えて
Beyond the Sky 空を越えて
自由の翼広げて 好きな所へと
迷い続けても 答えは必ず
悔しさの涙さえ 微笑みの糧
汚れ知らぬ 凛とした心
忘れないで ただ 真っ直ぐ
前を見て 振り返らずに
Beyond the Sea 海を越えて
Beyond the Sky 空を越えて
果てない夢を求めて 羽ばたいて欲しい
Beyond the Sea 海を越えて
Beyond the Sky 空を越えて
自由の翼広げて 好きな所へと
Beyond the Sea 海を越えて
Beyond the Sky 空を越えて
果てない夢を求めて 羽ばたいて欲しい
GINZA GINZA
そこはかつて川だった
人知れず 恋人達が逢っていた
叶わぬ愛に身を焦し
届かぬ人に 思いを寄せた
時は流れて 人の心は変わっても
変わらぬままに いて欲しい
いつの時代も 男と女
愛し愛され 結ばれて
それが一夜の愛だって
永遠感じる夜ならば
生まれた甲斐も あると言うもの
GINZA GINZA 今夜もきっと
GINZA GINZA 夢か現か 千鳥足
夢はいつでも儚くて
だからこそ 人は何度も追いかける
キラキラ光る 宝石も
心次第で 変わってしまう
時はひたすら 待ち人のため 刻むから
思い思いの生き方で
いつの時代も 流れて欲しい
シャンパングラス飲み干せば
それは一夜の夢のはず
泡と消えても 仕方ない
きっと何処かに 辿り着くから
GINZA GINZA 今夜もきっと
GINZA GINZA 漂う船は 難破船
actually
笑顔を忘れた子供たち
見つめる視線 どこか はかなげ
事実を伝えるニュースでも
心の中は 映せはしない
生まれた事実を喜べる
素直な気持ち 忘れないよう
自由でいられる その意味を
あたり前だと 思っちゃいけない
僕の手に 君の手に
限りない 可能性
誰も皆 生きている
この地球(ほし)は 碧く輝く
だからこそ 信じなきゃ
未来へと続く道…
生まれた国から 伝えよう
思いの果ての 愛する心
事実はいつでも 変えられる
人の願いは 奇蹟を起こす
楽園はないと思わずに
先ずは 自分で 思い描こう
笑顔で伝える 「ありがとう!」
言葉の壁も 越えられる
僕の手に 君の手に
夢色のメッセージ
誰も皆 愛してる
この地球(ほし)は 碧く輝く
大切に 守らなきゃ
未来へと 続く道…
島育ち
人の世の 悲しみも
人の世の 慶びも
くり返す波のよう
いつの日も 絶え間なく…
もう一度生まれても
出逢えると 信じたい
青空は 知っている
吹く風は 南風
歌い継がれた 島唄弾いて
酔えば 楽しい
島育ち
目を閉じて 思い出す
微笑みは 変わらない
争いの その果てに
あるものを 知りながら…
もう一度 生まれても
ぬくもりに 甘えたい
コバルトの 海の色
潮風(かぜ)に舞う 紅い花
飲めや 踊れや 三線弾いて
心ひとつに
島育ち
生きる…
笑顔が一番似合うから
いつでも笑っていなくちゃね
昨日が どんなに辛くても
今日は必ず やってくる
明日につなげる そのために
僕らは 生きている
そう 思うんだ
人それぞれに 思いがあって
人それぞれの 夢もあって
だから優しくなれるんだ
限りある命 だからこそ大切に
心のままに生きること
誰もが願う事だけど
傷つく事に慣れ過ぎて
臆病なんだ 僕たちは
未来のために 出来るはず
些細な想いと
あきらめないで
人それぞれに個性があって
生き方ならば違うけど
きっと優しくなれるから
認め合えるはず 世界中の誰もが
もう一度
Kiss again 戻ってくると 信じられていたから 私
強がってみせただけ いつわりの微笑み投げた
夏の余韻が 心をかすめ
過ぎ行く季節 秋に背を向け
真実だけに心重ねて
朝が来るのを待っていた
もう二度と逢えないなんて
誰が決めたのでしょう
とまどいは ただの演技と思い込ませた
Lost love
Hold on me 偽りならば ぬくもりは見せかけと思う
好きだから伝えたい 当り前 そんな強がり
秋の気配は容赦ないから
やがて来るのは冬の木枯らし
いたわる事は思いのままに
ただひたすらに見過ごした
もう一度逢うことだけを
胸に抱き 生きていく
哀しみは 成り行きだから いつか必ず
Love again
連 鎖
過ぎていく時間 止められるはずもなく
もう 逢えないね でも 逢いたくて
くり返す 心のさざ波
悪いのは全て僕だと 言い聞かせても
取り留めがないけど
こんな自分 初めて知った
痛いほど 君が愛しい
街中に幸せが 溢れる時間 降り続く粉雪
このまま 眠りにつけたら どんなに幸せだろう
ただ 君の夢を見ていたい…
悲しみのWaltz 独りで踊るけれど
あの ぬくもりは もう 遠過ぎて
届かない 残酷な現実
強がりは 捨てられなくて
空回りする 不可思議な感情
こんな自分 初めて知った
切なくて 君を想うよ
街中に優しさが 溢れる時間 降り続く粉雪
このまま 眠りにつきたい 一夜の夢に抱かれて
ただ 君は微笑み続ける…
ALWAYS 三丁目の夕日
監督・VFX 山崎 貴
脚本 山崎 貴/古沢良太
原作 西岸良平「三丁目の夕日」
出演 吉岡秀俊 堤 真一
小雪 堀北真希
三浦友和 薬師丸ひろ子
2005年/日本映画
日本人の不変な心模様を描いた、観る者を穏やかにそして温かくさせてくれる作品。
昭和33年(さすがの私も未だ生まれておりません…笑)、東京タワーが完成する年の東京下町の夕日町三丁目。
父母息子の3人が暮らす自動車修理工場・鈴木オートに、青森から集団就職で上京した少女がやってくる。
向かいに住む、駄菓子屋の店主で、しがない小説家の所には、一杯飲み屋のおかみに元に連れられきた身寄りのない小学生が、ひょんな事からやってきて、一緒に暮らすようになる。
そして、2つの家族(?)の日々が始まる…。
最新のVFX技術により再現された昭和33年の街がリアル(建設中の東京タワーが象徴的…)で、セピアチックな画像と重なって、あの時代を知っている人も知らない人も、言いようも無い郷愁を感じられるのでは…。
昭和33年の庶民のエピソード(初めてのTVや冷蔵庫…)や社会情勢を織り込みながら、2つの家族(?)の物語が可笑しくて哀しくて温かくて切なくて、ホント笑いと涙が交互(役者達の少し大げさな演技も鼻に付かずに心地良いし、子役が笑わせてくれるし泣かせてくれます。)にやってきます。
ただ、良くも悪くもどこかに入り込めない違和感のようなものが見え隠れ(時代と物語の設定のせい!?)するのですが…。
物質が満たされても心は満たされない、物質は満たされなくても心は満たされる、人それぞれの価値観の違いはあるだろうが、満たされるっていったい何なのだろう…!?
★★★☆☆
ナミダ割り
夜空見上げて グラス傾け
乾杯すれば 一日終わる
独り暮らしの 都会の夜が
変わりもせずに 過ぎていく
貴方が逝って 何年経った
片手じゃ足りない 年月が
慣れてしまえば それなりに
人には楽しく見えるかも
だけど 今夜も
ナミダ割り
思い出しては 飲んでます
今頃何処で 飲んでいるやら
あっちの世界は 楽しいですか
こっちの世界も 色々あって
日々の暮らしは 急ぎ足
貴方の笑顔 あの日のままに
変わらずいるのが 憎らしい
気がつきゃ 越えた 年だから
姉さん女房になっていた
されど 変わらず
ナミダ割り
今夜も一緒に 飲みましょう
僕の中の君、君の中の僕
言えないままに 過ぎてく時間
言いたいのに 「好きだ…」
逢えない事より 言えない自分
独りよがりの気がしてならない
この空の果てにあるのは
限りない愛
真実の扉 開けるのは
簡単かも知れない
朝日がやがて昇るよ
目覚めた君に届くだろうか
僕の中の君
一番大切な人と思い続けた
近くにいると 分からなくて
言えなくて 「好きだ…」
手を伸ばすだけで 届くけれども
微妙なほどに 2人のディスタンス
この海の果てにあるのは
限りない愛
素直な笑顔見せたなら
簡単かも知れない
季節はめぐりめぐるよ
初めて逢った 桜の頃に
君の中の僕
一番大切な人であるはずだから
僕の中の君 君の中の僕
今なら 伝えあえる
プライドと偏見
監督 ジョー・ライト
出演 キーラ・ナイトレイ
マシュー・マクファディン
ブレンダ・ブレッシン
ドナルド・サザーランド
ジュディ・デンチ
原作 ジェーン・オースティン「高慢と偏見」
2005年/アメリカ・イギリス映画
原作「高慢と偏見」の舞台を現代に置き換えて大ヒットしたのが、かの映画「ブリジッド・ジョーンズの日記」。
今回は原作のままに、18世紀末のイギリスが舞台。5人姉妹がいるベネット家に巻き起こる「恋と結婚」をめぐる、様々な事件…。
主人公の次女エリザベス役のキーラ・ナイトレイは、その役どころである勝気さと可愛さがぴったり。恋の相手であるプライドの高いダーシーと、誤解やすれ違いをくり返しながらも、ハッピー・エンドを迎える。
ストーリーは単純なのだが、やはり18世紀末のイギリス、ゆったりとした穏やかで豊かな気持ちにさせてくれる。
オール・イギリス・ロケによる雄大な自然と豪華なお城は、一見の価値あり。その美しさと奥深さに驚きと感動!
名女優ジュディ・デンチの演技は、やはりの存在感なのだが、そのシーンだけが浮いてしまっているような気も…。
時には、200年以上前のストレートでロマンチックなストーリーに浸ってみるのも良いかも!
★★★☆☆
カシミアな夜
この都会(まち)で出逢えた
2人の奇蹟を
永遠にするために 僕は歌う
ただひたすらに 待ち続けても
叶わぬ願いがあるとしたって
最後まで 希望を捨てずにいたい
Sing A Song For You...
そのぬくもりは カシミア
寒ささえも 忘れさせてくれる
愛のチカラ
一緒に朝まで…
この都会(まち)が大好き
降りだした雪は
僕達に舞い降りた 天使の羽
今 死んだって 後悔しない
おおげさではなく 君がいるから
何度でも 出逢える気がしているんだ
Sing A Song For You...
その手触りは カシミア
寒ささえも 忘れさせてくれる
愛のチカラ
一緒に朝まで…
ビッグ・スウィンドル!
監督・脚本 チェ・ドンフン
出演 パク・シニャン
ヨム・ジョンア
ペク・ユンシク
2004年/韓国映画
とにもかくにも、脚本が面白い!観終わってしまえば、かなり単純なストーリーなのだが、観ている最中はまるでタイトルのようにスウィンドル(騙し、詐欺の意)にあっているよう…(笑)。
1996年に実際に起きた未解決の「韓国銀行事件(何物かによって当座手形が偽造され、8億ウォンが引きだされた…)」に着想を得て作られた作品。
交差する現在と過去。登場人物それぞれがバラバラであるかのように見えながらも、そのワン・ピース、ワン・ピースづつを集めていくと、一つのジグゾーパズルが完成する…そんな映画。
アメリカのB級アクションぽかったり、かつての日活のアクション風だったり、古いんだけど新しい…ごちゃ混ぜ感たっぷりの映像が不思議な感覚。
個人的には、登場人物の描き方がワン・パターンな気がしたのと、もう少し原色感が欲しかったけれど…。
★★★☆☆
星のない夜
悪いのは僕なのに 全て 僕なのに…
君の優しさに甘えてばかり 最後の最後まで
星のない 暗い夜 そんな夜を選んで
この街を離れてく 思い出を抱きしめて
夢と現実 それは あたりまえ
だけど 飛び出してみたかった
大きな世界へと
わがままばかりで ゴメン
幸せにできなくて…
独りなら何とでも そう 思い上がり
君の優しさが うっとうしかった そんな事もあった
引き潮と満ち潮が くり返す海のよう
この街は好きだけど この街じゃ 叶わない
夢と現実 それは あたりまえ
だから 飛び出してみたかった
新しい世界へと
わがままばかりで ゴメン
幸せにできなくて…
死にたい… 生きたい…
「死にたい…」と泣く人 「生きたい…」と泣く人
それぞれの涙
限りない願いと 限りある時間
思い違えど 人は誰でも
生まれて 生きて 死んでいく
まわるまわる 季節の中で
苦しみ 悲しみ そして 喜び
幸せと不幸せ 明日の事は 分からない
「死にたい…」と泣く人 「生きたい…」と泣く人
現実は いつでも 苛酷だけれど
いつか必ず どこかで逢える
穏やかな笑顔 そう 信じたい
心の窓は閉めたりせずに
受け入れながら ゆっくりと
めぐるめぐる 季節のように
あなたは いつでも 素直になれる
今日の日は一度だけ 儚い夢と 思うまい
「死にたい…」と泣く人 「生きたい…」と泣く人
現実は いつでも 試練のように
立ちはだかって 阻むけれど
穏やかな気持ち 持ち続けなきゃ
「死にたい…」と泣く人 「生きたい…」と泣く人
双数姉妹「君はヲロチ」
脚本・演出 小池竹見
出演 今林久弥
山下禎啓(花組芝居)
小林至 井上貴子
帯金ゆかり(北京蝶々)
伊藤伸太朗 / 松本大卒(チャリT企画)
2005/12/10 新宿THEATER/TOPS
初めて見る早大劇研出身の「双数姉妹」。劇団として初めての時代劇ではあるらしいのだが、あとの半分は現代劇の「君はヲロチ」。
新宿の礎を築いた男、鈴木九朗に降りかかる大蛇の呪い。そして、現在も生きる愛と金にまつわるヲロチの報い…過去と現在が繋がる…。
とてもストレートで分かりやすい作品であったし、笑いも涙も散りばめられていたが…。
劇団員と花組芝居の役者に女形を演じさせたり、黒子の2人にMC役をさせたり、脚本や演出にも努力の意図が感じられはしたが、初演と言う事もあり、未だ整理されておらずに、その思いが伝わってこないもどかしさが若干あった気がした。
再演、再々演を重ねて、よりエンターテインメント性の高い作品にしてもらいたいし、それが出来る劇団であると思う。
涙あり笑いあり、そして分かりやすいエンターテインメント性を持った作品を上演するのは、観客が一番喜ぶし、劇団として人気が出る一因になるとは思うが、他の劇団や脚本・演出との差別化がとても難しいのではないだろうか。
固定客以外が観たくなるような劇団に成長していくのは、本当に難しいと思う。
脚本・演出の小池氏のこれからのスケジュールを見ると、大衆演劇の演出や商業演劇の脚色の仕事も入っているようである、そこから得られる何かを今後の「双数姉妹」に活かして貰いたいし、それがこの劇団の個性になっていく事を期待したい!
Don't cry for me.(流れ着いたMANHATTAN)
降り止まぬ雨 もう3日
マンハッタンは 涙色
途切れ途切れの 思い出
記憶はどこか 不確か
チャイナ・タウンのざわめきも
どこか そらぞらしくて
窓から見下ろす街 他人の顔
Don't cry for me 誰も責めたりしない
ここに流れ着いたのも きっと運命(さだめ)
ありきたりの プロセス だけど…
サイレンの音 夢のよう
過去と未来が 交差する
一人歩きの ソーホー
変わってしまった ギャラリー
過ぎ去った日は 美しく
だけど どこか 哀しい
願いを叶える 街 見知らぬ顔
Don't cry for me. 独り生きていくから
ここに流れ着いたのは きっと運命(さだめ)
従うのは 必然 だから…
Don't cry for me.
Don't cry for me.
追いかけてこないで…
ハートのかけら
雨の街に飛び出したら
身も心も洗い流せる
そんな思いにかられながらも
この部屋を出られない
あれから何度の季節廻った?
クリスマス・ソングを聴いた?
当り前のように 過ぎた時間
だけど もう…
涙の理由(わけ)を聞いてもくれない
そんな2人の関係
散らばった ハートのかけら
繋げても 元に戻らない
やがて雪に変わる天気予報
凍える身体 切ない
心ならず すれ違うと
まだどこかで思ってしまう
微かな願い 託したけれど
疑いは満ちていく
初めて出逢った あの日のように
素直な気持ちはどこに?
幸せな時間は 時の彼方
だから もう…
旅立つ理由(わけ)は 聞かなくてもいい
独りで生きていくから
散らばった ハートのかけら
集めても 幾つか 足りない
やがて雪に変わる天気予報
悲しいほどに 愛しい
LIFE
どんなに愛していても 届かぬ愛がある
どんなに願っていても 叶わぬ夢がある
だけど人は その都度 強くなろうとする
負けないチカラを 胸に刻み込むように…
出逢いと別れ くり返すのは
生きるための 試練だから
迷わずにいこう 後悔せずに
やがて来る 朝のために
目標を見失っても いつかは見えてくる
それぞれに価値観は 異なるはずだから
きっと人は いつでも 生まれ変われるんだ
諦めずにいれば 笑顔だって 戻るから…
絶望の淵 歩いていても
生きる事を 続けなきゃ
ゆっくりいこう 一歩ずつでも
きっと来る 朝のために
毎日が新しい
心の傷み 感じた夜も
目覚めれば そこには 新しい笑顔
君はどんな日にも 前向きでいるから
そのパワーが 僕のパワー
マルチ・ビタミン
君と出逢って 僕は変わった
確かに そう 思える
偶然じゃなく 必然の関係
正直に言える
叫びたい 「大好き!」と
家路はいつも 足は軽くて
こんな事 生まれて初めての 感覚
君はどんな時にも 自然でいられるね
その真実が 僕の真実
飾らない夢
君と暮らして 僕は気付いた
ゆっくり そう 一歩づつ
偶然じゃなく 必然の関係
毎日が新しい
叫べるよ 「大好き!」と
宮古の風
白い砂浜 青い海
瞳を閉じても 思い出す
生まれて初めて 来た島は
心優しく 迎えてくれた
宮古に吹く風 あたたかい
聴こえる 三線 懐かしい
時は流れど 変わらない
誰もが夢見た 安らぎを
生まれて初めて 知りました
心豊かに 生きてくチカラ
宮古に吹く風 あたたかい
聴こえる 島唄 懐かしい
紅いサンゴは 龍宮城
おとぎの世界は 嘘じゃない
無邪気なあの日の 夢さえも
信じられるよ あの日のままに
宮古に吹く風 あたたかい
美味しい 泡盛 忘れない
おじぃとおばぁ 誰も皆
心を寄せ合い 暮らしてる
いつかは必ず 戻りたい
島の時間は 変わらないはず
宮古に吹く風 あたたかい
優しい 笑顔 忘れない
reborn
どこまでも続く ラビリンス
夢はどこに 消えた
限りない思いと 限りある時間
溜まるだけの ストレスとプレッシャー
だけど 歩いていかなきゃ
自分の足で
reborn 心次第で 目覚めれば また最初から
reborn 新しい朝 太陽は パワーをくれる
間違えて乗った 列車なら
乗り換えればいいよ
速さなどいいから 直感を信じ
積もり積もった ストレスとプレッシャー
誰も抱えているけど
見方変えよう
reborn 笑顔次第で 運なんて 変わるはずだし
reborn 星空の下 月だって パワーをくれる
トゥルーへの手紙 (A LETTER TO TRUE)
監督・脚本 ブルース・ウェバー
製作総指揮 ナン・ブッシュ
出演 トゥルーをはじめとするゴールデン・レトリバー ………
80年代に写真家としてデビュー。カルバン・クラインの広告キャンペーンで“ファッションをアートに変えた男”と評され、写真活動とし並行して映画制作を続けてきた、ブルース・ウェバーによる監督・脚本のドキュメンタリー映画。
愛犬トゥルー(TRUE…真実)に贈る、ウェバーから親友トゥルーへのラブ・レター。
現存する犬と人間が関わる映像やエピソードをコラージュしながら、トゥルーへの想い、アメリカの抱える問題、そして静かに平和を訴える。
まるで写真集がそのまま動き出したような、美しく愛情溢れる作品。
喜びと悲しみ、幸せと不幸、笑顔と涙…全ては背中合わせで、紙一重。人間は何て悲しくて寂しい、そして虚しいのか…。
でも身近にある小さな“愛や希望”…それだけで人は幸せになれるのかも。
映像と音楽やナレーションのコントラストが素晴らしく、今回ばかりは字幕なしで観れたら、どんなに良いかと…。
★★★☆☆
SAYURI 原題「The Memoirs of Geisha」
監督 ロブ・マーシャル
原作 アーサー・ゴールデン 「Memoirs of a Geisha」(1997)
総指揮 スティーブン・スピルバーグ
出演 チャン・ツィイー
渡辺謙
ミシェル・ヨー
役所広司
コン・リー
桃井かおり
工藤夕貴
とにかく、ハリウッド映画でありながら、ほとんどを日本人と中国人キャストで映画を製作・完成させた、製作総指揮のスピルバーグ氏と監督のマーシャル氏に拍手…!!
映画『SAYURI』は、貧しさゆえに置屋に売られた少女、さゆりが過酷な運命に翻弄され、真実の愛が希望へと導く純愛物語。
噂によると、さゆり役には日本の有名女優もオーディションに参加したらしいのだが、結局主役は、チャン・ツィイーに…。
日本人から見れば、ドラマ「大奥」の如く、女同士の恨み、嫉妬、妬みが絡み合う古典的なテーマが物語を構成していて見慣れた内容でもあるのだが、果たして欧米ではどう思われるのか、両極端な評価がされるような気もしないでもないが…。
確かに、欧米人が思い描くオリエンタルな感性が美しく、思いのままの映像を彩っていたが、日本人から見れば、そこは京都(映画では都…)ではなく、中国の細い路地であり、出てくる芸者も日本髪ではなく不思議なヘア・スタイルと着物の着こなしのジャパニーズ風チャイニーズのイメージ(さすがに工藤夕貴だけは、日本髪を結い舞妓のイメージだったが…。)で、何か興ざめ…。
2002年に「シカゴ」で最優秀作品賞を受賞したロブ・マーシャル監督、淡々として、どこか侘び寂さえ感じさせるような映像美は認めるのだが、折角なのだから、私的にはもう少しありのままの日本を描いて欲しかった気がしてならなかった。
全編英語(所々に日本語は出てくるのだが…)は違和感なかったし、出演者の英語のセリフもこ慣れていたが、果たしてこの英語力が日本人だけでなく、欧米人にも通じるものなのか!?
日本人の中では、芸妓おカボ役の工藤夕貴の英語力は、さすがだと思ったが…。
置屋のお母さん役の桃井かおりは、日本のいつものままのイメージで英語を話す貫禄と言うか存在感に、個人的に拍手!!
主役のチャン・ツィイーは、儚くもありながら凛として、日本人と言うよりもオリエンタルな美しさ…これでまたハリウッドでの人気は上がるのだろうなぁ!?
良くも悪くも、ただただ美しい映像美と欧米人の思い描く日本を感じられる映画…。
★★☆☆☆
全ては…
くり返す悲しみ 押し寄せる孤独
どうしようもない嘆きの中
時は流れ 地球は回る
笑顔を忘れた 子供たち
誰のせいにも出来ない
だけど 信じたい 幸福の時間
人それぞれに 降り注ぐ 永遠のきらめき
何のために生まれてきたの?
苦しむためじゃない
全ては 必然
だから 生きられる
いつだって比べる 幸せの尺度
価値観の違い 気付きもせずに
ただ平等に 時間は過ぎる
戦火におびえる 子供たち
誰に責任を問うの?
だけど 信じたい 安らぎとぬくもり
人それぞれに 思い出す 記憶なら永遠
何のために生まれてきたの?
逃げ出すためじゃない
全ては 必然
だから 生きられる
ロング・グッバイ
港が見える この公園で
初めて逢った日の事を思い出していた
あれから何年経ったのだろう
季節は何度巡っただろう
重なり合う思いと 離れていく心
取り留めのない日々の 繰り返しの中で
積み上げた 現実
人はそれぞれ 違う生き物なのに
誰もが許せる事を 許せなくなった 僕等
ただ 素直になっただけ…
ロング・グッバイ
今でも好きな 気持ちのままに
船は港を離れてく そう ゆっくりと
思い出達は きらめきながら
映画のように 笑顔と涙
重なり合う願いと 離れていく心
当り前の日々も 楽しかったけど
押し付けの 優しさ
人はそれぞれ 違う生き物なのに
誰もが思える事を 思えなくなった 僕等
ただ 素直になったから…
ロング・グッバイ
湘南哀歌(エレジー)
葉山 鎌倉 海沿いを
走れば 何故か 思い出す
愛した人の 口ぐせが
ふいに出てきて しまうから
朝日と共に 波を求めて
がむしゃらだった 青春の日よ
優しさ足らず 失ったもの
俺の心に 残る 面影…
小雨に煙る 江の島が
泣いているよに 見えてくる
愛した人に 伝えたい
未練と言えば そうだけど
若さのせいに する訳じゃない
愚かな奴の 戯言だから
思い出足らず 季節巡れど
お前の笑顔 今も愛しい…
2人が住んだ あの部屋は
今も変わらず あるだろか
東海岸 茅ヶ崎は
7年前で 止まってる
あの頃のまま えぼし岩なら
沈む夕陽に 涙が滲む
情けないほど 弱い自分を
初めて知った 湘南哀歌(エレジー)
心の島
目を閉じて 思い浮かべてごらん
青い海と白い砂
どこか遠くて だけど近くて
懐かしい あの風景
夢に疲れて ひと休みでも
陽はまた昇る
繰り返しだと思っていても
きっと 叶うから あきらめないで
心の島は 君の故郷(ふるさと)
心の島は 誰の胸にも
心の島に いつか 帰ろう!
悲しみの果てにあるのは
青い空とそよぐ潮風(かぜ)
いつもどこかで 見守っている
変わらない 一番星
生きることなら 誰でも同じ
光も影も
波は永遠 寄せては返す
人の思いをのせながら いつか導く
心の島は 目に見えずとも
心の島は いつも 優しい
心の島よ 誰の胸にも
THE PAST
2人の未来占ったのは 出逢って直ぐの夏の事
よく当たるって評判で
何とかの母って呼ばれてたっけ
良ければそれは信じるし
悪けりゃそれは信じない
なすがままの生き方 それで良かったから
過ぎ去れば あっという間だけど 遠い記憶
今 こうして 君を抱きしめ 重ねるくちびる
あの日と ちっとも変わっちゃいない
思い募るばかり…
これから先も同じように 2人は生きていくのかな
海の近くに家を建て
時計など要らない暮らし
いつのまにやら ベクトルは
同じ方向みたいだね
否定など出来ない どんな生き方でも
過ぎ去った日々は 美しいと 思えるはず
まだ夢なら 途中なんだと 重ねる毎日
答えは 死ぬ時 分かるはずだし
穏やかに 生きていこう…
ひとつのおわりは、ひとつのはじまり
哀しい事と 思わずいよう
出逢えた事に 感謝をしたい
空の碧さも 海の深さも
時の流れに 負けたりしない
真っ直ぐに ただひたすらに
情熱を 求めて 生きていかなくちゃ
「ありがとう」 笑顔で言えば
また出逢えるよ ときめきの彩(いろ)
ひとつのおわりは ひとつのはじまり
その度毎に 生まれ変われるよ
不幸な事と 恨まずいよう
優しくなれる どんな人にも
星はきらめき 明日へ導く
朝は必ず やってくるから
騙されて 落ち込んでても
騙すより 確かな 自分信じたい
微笑みを 絶やさずいれば
また訪れる 至福の時間
ひとつのおわりは ひとつのはじまり
その度毎に 夢に近づく
疾走
鳴り止まぬ警告の鐘
消されてく 真実の轍
やり場のない叫び
押し付けられる ハイ・プレッシャー
安らまない心 夜毎眠れず
だけど
走れ 走れ ゴールなど 決めなくていい
走れ 走れ 今を生き 朝に向かって
永遠はありえないけど
永遠の感覚は持てる
ドラッグでも得られない
快感と言う 自己・TRIP
誰にでもあるはず 愛と欲望
だから
走れ 走れ ゴールなど 決めなくていい
走れ 走れ 今を生き 明日に向かって
走れ 走れ ゴールなど 決めなくていい
走れ 走れ 今を生き 明日に向かって
海想(かいそう)
遠く海鳴り聞こえてる
独りテラスで何想う
寄せ来る波は マタドール
縦横無尽 立ち向かえ!
ヨーソロ ヨーソロ 漂いながら
ヨーソロ ヨーソロ 何処へ往く
海よ 教えて その先に
どんな試練が待ってるの?
されど海鳴り鳴り止まぬ
過ぎた歳月 夢まくら
紅いサンゴは 薔薇の花
海中静か 咲き誇れ!
ヨーソロ ヨーソロ 人生ならば
ヨーソロ ヨーソロ 波の上
海よ 教えて その先に
どんな希望が待ってるの?
音楽朗読劇「茶色の朝」
語り 飯原道代
ピアノ演奏 相原真理
作曲 日高哲英
台本構成 実村文
演出 富士川正美
2005/11/11 コア石響
演劇を中心とした様々なジャンルのメンバーが集まる創作集団モミュスが、年1回四谷のコア石響で行う自主公演の第4回目。
クラシックの既存曲数曲と、この舞台のために新たに作曲されたピアノ曲に合わせての朗読劇。
観客が50人程度の小さな空間なのだが、見慣れた小劇場と言う空間ではなく、舞台美術も含め、洒落たサロンに招かれたと言う感じ。
フランク・パヴロフ作「茶色の朝」を中心として構成された痛烈なファシズム批判の世界は、口跡の素晴らしい飯原道代(劇団俳優座)さんの朗読により、耳に心地良く響き、時として感じる怖さや冷血さは、その感情を表すピアノ演奏と一体化していた。
観終わって外に出ると、不思議な余韻と11月の少し冷たい夜風が気持ち良かった…。
晩秋
色づく木々は 秋の深まり
冬の訪れ 教えてくれる
夏の記憶も 消せないままに
時は過ぎゆく
私独りを 置き去りにして
ぬくもりを探すけれど
貴方はいない
夜の長さが 心にしみる
逢えない時を 重ねてみても
二人の思い 重なり合わぬ
風も冷たく やがて木枯らし
移ろう季節
渡り鳥なら 飛び立てるのに
大空を求めるほど
貴方は遠く
夜の深さは ただ蒼白い
枯葉のように 漂いながら
身を任せ生きてくこと
今 できる術
やがて来る春…
Stand Up your LOVE and FUTURE!
君が泣いたら 僕も悲しい
君が笑えば 僕も嬉しい
全ての思い分け合って
生きていきたい これからずっと
気分はいつでもプラス思考
うつむいていたら 涙 流れるばかり
素直な気持ち 大切に
世界を僕等の味方にしよう!
Stand Up your LOVE and FUTURE!
最後に女神は 教えてくれる
君の悲しみ 僕も unhappiness
君の喜び 僕の happiness
生きてる事を楽しもう
どんな時でも 自分らしさを
笑顔をいつでも絶やさないで
夢は叶うんだ 信じ続けてみよう
疲れる時もあるけれど
全ては必然 思えば平気!
Stand Up your LOVE and FUTURE!
最後に女神は 微笑むはずさ
恋するAsia
何処にいたって 出逢ってたはず
2人の運命(さだめ) 決められていた
過去も未来も 赤い糸
廻り巡って 愛し合う
言葉の壁は 目と目の会話
一つの思い 重ねるよ
恋するAsia ソウル 台北 上海 サイゴン
ここは東京 Far East
椰子の木陰の 海辺の町も
砂漠の果ての 見知らぬ町も
同じ地球上だから
巡り巡って 抱(いだ)きあう
肌の色なら違っていても
心の色は 違わない
恋するAsia マニラ バンコク ムンバイ テヘラン
ここは東京 Far East
Song Angel
Song Angel いつまでも忘れない Song Angel 永遠にこの胸の中…
歌う事が全てだった 声の限り ふりしぼって
祈るだけの日々の中も
心細さ 歌にかえて
誰も奪えやしない 貴女の夢も希望も
苦しみに耐え 涙こらえ
ただ ひたすらに 明日を目指した
強さ…
生きる事は辛いけれど 諦めたら 全て終わる
歌っていれば 痛み忘れ
歌う事で 痛み消えた
誰も忘れやしない 貴女の 澄みわたる声
人を励まし 人を癒し
あの微笑みは 限りなき愛
チカラ…
もう泣かないで つばさ広げ
飛び立つがいい 自由な空へ
高く…
波上哀歌
引き裂かれ それでも絆 なお強く
心音(こころね)は 永遠信じ なり止まぬ
潮風にのせ 届けよ遥か この想い
島は離れて 見えねども
伝えたい 変わらずに
貴方を愛す 私だと
風吹いて 泣いてるような さとうきび
目を閉じりゃ 遊んだ記憶 幼い日
時は流れど 止まったままの この想い
どんなに遠く 離れても
いつの日か その胸に
飛び込み 涙 流したい
夢ならば 醒めてしまえば 諦める
夢じゃない 現実だから 逢いたくて
この海渡り 泳ぎきりたい あの島へ
このまま日々が 過ぎるなら
惜しくない この命
愛する力 限りなく
哀しみの孔雀
もう逢えないと分かってたから
微笑んで言ったの 「ありがとう」
季節はやがて冬になるけど
思い出は この時点で止まったまま
無限の可能性を信じ
生きてきたのに
限りある事も 現実…
飛び立つなら 貴方の腕から
そう決めてたけど
翼 広げられない
このまま独り 生きてくことも
ありかも知れないと思うけど
季節は巡り 春になるから
哀しみは霧のように やがて晴れる
私の中の宇宙ならば
思いのままに
限りない夢を掴める…
飛び立つなら 貴方の腕から
そう決めてたから
翼 広げてみよう
メゾン・ド・ヒミコ
監督 犬童一心
脚本 渡辺あや
音楽 細野晴臣
出演 オダギリジヨー
柴咲コウ
田中民
西島秀俊
2005/日本映画
心温まる作品「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心監督と渡辺あや脚本による第二弾。
“メゾン・ド・ヒミコ”はゲイのための老人ホーム。このホームを建てた伝説のゲイバーのママを父親(田中)に持つ、沙織(柴咲)。
ゲイの父は母と自分を捨てた…彼女はそんな父親を嫌い、その存在させも否定し憎み続け生きていた。
事務員をしたはいるが、お金に困って路頭に迷っていた彼女を迎えに来たのは、若くて美しい男、春彦(オダギリ)…彼は、父の恋人であり、父は末期ガンで余命幾ばくもなかった…。
そして、3人の不思議な関係が芽生えていく…。
これまでも色々な役をこなし評価されてきたオダギリジョーだが、彼の持つ浮遊感と繊細さがこの作品にはぴったり。
田中民には父と母の両面を持つ言いようもないオーラ。
柴崎コウの凛とした目の中にある儚さ。
脇役でありながらも確かな存在感の西島秀俊。
優しさと残酷さ、笑顔と涙、穏やかさと激しさ、現実と非現実…全てが背中合わせなのが日常だと教えてくれる映画。
プリズムのごとく光を感じられる映画。
登場人物の絶妙な距離感が心地良い映画。
★★★☆☆
モンドヴィーノ
監督 ジョナサン・ノシター
出演 ミシェル・ロラン
ロバート・パーカー
ロバート・モンダヴィ
2004/フランス=アメリカ
2004年カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品
ソムリエの資格を持つ映画監督ジョナサン・ノシターによる、ワイン大国フランスで大ヒットした初ドキュメンタリー作品。
「モンドヴィーノ」とは「ワインの世界」を意味するらしい。
ワインって何!?…そう問いたくなる映画。
ワインと共に生きる人たちのドラマが、作り手や評論家、コンサルタントのインタビューや取材から描かれる。
飲み手にとって美味しいと感じる素晴らしいワインとは、自分が選ぶものなのか、与えられたものなのか、それとも値段の高低なのか…この映画で、ワインに対する価値観が変わると言っても言い過ぎではないかも!?
とにかく名言が…
「偉大なワインは詩人の仕事」
「ワインは死んだ!」
「売れるワインこそが全て!」
「世界中の人間を愛する必要はない…」
等々…他にも満載!
“地味”とは土地の味の事らしいのだが、この言葉がキーワードのように何度も出てくる。“派手”の反対語ではないので、あしからず(笑)。
現在の世界経済のシステムやアメリカの一国主義、果てはローマ時代からムッソリーニやヒトラーまで、歴史やら社会問題…ありとあらゆるものが学べる作品。
ワインもグローバリズムの中での単なる一商品なのかと思わされてしまうが、唯一救いだったのは、生活のために先祖から伝えられたワインを作る、1ヶ月60ドルの収入しかないアルゼンチン奥地のインディオのワインが、1年間で数十億ドルを売り上げるワイナリーのワインより、芳醇で美味しそうだったこと…。
ハンディ・カメラによる撮影が多く、ライブ感があり正解だった気はするが、周りで何人かの観客が途中で寝ていたのは、専門用語も多く、上映時間が多少長過ぎた(138分)のと登場人物がめまぐるしく変わるせいかも…!?
開演前に映画館内で買って持ち込んだワインで、良い気持ちになって眠っている観客もいましたが…(笑)。
★★★☆☆
チャーリーとチョコレート工場
監督 ティム・バートン
原作 ロアルド・ダール
脚本 ジョン・オーガスト
音楽 ダニー・エルフマン
出演 ジョニー・デップ
フレディ・ハイモア
ヘレナ・ボナム=カーター 、ノア・テイラー
2005/アメリカ、イギリス映画
40年以上も世界でベストセラーになり続けている「チャーリーとチョコレート工場」を映像化。「シザーハンズ」「スリーピー・ホロウ」等で独特の世界観を作り出した名コンビの奇才かつ鬼才ティム・バートン監督とジョニー・デップ…今回は『ネバーランド』のピーター役で天才子役として世界中から注目を集めたフレディー・ハイモアと作り上げた作品。
原作には描かれていない工場長ウィリー・ウォンカの子供時代も明らかに…。
家が傾くほど貧しい家に、チャーリー・バケット少年は失業中の父と母、そして寝たきりの老人4人の7人で暮らしていた。そのチャーリー少年の家の近くには世界で一番大きなチョコレート工場があった。
ある日、全世界で販売されているこのチョコレート工場で作られたウォンカ・チョコレートの中に、5枚だけ「ゴールデン・チケット」が…このチケットを手にした子供だけが、この工場に招待される。
この工場にはいったいどんな秘密が!?
映像はまさにティム・バートンの世界。暗さと明るさ、モノトーンと原色の対比が動くアートを観ているよう。
ジョニー・デップの怪演は賛否両論かもしれないが、彼の演技力の幅の広さには改めて感激!
工場の従業員である小人のウンパ・ルンパのダンスといろいろなジャンルの音楽で奏でられるコーラスは、思わず身体が動いてしまいそうに楽しいし、必見。
ただ、子供にはそれぞれの教訓の描き方がちょっと難しい気もするし、大人にはちょっと物足りないかも!?
チョコレートを噛む音が耳からはなれない…何て良い音なのだろう(私的にはチョコレートをなめる派なのだが)…とにもかくにも快感(笑)。
チョコレートを食べながら、原作が読みたくなる(原作を未だ読んでいないので…)映画でした(笑)。
★★★☆☆
花*火
人の命の儚さは
絆の強さ 心と心
思いを込めた 打ち上げ花火
一夜の華は 永遠に
同じ時代を この場所で
そして 出逢えた訳だから
私は一生忘れない あなたの笑顔
時間ではない
どんなに強く 生きてこれたか…
それは あなたが 知っているはず
夜空を彩る 花模様
思い届けよ 天空高く
祈りを込めた 打ち上げ花火
そこから見えるはずだから
いつかは逢える そう信じ
涙は今日で 微笑みに
私は今も この胸に あなたの夢を
大切にして 生きている
花火のように…
それが 一瞬の 夢であっても
真夜中の弥次さん喜多さん
監督/脚本 宮藤官九郎
原作 しりあがり寿
出演 長瀬智也
中村七之助
豪華、サプライズ・ゲスト多数
2005年/日本映画
TVドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「タイガー&ドラゴン」映画「ピンポン」他を書いた天才脚本家(私はそう思ってます…)、宮藤官九郎の初監督作品。
映画館では見逃してしまったので、DVDにて半年遅れで…。
舞台は江戸時代、商家の若旦那・弥次(長瀬)と、ヤク中毒の役者・喜多(中村)は恋人同士。ある日ヤクで意識が朦朧とする喜多さんは“リヤル=現実”と言うものが分からなくなる。その“リヤル”を求め、お伊勢参りの旅に出る二人…道中で出逢う不可思議な人人人…そして奇妙な出来事の数々…。
江戸時代のベストセラーとして有名な「東海道中膝栗毛」を基にした、しりあがり寿の原作コミックは現在のベストセラー!ヤク中で金髪の喜多さん、ワイルドで喜多さんをこよなく愛する弥次さん、そんな二人のロードムービー!
観客自身がトリップしてしまうかのような現実と幻、はちゃめちゃな展開…登場するのは中村勘三郎をはじめとする(意外なあの人も!?)異色かつ豪華キャスト。
原作は立ち読み程度でじっくり読んでいないのだが、映像はモノトーンと原色とパステルカラーが上手く混ざり合っていて、コミックの世界観に近い感じ!
時折出てくる喜多さんの歌舞伎の所作は、彼にしか出来ないだろうしすごい面白かった。
しかし、私の感性が鈍いのか、思うにジグゾー・パズルのピースが多過ぎて、今の私には完成出来ません…って感じ。
ある雑誌で宮藤氏が「結果、恋愛映画になってるって言ってもらえると嬉しいですね。たまたま男同士ってだけで、男女だと思ってもいい話だと思うし。最終的には原作のセリフに行きつけばいいやって」と…その観点からもう一度観直してみよう!
“リヤル”が耳から離れません…(笑)。
★★★☆☆
ディズニーシー エンターテイメント
「アンコール!」
「ミスティックリズム」
初めてのディズニーシー…そしてエンターテイメント!
どんどん進化しているんですねぇ…びっくり!
「アンコール!」
20世紀初頭のニューヨークをイメージした街並みに建てられた劇場(まさにブロードウェイ!)で上演される、人気ミュージカルの美味しい部分を集めたレビュー・ショー。
外国人の出演者も多く、ここは何処!?一瞬のTRIPでN.Y.へ!
歌唱力やダンス力に少しのバラつきはあるものの、その華やかさで心ウキウキ♪
コーラスラインの「ONE」はやはり名曲、そして素晴らしい振付!
このステージを観た子供たちの中から、将来のミュージカル・スターの出現も夢じゃないかも(笑)!?
「ミスティックリズム」
ジャングルを舞台に、精霊と動物たちが繰り広げる幻想的なダンスと空中バレエ。
こちらのステージは、小ラスベガス・ショー(笑)!
流石ディズニー、美味しいとこ取りが上手い!ホント感動させられちゃいます!
スモークに水、生演奏…観客への仕掛けもいっぱい!
北京蝶々第5回公演
入れ替わるための まちがい探し
作・演出 大塩哲史
主催 早稲田大学演劇研究会
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ
2005/10/26
久しぶりの学生演劇…若かりし頃の自分を思わず思い出してしまった…あぁ、あれから何年(涙笑)!?
第3舞台、遊機全自動シアター、扉座、サラリーマン新劇、東京オレンジ…早稲田大学から生まれた人気劇団はまだまだ幾多もある。
数年後に人気劇団になるかも知れない…!?先物買い気分は何かワクワクしてしまう。
北京蝶々、2003年旗上げされた、早稲田の劇研の中でも2年前創立の新しい劇団。科学や生物学、古典や盤ゲームなど公演ごとにさまざまなジャンルを取り上げつつ制作しているとの事。
今回の公演、チラシのコピーには
何かがまちがっている
でも何がまちがっているのかわからない
まちがいを探せ
そして入れ替われ
舞台はクルマのハンドルを作る工場のベルト・コンベアー…そして同じメンバー、同じような設備、同じような仕事、
向上しない生産ライン、やる気…。
ストーリーはシンプルで分かりやすく、それでいて色々考えさせてくれるように書かれているが、良くも悪くもストレート過ぎて、あとひとつふたつひねりが欲しかった気が、それともう少しのハチャメチャさが…。
学生劇団の場合、役者たちの演技力に差が出てしまうのは仕方ないだろう、そして若さだけに任せるのもバランスが取れなくなる…改めて感じさせられた。
そんな中で、検品作業員コイワ役の鈴木麻美の、凛として真っ直ぐ、それでいて捻くれている、不思議な魅力と耳心地の良いセリフと演技が印象に残った。
学生劇団巡りを再開しようかなぁ…そんな気分になった夜であった。
東京少年
何年振りだろう お前と会うのは
年は取ったけど 変わらない笑顔
直ぐに戻れる High scool Days あの頃17
「東京タワーに昇った事がないのが
東京っ子だ…」って言ってたけど
「今じゃ郊外暮らしだよ 県民なんだ…」
お互い笑ころげる
タワーサイトのBar
俺らは 今でも 永遠の友達
東京少年
もう少し経ったら 計画実行!
あの頃の夢 秘密基地作り…
語り合ったね High scool Days あの頃18
東京タワーの見える場所に家を建て
ファミリー同士で暮らそうよって
お前には素敵な家族 俺はバツイチ
思うようにならないね
タワーサイトのLife
それでも 俺らは 永遠の友達
東京少年
Dear Mom !
Dear Mom ! 貴女の愛に支えられ
Dear Mom ! 今日まで生きてこれた
Dear Mom ! 誰にも負けないその強さ
Dear Mom ! いつまでも その笑顔
永い月日は それでもあっという間
今を生きなきゃ 明日は来ない
いつも前向きな姿
辛い事も 悲しい事も
一瞬だけの涙に変えて
微笑み絶やさず
僕を守り 僕を愛してくれた
Dear Mom ! You are my pride.
男の中で働き続けた
それでも女性失わないで
ぬくもりは 母のチカラ
激しささえ 優しさに変えて
ただひたすらに 生きてきたよね
引きずる足さえ
一歩一歩 明日を目指している
Dear Mom ! You are my pride.
Dear Mom ! 貴女の愛に支えられ
Dear Mom ! 今日まで生きてこれた
Dear Mom ! 誰にも負けないその強さ
Dear Mom ! いつまでも その笑顔
もうひとつ先の自分へ
両手を広げ この空に向け
尽きぬ思いを叫んでみよう
時に 涙が止まらなくても
上を向いたら 涙は止まる
平凡と言う 逃げ場は作らず
挑戦と言う 夢に向かって
関係ないよ 時間も年齢も
誰もが 同じスタートライン
さぁ スピードは違ってもいいじゃないか
もうひとつ先の自分へ
ついてない事 あったとしても
それが一生続くわけない
信じてみよう 自分のパワー
前を向いたら 必然になる
諦めと言う駅には 降りずに
失敗と言う駅は 何度も
関係ないよ 性別も年齢も
誰もが 違うレールを走る
そう スピードは違ってもいいじゃないか
もうひとつ先の自分へ
関係ないよ 性別も年齢も
誰もが 違うレールを走る
そう スピードは違ってもいいじゃないか
もうひとつ先の自分へ
関係ないよ 時間も年齢も
誰もが 同じスタートライン
さぁ スピードは違ってもいいじゃないか
もうひとつ先の自分へ
芸術祭十月大歌舞伎
心中天網島 玩辞楼 十二曲の内 河庄
中村 鴈治郎
澤村 田之助
片岡 我當
中村 翫雀 (雀右衛門 休演のため)
上方物は、やっぱり関西弁が良い味だしてくれますねぇ。
悲しさ、切なさ、可笑しさ、愚かさ…が渾然一体となった舞台でした。
上方和事の代表作である心中天網島、紙屋治兵衛は妻子がありながら曾根崎新地の遊女小春とのっぴきならない関係となり、心中の約束をしてしまいます。妻や兄、お茶屋の主人らの気遣いや心配、努力も 虚しく、二人は死出の旅を決意するのです。
鴈治郎随一の当たり役とも言われる紙屋治兵衛、情けなくも愛しきかな、あの泣き笑いは圧巻…。
雀衛門さんが休演のために翫雀が小春役を演じていたのが残念でした、ちょっと固かったかなぁと言う気がしたので、次回は雀衛門の小春が観てみたい!
それにしても、外国人の観客が多い日でした。窮屈そうに座る人(主に男性)が多かったのは、可哀想な気がしてなりませんでした。
まぁ、元々日本人サイズの席ですから仕方ないのでしょうが、日本人のサイズも変わってきている事ですし、無理とは言え、ビッグサイズの席があればゆったりと観劇出来る人も増えるのか…と。
第7回 西川箕乃助の会(西川流宗家)
長唄 汐汲(しおくみ)
戯(たわむれ) 創作
平成十七年度第六十回記念文化庁芸術祭参加
国立劇場(小劇場)
古典と創作の二演目の舞台。
長唄 汐汲では女心を巧みに素踊りで舞い、創作 戯では西川氏自身の構成・振付で二人の男性の踊り手と激しいまでの舞いを披露してくれた。
戯での二つ折りの折りたたみ椅子を使うアイデアは、西川氏が「勝ち組負け組み」と言う風潮に疑問を投げかけ構成・演出した意図を活かし、複雑かつ難解な人間の内面が表現されていた。
女性の健気さの中の情熱も、男性の力強さの中に隠された繊細さも、独りの踊り手が演じる事に日本舞踊の伝統や奥深さ、そしてそれを演じきるには、たゆまない努力と感性が必要である事を、改めて感じさせられた。
唄、三味線、囃子の演奏家も若手を起用、創作ではツトム・ヤマシタの打ち込みと囃子を融合させ、その意欲がひしひしと伝わってきた気がした。
日本舞踊における古典や伝統も大切だと思うが、それらに捉われず創作を創り続けて欲しいし、そのパワーをこれからも期待したい!
美ら海…
こんなに青い海を 誰が汚していくの
涙で海が出来ているなら
人は大切にするのだろうか?
文明と言う言葉の陰で
消えていった たくさんの生物(モノ)たち
進化すれども
それは 必ず幸せだと限らない
この 美ら海を 守っていこう
人は海からやってきた
この 美ら海は 生きる源
赤いサンゴは 海の宝
どんなに青い海も 簡単に汚れてく
まだ間に合うさ 心ひとつで
救えるはずだよ 力合わせて
便利さと言う 魔法はとける
気付いた時 その時では 遅い
スローな生活(くらし)
続けてみたら 再発見出来るかも知れない
この 美ら海を 守っていこう
人は海から生まれたよ
この 美ら海は 生きてる証
人魚も いつか 帰ってくる
この 美ら海を 失わぬよう
心合わせて 永遠に
この 美ら海は 地球の命
果てない夢を 伝えていこう
ブエノスアイレス
はじまりは ブエノスアイレス おわりも ブエノスアイレス
ラプラタ川に沈む夕陽は 哀しみのベール
石畳の街を 孤独で包み込む
片隅から タンゴ
涙誘う タンゴ
出逢いと別離(わかれ) 繰り返す 現実
受け入れられずに 踊り続ける
はじまりは ブエノスアイレス
おわりも ブエノスアイレス
生まれた街 そして 死んでいく街…
パンパに吹くは 夢か幻 あてのない旅
かりそめのぬくもり 求め合う人たち
街角には タンゴ
心満たす タンゴ
男と女 限りなく 刹那
全て受け入れて 踊り続ける
はじまりは ブエノスアイレス
おわりも ブエノスアイレス
生まれた街 そして 死んでいく街…
アカシア慕情
想い出へと続く 並木道を行けば
アカシアの香りが 涙を誘う
この街で 独り暮らしていく事
もう慣れたはずなのに
記憶の糸は ほつれたまま
「逢いたい…」
そっとつぶやく
白い花が咲くと 過ごしやすい季節
アカシアは知っている 切ない気持
北国の冬は 駆け足で来ると
今更ながら思う
断ち切れなくて 途惑うだけ
「逢いたい…」
決めた事でも
この街を離れ 暮らしていけない
分かっているけど
ぬくもりは まだ肌に残る
叶わぬ アカシアの夢
LONELY BEAT
胸の痛みに耐え切れず
刻みだすリズム
都市(まち)はいつだって ひとりよがり
自己愛に溢れてる
摩天楼を墓石(ぼせき)のように
心安め 見つめる人たち
不思議だけれど ここではあたり前
誰も皆 通り過ぎるだけ
どこからか LONELY BEAT
眠らずに LONELY BEAT
交差点 人波をかわす素早さ
LONELY BEAT 慣れ過ぎた日常
背中合わせが楽だから
うつむけばダンス
都市(まち)はどこだって ノー・コネクション
視線さえ感じない
繰り返す惨劇ならば
運の悪さ責められるだけ
不条理だけど ここではあたり前
誰も皆 無関心だから
目覚ましは LONELY BEAT
ララバイも LONELY BEAT
交差点 同じ顔 ぶつかる瞬間
LONELY BEAT 慣れ過ぎた日常
どこからか LONELY BEAT
眠らずに LONELY BEAT
交差点 人波をかわす素早さ
LONELY BEAT 慣れ過ぎた日常
目覚ましは LONELY BEAT
ララバイも LONELY BEAT
交差点 同じ顔 ぶつかる瞬間
LONELY BEAT 慣れ過ぎた日常
島の伝説
砂浜駆けてくる君は
無邪気な笑顔そのままに
長い髪 灼けた肌 あの日から変わらない
永遠はないけれど
瞬間は信じたい
ジグゾーパズルの破片のように
夢は儚いとしても
いつしか少女は 伝説になる
潮風の中 聴こえるよ
心和ます あのメロディー
凛とした その瞳 輝きはいつまでも
迷っては苦しんで
繰り返す日々だって
心に太陽 持ち続ければ
生まれ変われるはずだよ
人は誰だって 伝説になる
STEP!
「時間がない 時間がない」とせかし続ける僕
読みかけの雑誌 食べかけのパン 散らかしたままの服
雑然とした部屋 止まったようだけど 朝陽はいつしか夕陽
ただ 投げやりな日々の繰り返し
すべき事はあるのに どこか逃げてる自分
足りないのは時間じゃない
分かっているのに
分かっているけど…
起きていても 眠っていても 時間は変わらない
つじつま合わせ 日々の生活 誰のせいでもないさ
不透明な明日 それでもやってくる 暗闇も光連れて
何故 がむしゃらに 前だけ見れない
すべき事をしたなら 後悔はしないかも
足りないのは時間じゃない
踏み出してみよう
たとえ半歩でも…
~SECRET~
知られてはいけない 2人のLOVE STORY
夢の続きは 読みかけのまま
思い出はいつだって 金曜日の涙
逢えなくても 心重ねて
アルザスの白ワイン 独りで乾杯!
これも ひとつの愛のカタチ
幸せだから それでいい
ニュータウンまでなら ここから1時間ほど
摩天楼背に 郊外電車
出来るなら いつの日か 土曜日の笑顔
逢いたいから 明日が愛しい
ボルドーの赤ワイン 独りで乾杯!
そんな ひとつの愛のカタチ
幸せならば それでいい
I'll enjoy my SECRET LOVE
ツキコの月 そして、タンゴ
出演 森 光子
東山 紀之
石田 純一 中田 喜子 山本 学
野村 昭子 雛形 あきこ 馬渕 英里何
原作 伊集院 静
演出 栗山 民也
2005/10/11 帝国劇場 昼の部
劇場内を埋め尽くすおば様、おばぁ様たちは、森光子の限りないパワーをもらいに来たのだろうか!?
彼女が登場すると「可愛い!」「「きれい!」「若い!」の声が、あちらこちらで…。もう、ストーリーどころではない。
隣でいびきが聞こえようが、大声で会話されようが、良くも悪くも、彼女たちのパワーの凄さに圧倒された3時間だった(笑)。
さて、物語はと言うと、原作はかの伊集院静氏。
大正の末期の神戸、そしてアルゼンチンタンゴが流れるカフェー。アルゼンチンへの移民として両親と渡ったが、あいついで両親を亡くし、どうにか流れ着いた姉と弟。
亡き父に「月のように、かがやく女性になっておくれ。月の光のようにおまえのかがやきを誰かに与えておくれ。」
と言われ、その言葉を胸に抱いて生きている姉ツキコが森光子。そして、あるきっかけで、女優を目指し成功するが…。
タンゴダンサーを目指す弟に東山紀之。しかし、ある事件に巻き込まれ悲運の死を…。
激動の時代に引き裂かれる姉弟、そして絡み合う人間模様。
御年85歳とは思えない森光子のスピード感。でんぐり返しまではいかないにしても、足を振り上げ、ダンスのステップを踏み、ホント恐れ入りました。
馬渕英里何のひたむきさ(声が良く通り舞台向きかも)が好感持てたし、野村昭子の怪演による存在感は流石です(笑)。
原作をなぞっているだけの展開だったので、再演を重ねもっとすっきり(初演なので詰め込み過ぎは仕方ないかも…)させれば、話は面白いし、よりドラマチックになるのでは…。
森光子が歌う主題歌(作詞 竹内まりや 作曲 山下達郎 →豪華!!)が流れる帝劇を後に、白日夢から醒めた夕暮れ間近の日比谷でした。
月光浴
愛しい人を想っては
秋の夜長に 何祈る
人の心は移ろいやすく
明日は欠けてく
今宵 十五夜
命果てても 永遠信じ
生まれ変わって 貴方と出逢う
めぐり逢えない運命(さだめ)でも
生まれる前に 一度だけ
月の光を追いかけながら
遊んだ思い出
今宵 十五夜
啼くは鈴虫 悲しい調べ
伝えて欲しい あの日の誓い
さりとて生きていく事は
思いのままにならなくて
人の世川に流されながら
再び闇へ
明日は 十六夜
糸はからまり ほどけない
浴びてはかない 今宵 満月
花雨(フラワー・レイン)
旅立つ仕度はあと少し
思い出達をカバンに詰めて
列車の時間は午後3時
駅員もいない 海沿いの駅
貴方の生まれたこの町は
哀しみに満ち溢れているけど
さよならは 似合わない
その代り 白いバラ
祭壇に飾っていきます
私の涙 花雨(フラワー・レイン)
ひとりで生きてく 明日から
思い出達と仲良しになる
潮風に乗せてどこまでも
想いよ届け 空の彼方へ
貴方の生まれたこの町は
優しさをたくさんくれた
涙など似合わない
心には 赤いバラ
いつかまた 帰って来るから
私の笑顔 花雨(フラワー・レイン)
向日葵
心が痛い 思いのたけは
伝わらぬまま 時だけ流れ 季節は巡る
青い空 真夏の陽ざし 啼きやまぬ蝉の声
心変われど 変わらぬ景色
今年も一面 向日葵の花
風に揺れる 向日葵の葉っぱ
貴方を思い 過ごした日々を
後悔と言う 過去の言葉で 葬り去りたくない
果てない 希望は今も 大空が見ててくれる
小麦色した子供が走る
迷路のような 向日葵畑
夏を生きぬく 向日葵の花
心変われど 変わらぬ景色
今年も一面 向日葵の花
空を目指して 太陽の花
田園都市線
午前9時発 下り電車
通勤ラッシュとは 反対方向
君と2人で 今日は仕事をエスケープ
地下から出れば 川が見えるよ
土手に寝転び 昼まで寝よう!
繋いだ手と手に
暖かい春の陽ざし
ネクタイゆるめ ジャケット脱いで
小さなハネムーン
ゆっくり行こう 上り電車
帰宅ラッシュとは 反対方向
優しい笑顔 夕焼け空に見送られ
地下にもぐれば あっけないほど
半日だけの 冒険旅行
繋いだ手と手は
永遠の愛の誓い
確かめ合えた 明日の2人
いつかはウエディング・ベル
クジラの島
遠い海原 潮吹くクジラ
今年も同じ光景が
昔々 その昔
変わらぬ自然
海は知ってる 空も知ってる
幸せは クジラが運んでくるよ
波は荒れても ココロ穏やか
教えてくれる 青い海
大漁願い 旗振って
願いは ひとつ
海は知ってる 風も知ってる
幸せは クジラが運んでくるよ
緑茂って 木々も唄うよ
島に生きてる もの全て
沖ゆくクジラ 宝物
今も昔も
海は知ってる 山も知ってる
幸せを分け合い 生きていこうよ
昔々 その昔
変わらぬ自然
海は知ってる 空も知ってる
幸せは クジラが運んでくるよ
忘れないで…
絶え間なく続く人波の中を
君は何処へ向かおうとしてるの?
僕の手を離し いつのまにか 見えない
どんなに愛していても 報われぬ事もある
だけど真実はひとつ
なのに現実は残酷
忘れないで この思いの全て
時が経ち 過去(きのう)を振り返る時が来たら
想い出のカケラになっているかも知れないから
思いのままなら仕方ないけど
自由の意味 それぞれの思惑
君の夢ならば 僕の夢と思ってた
どんなに信じていても すれ違う事もある
だから真実はひとつ
きっと現実は正しい
忘れないで この思いの全て
立ち止まり 自分の生き方を見つめたなら
二人出逢え事 良かったんだと思えるから
simplicity
誕生の歓声と 弔いの鐘の音
人は生まれ死んでいく
この世はめぐりめぐる 愛の数珠玉
幸せは目の前に 喜びは掌に
気付くのは 誰でもない
自分自身だから
大切にしよう 日々の生活
飾らない心
限りある人生と受け止めてみたら
価値観さえ変わるかも…
それでも消えはしない 憎しみの渦
ぬくもりは母の手に その教え父の声
もう一度思い出そう
子供の頃の夢
叶えてあげたい 未来の地球(ほし)に
咲き誇る花
サウンド オブ ミュージック
監督 ロバート・ワイズ
作曲 リチャード・ロジャース
作詞 オスカー・ハマースタインⅡ
出演 ジュリー・アンドリュース
クリストファー・プラマー
エノリア・パーカー
リチャード・ヘイドン
1965年
アメリカ映画
1965年度アカデミー賞 作品/監督/音響/編集/編曲 5部門受賞。
舞台はナチス台頭に揺れる1938年オーストリアの古都ザルツブルグ。尼僧から家庭教師、やがて個性的な7人の子供たちの母親になるマリアに、美しい歌声の名女優ジュリー・アンドリュース。
何度観ても素晴らしいミュージカル映画。3時間と言う長さも、全く感じさせないし、40年経っても古さはない。
改めて観ると物語の展開がかなりスピーディーなので、マリアとトラップ大佐、そして子供たちとの心の機微がもう少し描けていたならば…とも感じるのだが、きっとそのスピーディーさが何度観ても新鮮さを失わせないのだろう。
「ド・レ・ミの歌」は何度観ても、一緒に唄ってしまうし、「私が好きなもの」あんなに素敵な曲だったっけ…!?
トラップ大佐が唄う「エーデルワイス」のシーンで涙が溢れてきたのは、自分が年を取ったせいかも…!?
一家の脱出を手助けする、修道女たちの可愛さにも、思わず涙が…。
何度観ても、新しい発見がある作品であり奥が深~い、沢山の人に何度でも素敵な気持を感じてもらいたい作品!!!
★★★★☆
南沢博子 バレエとフラメンコによる 秋のRomance
構成/演出/出演 南沢博子
出演 鈴木尚(フラメンコギター)
加藤直敬(カンテ/パーカッション)
小山貢(津軽三味線)
玉蘭(二胡)
小山五月(二胡)
安藤雅孝(バレエ)
松岡進一(バレエ)
2005/10/2
アートスフィア
第1部2部は南沢博子さんのソロのパフォーマンス。フラメンコ以外にもモダンバレエ、バレエ、ジャズダンス、モダンダンスと、あらゆるダンスを学んできた方のようで、独創的な振付で興味深かったが、情熱的なフラメンコを期待していた私には、少し物足りなかったかなぁ…。
第3部、音楽はフラメンコギターと津軽三味線、二胡のコラボ、ダンでスは二人の男性バレエダンサーとのコラボ、その世界観はより独創的で素晴らしかった。
音楽もダンスも、静と動が行き来して、色々な要素が上手く融合していた気がしたし、ダンスに詳しくない私ですが、目でも耳でも楽しめました。
たまには、ダンスも良いですねぇ…。
シンデレラマン
監督 ロン・ハワード
出演 ラッセル・クロウ
レニー・ゼルウィガー
2005年
アメリカ映画
人の心が純粋で豊かでいられるのは、富んでいる時なのか、それとも貧しい時なのか…!?
ボクサーとして前途洋々だったジム・ブラドック、しかし怪我のために引退、そして時代は大恐慌へ…。
一度は挫折したボクサーと言う職業に復帰、そしてヘビー級王座へ…不可能を可能にさせたのは、貧困生活をじっと耐える妻子への愛と父親としてのプライドとパワーだった。
実話に基づくストーリーなので、素直に感動的ではあるのだが…涙腺も緩んだけど私的にはあまりにもアメリカンでストレート過ぎたかなぁ。
しかし何よりもレニー・ゼルウィガー、内に秘めた女性の強さと優しさを、目だけで演じている…彼女の演技はやはり凄い!!!
演技派メリル・ストリープの後を追えるのは彼女しかいないのでは…!?そう思わせてくれました。
でも、ほんとボクシングって熱くなるんだよねぇ、何でだろう!?(笑)
★★☆☆☆
サマー タイムマシン ブルース
監督・プロデュース 本広 克行
原作・脚本 上田 誠(ヨーロッパ企画)
出演 瑛太
上野 樹里
川岡 大次郎
佐々木 蔵之介
2005年
日本映画
京都の人気劇団「ヨーロッパ企画」の戯曲の映像化。
監督は大ヒット作「踊る走査線 THE MOVIE2」の本広克行。 自らがプロデュースをする気合の入った作品である。
「サマータイム マシン ブルース」ではなく「サマー タイムマシン ブルース」
これが面白い!この戯曲に目を付け、映画化をした監督のセンスと感性には拍手ものである!
とある大学の「SF研究会」部室。前日に壊れたクーラーのリモコンのおかげで、蒸し風呂状態の部屋でだらけた夏休みを過ごす5人の男子学生と2人の女性写真部員。そこに、突然未来からやって来た未来人とタイムマシン!!??
そのタイムマシンを使い、昨日に戻ってリモコンを取り戻そうとする男子学生たち…そこから他愛無くも面白くて可笑しな、そして最後にホロリな青春SFコメディー!?が展開…。
流石に人気舞台作品、派手さはないが、とにかくスピーディーで、はちゃめちゃ。
最初は良く分からなかった話も、進むにつれてその理由が明らかになり、どんどん引き込まれていく展開…ホント良く出来た脚本だと感心!
主演の瑛太が演技なんだか素なんだか、ひょうひょうとしていて良かったし、上野樹里のチカラの抜け加減も絶妙で、佐々木蔵之介の臭い演技も舞台のようで違和感なし。
B級だけど、意外とみっけもんの映画かも(笑)!?
とにかくおススメです!!
★★★★☆
コンスタンティン
監督 フランシス・ローレンス
出演 キアヌ・リーブス
レイチェル・ワイズ
2004年
アメリカ映画
映像もストーリーもダーク…。
天使や悪魔を見分ける能力を持つコンスタンティン、過去の自殺の罪によって天国への道を閉ざされてしまうのだが、その罪を償うべく悪魔たちと壮絶な戦いを繰り広げる。
キアヌ・リーブスは全編ニヒルに演じているが、自殺未遂者の過去と末期ガンの現在の自分…とても難しい役だと思うのだが、演技が単調に感じられた。
アクションそしてオカルト・テイストを持ちながら観終わった時に、深い何かを感じさせるのだが、宗教観の違いだろうか、キリスト教への理解があれば、より違うものを感じられたのかも…。
祈祷師やら神父、地獄にはエイリアンたち、そしてキアヌ、「エクソシスト」と「エイリアン・シリーズ」と「マトリックス」の一場面が浮かんだり消えたり…。
★★☆☆☆
君への想い
春は さくら 舞い散る中で 二人
出逢った頃のように
思い重ねて 歩こう
君への気持 素直に言える
そんな自分で ずっといたいよ
夏は 花火 浴衣姿で 二人
遠い記憶に抱かれ
子供のように 笑おう
君ならいつも 笑顔が似合う
だから守るよ どんな時でも
秋は 夜長 星を見つめて 二人
出逢えた奇蹟信じ
明日の夢を 語ろう
君さえいれば 優しくなれる
きっとその手は 離せられない
冬は 暖炉 暖めあう 二人
過ぎ行く季節感じ
新しい季節 唄おう
君を愛する 素直な想い
僕は永遠 持ち続けるよ
青空になりたい
君の心の空は何色? 僕は君の青空になりたい…
君の瞳が沈んでいると 僕は切ない
ひたすら君への想いがつのるよ
逢えない朝は 鳥になって
逢えない夜は 星になって
守っていたい 小さな暮らし
独りの時は 描いてごらん
思い思いの 空の色
やがて来るんだ 信じていよう 夢は叶うさ
一途な願いが 扉開けるよ
逢えない朝は 風になって
逢えない夜は 月になって
見つめていたい 小さな暮らし
独りでいても 独りじゃないと
きっと思える 空の色
君の心の空は何色? 僕は君の青空になりたい…
東京ヘブン
センチメンタル気取った
子供顔した大人たち
恵比寿 十番 六本木…
夜は真昼の延長
勝ち組負け組みどっちも
混ざりゃ楽しい時流れ
所詮 男と女だけ
タイプだったら尚の事
楽園を見たけりゃ
空へと続く 高速エレベーター
「R」のボタン押して 数十秒
ドアが開いたら
そこは小宇宙 煌く惑星
東京ヘブン 幻想CITY
見れる夢なら何だって
見なきゃ損だよ 人生は
中目 青山 天王洲…
夜は心に永遠
地獄天国どっちにしても
良さも悪さもあるだろう
そうさ人生 最後まで
分からないから 楽しめる
楽園を見たけりゃ
空へと続く 高速エレベーター
「R」のボタン押して 数十秒
ドアが開いたら
そこは小宇宙 煌く惑星
東京ヘブン 幻想CITY
ふたり
夏の終りの 避暑地のテラス
想い出集め 花火をしよう
あなたが好きな 曲に合わせて
重ねたグラス 往く夏にサヨナラ
また来年も こうして2人 来れたらいいね
あたり前でいいから
時が流れて 欲しい…
秋の気配に 心躍らせ
思い思いの 夢を語ろう
あなたをいつも 愛していたい
見せてあげるよ 流星のショー・タイム
過ぎる季節に いつでも2人 感謝しながら
重ねていきたいんだ
与えられた 人生…
涙から微笑みへ
暮れゆく街の 慌しさの中
ふと思うんだ 生きてる意味を
誰一人として 無駄な生命(いのち)はないと
信じられる世界
幸せの価値観は 人それぞれに違うとしても
全てを超えて
いたわりあいたい 感じあいたい
生きている実感を
明日こそ きっと…
迷いあぐねて 辿る家路さえ
安らぎの灯(ひ)は 灯るはずだよ
どんな人にだって 悩みはあるはずだし
哀しみは消えない
幸せを分け合おう 小さくたってかまわないから
全ては変わる
温めあえば きっといつかは
涙から微笑みへ
明日には きっと…
海のココロ
海を見てると 遠い記憶が
僕の心に 甦るんだ
幼い頃に 唄った歌も
幼い頃に 夢見た夢も
素直な思い 潮風に乗せ
明日の僕へ 届けてみたい…
生きていたなら 必ずあるよ
だけど信じて 間違いじゃないはず
ただひたすらに 祈りを込めて
海と話そう
時の流れは 止まることなく
刻み続ける 今を重ねて
幼い頃は 夜が怖くて
幼い頃は 眠れなかった
とまどいながら 大きくなって
だけど自分に 自信がなくて…
生かされている 事実を知れば
誰もがみんな 勇気を持てるはず
海の青さに 永遠願い
抱かれてみよう
空に飛んだ少年(17歳の僕から12歳の君へ)
大空が大好きだって 言ってた少年
大空になりたいって 言ってた少年
「大空は いつでも自由」
「大空は ウソをつかない」
そう言って 少年は 空に飛んでいった…
大空を見たいって 言ってた少年
大空をつかみたいって 言ってた少年
「大空は 広く果てない」
「大空は 優しく笑う」
そう言って 少年は 空に飛んでいった…
「大空は 夢の架け橋」
「大空は だから 儚い」
そう言って 少年は 空に飛んでいった…
あの日は夕焼けが 血のように空を染めていた
その空目指し 少年は 飛んでいった…
ロスト・イン・トランスレーション
監督 ソフィア・コッポラ
出演 ビル・マーレイ
スカーレット・ヨハンソン
藤井隆
アメリカ映画
2003年
アカデミー賞脚本賞受賞。
父親にフランシス・F・コッポラ監督という巨匠を持つ、ソフィア・コッポラが超低予算で撮り上げたドラマ。
西新宿パーク・ハイアットホテルと新宿界隈、そして東京が、彼女の視点で映像化。
CM撮影のため来日したアメリカの映画スターのビル・マーレイ。片や、夫の仕事に同行してきたはいいが、毎日をホテルでもてあましているカメラマンの若妻スカーレット・ヨハンソン。異文化、都会の喧騒と静寂と孤独感が2人を結びつける。
ソフィア・コッポラのセンスと感性が光る、お得意のドキュメンタリー・タッチの映像、日本の描き方は、日本人にとって「またかぁ~」って感じのステレオタイプの描き方で、新鮮味はあまりなかったが、外国人にはやはりエキゾチックなのか…!?
そして、日本人の描き方も「やはり~!?」って感じ、外国人が見た日本人って、そんなに品がないのかなぁ…いつもながら思ってしまう。
スカーレット・ヨハンソンの謎めいた透明感のある美しさには、おじさんも、一瞬我を忘れてはしゃいでしまうかも。
ビル・マーレイが出演する国民的番組(笑)MCのマシューらしき藤井隆はホントご愛嬌…しかし、彼を観た外国人は彼に対し何を思うのだろう…!?。
ラストの切なさが、アメリカ的と言うよりも日本的で、余韻と共に心に沁みたけど…。
★★☆☆☆
ハーレム、ハーレム
デッキを抱えた BLACK BOYSが
ステップふんでる DOWN TOWN ALLEY
やり場のないHEART おもい切りぶつけてる
誰だって幸せに なりたいと思っているはず
ハーレム ハーレム
街中が リズム・セクション
ハーレム ハーレム
原色の夢に 抱かれているよう
スピード違反の オールド・キャデラック
パトカー相手に カーチェイス
HAPPY or UNHAPPY ちょっとしたタイミング
とりあえず楽しけりゃ 一日は満ち足りるから
ハーレム ハーレム
このままじゃ いけないけど
ハーレム ハーレム
笑顔さえあれば なるようになるさ
九月大歌舞伎 勧進帳(歌舞伎十八番の内)
武蔵坊弁慶 中村吉右衛門
源義経 中村福助
富樫左衛門 中村富十郎
大河ドラマの影響なのか、源平ものが続く夜の部。
流石に歌舞伎十八番の演目(都落ちをする義経一行が直面する、安宅の関での名場面)、歌舞伎の持つエンターテイメント性が満載で、最初から最後まで楽しませてくれます。
吉右衛門の弁慶は、その重厚さと豪快さが、まさに適役。
富樫左衛門役の富十郎、積み重ねてきた年齢と芸の重みが、その背中を観るだけで伝わってきました。歌舞伎の奥深さを見せられた…そんな気がしました。
かつて、幸四郎の弁慶、染五郎の義経で勧進帳を観た事があるのですが、同じ日に吉右衛門と見比べてみたいなぁ…なんて無理な事を思ってしまいました(笑)。
September Waltz
ひと夏だけの想い出抱いて
街は華やぐ 一瞬の宴
作り笑顔に隠れた 涙
人それぞれの 秋が始まる
恋なんて シャンパンの泡
吹いて飛ばせば
September Waltz
人生ならば語れるくらい
経験したと 嘘ぶくけれど
何でもないと 強がってみせる
秋の夜なら 長過ぎるから
恋なんて 色づく葉っぱ
枯れていくだけ
September Waltz
恋なんて シャンパンの泡
笑い飛ばして
September Waltz
愛ふたたび
運命に導かれるように 2人
こうして また 出逢えた
流星の思いのままに
見つめあう目と目
世界中のどこにいても
きっとそうだった
もう一度出逢うため
ひとときの サヨナラ
重ねた日々は 幾千夜…
I'll fall love again.
最初から ゆっくりと
微笑みは 過去を現在(いま)に変える
2人 今なら やり直せる
季節は姿変えても
心なら同じ
離れていた時間さえも
分かり合えるはず
もう一度出逢うため
成長のプロセス
流した涙 幾千つぶ…
I'll fall love again.
いたわりを 忘れない
泣けよ、笑えよ
忘れてはいませんか 現実に追いやられ
本当の自分とは そんなにも 無表情!?
空の青さも 海の青さも
自然のままに いればこそ
果てしない その思い
もう一度 思い出そう
泣けよ、笑えよ 心のままに
泣けよ、笑えよ 思い切り
喜びも涙連れ 悲しみも笑顔連れ
人生は不可思議で だからこそ 面白い!?
星のきらめき 風のささやき
いつの時代も 変わらない
永遠に続くなら
もう何も望まない
泣けよ、笑えよ 思いのままに
泣けよ、笑えよ 我忘れ
泣けよ、笑えよ 心のままに
泣けよ、笑えよ いつの日も
泣けよ、笑えよ 声高らかに
泣けよ、笑えよ 生きること…
without sugar
独りで帰る 道すがら
想い出達が そこかしこ
昨日に消えてく 愛も
明日に生まれる 愛も
苦さに変わりないから
もうこれ以上 苦しめないで
ありきたりの 別れでも…涙 溢れる
出逢いの予感 嬉しくて
分かっていても 愛しくて
昨日に忘れた 夢も
明日へ託した 嘘も
苦さに変わりないから
ただひたすらに 生きていくだけ
ありきたりの 別れなら…繰り返さない
あたり前の笑顔
素直な心で笑う事 忘れていませんか?
誰もみな 自分が可愛い それは仕方ない事だから
それをとやかく言ってもしょうがない
争いなんて無駄な事
人間は一人では生きられない
分かっているのに 分かっているから 争ってしまう
あたり前の笑顔で 生きていこうよ
出来そうで出来ない 簡単なのに…
感じる心は変わらない 幸せになりたい
誰もみな 同じ思いだよ きっと永久に繰り返す
だから 行き着く先には幸せが
待っている事 信じたい
人間はいつだって温かい
信じてみようよ 通じない言葉 心で分かるよ
あたり前の笑顔は そのままだもの
必ず出来るはず 希望(のぞみ)はひとつ
忘れてはいけない
忘れてしまえば良い事がある
生きる術なら 人それぞれ
だけど 生きる事は大切
あの悲しみは 永遠に消えない
血を流し 涙を流し 争い続く世の中
誰を憎み
その相手も分からぬまま 生きる日々
忘れてはいけない
心の傷みを そして 未来のために
忘れようとして 納得するから
生きてく事は 思いのまま
なのに 生きる事は不確か
生まれた事を 恨んではいけない
引き裂かれ 涙も枯れて 生きる気力が尽きても
明日を信じ
ただひたすら執着して 生きなけりゃ
悲しみが渦巻く
この世界だから 自分 見失わずに
忘れてはいけない
過ぎ去った過去を いつも 誰かのために
seed
生まれくる命と 去り往く命
計り知れない悩みを 抱えながら
送る日々
花を咲かすために種を蒔き
人は夢を見るならば
誰の手にも種はあり
誰も皆 花になれる
哀しみは途絶えず 憎しみは増す
比較できない思いを 分かり合えず
過ぎる日々
散ることを知っいて 咲き誇る
潔さが花だから
その心に種はあり
遠からず 願い結ぶ
花を咲かすために種を蒔き
人は夢を見るならば
誰の手にも種はあり
誰も皆 花になれる
OPERA
出逢った事が偶然ならば
別れる事は必然だった
死にたい程の 切ない恋に身を焦しても
全て 泡沫 泡と消える
一度だけの ドラマチックな一夜
悲劇に興じる
幻 オペラ
叶う夢なら信じるけれど
叶わぬ夢は信じたくない
我が侭な夢 勝手な思い信じる程に
全て うたかた 泡と消える
一度だけは ディーバになれるから
人の世はいつも
儚き オペラ
南風
好きなあなたに 伝える思い
唄ってみせよか 踊ろうか
月の浜辺で 三線かなで
風は優しい 南風
流れる星に 祈りを込めて
夢の続きを 信じたい
多くの事は 望みはしない
風になろうか 南風
2人の絆 永遠ならば
明日もきっと 晴れになる
ブーゲンビリア とうきび畑
風は変わらず 南風
君なしじゃ生きていけない
けんかなんて久しぶりだね
街はスコール 僕はびしょ濡れ
月日が経てば 慣れてくるよね
でも それはお互いが分かり合えたのではなく
分かろうとしなくなっただけ
人間はそんな単純な生き物じゃないから…
くり返すのは 好きだという事
出逢えた奇蹟 晴れた空には 虹
やっと気付いた 遅いけど
君なしじゃ生きていけない
メール出して 返事待つよ
ハート・マークも たまにいいよね
月日のせいにしたくないから
何故 人は現状にいるのが楽なんだろう
発見はたくさんあるのに
遅くない 優しくなろう 素直になればいい…
朝目覚めれば 生まれ変われるさ
いつもの街も 新鮮に輝く
これからずっと 思うはず
君なしじゃ生きていけない
左岸から(Paris・Paris・Paris)
幼い日に読んだ本の
一説を思い出す事がある
何気ない日常のある一瞬
人は誰でも 小説家
吹く風は 左岸から
想い出も 左岸から
歌声も 左岸から
行きたいな あの街へ
夢の続きを見たい時は
真っ白なキャンパスに絵を描こう
上手下手 かまわない
人はいつでも エトランゼ
往く夏は 左岸から
来る夏も 左岸から
流行も 左岸から
恋人と あの街へ
あこがれは 左岸から
悲しみも 左岸から
限りなく 左岸から
街の名は Paris・Paris・Paris
セーヌの流れ…
星願(ねがい)
流れゆく時のままに
生きていけたら幸せだけど
人は何故 思うままに生きていけない
分かっていても思ってしまう
比較すること 他愛ない事なのに…
誰も皆 星を持って生まれてくる
たった一度だけ 輝くとしても
想い出に身を任せ
生きていくのは簡単だけど
人は そう 明日へと生きていかなきゃ
悲しい時は願ってしまう
ただひたすらに 平凡な幸せを…
人は皆 星のように輝くから
どんな暮らしでも 願い忘れずに
priority
時は音もたてず 静かに過ぎていくけれど
誰も気付かない
夜の片隅 ほおづえつく ひとりきりで
かけがえのない 出逢いであれば
なおさら心にしみる
別れの時は いづれ来るけど
その日まで信じたい
愛あれば 生きていける
すれ違う人たち それでも何か信じたい
かかわらなくても
街のどこかで 振り返ると出逢えるから
小さなカケラ 集めてみれば
必ず何か生まれる
限られた時 それを受け入れ
ひたすら信じたい
愛こそが 生きる力
残暑
今年の夏も逢えなかったね
お盆休みのこの町で
君の笑顔は帰って来ない
あれから何年経っただろう
メールなどない頃 2人交換日記
楽しい思い出ばかり 思い出すよ
けんかもしたのにね
川遊び 蝉の声 金魚の浴衣
遠いのに とっても近い あの夏
夏の暑さは変わらないのに
時間の流れは早くなり
心の痛み重ねるばかり
今頃どうしているのだろう
携帯番号は変わってしまったまま
元気でいるなら それでいいのだけど
やっぱり寂しいよ
ホタル狩り 盆踊り 打ち上げ花火
遠いのに とっても近い あの夏
紺青
最後の笑顔 目を閉じれば思いだす
指先のぬくもり 今も確かに温かい
季節はめぐり 時は過ぎ
人の心は変わっても
変わらないもの それはあなた
いつまでも永遠
あの日のままの 小さな背中
誰を責めても 仕方ないと分かっている
運命と思えと 人は言うけど 思えない
時間はいつも 変わらずに
同じ季節を連れてくる
今日もそのまま 夏の陽ざし
約束は永遠
だけど隣に あなたはいない
小さな人生
幸せになるために 人は生まれてきたはずさ
信じたい この世界
憎しみも争いも 誰だって嫌いなはず
お互いを知るほどに 人は優しくなれるから
花は花の 鳥は鳥の
命があって 生き方がある
素直な思い 必ず届く
小さな人生 大切に
幸せを知らぬまに 命を閉じる無念さを
必然だとは思わない
この地球(ほし)のどこででも 誰も皆 愛するよ
優しさが通じない 人など誰もいないから
空は空の 海は海の
青さがあって激しさがある
変わらぬ思い 必ず届く
小さな人生 あたたかい
君はひとりだけだから
すれ違うのは仕方ない事
人の思いは同じじゃないさ
受け入れられない現実は
君のせいじゃない 分かって欲しい
生まれた事に感謝しよう
もっと自分を好きになろうよ
誰でもない 君に生まれてきたのだから
変えようのない 現実はあるけれど
世界に 君はひとりだけだから
くり返すのは通過点
思えばきっと前向きになる
早い遅いは関係ない
続ける事が大切だから
出会えた事に感謝しよう
夢のチカラは不思議なパワー
価値観なら人それぞれの グッド・タイミング
一途な気持 現実も変わるはず
世界に 君はひとりだけだから
渡辺美里 MISATOスタジアム伝説~最終章~V20 NO SIDE
2005/8/6
インボイスSEIBUドーム
「渡辺美里」、毎年8月に西武球場でスタジアム・ライブをやっていることは知っていたが、正直、彼女の曲は代表曲以外は知らなかった…。
最後のスタジアム・ライブとのことだし、一度位は観ておいても…そんな軽い気持で、いざ球場へ!
人、人、人、人、人…その数なんと3万9千人。
しかし、それだけの観客を総立ちにさせるだけの彼女の魅力は、スタジアム・ライブ最後にして最初の私にも肌で感じられた。
とにかく圧倒的な歌声は、ひるむ事を知らずただただ凛としてポジティブ。そして口パクなど想像すら出来ない息遣い。
初めて聴く曲がかなりの数だったのに、歌詞がよく聴き取れるので、にわかファンに!?(笑)。
ロックやバラードだけでなく、ヒップホップやヘビメタ系の曲もオリジナルにあるとは知る由もなく、新鮮な驚き!?
彼女が敬愛するのは、伝説のボーカリスト故ジャニス・ジョップリンだと聴いて、妙に納得。
ジャンルに捉われず(個人的にはジャズやクラシック系を聴いてみたいが…)、色々な可能性を秘めたボーカリストとしての今後に更なる期待!
全43曲(オリジナルの他にYMCA、渚のシンドバッド、真っ赤な太陽…)、久々にグルーブ感のあるぶライブだったし、池袋までの帰りの電車での心地良い疲れに、その後の酒も美味かった(笑)。
川は流れる
知らない街を歩いていても
懐かしい思いにかられる時がある
行ったり来たり くり返す
そんな日々の 積み重ね
空を映し 川は流れる
人を映し 川は流れる
いつか海へ辿り着く その時を信じて
行く先々での 出逢いと別れ
ただ ひたすらに 川は流れる
愛だと知らず すれ違う人
愛だと信じては くり返す過ち
気がついた時思い出す
幼い日の あの気持
風を映し 川は流れる
夢を映し 川は流れる
いつか海へ辿り着く その時は必ず
目にしたモノも 手にしたモノも
全てのモノが 人生になる
空を映し 川は流れる
人を映し 川は流れる
いつか海へ辿り着く その時を信じて
行く先々での 出逢いと別れ
ただ とうとうと 川は流れる
海・空・星・太陽
生きていく事ならば マニュアル通りいかなくて
いつだって 迷い道 だから自分を好きになる
海風は 優しいね まるで父か母のよう
一番星に 手を合わせ
今日も一日 ありがとう!
夢半ば諦めず ただひたすらに真っ直ぐと
生きられる 幸せは ささやかだけど あたたかい
波音は 懐かしく まるで父か母のよう
明日も空は 変わらずに
澄み切った青 どこまでも…
この島は いつの日も まるで父か母のよう
海・空・星と太陽に
抱(いだ)かれ 明日も ありがとう!
staying power
ゆっくりでいいから 止まらずに 夢に向かって
誰にもあるよ staying power
思いきり落ち込んで 自分が嫌になった時
それは誰のためでもない
だから 笑って手を振ろう
人それぞれの生き方を 否定はできないから
僕は僕のペース 君は君のペース
ゴールは同じじゃない
色々な色のテープ 切るため…
限りある時間だから 生きてる事を楽しもう
いつも楽しくはないけど
きっと喜びは数倍!?
人それぞれの個性なら 認め合っていこうよ
僕は僕のスタンス 君は君のスタンス
ゴールに変わりはない
色々な色のテープ 切るため…
ゆっくりでいいから 止まらずに 夢に向かって
誰にもあるよ staying power
最愛
程なく生きていく事が
残された日々ならば
いつ この命絶えても惜しくない
生まれてから ただ一人愛する人
過去形になっても
心から消えることはない
I love you best.
素直な思い忘れずに
好き 好き 好き ひたすらに 君だけを
生きてるままに限りなく
愛ゆえに変わりなく
何故 出逢ったの?答えは見つからない
生まれてから ただ一人愛する人
あなただけ 愛したい
この出会い偶然じゃない
I love you best.
永遠信じ君だけを
好き 好き 好き 生きたいよ この人生
皇帝ペンギン (LA MARCHE DE L'EMPEREUR)
監督 リュック・ジャケ
音楽 エミリー・エイモン
声の出演 ロマーヌ・ボーランジェ
シャルル・ベルリング
ジュール・シトリュック
フランス映画
2005年
まさしく皇帝…崇高さに満ち溢れたペンギン達。
マイナス40℃の南極大陸の大自然に生きる皇帝ペンギンの知られざる生態を、製作年数5年撮影時間8880時間がその真実を伝えている。監督を務めたのは、動物行動学者でもあるリュック・ジャケ。
身長120cm、最大のペンギンである彼らはどこかしら人間にも似ているが、人間が忘れかけてしまった真っ直ぐな愛に生きる姿は、ただただ凛々しくも美しく儚い。
ストーリーはシンプルな親子の物語であるが、編集が良くなされており、観る者を惹き付けて止まない。
一瞬CGかと見間違うようなオーロラ、ブリザード、海中などの大自然は、まさに実写の為せる業。
しかし、観終わってから物足りない感は、何だかんだ言いながらも、演出過剰な動物モノ好きで号泣したがる日本人と、余計なモノを削ぎ落とす事を美とするフランス人との感性の違いからか!?
★★★☆☆
イラヨイ唄
月の浜辺で出逢った2人
今宵 十六夜 恋の時
波は静かに招いてくれる
心ひとつになった時
唄えば楽し
イラヨイ唄よ
早朝(あした)の船出 貴方の無事を
祈って 踊る 月の下
大漁願い 流れる星に
思い届けと 手を合わす
唄えば叶う
イラヨイ唄よ
今日はイラヨイ 明日もイラヨイ
生きてる事は イラヨイ唄よ
ローズ
監督 マーク・ライデル
原作 ビル・カービー
出演 ベット・ミドラー
アラン・ベイツ
1979年 アメリカ映画
マイ・フェイバリットなアーティスト、ベット・ミドラー。彼女の映画初主演作品。
モデルとなったのは、アメリカの60年代に若者の間でカリスマ的な人気を持ち、酒とドラッグに溺れながらも歌い続け伝説になったロック・シンガー、ジャニス・ジョップリン。
私自身、ジャニス・ジョップリンは名前くらいしか知らないのだが、とにかく気性が激しい女性のよう!?
それにしてもベット・ミドラーがチャーミングで、かっこいい…スローな曲のイメージが強いが、ロックな叫びが心に響いて止まないのです。
ただ、ローズの心の葛藤や心象風景がもう少しゆっくり丁寧に描かれていればと思ってしまうのだが、それさえもローズの歌で、最後は涙涙涙…。
別の角度から、ジャニスを描くリメイクもありかなぁ…。
★★★★☆
松田聖子 25th Anniversary CONCERT TOUR 2005 fairy
横浜アリーナ 7/24
確信…聖子は日本のDIVA!? スターのオーラとおばちゃん的庶民性が素敵にMIXされた彼女には怖いものなし!?
25周年のアニバーサリーツアー、アリーナは老若男女で一杯…誰もが、今日は一緒に唄うぞ~って言う熱気がヒシヒシと伝わってくる。
前半はシンデレラ城から登場したゴージャス聖子姫、中盤からは不思議の国から飛び出した永遠の少女聖子アリス、ディズニーランドのアトラクション風の演出と振付も、やはり聖子だから出来る事…。
とにかくハプニングと興奮の一夜(笑)。
「抱いて…」を唄いだして直ぐに歌詞がぶっ飛び、唄い直し♪
新曲「I'll fall in love」を初めて頭から(今まではサビだけだったらしい!?)♪
アンコールが3回♪「初めての経験…」と彼女。
聴きたかった曲を聴けなかった残念さはあるが、最近の曲以外はほとんど知ってる曲で、25年が甦り感動!!
今回のテーマ「fairy」の歌詞も入った「時間の国のアリス」と「赤いスイートピー」はやはり名曲。ユーミンとのコラボ復活を願わずにはいられません。
肩のあいたボディコンシャスなセクシーなロングドレスよりは、まだまだミニのドレスにロングブーツの似合う聖子に拍手!!!
50周年のアニバーサリーツアーでも、変わらぬ「聖子ちゃ~ん!」でありますように(笑)!!!
1.Giselle
2.永遠さえ感じた夜
3.花びら
4.ベルベットフラワー
5.fairytale
6.赤いスイトピー
7.ピンクのモーツァルト
8.時間の国のアリス
9.大切なあなた
10.続・赤いスイトピー
11.抱いて…
12.バラードメドレー
瞳はダイアモンド~小麦色のマーメイド~SWEET MEMORIES~あなたに逢いたくて~逢いたい
13.天使のウインク
14.裸足の季節
15.青い珊瑚礁
16.風は秋色
17.渚のバルコニー
18.Rock'n Rouge
19.チェリーブラッサム
20.夏の扉
21.Only My Love
------------------ En1.SQUALL
En2.輝いた季節へ旅立とう
En3.20th Party
En4.眠れない夜
En5.赤いスイトピー
VOICES(声なき声)
重なり合わない心に 誰も気付かない
いつからこんな風に なってしまったのだろう
世界中の どこからか S.O.S.
もう 驚きもしない
当たり前の光景
幸せな時間が一瞬でもいいから
その小さな手で掴めたらいいのに…
僕らが出来る事 真実を伝える事
無力であると諦めて 臆病になるよ
いつでも誰かの事 信じられたらいいのに
生きてるだけ それだけの S.O.S.
そう 生まれてきた事
罪だと言う人達
安らぎの時間を一瞬でもいいから
その小さな手で掴める日のために…
僕らが出来る事 憎しみを断ち切る事
リスボン
アルファマで出逢った あのコとポルト酒
ほろ酔い気分で 歩く石畳
西から吹く風は心地良くて
僕を ひとときの夢へ誘(いざな)う
いつしか バスコ・ダ・ガマ
リスボンは 素敵な予感 くれる街
懐かしい匂いに 迷い込んだ路地
塩焼きの魚 おばちゃんの笑顔
どこかしら似ている 日本の港町(まち)
僕は気づかないうちに デ・ジャヴ
静かに ファドの旋律
リスボンは 疲れた心 癒す街
大人の恋
独りで生きてく事ならば 慣れっこだから
今更 何を言われても 恨みはしない
最後の恋なんて やっぱり無理だったみたい
だから何なの だけどそうなの
笑って Say Good-bye
強がりじゃなく 有り難う
逢えて良かった
運命は信じない…
そんな女になっていた ただ それだけ
時間を費やすだけの事 分かっていても
女はいつも戻りたい 初めての日のように
最後の恋だって いつでも思い込ませたい
だから笑って 愚か者だと
ホントは Stay with me
泣き言ばかり 言うくせに
最後には強がっている
運命を信じたい…
所詮 私も変わらない そう 今でも
ふたりはひとり
君の想いと僕の想いが 重なり合う時
そこに何かが…
永遠と信じられる いつも 変わらぬシンパシー
それぞれに違う考えを持っているのが 人間
だけど 不思議な エニシ
こうして僕らは 愛を見つけた
ふたりはひとり こんなに愛しい
君の想いが僕の想いと すれ違う時も
きっとあるだろう…
永遠が見えないから 惑う 不安な時間
生きている事は 新しい発見ゆえに楽しい
だから 見えない エニシ
いつでも僕らは 結ばれている
ふたりはひとり 素直になれるよ
ふたりはひとり ゆっくり歩こう
平井堅 10th Anniversary Tour
さいたまスーパーアリーナ
.
観たい観たいと思っていた平井堅のライブ…18000人の大観衆は観る前から、かなりの迫力!?
10周年記念のライブと言う事もあって、その10年を振り返るような選曲♪。
装置や演出はさしたる驚きもなかったし、平井堅のトークも気負いもなくて、とてもアット・ホームな雰囲気。
改めて彼の言葉の明瞭さ(ファルセットでも地声でも、そしてどんなタイプの曲でも…)に感激…あれだけ大きなホールなのに、歌詞がよく聴き取れたので、とても心地良い気分。
「片方だけのイヤホン」はやはり名曲!!
歌だけでなく、よりエンターテインメント的な演出と平井堅自身のダンスを期待しつつ、帰路…(笑)。
中森明菜 Akina Nakamori Sepecial Live2005
プリンスホテル クラブeX
2005.7.15.
開演21:30
中森明菜のカバー・アルバム「歌姫1・2・3」からの選曲をメインにした、キャパ400人程度のホールでのライブ。
事前に聴いた情報では、入場料の\12000が高いのか!価値があるのか!で賛否両論で混戦模様…。
正直観る前にはあまり期待はしていなかったし、完全なパッケージのステージでアンコールも無くちょっと呆気なかったが、それを差し引いても価値ある\12000!!
黒いラメの胸も背中も大胆に開いたセクシーなドレスと、10cm以上はあろうかと思われるピン・ヒールで登場、椅子に足を組み座り、1曲目は想像通り「私は風」(アルバムよりはかなりROCK寄りのアレンジ…)で始まり、円形の回転ステージと照明の雰囲気は何か場末のキャバレー(と言って、行った事はないのですが…)、絞り出すような高音(喉の調子が良いのか悪いのか…!?)で切なさと哀しさは3倍。
MCの時も、観客の掛け声を聴いているのかいないのか、我が道を行く女王様トーク炸裂…「今夜の衣装は今回のステージの中でも1番セクシー…」と明菜は言っていたが、可愛めの衣装の時(あったのかなぁ…!?)には、アイドル・トークだったのだろうか!?…興味津々(笑)。
ボサノバアレンジのコーナーもあったのだが、今後ジャズやファドもありかなぁ…。
明菜姫には、これからもホント良い意味で堕ち続けて頂きたい…、そして、そんな明菜姫の毒にあてられ続けたい…と思いながら品川駅へ…。
終演23:00
1.私は風 2.傘がない 3.別れの予感 4.アデュー 5.踊り子 6.接吻 7.アサイラム 8.サザン・ウインド
9.窓 10.リバーサイド・ホテル 11.飾りじゃないのよ涙は 12.赤い花 以上、全12曲
七月大歌舞伎 NINAGWA 十二夜(Tweifth Night)
作 シェイクスピア
訳 小田島雅志
脚本 今井豊茂
演出 蜷川幸雄
出演 尾上菊五郎
尾上菊之助
中村時蔵
中村信二郎
尾上松録
市川左團次
かのシェイクスピアの名作喜劇「十二夜」を、かの演出家蜷川幸雄氏の演出で歌舞伎座初上演!!
数々の舞台で上演されてきた、嵐の海で遭難した貴族の双子の入れ違いが巻き起こすロマンティック・コメディーが、日本に舞台を置き換え、歌舞伎役者が演じる、それも奇才の演出家蜷川氏が演出を担当するのだから、興味を惹かない訳がない…。
しかし、第一印象は、と言えば、良くも悪くも蜷川演出の極み…。
舞台全体に鏡を使い、観客自身をも写りこむ演出は、蜷川演出も観た事のない歌舞伎ファンには驚きに写るのかもしれないけど…。後はマスコミ等にこの演出は紹介され過ぎだし、蜷川氏もインタビューで言い過ぎ…なので衝撃度も低いかも。
ただ、かつての野田秀樹演出の舞台よりは、美術にお金使ったかなぁ…って
菊五郎の吹っ切ったような怪演は、さすがに品がある可笑しさで拍手もの。しかし他の役者達は蜷川演出にまだ躊躇してるのか慣れていないのか(左團次でさえ…)、中途半端に見えてしまったのは残念…。
満員御礼!
演目のせいなのか、いつもにまして白人系観客が多かったのには、何故か納得…。
エンディングには鳴り物ではなくバロック音楽…、私的には、何かとって付けたような感じがしてなりませんでしたが、今後も、蜷川演出で有名な作品を歌舞伎で演じるのもありかなぁ…って思えた終演後でした(笑)。
島時間
ゆっくり流れる島時間… もうすぐ朝だよ
太陽昇れば朝が来る
鳥のさえずり 目覚ましに
今日も一日 始まるさ~
精一杯に生きたなら
笑顔で夜がやってくる
しっかり食べよう 朝ごはん
いつもの仕事 待っている
ゆっくり流れる島時間… ようやく昼だよ
マンゴー畑 収穫日
木々のささやき 掛け声に
喜ぶ顔が 嬉しいさ~
心を込めて育てよう
生きてる限り そう思う
真昼の太陽暑いけど
自然の恵み いつまでも
ゆっくり流れる島時間… いつしか夜だよ
太陽沈めば夜が来る
潮騒やさし 波の音
今日も一日 ありがとう
生きてる事に感謝すりゃ
明日もきっと 楽しいさ~
泡盛飲んで 三線を
弾けば島唄 あちこちで
Maze
迷い込んだ路は どこまで続く
限りない夢と果てしない絶望
僕らは こんな世界に生まれ
生きていくんだ
ただ ひたすらに 光を追い求めながら
愛ならば 素直になればいい
分かっているのに
それを阻む現実…
求め合う術なら 持っているはず
野生忘れたケモノたちでさえも
僕らは いつか世界を変える
思い通りに
そう いつの日も 闇から逃げようとしてる
愛だから 素直になればいい
飛び込んでみたら
それはパラダイスかも…
MIDDLE LOVE
君と出逢えたのが 今で良かった
色んな経験も 無駄じゃなかった気がする
こうして2人 穏やかな気持で見つめ合えるから
夕凪の海岸を歩けば 時間は止まる
このまま自然体でいれば
残りの人生 独りよりも楽しいかも
そんな風に 思えるようになったよ…
ゆっくり MIDDLE LOVE
君と一緒にいると 少年になる
君は少女になり 思い出を共用する
お互いの歴史は40数年… 重なり合わない
不思議だね 潮風が運ぶよ 思い出達を
このまま自然体でいれば
残りの人生 独りよりも楽しいかも
若い日なら 思いもしなかったけど…
ゆっくり MIDDLE LOVE
THE COOK BOOK
恋のレシピは まだまだ多くはないけど
お好み次第 どんな風にも変えてみせるよ
マイレージ集めりゃ 無料で御招待
そんな特典も付けるから
COOK BOOKはいかが?
COOK BOOKはいかが?
僕のおススメ スペシャル・ランチ
恋に臆病 それなら このスープが効くよ
秘密のレシピ 君だけのため書いてあるから
一冊限定だよ きっと気に入るはず
どんな本よりも美味しいさ
COOK BOOKはいかが?
COOK BOOKはいかが?
僕のおススメ スペシャル・ディナー
音色(OTO-IRO) 東京-ニューヨーク-パリ-上海
東京にもニューヨークにも 音色 パリにも上海にも 音色
摩天楼の都会(まち)に朝が来る
当たり前の表情で冷静さを装う
そこに生きる人には
そこだけの レジェンド
そしてそれは 永遠不滅の合言葉になる
ハッピーな未来が来るように
誰もが笑顔でいられるように
みんなの思いを音にして
世界に向けて発信しよう!
東京にもニューヨークにも 音色 パリにも上海にも 音色
石造りの都会(まち)に夢が降る
拾い集め繋げよう どこまで続くだろう
どこで生きるにしても
必要な パッション
そしてそれは ちょっとした事で手に入れられるよ
ハッピーな未来を待っている
誰でも同じ気持さ
みんなの思いを音にして
宇宙に向けて発信しよう!
東京にもニューヨークにも 音色 パリにも上海にも 音色
君はどうかな?
好きだと言える 素直な気持大事にしたい
いくつになっても 変わらない自分でいたい
あの日君と出逢い 月日を重ね
笑顔も涙も 見せ合ってきた
つかず離れずの 微妙な距離感
これからずっと保っていける
そう思える 僕
君はどうかな?
嵐が来ても 静かに待とう 明日は穏やか
季節はめぐって 現実は変わらなくても
そこから見えてくる 真実もある
笑顔も涙も生きてる証
触れ合う指先 愛情の波動
出来るのならば 生まれ変わっても
出逢いたいよ 僕
君はどうかな?
その先にあるもの…
悲劇と喜劇の本質は変わらず
ただそれは 人それぞれの感じ方次第
ひたすらに生きて 何かを信じ
自分の居る場所を認められたなら
他に望むものはないはず
その先にあるもの…
たとえ どんな試練でも
限りない願いが
それを超えるだろう
正義が必ず勝つとは限らない
でもそれは 人それぞれの価値観の違い
過ぎていく時間 大切にして
自分の生き方に自信を持ちたい
人と違う事であっても
その先にあるもの…
たとえ どんな苦悩でも
変わらない思いが
それを超えるだろう
メリンダとメリンダ
監督・脚本 ウディ・アレン
出演 キウェテル・イジョフォー
ウィル・フェレル
クロエ・セヴィニー
ウォーレス・ショーン
雨のマンハッタンのビストロで、劇作家たちが繰り広げる議論…「人生の本質は、喜劇or悲劇?」
議論は即興的に創作の世界へ。「例えばメリンダと言う独りの女性がいたとして…。」そして2つのラブ・ストーリーが交互に展開…。
ウディ・アレンの新作は、同じ状況設定から始まって、二人のメリンダがハッピーエンディングとシリアスエンディングの結末に至る構成。
悲劇も喜劇も本質は同じ、それを喜劇と捉えるも悲劇と捉えるも個々によって違うはず…その事をウディ・アレンは伝えたかったのだろうが、もうどちらでもいい~って感じ(笑)、良くも悪くも安心して観られるウディ・アレン世界。
音楽のスタンダード・ジャズもニューヨークの町並みも、新鮮さはないけど、心地良い安堵感と快感…。
メリンダの親友役を演じるクロエ・セヴィニーの、シンプルでありながらゴージャスなアッパークラスのお嬢様ファッションは、ちょっと新鮮(笑)。
ウディ・アレンの次回作も期待、そして必ず観るんだろうなぁ…(笑)!?
★★★☆☆
宇宙戦争
監督 スティーブン・スピルバーグ
出演 トム・クルーズ
ダコタ・ファンクニー
ミランダ・オットー
ティム・ロビンス
ナレーション モーガン・フリーマン
原題は「WAR OF THE WORLDS」。
今、何故数十年前の古典的SF小説をスティーブン・スピルバーグは映画化し、トム・クルーズは主演し、何を伝えたかったのだろう!?…原作に忠実なのは分かるのだが…。
演出もストーリーも、ただただ主人公親子の御都合主義に徹しているので、宇宙人(あまり変わり映えしない…)の地球侵略の恐怖(数百年万年前から計画されていた!?)も、凄まじいまでの破壊も、結果的にはとても陳腐に思えてしまったし、ラスト寸前まである程度保っていたハラハラドキドキ感も、エンディングの薄さでホント白けてしまった。
家族愛を描くのは分かるが、原作者H・G・ウェルズの地球そして人類へのシニカルなメッセージが、あまりにもさらっとし過ぎてしまい残念。
ティム・ロビンソンも、原作者のメッセージを伝える為の重要な役だったにも関わらず、怪演が過ぎてかえって印象が無くなってしまった気も…。
結果的には、こんなストレートなSFもありなのかなぁ!?
エピソード3の前に観といて良かったかも…(笑)!?
★★☆☆☆
ハイビスカスGirl
出逢えた奇蹟に 感謝感謝
沈まぬ太陽 シトラスのブーケ
恋した君は ハイビスカスGirl
めげたりしないよ 愛は果敢に
失う事を恐れたら そこから何も始まりゃしない
純な思いを真っ直ぐに
僕は偶然を必然に変える
見つめる瞳に 一期一会
南十字星 シトラスのシャワー
愛する君は ハイビスカスGirl
逃げたらおしまい 常に前進
見えるものだけ信じよう 初めてならば尚更だから
熱い思いをひたすらに
僕は瞬間を永遠に変える
バイ バイ…
せつなさが走る 痛いくらいに
心と身体 求められずに
時間だけ過ぎてく
答えが見つからないまま
バイ バイ ひとりよがりの恋だった
君だから 愛せると信じた
愚かな僕
見たのは 幻想…
くり返す事は いつも変わらず
人を傷つけ 同じ結末
死ぬ日まで やっぱり
答えはどっちつかずだよ
バイ バイ 僕は僕だけ好きだから
君の事 幸せに出来ない
勝手な僕
今さら 後悔…
バイ バイ たやすい事と思ってた
生きるなら 当たり前
それでも裏切る僕
あまりにも 残酷…
島・LIFE
傷ついた心には 波音 懐かしく
砂浜を歩いたら 招くは 海の音
島の優しさ 暖かさ
ブーゲンビリアの赤い花
ささやく鳥の唄
愛しき 島・LIFE
ゆったりと過ぎていく 潮風 島時間
笑顔なら変わらない いつまでも 元気色
島の大きさ 大らかさ
色とりどりの魚たち
果てないサンゴ礁
やっぱり 島・LIFE
泡盛で酔ったなら 踊れば 朝になる
太陽も星空も 伸ばせば 届きそう
島のぬくもり ひたむきさ
おばぁとおじぃはたくましい
働くその力
誰もが 島・LIFE
コバルト色の海によせて
戦いが済んだって その傷は癒えないよ
かと言って憎しみは 永遠じゃ哀しいさ
信じられるかい
かつて この島で起こった事
人々の血と涙が この海に流れ
生きたくても生きられなかった
そんな時代があった事実を
だけど コバルト色の海は
あの日の色と 変わらない
誰もが皆 平凡な幸せを望んでる
信じたいその思い 永遠に変わりない
今も続いてる
世界のどこかで争いが
人々の血と涙は これ以上
生きられるだけ生きていけるんだ
そんな時代であって欲しいよ
きっと コバルト色の海は
これから先も 同じ色
ボーダーライン
友達と恋人の境界線を
どこで引いたらいいんだろう
僕には分からない
逢うたびに好きになるんだ
止められなくて
口実を作っては 求める思い
隠し切れない
OH! My friend
君の気持が知りたいよ
戻れなくても…
やるせない この思い
見つめられない その瞳には誰が映る
僕にも分からない
相談はしないで欲しい
混乱するよ
口実はあからさま いつしかきっと
バレてしまうさ
OH! My friend
近いのに 何故すれ違う?
心と心…
チャレンジ・キッズ 未来に架ける子どもたち
監督/製作/撮影 ジェフリー・ブリッツ
2003年度アカデミー賞 長編ドキュメンタリー賞ノミネート作品
時としてドキュメンタリーは真実を伝えるだけだが、その真実が映画を超える興奮と驚きと感動をくれる事もある…この作品こそ、そんな作品である。
《全米スペル暗記大会》に参加する8人の子どもとその家族を追ったドキュメンタリー。
《全米スペル暗記大会》なるものの存在をこの映画で初めて知ったのだが、毎年全米900万人以上の参加者から勝ち抜いてきた子ども200余名が、単語の綴りを競い、たった一人のチャンピオンを決める大会である。
単純と言えば単純な大会と言えそうな気もするが、トーナメント方式で行われる大会は緊張と興奮の連続で、まるでスポーツの試合を観ているような錯覚さえ覚えてしまう。
この作品で取り上げた8人の子どもとその家族には、それぞれに抱る異なったドラマがあり、貧富の差の問題や人種差別そして個性的かつ優秀な子どもの教育問題…多民族そして自由を尊重する国家アメリカの縮図を、この大会に観る様な感じであった。
メキシコからの不法移民で英語が話せない父を持つ少女、たくましいシングルマザーの母と生きるアフリカ系少女、インド移民の両親に厳しい教育を受けている少年、おやべりで落ち着きのない仕草や行動が、他の子どもとはどこか異なる個性的な金髪の少年…。
しかし、何よりもその普遍的な家族の絆の強さや愛、暖かさに、あたかも観客はその家族の一員になり、知らぬ間に応援をし、そしていつしか励まされ涙し、自分自身の家族を思い出させてくれるのである。
冷静に自分自身を分析しプライドを失わず真っ直ぐ前を見る子どもたちから、誰しもが何かを感じ、学ぶに違いないだろう。
差し詰め日本じゃ《全日本漢字暗記大会》なんだろうけど、何か盛り上がりそうもないなぁ(笑)。
★★★☆☆
負けないチカラ
負けないチカラは誰にもあるよ だからそんなにメゲないで!!
step by step! 一歩づつでいいから ゆっくり行けばいい
見えなかった何かが見えてくるはず
心にいつも太陽を
それが明日への架け橋になるから
自分の存在 大切にしなくちゃ
せっかく生まれてきたんだもの
笑顔で乗り切ろうよ!!
go for it! 悪い事じゃないよ 君は君なんだから
人の事気にしたら 何も出来ない
心にいつも青空を
いつかお互いを結び付けてくれる
自分の生き方 信じていかなくちゃ
時間は誰にも平等だよ
あせらないで行こうよ!!
負けないチカラは誰にもあるよ だからいつでも微笑んで!!
イン・ザ・プール
監督/脚本 三木聡
原作 奥田英朗著「イン・ザ・プール」
出演 松尾スズキ
オダギリジョー
市川美和子
田辺誠一
原作は「空中ブランコ」で直木賞を受賞した作家、奥田英朗著の“精神科医伊良部シリーズ”第一弾の「イン・ザ・プール」。
「プール依存症」「継続性勃起症」「強迫神経症」…可笑しくも哀しい症状に悩む患者を助ける事が出来るのか、ドクター伊良部!?
原作のファンである私としては、映画化を知った時点での興味と興奮はかなりあったのですが、ちょっと肩透かし食らったかなぁ…。
もっと、もっとハチャメチャにやって欲しかった…。
期せずしてテレビでオンエアされた「空中ブランコ」のドラマ化も観たのですが、かなりのホーム・ドラマの色合いに、吹っ切る何かが欠けた中途半端な作りを感じてがっかり…。
伊良部先生のキャラクターは、テレビの阿部寛よりは映画の松尾スズキの方が原作に近いかなぁと思って映画に臨みました。確かに松尾スズキの方が合っているかなぁと思えたのですが、舞台で観る彼の不可思議な魅力が活かしきれていなかったのが残念…舞台人が映像に出演する難しさを感じました。
個人的には伊良部先生の色っぽいナースにもっと物語を引っ掻き回して欲しかったし、それを期待していたのですが…。
そうそう、オダギリジョーは益々役者としての幅が広がった感じがして、好感触!
★★☆☆☆
松任谷由実 VIVA!6×7ツアー
NHKホール
千秋楽
国際フォーラム初日公演を観て以来、約1ヶ月ぶりのユーミン。
千秋楽を観るのは初めてですが、やはり千秋楽公演は適度の興奮感とサプライズな予感が…。
1階席はステージが始めると同時にスタンディング、これぞ千秋楽!?私は3階席だったので、良くも悪くも冷静にステージ全体を観る事が出来て良かった気がします(ちょっと強がり…)。
サプライズとしては、アルバムのオリジナルバージョンの、オリジナル・ラブの田島氏がスクーターで登場しデュエット、そしてマジック監修のMr.マリック氏は黒い布の中から…。
この日のユーミンは声も絶好調、アンコールの曲も前回より多かったし、やはり気合の入れ方もいつもと違うのかなぁ、毎回が楽日なら(幸)…なんてバカな事を考えてしまいました(笑)。
ユーミンの恐るべきそして愛すべきパワーを強力なビタミンと日々の糧にして、次のツアーを心からお待まちしております!!
生まれたい島
島唄が聴こえたら
そのまま踊りゃいい
太陽は優しくて
今年も夏を呼ぶ
白い砂浜と青い海
この島に 何度でも生まれたい
どんなに質素な生活(くらし)でも
笑顔の この島に
焼酎を飲み干して
そのまま眠りゃいい
星空は輝いて
今年も夏に咲く
さとうきび畑 赤い花
この島に 何度でも生まれたい
変わらぬ大きなぬくもりに
絆はいつまでも
この島に何度でも生まれたい
吹く風いつでも懐かしい
サンゴの この島に
涙のカケラ
そばにいるのに 遠く感じる
最近 そんな気がする…
触れ合う指もぎこちないのは
ただの気のせい?
季節はめぐり 時は流れる
変わっていくのは自然の摂理
何気ない仕草にも
伝わらない何かが
幸せだったはずなのに
こなごなになった
涙のカケラ
集めても 繋がらない
暮れゆく街は 微妙に変わる
最近 そんな気もする
ふたりの時間重ね合わせて
思い出すけど
儚き夢に思えてしまう
変わらずいるのは
不自然な事
懐かしい昨日など
もう 欲しくはないから
明日への希望(のぞみ)抱きしめる
こなごなになった
涙のカケラ
集めたら 星のクロス
So Long
さよならを切り出せず
時間だけ重ねてく
あなたも分かってる
別々の生き方が
二人には 一番の選択である事を
別れの予感なら
気付いてたはずだから
笑顔で So Long
この部屋を出れば Departure
新しい明日が待っている
So Long 出逢えて 良かった…
とまどいはあるけれど
お互いを責め合わず
あなたの優しさは
誰よりも知っている
二人には 居心地の良い世界だったから
別れの予感さえ
打ち消してきたけれど
笑顔で So Long
この部屋を出れば Departure
新しい自分に出逢うため
So Long 心を 込めて…
君は君の…
夕暮れ 街は 家路急ぐ人が溢れて
悲しい気持 楽しい気持
入り混じる スクランブル交差点
だけど
君はいつでも 見失うことなく
真っ直ぐに生きてきたから
何も言わないよ
輝いていて欲しい
君は君の 思いのままに…
悩む事なら 誰にもあるはずさ
確実な夢 不確かな夢
行き惑う スクランブル交差点
だから
君はいつでも 前を向いていた
自分を信じていたね
今のままでいい
どんなこと言われても
君は君の 思いのままに…
至上の愛
もう何もためらわず
ひとすじに愛したい
あなたゆえ この愛を捧げるよ
真っ直ぐな僕の思い
嵐の海に放り出されても
辿り着くのは
君と言う名の ハーバー
強く優しく見守り続ける
永遠と言う名の ハーバー
何故人を愛するのか
その答え分かったよ
あなたゆえ この愛を慈しみ
ひたすらに僕は願う
吹雪の山に放り出されても
辿り着くのは
君と言うの頂
甘く激しく見守り続ける
永遠と言う名の 頂
海 風
遠い記憶に枕を濡らす
いくつの夜を過ごしただろう
潮騒の優しさも 夕凪の安らぎも
今では帰らぬ思い出ばかり
生まれても生まれても
繰り返す悲しみに
人は 誰も 強く立ち向かうと言うのに
今日もひとり
僕はコバルト・ブルーの海を見ている
心が弱い そう言われても
心が強い人などいない
潮騒の優しさが 夕凪の安らぎが
素直な心を 後押しするよ
いつの日か いつの日か
知るだろう 喜びを
信じながら 一日一日を生きていく
だからひとり
僕はコバルト・ブルーの風を感じる
Separate Ways
往くあてもなく 彷徨う街は
見慣れた風景 色あせた風
このままどこに辿り着くのだろうか
自分次第と思いながらも
立ちすくむ決意
夢の果てにある そこは 天国
それとも未だ見ぬ試練
今出来る事をするしかないから
とにかく今を生きていこう
時の流れに身を任せる…
それも強さ
結果だけなら 何でも言える
誰かの中傷 気にとめないで
いつかはきっと辿り着くはずだから
思いのままに 真っ直ぐ行こう
恐れない事さ
夢は遠くても それはプロセス
信じていればいいんだ
今出来る事をするしかないから
とにかく今を生きていこう
時の流れに身を任せる…
それは自信
タナカヒロシのすべて
監督/脚本 田中誠
出演 鳥肌実
加賀まりこ
ユンソナ
市川実和子
宮迫博之
かつら工場に勤める32歳独身のタナカヒロシ。退屈なのか平凡なのか…そんな事はない、日本一自分らしく暮らす不器用で自分勝手な彼…しかし、父の急死をきっかけに、そこにはジェットコースターのような運命が待ち受けていた…!?
主人公を演じるのは、熱狂的なファンを持つカリスマ芸人、鳥肌実。本作品が初主演映画であるが、演技力云々よりも、彼の目の力と存在感が…。
脚本は確かに面白いのだが、あまりに断片的と言うか、エピソードを盛り込み過ぎなのか、ひとつひとつの事件の余韻が途切れてしまって伝わってこない。と言って話の展開がスピーディーかと言えばそうでもないし、豪華かつ個性的な助演人の演出もどこか中途半端、とにもかくにも残念…。
でも、エンディングは大好き!終わり良ければ全て良しかも…。
初監督の時、ましてや自分で脚本も書いたとなると、あれもこれもしたい入れたいって気持になるのは、しょうがないんだろうなぁ…納得。
★★☆☆☆
R134
思い出に逢いたい時は この道を走りゃいい
潮風が運ぶのは いつだってあの時代
稲村ヶ崎のレストラン
変わらない シーフード・カレー
疲れた身体に優しいね
マリーナのアイスクリーム
僕は好きだよ この町が
君と暮らした 懐かしい季節
出逢いならあれから何度 あったのは事実だよ
焼けた肌 遠い夏 過ぎ去れば同じ場所
海沿いの道はどこまでも
続いてる そう 思いたかった
永遠はないと知ってても
茅ヶ崎にまた来てしまう
僕は好きだよ 湘南が
2人過ごした 愛しい季節
ブルース・ブラザーズ
監督/脚本 ジョン・ランディス
出演 ジョン・ベルーシ
ダン・エイクロイド
キャブ・キャロウェイ
ジェームス・ブラウン
レイ・チャールズ
キャリー・フィッシャー
アレサ・フランクリン
1980年 アメリカ映画
何度も観たい映画、そして何度観ても飽きずに新しい発見を見つけ出せる映画、そんな作品に出会えた時は至極の喜び…「ブルース・ブラザーズ」こそ、それらが全てあてはまる作品である。
DVDになってからは初めてであるが、もう何度観ているであろう…。
スーツ、帽子、ネクタイ、サングラスと、全身黒ずくめできめたクール且つやたらと熱い2人のカッコよさを、観ないではいられなくなってしまう、まるで禁断症状(笑)。
今は亡きレイ・チャールズをはじめ、ジェームス・ブラウン、アレサ・フランクリンの25年前の歌声に触れられるだけでも、感動モノ!
カー・アクションもCGのない時代からこその迫力とリアリティさはには、再発見したって感じで大興奮!
ライブハウスで「ローハイド」を唄う2人のお茶目さとキャリー・フィッシャーのチャーミングな怪演は、今回の新発見!
ジョン・ベルーシ(82年没)にはもっと生きていて欲しかったと、改めて思い、合掌!
そして、次回の禁断症状はいつあらわれるやら!?
★★★★☆
Keep your smile!
雨が降ってる今日だって
晴れる明日がきっと来る
涙の後には微笑みが
あるから人は生きられる
手を取り合えば限りなく
世界はひとつに近づくよ
誰もが同じ思いを持ってる
そう 信じたいから
Keep your smile!
その笑顔が僕は好き
Keep your smile!
誰にだって幸せはやってくる
季節はめぐり春は来る
冬の寒さも大切に
笑顔でいたならいつだって
心に春は感じるさ
人それぞれの違いなら
気にする事はないんだと
思えるような世界であれば
夢はきっと叶うから
Keep your smile!
素直になって笑ったら
Keep your smile!
誰にだって その意味は分かるはず
Keep your smile!
その笑顔が僕は好き
Keep your smile!
誰にだって幸せはやってくる
踊る大紐育(On The Town)
監督/振付 ジーン・ケリー/スタンリー・ドーネン
音楽 レナード・バーンスタイン/ロジャー・イーデンス/レニー・ヘイトン
出演 ジーン・ケリー
フランク・シナトラ
アン・ミラー
ジュールス・マンシン
1949年 アメリカ映画
アカデミーミュージカル賞を受賞した、ラブ・コメディー・ミュージカル。
24時間の休暇をもらい憧れの街ニューヨークに降り立った、3人の水兵の一日が、素敵な偶然で出逢った3人のパートナーと共に歌とダンスで綴られていく…。
変な先入観を持たずに、ただただ素直な気持で楽しんで観てもらいたい作品。
今から50年以上も前のニューヨークも楽しめるし(基本的には変わってないのがスゴイ!)、何よりもダンスの神様ジーン・ケリー振付によるダンスと彼のステップの素晴らしさ、そしてフランク・シナトラの若き日の甘い歌声が聴けるのだから、掛け値なしにお得な映画です(笑)。
「総天然色」って言う表現がぴったりな色彩も、ちょっと古い演出も、レトロな感じであの時代へトリップさせてくれます。
たまには如何でしょう(笑)!?
★★★☆☆
さよなら、さよなら ハリウッド
監督/脚本/出演 ウディ・アレン
出演 ティア・レオーニ
トリート・ウィリアムズ
原題は「HOLLYWOOD ENDING」 「ハリウッド映画的な終わり方」とでも訳したら良いのでしょうか。
日本のタイトルからはハリウッドが舞台なのかなぁと思ってしまいますが、そこはウディ・アレン、いつも通りにニューヨークが舞台、安心してその風景(プラザ・ホテル、セントラル・パーク…)に観客自身も入り込めます。
3年ぶりの作品公開と言う事なのですが、ウディ・アレンの本領発揮、ホント待った甲斐あり!
落ちぶれた映画監督が、元妻のプロデュースで超大作ハリウッド映画に抜擢され、ここで失敗したら二度とカムバックは出来ない、それに加え彼を捨てて製作スタジオの重役のもとへ走った元妻は気になるし…。
何と、極度のストレスで目は見えなくなるし、本当に映画は完成するの!?
そして、パリがキーワードになっているのは、素敵なエンディングのため!?
話はベタ、でも楽しくて可笑しくて、悲しくてほろ苦くて、優しくてロマンチックで…最後には幸せをくれる、ウディ・アレンの全てを詰め込んだような素敵な作品です。
シニカルやセンチメンタル…そんな彼の作品も良いけど、やっぱりドタバタ・ハッピーコメディがお似合い、これから暫くはこの路線を続けて欲しいなぁ。
そして、生きてる限り年齢不詳の役と作品創りのウディ・アレン氏であれと、願ってやまない私です!
★★★☆☆
オペレッタ 狸御殿
監督 鈴木清順
脚本 浦沢義雄
音楽 大島ミチル/白井良明
出演 チャン・ツィ イー
オダギリ ジョー
美空ひばり(デジタル出演)
この映像・様式美こそが、鈴木清順監督の集大成と言えるのか!?
絢爛豪華な色彩に彩られた世界が、歌(オペラ~歌謡曲~ロック~ラップ…)と踊り(タップダンス~バレエ~能~歌舞伎…)で綴られる、まさに清順ワールド、良くも悪くもごちゃ混ぜ、ごった煮の摩訶不思議な世界。
クエンティン・タランティーノ、ウォン・カーウァイ、ジム・ジャームッシュ等の個性的監督に、熱狂的にリスペクトされているのも確かに頷けました。
「狸御殿」はかつての日本映画黄金時代、美空ひばりや市川雷蔵などの往年の大スターが出演して大衆に大いに受けたヒットシリーズ、その「狸御殿」を現代に復活させようとしたのは、その題材が現代でも大衆に受けると考えたのか、それとも他に題材が見つからなかったのか…!?
キャスティングには興味深いものがあったが、生かしきれていない気がして残念…。
ストーリーも演出も中途半端で私的にはちょっと欲求不満気味…、もっと突き抜けてハチャメチャにやって欲しかったなぁ。
主演のチャン・ツィ イーとオダギリ ジョーのコンビはただただ美しく、狸姫乳母役の薬師丸ひろ子の怪演は拍手モノ、そして由紀さおりの地声による歌声(いつもはソプラノだし…)の迫力にビックリ、最後に、故美空ひばりにセリフと歌を唄わせてしまう、最新技術にまたまたビックリ…。
賛否両論、老若男女に観てもらいたいし、その感想が聴きたくなる作品。
100歳まで(あと20年ない!?)清順ワールドと清順パワーを送り続けて欲しいなぁ…。
★★☆☆☆
奇蹟
君の頬に両手あて そっとKiss…
その瞬間に感じる思いは
そう My Heaven
君と出逢った その時から
僕は奇蹟を信じるようになった
愛はMiracles
たとえようのない New World
愛はMiracles
限りなく続く Simple Zone
独りぼっちの真夜中 君は今…
瞳閉じれば愛しい寝顔
そう My Intuition
どんなに遠く 離れようと
僕は奇蹟を信じ続けるだろう
愛はMiracles
生きてくための Great Power
愛はMiracles
明日へと続く Endless Road
これから先に 何があっても 僕は愛する
愛はMiracles 愛はMiracles
そう教えてくれた 君のことを…
旧友(とも)来たりて…
「出張で来たんだよ、会おうか」と
懐かしい旧友(とも)の声
突然の携帯も 時として嬉しいね
学生時代よく行った
飲み屋で待ち合わせ
駅からの道のりは 未だ変わらず
古本屋 パチンコ屋 雀荘に 二番館
旧友(とも)来たりて 酒を飲む
思い出語りは 明日の糧
一瞬で帰れるよ あの頃の
笑顔なら変わらない
隣ではイマ時の学生が飲んでいる
親父ヅラした2人でも
青春はあったのさ
おばちゃんは元気だし 味もそのまま
生ビール もつ煮込み 焼き鳥に 鮭茶漬け
旧友(とも)来たりて 酒を飲む
出会えた事に ありがとう
旧友(とも)来たりて 酒を飲む
思い出語りは 明日の糧
江の島
初めてここへ来た時も
小雨まじりの日だったね
今日は独りで砂浜を歩く
あの日は2人だったけど…
想い出はたくさんあり過ぎて
なのに 君の笑顔 想い出せなくて
僕はひとりよがりの恋をしていたんだろうか
雨の止まない事はないよ
晴れる日を待って
もう一度 江の島
ちぎれたハート 潮風にのせて
いつものように江の島は
優しいチカラくれるから
僕はここから離れられないよ
君がこの町離れても…
表情は穏やかだけれども
僕を叱ってくれる この町が大好き
何故かホッとするんだ 波に身体まかせてると
雨の止まない事はないよ
晴れる日は来るさ
もう一度 江の島
夢見るハート 潮風にのせて
湘南Day Dream
会社をさぼった 水曜午前10時
遅めの朝食 withシャンパン
こんな日もたまにはいいよね
忙しい自分へのご褒美
この後はバイクで海へ…
江の島あたりまで走ろうか
茅ヶ崎からなら 丁度いい距離
冷えた缶ビール飲み干して
砂浜で Day Dream
携帯切って PCも電源OFF
コンタクトなしの Happy Weekday
流されず生きていたいね
東京は時として哀しい
潮風は友達のよう
最近乗ってないサーフ・ボード
辻堂あたりで再開しよう!
思い巡らせば 戻れるよ
波次第 Day Dream
素敵な一日 僕だけのDay Dream
ホテル ノスタルジア
ノスタルジア ノスタルジア ホテルの名前はノスタルジア
出逢った頃に戻りたいなら ここに一泊すればいい
人の心は不可思議 優しさを求めてる
ホテル ノスタルジア もう一度愛しあえる
ホテル ノスタルジア ここは愛の楽園
恋人達は気付くはず
想い出は素敵なアロマ
永遠の媚薬
空の青さも海の深さも きっと心に持てるはず
人の思いは無限大 果てしなく続いてる
ホテル ノスタルジア 愛しあう人全てが
ホテル ノスタルジア ここで生まれ変われる
恋人達は見つけるよ
想い出の素敵なアロマ
ぬくもりは媚薬
ノスタルジア ノスタルジア ホテルの名前はノスタルジア
Scarlet(緋-あか-)
Scarlet in my Heart. Scarlet in my Love.
燃え立つ緋(あか)が哀しい
胸の鼓動がピークに達し
貴方を直視できなくなる
嵐のようなざわめきが 身体中を走ってく
もうどうなってもいい
全てを捨ててもかまわない
ただ こうしていたくないだけ
崩される 神話
Scarlet in my Eyes. Scarlet in my Life.
燃え立つ緋(あか)は消えない
明日がなくてもかまわないから
自分の思い投げつけたい
予感は全て外れても
それはそれで仕方ない
あげるものないけど
失いたくない愛ゆえに
そう 愚かなことと知ってても
新しい 伝説
Scarlet in my Heart. Scarlet in my Love.
燃え立つ緋(あか)が哀しい
Scarlet in my Eyes. Scarlet in my Life.
燃え立つ緋(あか)は消えない
Boat
漕ぎ出したBoatは 何処へ流れる
夜の海は静か 行くあては知らない
安らぎよりも深い思いを込めて
時は教えてくれる
生きることの大切さを
波があれば波のままに
風が吹けば風のままに
漂いながら見つけるだろう
今 そこにいる意味を…
沖を行くBoatは 何処を目指す
朝の海は やがて行く先を教える
哀しみよりも深い愛があるよと
時は示してくれる
ただひたすらに進むべきと
太陽の思うがままに
星の光 道しるべに
傷つきながら知ることだろう
何故 人は生きるのか…
泣けない夜のセレナーデ
出来るならもう一度 出逢った頃に戻りたい
永遠を信じた一秒は 遠い彼方
流星は夜毎 空を飾るのに
願いは届かず
胸につのるは 悲しみばかり
泣けない夜に泣きたくて
それでも涙でないから
どうぞ Moon Light
魔法の呪文
この想い 夜空を駆けて
始まりが終りなら もう恋なんかしたくない
永遠を誓った一秒も 嘘の世界
正論はいつも真実じゃないね
願いは乱れて
あちらこちらで 混戦模様
泣けない夜に泣きたくて
それでも涙でないから
どうぞ Moon Light
魔法の呪文
この想い 夜空を駆けて
未来は今(The Future is Now.)
僕の夢と君の夢が
出逢う瞬間があるのかなぁ
君を見ていると切なくなるよ
届きそうなのに届かない 微妙な距離
時間を止めて!
全てをあげる 君が欲しいもの 何もかも
2人の未来は今から始まる
The Future is Now.
変わらぬ思い 50年でも100年でも
運命だと思えばいい
何が起こっても たじろがない
君の瞳には 意志がみなぎる
一度つないだら離さない 固い絆
時空を超えて!
全ては叶う 思い重なって ひたすらに
2人の未来は今から始まる
The Future is Now.
果てない旅は 50年でも100年でも
I know
オフィスの灯りが
ひとつふたつ 消えていく
最終電車に急ぐ人たち
当たり前の一日が終わる
夢の続き見れるだろうか
疲れきった身体横たえる ベッドで
くり返す日常に
また ため息…
ひとりたどる家路
I know それが人生
明日は週末
目覚めたら 昼下がり
やりきれぬ思い つのるストレス
誰も同じ 逃げ出したいけど
夢はいつか叶うだろうか
とりとめもないまま 時間だけが過ぎる
くり返す日常は
いつ ピリオド?
つばさあれば きっと…
I know だから人生
HALF
後姿を見ていたら
涙溢れて止まらなかった
愛していれば愛される
それは全て 幻想だった
幸せの価値観は 人それぞれ違うにしても
思いは届くと信じていた
そんなに嫌わなくてもいいじゃない…
せめて半分でいいから
私への思い 返して欲しい
性懲りも無くくり返す
悔しいけれど やっぱり女
愛していても愛されぬ
悲劇色が ただ好きなだけ
生まれても生まれても
生き方など変わらないかも
夢なら醒めてしまうば終わるのに…
せめて半分でいいから
現実をここに 残して欲しい
LA VIE
幾つもの時を重ねても
離れていく心はあるし
たった一夜で
永遠を感じることもある…
人生は不思議で楽しい
そう思えば 今日も生きられる
LA VIE LA VIE 明日は分からないから
LA VIE LA VIE その意味を知るのは
いつの日のこと
過ぎていく時間は儚い
なのに人は気づきもしない
たった一秒で
変化することだってあるから…
人生は愚かで切ない
でも美しい だから生きている
LA VIE LA VIE 明日が見えたとしても
LA VIE LA VIE 生まれてきたことを
誉めてあげたい
松任谷由実 VIVA!6×7ツアー
東京国際フォーラム ホールA
「松任谷由実 VIVA!6×7ツアー」東京公演の初日を観ました。2週間ほど前に同じホールで中島みゆきのコンサートも観ました、音楽性やステージングの違いはあるのですが、同年代の女性アーティストとしてのパワー、由実嬢にもみゆき嬢にも、ある種の凄みさえ感じた私でした。
今回のツアーは、NWEアルバムの持つヨーロッパの薫りが漂う歌とサウンドを受け継ぎ、映画的でセンシティブな内容のステージングと言う事であり、それを期待していたのですが…ちょっとがっかり、中途半端なごった煮的な演出で、私的にはあまりいただけなかったかなぁ。
映画的と言う事で、「映画色の街~♪(瞳はダイヤモンド)」を歌ったり、「VIVA!6×7」と言う事で6×7=42的なセリフが出てきたり…う~ん、意図は分かるのだけど、何かベタ過ぎて素直に受け入れられませんでした。
ヨーロッパ的な演出も随所に散りばめられていたのですが、コントラストとバランスが取れていなかった…って言うのが正直な感想です。
でも、最後のメドレーの盛り上がりや「DESTINY」でシャウトするユーミンのかっこ良さは、何度観ても幸せな気分にさせてくれます。
それにしても最近のユーミンは涙もろい…ユーミンと一緒に年を重ねてきたファンも、やばいくらい涙もろくなってきてるかも!?
とにかく、これからもずっ~とNEWアルバムのツアーをやるユーミンであって欲しいです!!
中村勘三郎襲名披露 五月大歌舞伎
髪結新三
河竹黙阿弥 作
中村勘三郎
坂東三津五郎
市川染五郎
尾上新之助
中村富十郎
歌舞伎座
ようやく中村勘三郎襲名披露公演に行ってきました。3、4月はあまり観たい演目がなかったのに5月は昼も夜も観たい演目ばかり…まぁ、そんなものなのでしょう(笑)。
粋で小気味良い江戸っ子の髪結新三は勘三郎にははまり役、観客を100%楽しませてくれます。
小悪党だけど、どこかしら可愛くて憎めないキャラクターは、かの黙阿弥が勘三郎のために書いたのかと思えるくらいです。
セリフも聞き取りやすくて(悪く言えば現代風過ぎるかも…)、勘三郎との絡みが無い時には聞き取りにくかった他の役者(特に新之助、染五郎…)のセリフも、勘三郎と絡みだすとセリフ回しも変わってしまうのには驚きました。
やはり勘三郎には、役者も観客も変えてしまうような、役者としてのオーラがあるのでしょう。
今までもそれは感じていたのですが、今回はそのオーラの大きさを改めて確認させられました。
夜の部の演目はこれまた豪華で、1~3階席のチケットを買えなかったお客さんが、一幕席のチケットを求めて午前中から並んでおり、これまた驚かされました。
「野田版研辰の討たれ」は是非是非観たいのだけど、無理かなぁ…(涙)。
コーラス
2004年フランス
監督:クリストフ・バラティエ
やはり子供には泣かされてしまう。それは合唱と言う心がひとつにならなければ成立しない芸術へのあこがれなのか、郷愁なのか…。
昨年フランスで公開されるや870万人を動員し、社会現象を巻き起こしたとまで言われた作品である。
舞台は1949年、フランスの小さな町の寄宿舎に中年の音楽教師マチュー(ジェラール・ジュニョ)が赴任してくる。この寄宿舎には、戦争で親を亡くした子供たちや素行に問題のある子供たちが生活していた。
校長は厳格なスパルタ教育をするので、子供たちの心は閉ざされていた、そこでこの音楽教師が子供たちに合唱団を結成させる。子供たちはその中で、音楽の楽しさと友情の大切さ、生きる事の素晴らしさを知っていくのである。
ストーリーはストレートで分かりやすいものなのだが、子供たちの澄んだ歌声とひたむきな姿勢に、正直ココロうたれてしまう。
大人になって忘れてしまう、しかし持ち続けていなければならない純粋さを、改めて教えてくれるのがこの映画である。
最近新聞で、「本年度のウィーン少年合唱団の応募者がゼロだった…」と言う記事を読んだ、何か切ないけれど、現実はそんなものなのかも知れない…。
★★★☆☆
ここまでふたり、ここからふたり
苦労七坂越えてきた
細くて長い夫婦みち
晴れた日 泣いた日
涙と笑顔
夢があるから生きられた
どんなに小さな事だって
重ねあげれば 無限の力
ここまでふたり
ここからふたり
そっと寄り添うおしどりは
つかず離れず生きている
嵐も 吹雪も
春待つ季節
信じていれば生きられる
いつかは開く 花一輪
ほのかに匂う 幸せ桜
ここまでふたり
ここからふたり
明日の事など分からない
だから楽しい夫婦たび
順風 まんぷう
願っていれば
どんなに辛い苦労でも
過ぎりゃ笑って 絵空事
思い重ねて どこまでも
ここまでふたり
ここからふたり
I am what I am.
有難うの気持ちは 声にしなくても
きっと分かってくれるよね
笑顔でいれば 心通じる
どんな悲しみも乗り越えられる
今日までの真実を 明日の糧にして
もう一度
自分自身を見つめ直そう
この地球(ほし)に生まれ
この時代に生きて
今 僕はここにいる
貴方とめぐり逢えた 奇跡の中で
生きる上の価値観
押し付けられない
だけど 迷ってしまうよね
信じていれば思い通じる
だから苦しみも 一つの課程
いつの日か思い出す
笑って言えるから
愛そうよ 自分自身を見つめ直して
この地球(ほし)に生まれ
この時代に生きて
今 僕はここにいる
貴方に貰ったのは
たくさんのパワー
この地球(ほし)に生まれ
この時代に生きて
今 僕はここにいる
貴方とめぐり逢えた 奇跡の中で
2005.5.7.am
ワイン飲んでます
独り飲んでます
上品なシラーです
いい事がある予感がします
必ずあると信じます
僕が生まれた瞬間
喜んでくれた人達に感謝します
僕を愛してくれる全てに ありがとう!
それが たとえ
僕の独りよがりでも
愛しています
ただ ひたすらに
愛しています
愛することは
生きていることだと思います
46
また一年過ぎたけど
時間は平等 考え方次第
着飾った服を また一枚脱いで
僕は素肌に近づいていく
素直な気持ち 大切に
素顔の自分を愛しく思いながら
生きる事を覚えるんだね
もう一つ階段を上ったよ
46段目…
対極の地
生まれて初めて見た夢を
覚えていますか?
どんなに思い出そうとしても
思い出せない
だけど どこか 懐かしく愛おしい
生かされて
時の流れのままに とうとうと
限りある命と 限りない夢との
狭間で人は
また生かされる
思いもよらない出来事に
一喜一憂しても
所詮は運命(さだめ)られた事だと
思ってしまう
だから いつも 虚しくて儚いね
生きている
その真実あるから いつの日も
喜び悲しみが 願わくば
ひとつになって
いて欲しいから
with(…)
離れていても思い出す
一番大事な人 一番好きな人
これからも 一緒に生きていけたらいいね
まだまだ 色んな事があるかも知れない
だけど ひとつひとつ
ゆっくりと考えて
あせらずに行こうよ
最善の考えが浮ぶはずだから
with(…)
出逢えて良かった…
出逢った偶然は
今こうして必然 固い絆になる
これからも一緒に 生きていける気がする
いつかは笑顔で言える 二人生きた日々
だから 一緒の時間(とき)
大切にしなくちゃね
気取らずに行こうよ
飾らない表情が 二人に似合うよ
with(…)
出逢えて良かった…
いつか、満開の桜の下で
目に見えるものだけを信じていれば
人は幸せなのかも知れない
目に見ないものを信じてみれば
違う何かが見えるかも知れないのに
今こうして 出逢えた奇跡
もう2度と逢えない真実
どちらも一期一会
いつか、満開の桜の下で
僕ら再び手を取り合って
桜吹雪浴びながら
叶わぬ事と分かっていても
永遠を信じたい
移り往く人の世は されど変わらず
同じ事繰り返しているよね
慈しむ心さえ忘れてしまう
どんな時でも冷静になれないから
何故出逢って別れていくの
永遠を感じた2人も
いつしか変わっていく
いつか、満開の桜の下で
僕らも一度出逢えるのかな
桜花びら舞う中を
全てのことを受け入れられる
その強さを信じよう
潮風唄(かぜうた)
恋をして傷ついて また恋をして傷ついて
性懲りも無く繰り返す
帰れる場所は ここしかなくて
片道切符で船に乗る
潮風(かぜ)のささやき 優しくて
人の心も 大きくて
私の全てを迎えてくれる
この島からもう一度
青い海へと 思いを込めて
夢破れ後戻り また夢破れ立ち止まる
生きてく事に疲れても
生きてく力 ここならくれる
思いはいつも青い海
おばぁの言葉 優しいネ
おじぃの笑顔 懐かしい
私の全ては手のひらの中
この島なら大丈夫
唄えば いつか 夢をも叶う
何て恋しちゃったんだろう!?
たとえ何と言われようとも
好きで好きでたまらないから
自分の気持ちに正直でいたい
だから素直に言うよ
そっと I LOVE YOU.
本当にこんな気持ち
生まれて初めて
毎日がハイ・テンション
何て恋しちゃったんだろう!?
いつもCOOLなこの僕が
名前さえ知らぬ貴方に…
その微笑みの 僕は虜になった…
世界中に聴こえるように叫びたい
好きで好きで仕方ないから
自分の心に嘘はつけない
きっと笑顔で言うよ
いつも I NEED YOU.
叶わない恋なんかあるわけないよ
頑張れば So Happy!!
何て恋しちゃったんだろう!?
いつも COOLなこの僕が
一度だけ逢ったあなたに…
届きはしない 僕は首ったけなんだ…
何て恋しちゃったんだろう
何て恋しちゃったんだろう
今は僕のひとりよがりだけど
好きになってもいいですか?
ずっと ずっと…
幸せのカタチ
どんな時でも笑顔忘れない
そんな君だから
僕は大好き
僕が落ち込んだ時にも
君がいるから頑張れた
その笑顔が 僕を救ってくれた
Thank You For Your SMILE.
Thank You For Your LOVE.
そして 今 永遠の 愛を誓う
限りない夢を 探す旅に出よう…
人の心は気持ち次第で Happy or Unhappy
僕はそう思うんだ
だらか2人で生きていこう
心と心 重ね合い
ゆっくりと そう あせらずに
手と手握り合って
Thank You For Your SMILE.
Thank You For Your LOVE.
あの日から 僕ら2人 運命に導かれて
この途を歩きだした 明日へ続く…
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール展
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール-光と闇の世界
国立西洋美術館(東京上野公園)
17世紀フランスの画家(ロレーヌ生まれ)としては世界的な知名度であるらしいのですが、正直この美術展を観るまでは、同時代の画家レンブラントは知っていても、ラ・トゥールに関してはワインの銘柄と間違えてしまう位の知識しかありませんでした(笑)。
しかしラ・トゥールは、私の心に時空を超えて現代アートにも通じるようなモダンな感覚を与えてくれました。
少し大げさかもしれませんが、それは今までに私が味わった事のない新鮮な衝撃でした。
聖と俗、光と闇と言った二面性は神秘的、節くれだった指や爪の汚れそしてシワや輪郭線はリアルさの追求…とにかく一つには括れないこの画家の感性や技量をあらわしているようでした。
女性を描く時の線のシャープさと丸味の絶妙なバランスにも、深く心打たれ感動しました。
個人的には「書物のあるマグダラのマリア」「ダイヤのエースを持ついかさま師」「荒野の洗礼者聖ヨハネ」の3作品が気に入りました。
まだまだ、日本人には知られていない画家のようですが、是非一度観てもらいたいと思います。
好き嫌いは別にして、新しい発見が必ずやあるはずです。
中島みゆき コンサートツアー2005
東京国際フォーラム ホールA
インターネットの抽選によるプラチナ・チケット(これで今年の運を使い果たしたくはないけど…笑)を手にして、10数年振り(その間に「夜会」は3回観たような…)に、わが人生3回目の中島みゆき嬢、東京初日(2日間)のコンサートに行ってきました。
やはり観客の年齢層は高く、独りで来ている観客も多く見られ、ユーミンの客層とは明らかに違う感じ…。
彼女もステージでコメントしていたのですが、「プロジェクトX~地上の星~」や「紅白歌合戦」で中島みゆきを知り、初めて足を運んだ観客も多いらしく、最初に彼女から、自身の歌とトークのギャップで腰を抜かさないで欲しい…と強調しておりました。
何かの雑誌で読んだのですが、「夜会」のおかげで音域が広がり表現力がついた…と、確かにその声は変幻自在、ある時は可愛く、ある時は色っぽく、またある時は女の情念や激しさを、中島みゆきの個性で最初から最後まで演じ歌いきっており、久々に聴く「わかれうた」も「歌姫」も、レコードで聴いていた頃とは何か違う感じ、余裕と良い意味で一歩引いた感じがしました。
「夜を往け」「土用波」は、ホント何かにとり憑かれている(笑)ようなド迫力でしたが、「はじめまして」は曲だけではなく、あのド迫力の歌で聴きたかったなぁ…。
個人的には彼女のトークと歌のギャップはあまり好きではないのですが、久々に聴いたのでとにかく懐かしかったし、そして懐かしいバック・ミュージシャンの名前にも…(感涙)。
そう言えば、アンコールになってやっと立ち上がったコンサートも久々…(笑)。
まだまだ、20年は頑張れそうなみゆき嬢でした(ガンバ!)。
海に還る日
遠い日僕らは魚だったんだろう
こんなに海が恋しくてたまらない
だから海を見ていると 身体が切ない
あてもなく彷徨う潮風(かぜ)になるよ
思いの全てを心のままに
過ぎ去る時間の中に忘れてしまおう
やがていつか
海に還る その日を夢見て…
いつでも変わらぬ感情でいられたら
どんなに人は幸せになれるのか
いつも海を見ていると 考えてしまう
傷つけ合えずに生きていたいよね
生きてる事を悲しまないで
過ぎ去る景色のように 思い出にしよう
やがていつか
海に還る その日を信じて…
遠くの街で…
涙ぬぐいもせずに僕は思う
Hello Good-bye
遠くの街に行っても 忘れないよ
もし僕が君ならば 同じ事をしただろう
旅立つ僕に幸せのブーケ
色とりどりの花たちが 見送ってくれるよ
Thank you for friendship.
離れていても 繋がっているさ
距離には負けたりしないさ
目には見えない
僕等の Heart to Heart
いつ何があったって 帰ってくればそれでいい
迎えてくれる微笑みの国は
慰めじゃない優しさが 満ち溢れているよ
Thank you for friendship.
どんな時でも頑張っていける
不思議な力ありがとう
未来へ続く
僕等の Heart to Heart
同じだよこの空は 2つの街つないでる
寂しい時は この空を見るよ
Hello Good-bye
遠くの街に行っても 忘れないよ
途方…
このままでいたならば
崩れ落ちそう
私の心は吹雪模様
もう何も見えない
当たり前の事なのに
だからこそ辛くって
忘れられない もどかしさ
ただ過ぎるだけ
過去も未来も
追いかけて 繰り返す
罪深き 女です
忘れたい事ばかり
あり過ぎるから
記憶喪失になれたならば
どんなにか幸せ
不幸ならば 慣れてると
泣き笑い続けてる
ついていけない歯がゆさは
そう 貴方ゆえ思いつのって
愚かさを弱さだと
言われても仕方ない
offshore (bigwaveを求めて)
若い頃はいきがって 大きな波に向かっていった
怖いもの知らず そんな俺も
時の流れと共に
穏やかな波とたわむれるようになった
そんな自分を否定しないけど
今 試してみたいんだ
きっと最後になるかも知れない
もう一度 offsore 風になるんだ
まだ見ぬ offsore bigwave 求めて…
何もかもを捨ててまで 大きな波に乗ることはない
戦いを挑み ロングボード
とめる奴いるけど
穏やかな波は 刺激など もうくれない
いつか後悔をする日が来るさ
そう 試してみたいんだ
2度と戻って来れないとしても
もう一度 offsore 風になるんだ
まだ見ぬ offsore bigwave 求めて…
もう一度 offsore 風になるんだ
まだ見ぬ offsore bigwave 求めて…
SAMARKAND BLUE
サマルカンド・ブルー 海よりも青い
サマルカンド・ブルー 空よりも青い
サマルカンド・ブルー 永遠の青
お前に見せたい この町は砂漠の中
澄んだ瞳の人が迎えてくれる
季節の如く変わる心を 誰も責めたりやしない
「もう一度」なんて言う ガラでもないけど
この町に来てごらん そして見てごらん
サマルカンド・ブルー 海よりも青い
サマルカンド・ブルー 空よりも青い
サマルカンド・ブルー 永遠の青
本当の自分見透かされたよう
「今でも、お前が好きだ!」
聴こえてくるんだ モスクから祈りの声
疑いを忘れたら 笑顔になれる
こんな思いに俺がなるとは
信じられない 俺だって
「逢いたいよ」なんて言う ガラでもないけど
この町が教えたよ 素直になる事
サマルカンド・ブルー 海よりも青い
サマルカンド・ブルー 空よりも青い
サマルカンド・ブルー 永遠の青
本当の自分見透かされたよう
「今でも、お前が好きだ!」
サマルカンド・ブルー 海よりも青い
サマルカンド・ブルー 空よりも青い
サマルカンド・ブルー 永遠の青
Manhattan Choice
イーストリバーに昇る朝日に
今日の幸せ2人祈った
夢だけあれば生きていけた
その日暮らしの 毎日だって
ステップ踏めば 心も踊った
どんなに身体疲れていても
あなたの笑顔がパワーをくれた
時間(とき)の流れは時に残酷
若さゆえの悲劇と思いたくはないけど
涙流して傷ついたって
生きてく力は 誰にでもあるはず
摩天楼に もう一度誓った
Time is NewYork.
ハドソンリバーに沈む夕陽に
明日の幸せ祈ってみよう
夢と現実分からぬまま
暮らした日々も 無駄じゃないから
これからずっと夢は捨てないで
見失わずに生きていきたい
鼓動の連鎖がパワーに変わる
時間(とき)の流れに身を任せよう
逃げてるわけじゃなくて
前向きだと思える
Manhattan それぞれの選択
Life is NewYork.
終わりからの旅
行くあてもなく彷徨えば
どこかに辿り着けるだろう
思い当たる術ならば
全て試してみたけれど
風と流れのままに
傷ついても 夢破れても
生きてる限り
終わりから始まる 旅がある
疲れた身体休めたら
今ふたたびの旅支度
幼い日に見た夢と
違う自分であっても
人は分かり合えるはず
出逢いと別れの中
躓いても 立ち止まっても
始めればいい
終わりなど気にせず ひたすらに
自分のペース見つけたら
それが人より遅くても
惑わされずに行けばいい
自分は自分だから
人は優しい生き物
星に導かれてる
迷っても 見失っても
生きてる限り
終わりから始まる 旅がある
願い唄
川の流れは山から海へ
ただひたすらに流れゆく
人の心も川の流れに
身を任せてとうとうと…
いつの日か いつの日か
あの海へ
必ずや 必ずや
たどり着く
花は散ってもまた咲いて
人の心を和ませる
私の願いも いつの日か
叶うと信じ 明日を待つ
空の青さも 海の青さも
ただ限りなく透明に
誰の思いにかたよりもせず
永遠と言う名のもとに…
やがてくる やがてくる
真実を
分け合って 分け合って
手の中に
人の命も限りなく
永遠刻む走馬燈
私の願いは必ずや
安らぐ心 連れてくる
シェフの素顔とおいしい時間
2002年
出演
ジュリエット・ビノシュ
ジャン・レノ
“フランス映画”って感じの“フランス映画”でした(笑)。スタイリッシュでセンスが良くて、どこかシニカルで…。
トラブルで飛行機が飛ばずに空港で足止めを食った二人が、偶然出会い、そして偶然が重なり同じホテルの部屋で一夜を過ごし、翌朝お互いに別の場所に旅立つが、お互いの必然に気付く…大人のおとぎ話って感じで、エンディングも分かりきってしまうのだけど、それさえも心地良い映画…。
ほとんどが二人の会話でストーリーは進むし、設定もホント(!?)って気もしますが、それさえも納得させるのは、経験を経た男と女のリアリティのあるセリフ、全然飽きさせない…。
登場する料理もワインも、物語の重要な脇役。ホント美味しそうだし、ついついお腹も減ってきそう、赤ワインとフレンチの一品が欲しくなります(笑)。
ジュリエット・ビノシュの映画を観る度に思うのですが、彼女は綺麗なのかそうではないのか!?…あのふけ顔(失礼)と顔の骨格がイマイチ好きになれない私(あくまでも個人的見解)としては、今回新しい発見が…すっぴんで髪を下ろして、その髪をなびかし、どこか遠くを見つめているナチュラルな彼女が、綺麗に見えたのです(笑)。
果たしてこの二人の設定、フランス映画だから上手くいくし成り立つのかなぁ。
日本の役者に置き換えれば、黒木瞳と役所広司あたり!?…でも、日本のスタッフが制作すると中年同士の嫌らしさが強調されそうな予感(笑)。
★★★☆☆
今日を生きよう!!
Try again!! 今日を生きよう!! 昨日の僕は生まれ変わったんだから…
病は気からと言うけれど 全くその通り
昔からの言い伝え守りましょう
微笑んでいなけりゃ 損をするくらいの気持ちでいようよ
生きてることの実感 感じられやしない
大声で笑って 大声でケンカして 大声で泣き叫んで
今日を生きよう!! Try again!! 僕は生きてるんだ
悩んでばかりじゃ同じ事 立ち止まってるだけ
足があるんだから さぁ歩きましょう
考える頭が いつも臨機応変 そう使わなきゃ
生きてることの快感 感じられやしない
誰の非難もせず たとえ間違っていても
気が付いたら治しゃいい
今日を生きよう!! Try again!! 反省は明日の糧
幸せばかりを考えちゃ 幸せにはなれない
でも 不幸ばかり考えてたら いつしか Unhappy
今日を生きよう!! Try again!! 今に生きてるんだ
Try again!! 今日を生きよう!! 明日の僕を見てもらいたいからさ…
reborn
緑の草原 大の字になって
空を見上げてみよう 世界が広がる
僕らはこんなに ちっぽけな存在
宇宙の中じゃ どんなだろう?
昨日があるから今日がある
今日があるから明日がある
当たり前のように聞こえるけど
Circle of Life
どんな自分も好きになれるよ
それが僕らの未来になる
砂浜走って 海へ飛び込もう
思いのままなら 無限へと続く
僕らはいつでも 不確かな存在
どこに居たって 変わらないの?
そんな事はない 夢がある
夢があるから 生きている
当たり前のように聞こえるけど
Circle of Life
いつの日か生まれ変われる
そして僕らは未来になる
そこは、China Town
蔑むような目で見ないで
言葉は通じなくても 分かり合えるはず
真っ直ぐな心 見せ合えば
もう一度 あの日のように笑顔になれる
旅立つ前にここに来たのは
生きてる証
China Town 2人が出逢った場所
迷路のようなわだかまりも
やがて溶けるから
思いつきでも上手くいくよ
信じていればいいから
この目を見つめて
真っ直ぐに思い話そうよ
ゆっくりと あの日の笑顔忘れられない
偶然だって必然だって
変わりはしない
China Town 仲直りできる場所
誰をも満たすこの街には
何でもあるから
空 蝉
傷つくことに慣れたって
何の徳にもなりゃしない
酒を飲んでも唄っても
忘れられない事もある
この都会(まち)に生きているのは
飛べない天使たちばかり
優しさの押しつけは もういらない
夢は醒めても想いは尽きぬ
だから未練と呼ぶのだろう
流れゆく川の流れは
ただ とうとうと上から下へ
時間はいつも魔物となって…
綺麗な時は短くて
儚き夢と誰も言う
変わらぬ日々と責めたって
変わらぬ自分 今日もいる
この都会(まち)は情報過多で
悩みの多い人ばかり
物質だけ求めても 仕方がない
分かっていても求めてしまう
だから眠れぬ夜は続く
繰り返す悲劇の中で
今 立ち止まり振り返っても
時間は何も教えてくれない…
天空(ether)
さぁ手をつないで 両手を広げて
もしかしたら 空を飛べるかも知れない
誰も知らない未知の世界が 僕らを待ってる
果てしない想いが
現実と夢分けても
限りない力が全てを変える
旅立とう 今すぐ
空の彼方へ
何故人は孤独 この地球(ほし)の上で
いつになっても 答えは無く虚しくても
誰も知ってる身近な事が 僕らを迎える
行き着いた心は
真っ白なまま無限さ
見下ろせばキレイだ
まだ大丈夫
信じよう 明日を
空が手招く
Trust
あの日の悲しみを 穏やかに思い出せる日は 必ず来るから…
運命と言うにはあまりにも理不尽な
悲しみは突然やってくる
だけど時は止まらずに
ただ とうとうと刻み続ける
信じるべきものは もうこの世にはない
こんなに悲しみの溢れた世の中には…
前を見ろと言われたって
闇ばかりの現実
何を信じろと言うのか
でも 信じなきゃ
信じる事を止めてはいけない
心なしか軽く どことなく前向きに
見方だけ変えたらいいのに
夢はリアル 手招くよ
でも 猜疑心くすぶっている
ひたすらに信じよう もう慣れきったから
あきらめじゃないから
このまま信じてみよう…
答えなんか求めたって
期待したって無理だよ
生きてることなど瞬間
そう ひたすらに
信じていれば微笑みに変わる
Alone…
この地球(ほし)に独りぼっち
そんな気がした
君を失った瞬間
誰もが幸せに見えて
僕はひとりよがりの遊びしてた
想い出をたぐりよせて
まるでパズル・ゲーム
かけらのひとつ見つからなくても
哀しいね 完成しない
Alone また訪れた
Alone 静寂のとき
Alone 何度繰り返しても
Alone 大人になれない
時間(とき)を超え追いかける
ぬくもりに似た
愛という名の幻想
いつまで続くのだろうか
出逢いと別れの旅 僕はひとり
想い出に身を任せていれば楽だけど
幸せのため涙さえ
まだ知らぬ悲しい奴さ
Alone 何故ひとりでは
Alone 生きられないの
Alone 何度繰り返される
Alone 心の葛藤
桜の標
あれから何度季節が巡り
あれから何度桜が咲いた…
別れはあまりにも突然
貴方は逝ってしまった
あの笑顔はそのままに
僕の心に残るよ
華やかさも 潔さも 桜のよう
満開の桜 散り逝く桜…
まるで貴方の生き方
いつかどこかで逢えたなら
また一緒に歌おうよ
街角に流れるラブ・ソング
貴方のメロディーだね
あの優しさそのままに
誰の心も和ます
生きる事は桜に似て 儚いけど
満開の桜 散り逝く桜…
だから今日を生きなくちゃ
きっとどこかで見ているね
そう信じて歌うから
エターナル・サンシャイン
製作・脚本 チャーリー・カウフマン
監督 ミシェル・ゴンドリー
出演 ジム・キャリー
ケイト・ウィンスレット
本年度のアカデミー賞最優秀脚本賞受賞
喧嘩をして仲直りをしようと思っていた彼女が、記憶除去手術をして、いつのまにか自分と付き合っていた記憶だけを失っていた…そんな不可思議で近未来的な設定で始まるこの映画。
脚本は、「マルコヴッチの穴」や「アダプテーション」と言う、一クセも二クセもある作品で話題をさらったチャーリー・カウフマン。
監督は、ビヨーグやケミカル・ブラザースなどのPVを手掛ける映像作家ミシェル・ゴンドリー。
この脚本を読んだハリウッド・スターの逆オファーが殺到したと言う、曰く付きの作品でもある。
そんな作品の主役を射止めたのは、あのジム・キャリーとケイト・ウィンスレット。
ジム・キャリーには喜劇でおどけてオーバーアクション・、ケイト・ウィンスレットには「タイタニック」のイメージが、観る前から頭から離れなかったのだが…。
目からウロコ…この二人の演技を観るだけでも、この映画を観る価値はあるのではないだろうか。
彼(ジム・キャリー)がこんなにシリアスな演技がナチュラルに出来る事に先ず驚いたし、自由奔放で髪の色をめまぐるしく変える彼女(ケイト・ウィンスレット)の、なんてキュートでクールな事…。
一度は彼女と同じように記憶除去に挑む彼だが、彼女との出会いのプロセスや運命を思い出すうちに、記憶除去に抵抗し始める彼、他の出演者も複雑に物語に絡んでくるので、本当に最後まで目が離せない。
さすがに、本年度のアカデミー賞最優秀脚本賞の受賞作品である、納得…。
そして映像はスタイリッシュ!
でも見終わった後に、好き嫌いがはっきり分かれる作品かも。
付き合い始めたカップルよりは、永く付き合ってるカップルに、恋愛初心者よりは、恋愛熟練者に観てもらいたいかなぁ(笑)。
★★★★☆
Reach
それぞれの想いを 一つに重ね
貴方へと伝えたい
青空のゆくえは果てしなく続くから
きっと見つかるはず
見えなかった何かが…
限りない明日へと Reach for the Dream!
自分のペースを守り
ゆっくりとあせらずに
この世界に生まれてきた偶然を
必然に変えようよ
泣き虫なハートは 強くなるため
隠さずに持っていよう
星空の果てには まだ見ぬ世界がある
だから あきらめないで
持ち続けていなくちゃ
大声で叫ぼうよ Reach for the Dream!
ゴールなんて決めないで
価値観は違うから
そう 今日を生きていくこと
それが明日に繋がるから
WINE ROAD
寂しくないと 笑って言えば
強がり言うなと 誰かが笑う
笑っていればお互い幸せ
それで世界も上手くいく
人生なんてWINEと同じ
熟成すれば味変わる
美味しくなるかならないか
それは 自分次第…
まだまだ生きていけるかも
LIFE is WINE ROAD.
哀しくないと 強がり言えば
時には必要 誰かが言った
泣いて笑って繰り返していく
だから毎日過ぎていく
人生なんてWINEと同じ
良くも悪くも運次第
高く売れるか売れないか
それは 時の気まぐれ…
まだまだ生きていけるはず
LIFE is WINE ROAD.
サイドウェイ SIDEWAYS
監督 アレクサンダー・ペイン
出演 ポール・ジアマッッティ
トーマス・ヘイデン・チャーチ
ヴァージニア・マドセン
サンドラ・ホー
本年度のアカデミー主要5部門(作品、監督、助演男優、助演女優、脚色賞)にノミネートされた作品。
キャッチ・コピーは「カリフォルニア・ワインロード 人生が熟成していく贅沢な寄り道…」
ジャック・ニコルソン主演「アバウト・シュミット」のアレクサンダー・ペインが監督。
ワイン好きにはたまらないセリフが随所に散りばめられていて、笑ったり頷いたり泣かされたり…40代前半の男のままならない人生や、その人生観がワインになぞられてストーリーは展開していく。
主人公は言う「ピノ・ノワールは繊細で傷つきやすい品種なので手をかけて育てなければならない、よってワインも優しくて繊細で素晴らしい香りを放つ。カベルネ・ソービニヨンは自分で育つ力があるので、ワインも力強い。だから自分はピノが大好き…」だと。
そして、主人公に好意を寄せる彼女は言う「ワインは熟成を重ねるほどに複雑で深い味わいを見せる、それはまるで人生のよう…」だと。
そう、この作品の至る所にワインが比喩として用いられているのである。
一週間後にアルメニア人の不動産業者の娘との逆玉結婚を控えた大学時代のルームメートだった売れない役者の友人と、独身最後の旅に出る二人。
下半身を爆発させる最後のチャンスとばかりに羽目を外したい友人と、ワインの知識には長けているののだが、離婚した妻が再婚するショックと小説が評価されずに前向きになれない、しがない中学教師の主人公。
この二人がカリフォルニアのワイナリーを巡るロード・ムービーであり、ロマンチック・コメディである。
とにかく会話が絶妙で面白い、日本では40歳前後の独身男女(バツイチや子連れも含む)の恋愛模様なんて設定はありえないだろう。
だから、人生経験に裏づけされたリアリティがある。
人生の半分を過ぎ、その早さを知るが、残りの人生をどうすれば良いのかも分からない主人公、それはきっと私自身。
時間だけは平等に過ぎていく…その時間をどう感じ、どう捉えるかは人それぞれなのである。
ワインに喩えられるような人生だった…と思って死んでいけたらいいなぁ、そう思わずにはいられませんでした。
この映画を観る前は「R-15指定」に首を傾げたのだが、経験を経た大人のSEXの会話が満載、観終わって納得(笑)。
ワインの勉強をして、DVDでもう一度観てみようっと…(笑)!!
確かに心に沁みるストレートな作品だったのですが、きっと期待し過ぎて観に行ったのがいけなかったのでしょう、観る前のイメージとちょっと違っていたので、本来ならば★★★★なのですが-★で★★★。
★★★☆☆
四月物語
風に舞う花びら 新しいときめき
今思えば 儚い 涙のシーズン
夢は時に残酷
時が経てば なおさら
おさな顔の少女も 大人に変わる
その微笑み下さい!
春・夏・秋・冬
きっといつか分かるさ!
April Story
だって愛は偶然 瞬間のひらめき
人は出逢い分かれる 運命(さだめ)のルフラン
背中合わせ いつかは
旅立つ日も 必ず
ゆくて阻むものなど 君にはないよ
好きな事を探して!
春・夏・秋・冬
だから前を見つめて!
April Story
レ・ミゼラブル
当日の主なキャスト
ジャン・バルジャン 山口祐一郎
ジャベール 今 拓哉
ファンテーヌ 井料 瑠美
コゼット 知念 里奈
エポニーヌ 新妻 聖子
マリウス 藤岡 正明
アンジョルラス 東山 義久
テナルディエ 徳井 優
マダム・テナルディ 瀬戸内美八
1987年の初演、そして再演を観て以来なので、かれこれ20年近く…何か感慨深いものがありました。
その間にブロードウェイ版と映画(ミュージカル版ではない)を観ていたのですが、不思議とストーリーも曲も覚えているものです、それだけ観客の心を捉える何かを持つ作品であると言う事なのでしょう。
オペラのようにセリフがなく曲も高低さがあり難しく、殆どが歌で綴られており、その上、重く哀しいテーマを抱えた作品だと言うのに、観終わった後には爽やかな気持ちにさせてくれるのですから…。
尚、ストーリーに付きましては、上演回数2000回を迎えようとしている舞台ですし、あまりにも有名なので割愛させて頂きます。
「I Dreamed a Dream.」と「On my Own.」の素晴らしさを改めて実感すると共に、「I Dreamed a Dream」のメロディーラインが象徴的に何度も使われていた事が、この作品の核になっているのでは…と今更ながら感じました。
ジャンバル・ジャン役の山口祐一郎ですが、やはり彼は舞台が一番似合う人だと改めて思いました。カーテン・コールでは、センターに立たずに上と下で他の共演者を立てるようにさりげなく手を振るのですが、最後には独り茶目っ気たっぷりに消えていく真摯な姿に、女性客は惚れるはず…。
どうしても以前観た時(と言っても20年近く前ですが…笑)と比べてしまうので二つ三つ…。
コゼットってあんなに難しい曲を唄っていたんだ(笑)、以前観た時のコゼットは斉藤由貴と早見優で、歌ともセリフとも言えないような感じだったのしか記憶にないのです。
ファンテーヌはどうしても岩崎宏美を思い浮かべてしまうし、エポニーヌは島田歌穂…今回観たエポニーヌ役の新妻さんは確か音楽座(間違っていたらスミマセン)の頃から観てはいたのですが、かなり力み過ぎ、「On my Own.」を唄う時には誰でも力が入るのは分かるのですが…。
テナルディエとマダム・テナルディエ役は、何度観ても儲け役!映画で観た時は、さすがにミュージカルではなかったのでこんなに面白可笑しく誇張していなかった…、やはりミュージカルでこそのキャラクターなのでしょう。
さて、初演の時に島田歌穂の才能が開花し評価されたように、今回の舞台で私が発見したのは、マリウス役の藤岡正明、かつてケミストリーが誕生したオーディション番組で最終審査まで残りながら落選し、ソロデビューしたアーティスト。
とても生き生きしていたし、発声もしっかりしており良く通る声でした。
上手くいけば、井上芳雄や中川晃教あたりに続けるかも…そんな予感がしました。
頑張って欲しいです。
最後にひとつ気になったのが発声法…ミュージカルだし色々ば分野のアーティストが集まっているので仕方ないと言えば仕方ないのですが、折角のアンサンブルが台無しになっていました。
劇団四季のトレーニングや統一された舞台が一番良いとは思いませんが、アンサンブルあっての舞台だと言う事を、スタッフはもう一度考えてみた方が良いかなぁ…と、久しぶりに観た「レ・ミゼラブル」で感じました。
好きになる
どこを見てるの? 僕を見つめて
時計の針は もう戻らない
君だって知っているはず
両手を広げ この大空を独り占めしてみよう
こんなに小さな人間だから
色んな事あるさ
さぁ 瞳(め)を閉じて
思い描こう 見えるだろ 空の青さが
きっと きっと 好きなる 自分の全てが 好きになる
きっと きっと 好きなる 生きる全てが 好きになる
いつか必ず 事は動くさ
だからゆっくり歩いていこう
君ならばたどり着けるよ
両手を広げて この海原を独り占めしてみよう
こんなに小さな人間だから
迷うのは当たり前
さぁ 瞳(め)を閉じて
耳を澄まそう 彼方から 潮風(かぜ)と潮騒
きっと きっと 好きなる 自分の全てが 好きになる
きっと きっと 好きなる この世の全てが 好きになる
きっと きっと 好きなる 自分の全てが 好きになる
きっと きっと 好きなる 生きる全てが 好きになる
ドラムライン
監督 チャールズ・ストーン三世
音楽製作総指揮・製作総指揮 ダラス・オースティン
2004年に公開され話題を呼んだ作品、見逃してしまっていたのだが、DVD化で遅ればせながら拝見。
この映画の主人公が熱中するマーチング・バンド、スポーツ競技のハーフタイムやパレードなどでパフォーマンスをするバンド…それも古典的なイメージしかなかったのですが、この映画を観てホントぶっ飛びました(笑)。
マーチング・バンドがこんなにファンキーでソウルフルなんて、目からウロコ…。
主人公のデヴォンはニューヨークのハーレム出身で、マーチング・ドラマーとして天才的才能の持ち主、その才能を見込まれ南部のA&T大学のマーチング・バンド部に特待生として入学。しかし、そこに待ち受けていたのは古典的な体育会的な体質と練習、今まで自由奔放に過ごしてきたデヴォンには全く合わない、しかし彼には人並みはずれたセンスと才能が…。
青春の挫折と成功、愛、夢、涙、友情、感動…全てが詰め込まれたエンターテイメント映画に仕上がっていて、さすがアメリカ、やるなぁって感じです。
黒人がほとんどの中で独り奮闘する白人の部員のエピソードも、良いスパイスになってました。
とにかく、この映画を観ないとマーチング・バンドのファンキーさソウルフルさは実感出来ません、多分信じられないと思うので、是非是非観て欲しいと思います。
可能であるなら、映画館のスクリーンで観てみたいスケール感のある作品です…。
未体験ゾーン突入の期待と興奮を貴方も!!!
★★★★☆
雨の朝巴里に死す
監督・脚本 リチャード・ブルックス
原作 F・S・k・フィッツジェラルド
出演 エリザベス・テイラー
ヴァン・ジョンソン
制作国 アメリカ
制作年 1954年
何と言うドラマチックなタイトルだろう、CDショップでDVDを見ていたら、そのタイトルとその値段「定価\380」に思わず興奮(笑)、内容も確かめずに購入してしまいました。
原題は「THE LAST TIME I SAW PARIS」
この邦題を付けた担当者、中々やるな…って感じです。
ケースのラベルに書かれたキャッチ・コピー「激しくも哀しい、巴里は彼女を忘れない。」
簡単なあらすじと、このキャッチ・コピーからしか想像出来ないストーリー、観る前から悲劇のラブ・ストーリーが予測されたのですが…。
簡単にストーリーを。
巴里…第二次世界大戦終結で湧き上がる凱旋門で出逢った、米人記者(V・ジョンソン)と自由奔放なパリで暮らすアメリカ女性(E・テイラー)が恋に落ち結婚。
お金のある妻は結婚前と変わらぬ華やかな暮らし、夫は昼は通信社で原稿書き、夜は小説を書き続けるのだが、一向に採用される気配はない。
そんな二人にも女の子が生まれるが、夫婦の感情はすれ違うばかり。
お互いにお互いの気を引くために浮気し合ったり、二人の溝は深まるばかりだった。
ある大雨のパーティーの夜、先に帰った夫は家のドアのチェーンを掛けたまま酒に酔っ払い泥酔、その後帰宅した妻は、家に入れず雨のパリをさ迷い歩き、やっと姉の部屋にたどり着いた後、病院でもう一度夫婦の愛を確かめ合った後で、妻は死ぬ。
女の子は姉夫婦に引き取られ、罪の意識に苛まれた夫は母国アメリカに独り帰国。
やがて、夫の小説は認められ、娘を引き取りにパリへ戻るが、妻の姉は確執もありそれを拒否、しかしそれも溶けて
親子でアメリカに帰る二人…。
しかし…確かに悲劇のラブ・ストーリーなのだが、「えっ何で…」って箇所があり過ぎで何とも大味な展開、もうちょっとどうにかならないのかなぁ…って感じでした。
しかし、あの時代の観客はこのストーリーが良かったんだろうし、涙したんだろうなぁ。
時代を超え不変を感じられるラブ・ストーリーって、ホント難しいものなんだぁと、改めて思える作品でした。
結局はE・テイラーの美しさ(ほんとキラキラ輝いてます★★★★★)だけしか、私の心には残りませんでした。
エリザベス・テイラーの美しさと、1950年代のファッションを楽しみたいのであれば、是非ご覧下さい、観る価値は十分にあると思います。
★☆☆☆☆
Celebration
どんな時でも笑顔忘れない
そんな君だから 僕は大好き
僕が落ち込んだ時も
君がいるから頑張れた
ありがとう その笑顔が僕を救ってくれた
Thank you for your SMILE.
Thank you for your LOVE.
そして今 君と二人 永遠の愛を誓う
限りない夢を捜す旅に出よう!!!
人の心は気持ち次第で
Happy or Unhapppy 僕は思うんだ
だから二人で生きていこう
心と心重ね合い
ゆっくりと そう あせらずに 手と手握り合って
Thank you for your SMILE.
Thank you for your LOVE.
あの日から僕ら二人 運命に導かれて
この途を歩き出した 明日へ続く…
Thank you for your SMILE.
Thank you for your LOVE.
そして今 君と二人 永遠の愛を誓う
限りない夢を捜す旅に出よう!!!
流 転
夜霧に紛れて今夜も独り
この世に背を向け旅立つ男
めぐる因果の尾を引くように…
今度生まれて来る時は 今度生まれて来る時は
何度思ってみたとても
繰り返される
人生模様
恨みつらみも未練でさえも
過ぎゆく時間に流されながら
いつしか綺麗に消えてくけれど…
誰でもみんな同じよに 誰でもみんな同じよに
同じ過ち繰り返す
悲しみだけの
人生模様
恵比寿ワルツ
歩き慣れた道なのに
今日はやけに長いよ
重い心ひきずり 涙の聖夜
空へ伸びるビルの明かり
まるでキャンドル
そっと息を吹きかけ 全て消したい
二人暮らしたこの街 好きだった風景
失恋映画のラスト・シーンそのままに
独りステップ
恵比寿ワルツ
背伸びしても見えない
たかが 昨日 おととい
まるで過去の出来事 記憶は彼方
迷い込んで気が付いたよ
きっとリグレット
君を思い 囁く “メリー・クリスマス”
二人愛したこの街 粉雪が包むよ
渡せなかったプレゼント空に投げ
独りおどけて
恵比寿ワルツ
夢で踊ろう 恵比寿ワルツ
独り言…
化粧を落としたアタシの顔を
知ってるオトコは貴方だけ
生きるためとは言いながら
哀しい色ね 真っ赤なルージュ
どんなに綺麗に着飾ったって
女に変われるわけじゃない
怒ってなんかいない 貴方に捨てられたても
怒れるわけないじゃない
アタシはアタシだから
強がっても 強がっても
素顔のままじゃ 生きてはいけないくせに…
部屋に戻ってテレビをつけりゃ
朝一番のニュースショー
街が目覚めていく頃に
アタシの今日が明日に変わる
流した涙が武器になるのは
所詮は女だけのもの
泣いてなんかいない 貴方のためになんか
泣けるわけないじゃない
アタシのせいなんだから
愛したって 愛したって
貴方の子供も産めないアタシだもの…
精霊たちの棲む島
遠い昔 遥か彼方
この島にやって来たのは
汚れを知らぬ心を持った
笑顔優しい人達だった
緑を愛し 緑と生きて 緑に死んで
一生終えた
どこへ帰っていったのだろう
空か山か海か風か…?
今でも聴こえる 耳を澄ませば
精霊たちの楽しい歌が
エイヤー セイヤー と 島中に
悲しい時 嬉しい時
この島に住む人達は
海に祈りを 空に願いを
自然と共に時を重ねた
海の碧さも 空の碧さも ひとつになって
果てない思い
どこへ帰っていくのだろうか
空か山か海か風か…?
生まれ変わって またこの島で
精霊たちと唄って踊る
エイヤー セイヤー と 繰り返す
ジレンマMidnight
なるがままだね人生は
やる気のでない日々の暮らし…
身体中に巻きついた シガラミほどけば
もっと自由になれるはず
なのにジレンマ
今夜も眠れず 彷徨うサーカス・タウン
正気と狂気の綱渡り
生まれ変わりたい 朝になるまで待ちきれない
愛は欲しくない
これ以上悩み増えたら
やってられない エンドレス
そこに行くには容易くて
事件は迷宮解決しない
疲れてても不眠症 悩みがなくても
何故か増え続ける不安
だからMidnight
踊り明かして 目覚めりゃモーニングムーン
笑と涙のライブ・ショー
生まれ変われない 永遠のラビリンス
僕は僕なのに
自分さえ信じられない
僕を返して ヘルプ・ミー
夏の記憶(8月のサーフボード)
Remember me 遠く離れた君へ 僕の気持ちを…
真夏の太陽 白い渚 出逢いはサーフショップ
何年振りの茅ヶ崎 変わらない潮風
想い出はいつだって85
変わらずにいるかな あの日のサーファーガール
変わらずいるだろう あの日のサーファーボーイ
それぞれの生活に迷う日々だって
忘れないでいて欲しい
夏の記憶は8月のサーフボード
あの日の夏へ
風邪の噂じゃ 優しいママ… 幸せ見えてくるよう
僕は独りで生きてる あの頃と同じさ
さりげなく手を振って87
もう一度逢いたい 永遠のサーファーガール
夢ならいいよね 永遠のサーファーボーイ
忘れてた感覚は直ぐに戻るさ
波と遊ぶドルフィン
夏の記憶は8月のサーフボード
エンドレス・サマー
あたしでなくても…
あたしでなくても あなたは大丈夫 だけどあたしは…
男の優しさは いつだってひとりよがり
女の心を弄ぶ
弱いなんて思いたくもない
だけど好きなの 捨てないで
世界中を敵に回しても
貴方を愛する その強さ
いつも貴方思ってる
だから分かるの
あたしでなくても あたしでなくても…
めくるめく日々なら たかが恋 ありきたりよ
女の心は単純に
男の愛 求め続ける
だから欲しいの その全てを
世界中を敵に回しても
貴方を愛する その思い
なのに貴方 優しさをはき違えてる
あたしの愛より
自分が好きなの…
あたしでなくても あなたは大丈夫 だけどあたしは…
パリ北駅
横なぐりの雪 季節はずれのパリの街
私はひとり ここを去る
明日の朝は 地中海(うみ)の見える駅
映画のようなシチュエーション
悲しみも笑顔で見送れるくらい
そんな程度だったけど…
追いかけて来ないで
私の決心
古い映画思うのは 少しセンチになったから
私の決心変わらない
明日はきっと新しい私
いつも変わらず繰り返すだけ
この街に有難う そしてさようなら
生まれ変われる
南なら必ず
癒してくれるは
心の島
明日になれば逢えるから
今夜は独りで眠るけど
瞳閉じれば思い出す
海の青さと波の音
色んな事あるけど 辛い時
君の笑顔で元気になれる
一緒に行こうね いつか必ず
南の島のコテージへ
やっぱり僕は弱いけど
言い訳なんかはしたくない
背中合わせと知ってても
心通える事もある
生きているとあるよね 逃げたいよ
だけど僕には君がいるから
暮らしてみよう いつか必ず
南の島の風の家
悲しい事あっても 前向きな
君の笑顔が元気をくれる
生きていこうね これから先も
スローライフな場所探し…
なんくるないさ、何事も
空の青さが教えてくれた
人の心は優しいと
海の青さも教えてくれた
生きる力は限りない
いつまでも どこまでも
祈りを込めて 唄おうよ
それがこの世に生まれた証だと
誰もが信じられる 明日のために
おじぃの教え 生きてりゃいいさ
風の流れを見てごらん
おばぁの教え 生きてりゃいいさ
潮の流れを見てごらん
限りある人の世に
生まれてこれて ありがとう
だから大切にしよう 今日の日を
誰もが同じ時間 生きているから
ゆるやかにたおやかに
なんくるないさ 何事も
きっと良い事あるから 信じよう
海から聴こえてくる 音色のままに
春・序章
触れ合った指先に感じたぬくもり
出逢いの予感
春…何かが始まる
長かった冬の季節(ひ)に 笑顔でサヨナラ
新しい季節の訪れ 穏やかな陽ざし
もう一度生まれ変わって
未来へと
もう一度生まれ変わって
追いかけてみよう
抱きしめた感触が新しいならば
それは発見
春…何かを見つける
ありふれた日常も 何故だか新鮮
誰だって季節を感じる 花びらの中で
春色の服に着替えて
微笑めば
夢を見る限りない日を
教えてくれるよ
出逢えた全てに…ありがとう
僕が今死んだら 誰が泣いてくれるだろう
泣いてくれる人の数で
僕の人生が決まるわけでもないけど
僕が出逢った人 僕がしてきた事
その全てが答えになるのかも知れない
ありがとう
たった一度の出逢いでも 泣いてくれて
ありがとう
あんなにわがまま言ったのに 泣いてくれて
いつも心の中 気にしてた事があるんだ
もう逢えないあの人だって
もしかして僕を覚えていてくれるかも
たった一度さえ かかわれた奇跡を
信じたいよ この地球(ほし)に生まれた僕たち
ありがとう
君の心の片隅に感謝を込めて
ありがとう
生まれ変わった時もう一度 そう信じて
東京Waltz
殺したいほど憎んでも
憎みきれない そんな男(ひと)
愚かな女と笑ってみても
自分が惨めになるだけだから
飲んで忘れて
赤坂Waltz
明日の天気占って
雨なら笑顔 晴れ憂鬱
ひねくれ女と言い聞かせたら
この世の全部が手に入れられる
飲めばその気で
新宿Waltz
潮風(かぜ)に吹かれて歩いたら
そのまま何処へたどり着く
優しい女と誉められたって
男はみんな飛び立つカモメ
未練流して
お台場Waltz
酒 事
酒を飲めよ 愛を語れ
短い夢の消えぬまに
酒を飲めよ 友と語れ
過ぎた青春(きのう)を思い出し
酒におぼれて死んでいくなら
悲しい事と思うまい
酒を飲んで酒に飲まれ
生きていこうよ人生を
燃えたあの頃 過ぎた恋
酒のツマミにゃ丁度いい
酒を飲めよ 愛を語れ
儚い夢と知りつつも
酒を飲んで 笑いあかし
生きていこうよ人生を
SAD CAFE
眠れぬ夜に飲む酒は
心まで火傷しそうなテキーラ
偽りの愛に泣く 悲しき歌姫
彼女は今夜も唄う
ここはSAD CAFE SAD CAFE
幻への入口 SAD CAFE
泣き笑いが 出来る店
踊れぬ夜に飲む酒は
つま先で逃げ出しそうなウォッカ
途ならぬ恋に酔う 悲しき歌姫
彼女は今宵に嘆く
ここはSAD CAFE SAD CAFE
我忘れる空間 SAD CAFE
笑い泣きが 出来る店
ここはSAD CAFE SAD CAFE
泣いて笑ってりゃいい SAD CAFE
生きる糧 くれる店
トニー滝谷
原作 村上春樹「トニー滝谷」より
監督・脚本 市川準
音楽 坂本龍一
ナレーション 西島秀俊
イッセー尾形
宮沢りえ
かつて観た村上春樹氏原作の映画、確か「風の歌を聴け」だったと思うが、ストーリーの上っ面だけを追い過ぎて、あまりにも小説の世界観から離れていたので、村上春樹氏の映画化はかなり難しいんだろうなぁと思っていたのだが…。
こんな手法もあったのか…、市川監督に思わず脱帽。
ナレーションが小説の行間を埋めるように、そして時には役者とも絡み、村上ワールドを読む者の想像力を掻きたたせてくれる、映像の小説であった。
村上春樹氏は、マウイ島で買った“TONY TAKITANI”とプリントされた一枚のTシャツから想像して、映画の原作となった小説を書いたとの事。
その想像力が作家から始まり、監督、音楽家、ナレーター、役者に伝わり、そして観客は様々な余韻と感情をもらえたのである。
観終わった後に感じた切なさは、まさに風だった…。
★★★★☆
パッチギ!
テレビで言いたいこと言いまくってる(笑)、井筒和幸監督の最新作である。
1968年の京都を舞台設定した、日本の高校生と在日朝鮮の高校生の、民族問題を絡めた青春物語。
「岸和田少年愚連隊」は好きな映画だったが、「のど自慢」あたりから、ちょっと違うかなぁ…と思いはじめ、「ゲロッパ!」も監督の自己満足度が強すぎて、私的にはイマイチの評価だった。
しかし、かの名曲「イムジン河」に惹かれるままに観てしまったのだが…。
熱~い、ラストは涙涙…。映画を観終わってから、こんなにストレートで素直な気持ちになったのはホント久しぶりかも。
最近目立っていた気がする脇役の臭さが、今回はさりげなく、でもいい感じで臭くて、成功していた気がした。
ただ、主役の男子(塩谷瞬)にもう少し頑張ってもらいたかったかなぁ、でもあの素朴さがあの時代っぽくて良かったのかも…しかしヒーロー役時代よりは格段の成長、主役の女子(沢尻エリカ)は良かったしお気にです。
★★★★☆
松任谷由実
苗場プリンスホテル(2005.2.22)
25th anniversaryであるユーミンのSURF & SNOW、苗場プリンスのCMソングのスペシャルメドレーあり、「愛のWAVE(with石井竜也)」の会場希望者とのデュエットありと、ちょっとお祭り気分のステージであった。
観客の年齢層がいつもより若干高めかなぁ…と思ってしまったのは、気のせい?それとも自分が年取ったせい?まぁどちらにしても、ユーミンのファン層は老若男女を問わず、その幅の広さを改めて実感させてくれたのでした。
「ふってあげる」から始まり、アンコールラストの「雪だより」(涙ぐむユーミンがとてもピュアで可愛かった…)まで、そこには今まで何度も観て来たユーミン・ワールドが広がっていた。言うなればユーミンが紡ぐ夢と愛の世界である(笑)。
ユーミンの裏返る声と途切れがちの声は、口パクでない証拠(笑)、もうそんな事はどうでもいい…おきまりのステップも重ね続けた経験と実績で軽~くこなすし、「いつまでも若くいようね!」の言葉にはかなりの説得力がありました(笑)。
リクエストコーナーで最初の曲「埠頭を渡る風」へのブーイングの嵐、結局その人はリクエストを取り下げてしまったし、続くリクエストも「春よ、来い」「ひこうき雲」と、コアな曲を望む観客にはとても御不満な日だったようです。
観客のパワー侮るなかれ、ホント恐るべし…。
果たしてあと何回このステージが繰り返され、あと何回観る事が出来るのだろう!?
愛が走る
逢えない時間が 愛を育てる…
そう自分に言い聞かせて はじめた遠距離
孤独な日々に負けそうな時も
君を思えば 心落ち着く
君住む街は 安らぎの港
帰り着く日を夢見る僕は 今日も漂う
だけどこうして
僕から君へ 愛が走る
時空を超えて 愛が走る
潮騒の音が聴こえてくるね
今この時この時間 目覚める直感
孤独な日々は強くさせるから
君の思いは 海の色だよ
君住む街は 大いなる港
帰り着く日を夢見る僕は 今日も戦う
だからいつでも
僕から君へ 愛が走る
永遠求め 愛が走る
純愛again
ときめきは素直なままの感情だから
僕の思いはストレート
なのに表現方法なってない
今までの経験もあてになりそうもない
何も成長していない自分が腹立たしいよ
もう一度 純情見せてもいいですか?
かなり本気で君が好きだから
傷ついて繰り返すだけ そんな恋愛
僕はいつしかペシミスト
だから感情表現は上手くない
今までの僕ならばここで引き下がるけど
もはや後戻りは出来ない 気持ちに素直にいくよ
もう一度 純愛信じてみたいから
ただひたすらに貫く愛
Goddess -茅ヶ崎の女神-
あの都会(まち)に逆戻り
もう1年 時の経つのは早いよね
潮焼けの髪も肌も
今じゃ昔に戻ったようだよ
見慣れないスーツに驚くかもね
すれ違っても気付かなかったりして…
僕の生き方を否定しない 君が今でも好きさ
だって君はGoddess
茅ヶ崎の女神
この都会(まち)の速さにも
追いついた 順応性は早いかも
ボードにものってないよ
まるで嫌ってた陸(おか)サーファーだね
ウエットスーツなら 部屋の片隅
あの日の僕が 飾られたオブジェ
僕の生き方を応援する 君が今でも好きさ
いつも君はGoddess
茅ヶ崎の女神
Aquarium
目を閉じて耳を澄ませば海の音
泳ぐ色とりどりの魚たち
都会の海を泳ぎ切るには
少しの知恵と勇気が必要
でも 難しいよ
素直になっても還れない
生まれる前の深海に
人は誰も魚
そしてこの都会(まち)はAquarium
それはそれで楽しまなくちゃ
こんなに水が恋しいのだから…
水際で迷う心は不確かで
泳ぎ方忘れた魚たち
都会の海は涙フレーバー
それでも明日のために誰もが
そう 泳がなきゃ
愛しいだけでは還れない
生まれる前の安らぎに
人は誰も子供
そしてこの都会(まち)はAquarium
力を抜いて楽しまなくちゃ
こんなに水は優しいのだから…
苗場センチメンタル
関越道を車飛ばし 2人ドライブ
BGMは定番Song
雪の便りを教えてくれる
何度目だろう こうして2人
スキーからスノーボードに変わったけれど
またひとつ増える思い出に
ちょっとセンチメンタル
苗場のゲレンデが
優しく迎えてくれる
思いのままにタイムスリップ 夢の入口
20歳の頃に戻れてしまう
雪の便りは今も毎年
変わらず届く 素敵なメッセージ
手書きから携帯メールに変わったけれど
またひとつ増える出来事は
きっとセンチメンタル
苗場のゲレンデが
そのまま包んでくれる
Sugar Town
砂糖をまぶしたチョコレートケーキのよう
まるで Sugar Town 東京は雪化粧
人それぞれの思いを重ね
冬だって 心だけは温かくいたいよね
春が来るまで街の静けさ
思いきり楽しもう
甘いハートも切ない夢も
恋する気分は Sugar Town
粉雪にかすむ東京タワーはキャンドル
まるでクリスマスケーキ 東京はデコレーション
恋人達の出逢いと別れ
冬でさえ きままなのを恨んでも仕方ない
春の予感はきっとあたるから
信じてもいいはずさ
揺れるハートもはにかむ夢も
恋する気分は Sugar Town
昼顔
夜になれば素顔に戻る それまで咲かせて 私は昼顔
夢の続きを見たいなら また明日
太陽が沈んだらおしまい
そう 全ては現実に帰る
どんなに愛を交わしても 所詮 うたかた
貴方と私
結ばれぬ運命(さだめ)なの
うす紅色 可憐な花よ 夜には咲けない 私は昼顔
貞淑な女(ひと)演じたらそれなりに
大胆な女にもなれるは
そう 物事裏表がある
本能のまま生きるだけ
隠せやしない
堕ちていくのは
快感と呼べるかも
夜になればいつものように ひととき咲くだけ 私は昼顔
不変
涙あふれてとめどなく
上を向いても 頬伝う
叶わぬ恋と分かっていても
心は熱くなるばかり
何故に人は人を思い
何故に人は人に泣くの
出逢えた事を 悲しむなんて
生きてる事を否定するよう…
夢の途中で目覚めても
思い出せない夢もある
どんなに好きと思っていても
心通わぬすれ違い
いつも人は人を思う
なのに人は人を憎む
繰り返される悲しみならば
戦も恋も変わりはしない…
=イコール
愛され過ぎると怖くなる 愛の強さは同じでいたい
そんな思いはわがままですか? 同じ思いを感じていたい
風になり 星になり
貴方を守る
男でも女でも それは同じ事
限りない愛情と 限りある命と
そして 私は貴方と同じ夢を見ていたい…
貴方が何かで辛い時 私の胸で甘えていいわ
そんな強さ重いでしょうか? 素顔になれる2人でいたい
星の夜も 雨の夜も
変わりはしない
男とか女とか 関係ない事
限りない愛情と 限りある命と
そして 私は貴方と同じ途を歩きたい…
continue
自分のペースで行けばいいんだ
君は君だから
僕は僕のペースで行くよ
君と違うからね
どんな人にも それぞれの人生
見つけた夢を追い続ければ きっといつかは
太陽の輝きも 白銀の眩しさも
全ては君の手の中に…
泣いても笑っても素直が一番
君は君だもの
僕は僕のスタイルだから
君は驚くかも
生まれたからは 生きてなくちゃダメさ
日々を重ねれば思いは届く きっと必ず
恋愛のときめきも 成功の喜びも
全ては君の手の中に…
見つけてた夢を追い続ければ
きっと叶うよ プロセスは大切さ
歩いて行こう ゆっくりと…
岸辺のふたり
初めてふたりが逢ったのは
小学生の頃だった
潮風に髪をなびかせて
手をつなぎ走った この岸辺
季節が巡るスピードなんて
気にもとめずに
ただ夢中で楽しかった
あれは初恋 夏間近…
約束ふたり交わすのに
時間は要らない分かってた
夕凪に心震わせて
口づけかわした この岸辺
季節が巡るスピードよりも
確かめたかった
その優しさ嬉しかった
人影まばら 秋の海…
あれからふたり年を取り
シワも白髪も多くなり
それでも笑顔変わらない
毎日歩いた この岸辺
何度季節が巡っただろう
だけど明日も
同じ様に手をつなぎ
変わらぬふたり 永遠に…
季節が巡るスピードならば
誰でも同じ
今思えばあっという間
人それぞれの ハッピー・エンド
桜の言伝
もう一度逢おうねと約束したけど
季節は廻っても君は戻ってこない
永遠の別れなら仕方ないけど
あの笑顔忘れられずに
僕は今日も生きてる
満開の桜より散り際の桜が好き
潔い美しさ…
そんな君の声がするよ
花吹雪の向こうから
限りある命だと分かっていても
後悔のない日々は数えるほどもない
永遠の思い出に君を刻むよ
きっといつか微笑みあえる
そんな日を信じてる
満開の桜さえ散ることを覚悟してる
それはまた咲くためさ
だから夢を見続けるよ
僕にとっての君は夢
ゆらめき
いつのまにか黄昏
心は止まったままの時計なのに
思い出がこんなに辛く重たいなんて
昨日まで気付かなかった
泣きたいのに泣けない夜を
幾つ重ねればいいのだろうか
朝は来るのに
ハート切ない
いつも通り笑顔で
励ます時間は何故ゆっくりなの?
涙ならもう枯れ果てた なのに笑えない
明日など来なくてもいい
投げやりな気持ちさえ
愛おしく思えてしまう
分かり合えても
ハート切ない
Heaven's Island
ホテルのロビー回る扇風機 まるで鳥の翼
貿易風が運ぶ ひとときの快感
シェスタはかつての名残
スコールまでのささやかな贈り物
冷えたビールが心潤す
この島はHeaven 誰もが 皆 穏やか
名も知らぬ 赤道の南…
すれ違うのは人懐っこい目 いつも変わらぬまま
ためになる教えならば 潮風に聞きなよ
ゆったりと流れる時間
急ぐことなどしなくても大丈夫
シュロの木陰が心を癒す
この島はHeaven 誰も 皆 優しい
とめどなく溢れだすカラー…
結末(ピリオド)はいらない
あれから何度季節がめぐり 2人の思い変えたやら
だけど 心にいつも貴方がいたから
どんなに孤独な時だって
私は前を見てこれた
もう二度と逢えないとしても
それは運命
流れのままに生きていくだけ
貴方と私の距離(ディスタンス) 明日から far away
だから2人に 結末(ピリオド)はいらない
再び逢う日分からなくても 黄昏までのこの時間
大切にしたいから あの日の笑顔で
貴方を見つめている私
空白の瞬間(とき)埋めるよう
なぜ人は忘れられないの
それも運命
お互いの場所違うとしても
貴方と私の距離(ディスタンス) 永遠に far away
だから2人に 結末(ピリオド)はいらない
ビフォア・サンセット
あれから9年かぁ…「恋人までの距離(ディスタンス)」は、舞台の2人芝居を観ているような、アメリカ人男性とフランス人女性の小粋でリアルな会話が、行きずりのはずなのに永遠を感じさせてくれた、ロマンチックで大好きな映画だった。
ウィーンからパリまで、列車移動での14時間の恋の後、お互いの連絡先も告げないまま分かれた2人の9年後、パリで再会する物語が「ビフォア・サンセット」である。
しかし2人が一緒にいられるのは、彼がNY行きの飛行機に向かう、わずか85分…そして映画も85分のリアルタイム、まるでドキュメンタリーの用に進行して行く。
逢いたかった人と再会し、1時間半足らずで何が話せるだろう、普通ならば昔話と近況で終わってしまうに違いないだろう、でもこの2人は、人生、社会、恋愛…と密度の濃い会話でお互いの存在を再確認していくのである。
その会話のリアルさは、前作以上の臨場感で、とにかく興奮(表現が悪いかも知れないが)させられてしまった。
男性であればジェシーに、女性であればセリーヌになって、パリの街を85分間歩いているかのように…。
正直、パリに行きたくなりました(笑)。
誰の心にも、ピリオドを打たないまま、いや、打てないまま終わる恋や人っているはず…、それが忘れられないから生きていられるのかも…。
★★★★☆
オペラ座の怪人
「舞台そのままの映画…」それがこの映画を観終わった時の感想であり、数年前に観た舞台が鮮明に蘇ったのであった。
舞台の作者であり映画の製作者でもある、アンドリュー・ロイド=ウェバー氏はこう言っている「この作品を永遠に残したかった…」と。
そのストーリーや音楽は全世界で8000万人を動員したと言われるミュージカル作品であるので、素晴らしさは誰もが認める所であろうが、舞台の映画化は難しいとされているし不安もあったのだが、その不安は吹っ飛んでしまった。
舞台では分からなかった心の機微や表情が、ストーリーに深みを与えてくれていた気がしたし、ファントム、クリスティーヌ、ラウルらの出演者も、吹き替えではなく自身の歌声である事が不自然さを失くし、美術・効果や衣装も映画ならではの豪華絢爛でダイナミックなもので、舞台に勝るとも劣らない作品になったと思う。
ただ、舞台でのファントムは遠めから観るので、マスクに隠された表情や素顔を、観る側が色々と想像出来るのだが、スクリーンだと美形ファントムのアップが、顔のコンプレックスと心の美しさの反比例の心理を消してしまってるかなぁ…と言う、いらぬ思いにかられてしまった。
他にも舞台なら許せるけど、映画だとちょっと…と言うシーンが幾つかあった。
やはり、映画は映画、舞台は舞台として観なければならないのだろう。
★★★☆☆
Moon Light Blues
懐かしいぬくもり 温かい安らぎ 忘れてた恋心
あれは若き日の regret
ほろ苦い想い出
なのにこうして二人
今 出逢えば
全てが美しい出来事と 微笑んで話せる
どうぞ今夜は Moon Light
あの日に帰して!!
もう一度やり直すチャンスがあれば
明日からの生活も楽しくなるかも
今ならば分かるは 価値観の違いも 夢じゃない現実も
年を重ねたら honesty
毎日が大切
全てが想い出になる前に 微笑を交わせる
だから今夜は Moon Light
二人に魔法を!!
もう一度やり直すチャンスがあれば
青い鳥探す旅 始められるかも
喪失
分かっていたは 嫌われてたこと
それなのに ひとりよがり
夢ならば醒めるはず
言い聞かせてた私
きまりきった結末
だけどそれも今日まで
あなたはもういない
ホント悲劇のヒロイン
誰もが まだ信じてる
黒い服着た私
最後を看取った 最愛の女だって…
あの人に抱かれた私
いつだって夢の中
それさえも幸せの形だと信じ
尽くしてきた年月
だけど誰も知らない
涙の意味を
やっと私の手の中
誰にも渡しはしない
安らかに眠る人
涙の湖(うみ)に漕ぎ出すボートに乗せて…
洋洋
幾多の悲しみ乗り越えて
桜の花が開く時
人は涙の意味を知る
君の瞳に写る全てを 微笑みに変え
今 船出の時 出航の銅鑼が鳴る
洋洋 洋洋 遅過ぎる事はない
洋洋 洋洋 いつだって旅立てる
いつもの心でいたならば
何があってもひるがない
人の力は限りない
君の笑顔に勝るものなし 前へ進もう
そう 船出の時 果てしないあの宇宙(そら)へ
洋洋 洋洋 掴めると信じれば
洋洋 洋洋 必ずや 夢叶う
洋洋 洋洋 諦める事はない
洋洋 洋洋 陽は昇り 朝は来る
アレキサンダー
史上初めて世界を統一したマケドニア王アレキサンダーの波乱に満ちた32年の生涯の謎に迫る史劇。
監督は「プラトーン」「JFK」「7月4日に生まれて」のアカデミー賞監督のオリバー・ストーン。主演は若手注目株のコリン・ファレル。母役に「トゥームレイダー」のアンジェリーナ・ジョリー。父とアレキサンダーを回顧するその後のエジプト王役に「ハンニバル」の名優アンソニー・ホプキンス。音楽は「炎のランナー」の名匠ヴァンゲリスと言う豪華なスタッフ・キャスト。そして何よりも製作費200億円の超大作!
しかし、その結果は…。
この映画のキャッチ・コピー「2300年の時を経て、今明かされる史上最大のミステリー」
確かに謎と言われていたストーリーは限りなく史実に基づいての話らしく、面白く興味深いものであったが、映像もストーリー展開も心理描写も中途半端で勿体無い箇所が至る所に表れていたし、上映時間3時間は正直長く感じられた。
例えば、わずか4万の兵力で、25万の兵力を擁するペルシア帝国軍を倒した歴史的大戦・ガウガメラの戦いのシーンであるが、その迫力は素晴らしいのだが、スケール感だけを描く演出には限界があるのかなぁ…とふと考えてしまうのである。
今回の戦闘シーンが「アレキサンダー」である必然性があるのか、そのシーンを、例えば同時代の別の題材の戦闘シーンにそのまま置き換えても不自然ではないのか、心理描写を描き方が、大スペクタクル史劇を成功させるかさせないか…その難しさを、そしてエンタテイメントとは何か…を改めて感じさせられた作品であった。
さすがに200億円の製作費、セットとロケ地の壮大さ、エキストラの数は凄かった。
★★☆☆☆
壽 初春大歌舞伎 盲長屋梅加賀鳶 ~本郷木戸前勢揃いより赤門捕物まで
河竹黙阿弥 作
松本幸四郎
中村福助
中村歌六
中村歌昇
市川染五郎
坂東三津五郎
歌舞伎座
やはり年の初めと言えば「歌舞伎」でしょう。今年の東京一月は、歌舞伎座、新橋演舞場、国立劇場、浅草公会堂と四ヶ所で歌舞伎が上演されており、何か嬉しい気分です。
私の御贔屓と言えば幸四郎、批評家から彼が何だかんだと言われようと…(笑)。
それに一幕だけでも観れる歌舞伎座の三階席が御贔屓の私、歌舞伎初めは、無条件にこの演目となりました。
何でも、還暦を過ぎた幸四郎さんの初役それも二役(!)と言う事で期待大の舞台となりました。
確かに幸四郎さんの歌舞伎は良くも悪くも言い回しが分かりやすい(現代劇調とでも言うのでしょうか…)ので、歌舞伎ファンからは邪道だと言われてしまうのかも知れません。
今回もその分かりやすさと立ち姿の美しさは天下一品、鳶の頭の梅吉と盲長屋に住む小悪党按摩の道玄の二役を演じています、幸四郎さんの演目の中でも一押しの「十六夜清心」の時もそうなのですが、極悪非道でもどこか愛嬌のある役ははまってるなぁ…。
黙阿弥の傑作と言われる、江戸を舞台にした鳶と按摩の悪党との物語。
女按摩お兼をやった福助は、かつての綺麗綺麗から、最近は女の凄みが出るようになってきたなぁと感心しました。
この華やかさと非現実感に浸れる至福の時…ストレス解消にもなるしホントおススメです。
しかし今回も声が掛けられませんでした「高麗屋~!!!」次回は必ずや…(決意!!!!!)。
ソウルメイト
思い描く未来の生活(くらし)
隣に誰がいるの?
重ね合う心と心 求め合う身体と身体
永遠を誓い合える まだ見ぬ人
目と目が合えば 会話が出来る
いつかは出逢えること 信じて
僕は生きていく
その人の名は
ソウルメイト
偽らずに素直に言える
そんな心が欲しい
許しあう心と心 抱(いだき)き合う身体と身体
永遠を分かち合える まだ見ぬ人
見えない糸を手繰り寄せる
いつでも隣にいる ぬくもり
僕は感じたい
その人の名は
ソウルメイト
Borboleta
幸福(しあわせ)を運んできておくれ
遠い虹の彼方から
七色の夢を紡いで織り上げたタペストリー
目覚めたら贈り物
クリスマスの朝のように
Borboleta いつか出逢える
Borboleta 素敵な予感
幸福(しあわせ)は目には見えないけど
きっと心で感じる
限りない愛に包まれた神秘の桃源郷(シャングリラ)
誰でも訪れる
空も飛べる自由な瞬間(とき)
Borboleta いつも願えば
Borboleta いつかは叶う
Borboleta 指先にほら
Borboleta とまっているよ
嘆きのバラライカ
記憶の中の貴方は もう雪の彼方
白い大地に消えてしまった
心温めてくれるウオッカはナミダ割り
思い出せばきりがない 貴方への感情
残されたのはロシア語の消印のハガキに書かれた
「バラライカ」の5文字だけ
伝えたかったのは何だったの?
季節は巡るだけ
何も教えてはくれやしない
待ち焦がれてた春の日 もう風邪の行方
行く先のない迷子のように
いちも温めてくれたウオッカも効き目ない
永遠なら諦める 断ち切れぬ切なさ
残されたのはロシア語の消印のハガキに書かれた
「バラライカ」の5文字だけ
近くにいたのに近づけない
思いは走るのに
追いつけもしない 儚き夢
何度でも…好き
これでもう逢えないって事 知ってた
だから笑顔で サヨナラ 言おうと決めてた
なのに 涙があふれる
とめどなくあふれる
あなたへの思いは
どうにも 止めようがなくて…
何度でも 何度でも 好きって言える
繰り返し 繰り返し 好きって言える
好き 好き 好き
何度でも 何度でも…
何もかも信じられずにいたから
いつも私は 独りでいたいと思ってた
人は変わっていくもの
誰のせいでもなく
あなたへの愛情
勝手なひとりよがりなの?
何度でも 何度でも 好きって言える
繰り返し 繰り返し 好きって言える
好き 好き 好き
何度でも 何度でも…
なにわバタフライ
作・演出 三谷幸喜
出演 戸田恵子
パルコ劇場
三谷幸喜氏の新作で、戸田恵子嬢初の一人芝居であり、三谷幸喜氏にとっても初の一人芝居。
浪花の喜劇女優「故・ミヤコ蝶々」をモチーフにした、恋と芸に生きた涙あり笑いありの女の一生モノである。
芝居の中に「ミヤコ蝶々」の名前はもちろん、彼女に関わった男性の個人名は出てこない、まぁ個人名を出されても、会場に訪れていた観客層は知らないであろうが…。
主人公が記者の一代記の取材を受けるため、記者が来るまでの間に一人でリハーサルを始める設定なのだが、この設定が中途半端に感じられたのは、私だけだろうか。
チケット発売直後に全公演SOLDOUTになるほどの期待が一杯に詰まった作品である、確かに戸田恵子は今まで(演歌歌手でデビューした14、5歳のあゆ朱美の頃や薔薇座の頃の彼女を知っている私にとっては大感激大感動もの…)の集大成的な演技で、休憩なしの2時間の一人芝居を演じきっていたが、あまりにもサラっとし過ぎてしまった気がしてならない。
考えてみた…三谷氏は東京、戸田嬢は名古屋出身で共に日常生活で浪花言葉を話してはいないであろう、関西人ではない私からすると、大阪はいや浪花はもっとベタで濃いのである。
しかし、この役を当代きっての浪花の喜劇女優「藤山直美」に演じさせたらどうなのだろう、それはそれでリアリティがあり過ぎる舞台になってしまうのだろうか!?
見比べてみたいも気がするが、「喜劇の本質は緊張と緩和…」この芝居に出てきたセリフなのだが、先ずはこのセリフを生かしての戸田嬢による再演を望んでやまない。
カーテンコールの戸田嬢はホント輝いていた。
生演奏のマリンバとパーカッションの音楽は新鮮な感じで、この舞台に合っていたし何倍にもセンス良くさせてくれました。
心地よい後味の舞台を「有難う!」
海よ 空よ
昇る朝日を浴びながら
始まる今日に 心おどるよ
夜が明けたら生まれ変われる
人は誰でも素直な生き物
海よ 空よ 思いのままに
海よ 空よ 澄んだ青
沈む夕陽に 時間が止まる
昔々は 魚か…鳥か…
海が恋しい 空が愛しい
人は誰でも 優しい生き物
海よ 空よ 明日を願い
海よ 空よ 澄んだ赤
海よ 空よ 心のままに
海よ 空よ 明日がある
レディ・ジョーカー
かつての「グリコの社長誘拐事件」をヒントにした高村薫氏の小説の映画化作品であるが、原作を読んでいない私には、登場人物の心理描写や背景がどれも中途半端で分かりづらかった。
登場人物の心象風景は、二重にも三重にも深く重たく切ないのだ。
2回続けて観たおかげで、1回目では分からなかった所も「あっ、そう言う事だったんだぁ…」と思えたが、きっと原作を読めば理解出来るのだろう、原作を読む事で、映画化の難しさを感じてしまうだろう事も確かな気がした。
一概に上映時間を長くすれば、原作を忠実に表現出来ると言い切れないのが映画なのであろう。
出演者は誰もがトーンが似てしまって、それぞれの個性が感じられなかったが、犯人であり刑事役の吉川晃司の不敵な微笑みは、新しい発見だったし、もしかすると実際の誘拐事件の犯人とされた「きつね目の男」は吉川晃司に似ていたのかもしれない…そんな気にさせてくれた。
主役と脇役の設定をもっときっちり出せば、もう少しメリハリのついた作品になったのかも知れない。
徳重クン、目で演技が出来るようになれば、第二の裕次郎に近づけるのかも知れないけど、それが一番難しいに、間・違・い・な・い!!!
映像の色味を前半~後半へと、より鮮明なるように変化させていた映像処理については、個人的に良かったと思ってます。
★☆☆☆☆
ささやかな幸せ
懐かしい友人の思いもよらぬ優しさに
心が熱くなった気がする
何年振りかの再会なのに
変わらぬ笑顔 あの頃のまま
今度は酒でも飲みながら
ゆっくり話そうよ
ささやかな幸せを感じられた
朝
僕は微笑んだ
ふとかけたメロディーに
涙溢れたその時に
あなたのぬくもり思い出した
遠い世界へと旅立ったけど
瞳閉じれば あの頃のまま
どこかでピアノを弾いている…
そんな気がしてくる
ささやかな幸せを感じられた
夜
僕は泣いていた
僕は思うよ
人生は ささやかな幸せの積み重ね…
涙の音
海に沈む夕陽の色 心に染みて
訳も知らず涙あふれ頬をつたうよ
誰も知らない永遠求め 旅に出たまま
逢えない人に もう一度だけ思い叶うならば
「ありがとう」って言いたい
時は流れ色は変わり 人も移ろう
いつかはくる別れの時思いもせずに
失くして気づく大切なもの 人の世の常
逢いたい人に逢えなくたって 思いは伝わる
「ありがとう」って言えるよ
耳を澄ませば涙の音…
瞳閉じれば涙の音…
Nice to Meet You
素直になれたら言える言葉が
素直になれずに言えなくて
強がりばかり繰り返すうち
自分自身に嘘をつく
新しい出逢い
それは偶然のシチュエーション
ときめきの中で 今始まる
Nice to Meet You 君の優しさに包まれ
Nice to Meet You 僕は初めて素直になれた
言葉はなくても伝わるエモーション
瞳を見れば分かるはず
初めて感じた限りないパワー
僕にとってのビタミンLOVE
触れ合った指が
愛を描き出すモニュメント
強がりを捨てて ただ言いたい
Nice to Meet You 君のきらめきを感じて
Nice to Meet You 僕もこんなに優しくなれた
Free Style
都会の海を泳ぎきるには
少しばかりの勇気が必要
押し付けられたメディアを捨てて
自分らしさを出さなけりゃ
自由と言う名の波に身を任せても
見失いたくない真実だけは…
生まれたままの素顔が一番キレイに見えるって事
誰も皆忘れてるから
濡れた身体を包んでくれる
大きな愛を探してみても
心の中のひとしずくまで
乾かす事は出来ないから
時のさざ波は今宵も寄せては返す
疑い深くなった子供のように…
汚れ知らない無邪気な笑顔 大人のつもりでいたって
その瞳閉じてごらんよ
レッドヒール
横浜みなとの思い出が
私をセンチにするけれど
女が堕ちてくスピードなんて
流星よりもまだ速い
レッドヒール レッドヒール
誰が履かせた赤い靴
船に乗せられ連れて来られた見知らぬ異国
咲いて乱れる 悲しき オリエンタルローズ
寂しさ紛らす赤い酒
強がりばかり口にして
二度と戻れぬ生まれた街の
優しい匂い身にまとう
レッドヒール レッドヒール
誰が脱がせた赤い靴
男の嘘に弄ばれていつかは朽ちる
酔って色づく 私は オリエンタルローズ
レッドヒール レッドヒール
踊り続ける赤い靴
生きてる街が私の故郷 明日だけ見てる
どこでも咲ける 真紅の オリエンタルローズ
あなたに逢うために
眠れぬ夜は あなたのぬくもり思い出しながら 心かわした
逢えない日々も いつもあなたはそばにいたから
涙は幸せになるための証
永遠を信じるための力
あなたに逢うために生まれてきた
そう信じられる
私 今 生きているのは…
心細くて辛い時でさえ あなたを思えば 心安らぐ
生まれ変わっても きっとあなたはそばにいるはず
笑顔は幸せになるための証
永遠を信じるための力
あなたに逢うために生まれてきた
そう信じられる
私 いつ 命絶えても…
あなたに逢うため ただ それだけのため
めぐり逢えたあなた
心から “ありがとう”
Do you know?
Do you know? 愛の意味
Do you know? 生きる意味
何も気にせず日々を過ごす事に慣れてしまったから
僕らは何かを見失ってしまった
今からでも遅くない
現実に目を向けて
明日からの自分を変えてみよう
Do you know? 夢の意味
Do you know? 信じる意味
時は流れて人は変わり続け価値観も変わる
僕らに残されたものとは何だろう
その答えを見つけよう
真実に背を向けず
ただひたすら自分に
問うてみたい
You are my everything
降り出した雨が雪に変わる頃
迎えに行くよ約束だから
この街の色は心と同じ
純粋なままに移ろう奇跡
昨日今日そして明日
二人で描く未来図はきっと
果てしない途に続いてる
You are my everything
ただ君が好きだから…
限りない夢と限りある命
キャンドルの炎 人生のよう
愛しさの色は思いのままに
よどみない流れ作り出すから
昨日今日そして明日
二人が作るプロセスはきっと
お互いの胸に刻まれる
You are my everything
そう君を愛すだけ…
You are my everything
もう君を離さない
You are my everything
You are my everything
You are my everything
エンジェル スマイル
感じるよ 君の髪 指 唇 愛
もう僕には君しかいない
運命を素直に受け止めて生きていく
永遠を捨てて永遠を求めた
身体中に朝の光を集め
潮騒に耳を澄ませば
生まれ変われるはず
君に贈るよ
エンジェル スマイル
離さない 君の頬 胸 まなざし 夢
なぜ時間は止まってくれない
触れ合ったぬくもり大切にしたいから
永遠を信じて永遠を探すよ
身体中に月の光集め
星空に願い込めれば
見つけられるはずさ
君とかわそう
エンジェル スマイル
都はるみ
新宿コマ劇場
クラシックの殿堂と言えば「カーネギー・ホール」、ソウルの殿堂と言えば「アポロ劇場」、演歌の殿堂と言えば「新宿コマ劇場」!?と言う事で、都はるみコンサートに行ってきました。昔ならコンサートではなくショーだったんだろうけど、今やジャンルを問わずコンサートなんだ…と妙に感心。
70歳前後とおぼしき老男女がほとんど、休憩30分をはさみ終了まで約3時間はかなりのボリュームであった。
コンサートの途中に(多分)トイレに立つ観客が結構多かったみたい、その度に前後左右に動いてライトで誘導するお姉さん、お疲れ様です。
さて、何で私が都はるみかと言うと、亡き父が彼女の大ファンで、子供の頃から歌番組に彼女が出演すると、テレビに向かって「はるみっちゃん~」と声を掛ける姿を見ていたので、自然に覚えてしまってました。
かつて、日生劇場のロングリサイタルを観に行った事もあるのですが、そこは新宿コマ劇場、良くも悪くも下世話な感じと雑踏感が演歌にぴったり(これは偏見かも…)、でもやっぱり日比谷より歌舞伎町でしょう。
20数人のストリングスを従えての壮大なバラードや、ジャズ風ラテン風のアレンジの曲もあり、意外にも(これも偏見…!?)音楽性の広さを感じさせてくれたのですが、何を唄っても都はるみ、コブシを回さなくても都はるみ…、これはホント凄いかも。
しかし、観客が喜ぶのは演歌系の懐かしのヒット曲…、個人的に「夫婦坂」は父がカラオケで自分で考えたセリフ前説入り(やはり私も父の血を受け継いでいるみたい)でよく唄っていた歌なので、不覚にも父を思い出して目頭が熱くなりました。
演歌と言えば和服、本日彼女が着ていた白地に黒い手長猿柄の振袖と、黒字に金色の「LOVE」の文字が刺繍された帯の組み合わせはインパクト大でした。
最後に、「はるみっちゃん~」の掛け声が少なかったのが意外(ファンの高齢化の影響!?)だったし、コマの売店の商品が歌舞伎座や演舞場と違うのにほくそ笑んでしまいました、健康保険証入れ(歌舞伎座ならカード入れに間違いない!)…、やはり歌舞伎町と銀座の違いなのでしょう、まさに歌舞伎町恐るべしです。
帰宅して早速亡き父の写真に「はるみちゃん、相変わらずパワフルに頑張ってたよ」って報告した次第です。
たまには演歌のコンサートもどうでしょう、自分のDNAが騒ぎだすかも…(笑)。
誰にでも秘密がある
平日の昼過ぎだと言うのに満員の館内、客層は女性が多かったが、それでも老若男女問わずって感じで、やっぱり韓流ブームは真実だった!?
映画はと言えば、ちょっとHでセクシーなハートフル・コメディと位置付ければいいのでしょうか、古~い日本映画の世界と今の韓国が合さったような映像とストーリー。
しかし、そこは今話題の韓国映画、タイトル中の「…秘密…」をキーワードに、謎の貴公子イ・ビョンホン様の正体がラスト・シーンでやっと分かる事で、最後まで彼のプレイボーイぶりにやきもきして観ていた彼のファンは、さすがイ・ビョンホン様と納得…と言う展開で、観終わってみれば拍手拍手!!
今まで観た韓国映画はシリアスな作品が多かったので、こじゃれた作品もあるんだと驚いた次第です。
ただ、自分が監督なら、ラスト・シーンをもう少しドラマチックなエンディングにして、涙涙涙…にしたかも、そんな事ふと思いました。
★★☆☆☆
らくだの涙
ドイツのミュンヘン映像大学に通うモンゴル出身の2人の共同制作、監督による作品。
モンゴル、ゴビ砂漠の大自然の中で暮らす4世代の遊牧民一家はらくだと共に暮らしている。
ある春の日、若い母らくだが難産の末に出産するのだが、初めての出産が難産だった為なのか、その母らくだは子らくだに乳をあげようとしない、心配した家族は、馬頭琴の音色を聴かせる伝説の音楽療法を母らくだに施すため、遥か遠い町から馬頭琴の演奏者を連れてくる事にしたのです。
カテゴリーとしてはドキュメンタリーとされているが、ノンフィクションなのかフィクションなのか…正直ボーダーラインがひけない作品でした。
しかし、そんな事はどうでもいいのかも知れません、分かり切ったエンディングも素直な気持ちで観ればいいし、優しい気持ちになれない貴方がひねくれてるって言われれば、本当にそうなのかも知れないし…。
人間もらくだも、親子の愛情に変わりはないのです。普遍の愛のお話なのです。
私的には、モンゴルの遊牧民の今の生活が垣間見られた所が、一番興味深かったかも…。
★★☆☆☆
微熱が平熱
彼方といるとハイ・テンション
体温までも上がってしまう
こんな気持ち初めてかも知れない
伝えられないこの思い もどかしさだけが空回り
抱きしめられる妄想めぐらしてみるけれど
眠り醒めればただの夢
恋をしたら微熱が平熱
めまい誘う蜜の味
恋をしたら微熱が平熱
一日中彼方だけ
悲しいけれどハイ・リスク
気分次第で売り買い自由
こんな気持ち誰にだってあるはず
自分が可愛くて たまには恋もいいかもネ
二人で過ごすシチュエーション想像してみるけれど
肝心なとこで目が醒める
恋をしたら微熱が平熱
心躍る甘い罠
恋をしたら微熱が平熱
一日中彼方だけ
マタドール
雨が降る 窓を打つ
古城のホテルにただ独り
傷ついた心癒す
薬などないけれど
悲劇を演じる マタドール
投げられた真紅(あか)いバラ
遠い出来事
戦う事を忘れて 安らぎを求めるなんて
愚かだね…
向かってくるのは 憂い顔した美しい女性(ひと)
雨に泣く 心打つ
悲しい調べはフラメンコ
石畳 裏町には
誰一人影もない
悲劇に興じる マタドール
長い髪振り乱す追憶の女性(ひと)
悩める時は過ぎても 心の傷は消えない
儚いね…
降り続く雨 思いの全て流して欲しい
ジャック・ルーシェ・トリオ
東京厚生年金会館
バッハ作品とジャズを融合させた「プレイ・バッハ」を1959年(なんと私の生まれた年!)に発表し現在も第一線で活躍中のピアニストのジャック・ルーシェ氏生誕70周年とレコーディング45周年を記念したジャパンツアーである。
会場は年配者が多かったが、それでも若いカップルや親子連れも多く、その年齢層の幅の広さに氏の人気が伺えた気がした。
今でこそ、クラッシックと他ジャンルの音楽とのコラボレーションは当たり前のようにやられているが、アーチストとしての氏の革新的なプレイや考え方は、45年前どんな形で迎えられたのであろう、興味が沸いてしまった。
今回はバッハだけでなく、ヴィヴァルディ、サティ、ドビュッシー、ショパン等も取り上げ、誰もが一度は耳にした事のあるメロディと即興的なジャズのメロディラインの組み合わせが、今更ながらとても新鮮であり、クラッシック、ジャズのどちらのファンをも納得させるであろう、後味が心地良い魔法にかかった気持ちにさせてくれた。
指先と言うのは年と共に衰えるものではなく、その年月がテクニックと感性にさらなる磨きをかけ、新たな魅力を生み出していくものだと言う事が、氏のプレイを見て(初めてではあるが…)感じ取る事が出来た。
観客席からは何度も「ブラボー!」の声が上がったが、拍手をしながら心の中で「ブラボー!」と叫んでいたのは、私だけではないだろう。
5年後10年後もルーシュ氏は、我々に一夜の素敵な魔法をかけに来てくれるに…間違いない。
Tokyoシーン2
巧みな言葉で女を酔わす
あなたは売れっ子コピーライター
ウ・ワ・サは夜を独り占め
乃木坂 飯倉 高樹町
キザなセリフで捨てられりゃ
別れも素敵に思えてきちゃう
哀愁ほんのり彩られ
Tokyo 涙のシーン1
シャイな笑顔で女を泣かす
あなたは腕利きフォトグラファー
ヒ・ゲ・キは夜を駆け巡る
お台場 芝浦 天王洲
潮風(かぜ)に抱かれてエンドマーク
クセになりそうな別れの手口
クールにかまえた横顔に
Tokyo 涙のシーン2
島の教え
泡盛飲んで騒いだら
心も晴れて夢一夜
夜空を飾る満天の星
願い届けよ流れ星
いつの世も繰り返される
憎しみ悲しみ飛んでいけ
いつかは叶う笑おうよ
苦しみ超えて生きてきた
刻んだシワは美しい
昔を語るその声は
心豊かにしてくれる
次の日はきっと幸せさ
誰もが笑顔でいられるさ
精一杯に生きたなら
いつの世も繰り返される
憎しみ悲しみ飛んでいけ
いつも心に海の風
インディアン・サマー
アイスクリームなめるように 恋が溶けてく
自分がふと子供に戻る瞬間
出逢ってワン・シーズン ゲレンデが恋しいネ
何度目のファースト・ラブ?
照れてもしょうがないよ
そんな自分を認めなきゃ
繰り返す日々の中 出逢えたんだから
そう 恋はインディアン・サマー
穏やかな2人
コインで占う今日の運勢 素敵な恋の予感
少女趣味と笑われたって許せる
犬同士もごきげん 海辺のオープン・カフェ
何度でもファースト・ラブ
近くにあった幸せ
そんな奇跡を信じなきゃ
潮風が心地よい ミモザで乾杯!
そう 恋はインディアン・サマー
安らげる2人
TORIBUTE to…
あの頃を思い返すのは 悪いことかい?
ただ夢に向かって がむしゃらだった頃を…
俺はもう若くはない それは事実
だけど思い描きたい
これからの夢を
自由の良さも怖さも 少しは分かった今だから
もう一度 スピード速めてみようと思うんだ
しがらみのないやつなんか いやしないけど
そのしがらみを捨て 今ならできるかも
俺に時間はそうない それは現実
だから掴み取ってみたい
見果てぬ夢でも
生きるか死ぬかどちらか 生まれた時から変わらない
もう一度 自分と話してみようと思うんだ
漂流者たち
このまま時は過ぎて 街は色を変える
自分の居場所なんて どこでもいいはず
行き着くあてもなくて 時はただ流れる
やがてはこの世からも 消えてしまうだろう
どんなに強がっても
人は涙の河を渡る
それが船でなのか 自分の力でなのか
その違いはあるにしても…
全ての憎しみ捨て何故に生きられない
安らぐ暮らしなんて どこでもいいはず
愛する家族守る いつも言い続けて
それでもこの世からは 悲劇消えやしない
幸せ求めるから
人は人を傷つけてしまう
それは偶然なのか それとも必然なのか
その違いは誰も知らない…
星月夜
そこから一歩も歩けなかった
立ち止まったまま もうどれくらい…
星がきれいな夜の奇蹟
そうして僕は君と出逢った
月に見えたよ 君は BLUE MOON
香る花は 月下美人
あぁ あれから2度と逢えない
今宵も同じ星月夜
そのまま時間は動かなかった
無重力のまま そうどれくらい…
月が届けてくれた奇蹟
いまさら僕は君が恋しい
星は輝く いつも心の夜空(そら)に
一夜限り 月下美人
あぁ あれから2度と逢えない
今宵も同じ星月夜
星になろう 花になろう
いつものように笑って別れた 手を振る仕草変わりなく
だけどそれが永遠 君に逢えない ラスト・シーンになるなんて
やけに星がきれいな夜だった
不思議だね 人は運命を知る
涙はもう枯れ果てたよ 真実はもう変えられない
僕はどうやって生けていけばいいんだろう
君のいないこの地球上で
だけど 誰も答えてくれない…
いつものように朝はやってくる 人込みの中紛れてく
僕を誰も知らない声も掛けない
当たり前だと分かっている
なのに街は優しく見えるよ
不思議だね 人は偶然を知る
笑顔は そう取り戻した
現実は そう受け入れなきゃ
君は何処からか僕を見てる気がするんだ
星になろう 花になろう
君はいつも一緒にいてくれる
ここは沖縄、還り着く南国(しま)
月の浜辺で愛を語れば
人は誰でも素直になれる
調べ優しい三線聴けば
人は誰でも明るくなれる
島に吹く風 どこか懐かし
ここは沖縄 還り着く南国(しま)
夢はいつでも生きる力よ
人の思いはいつかはかなう
いつも前向きおばぁの笑顔
人の心は流した涙
飲めや唄えや 踊れや笑え
ここは沖縄 還り着く南国(しま)
遠く聴こえる島唄いつも
人のぬくもり無邪気な笑顔
赤いサンゴとブーゲンビリア
人は誰でもキレイになれる
元気あっての愛しき暮らし
ここは沖縄 還り着く南国(しま)
せつなくて
逢えない時間が 絆強くする
そんな言葉信じたいけど 僕にはもう無理…
この指が覚えてる君のぬくもり
春の安らぎも 凍える冬も
君を抱きしめた時は
いつも同じだった
逢いたいよ 逢いたいよ
ただ自分に素直なだけ
せつなくて せつなくて
この思いどうにもならない
夢見る事さえ 幸せだったから
瞳閉じて君を思うよ 僕にはそれだけ…
信じてる それなのに疑う心
強がりな僕も 時には弱気
君の笑顔が見たくて
そっとつぶやくよ
逢いたいよ 逢いたいよ
今自分に素直なだけ
せつなくて せつなくて
ひたすらに逢いたくて
波語り
寄せる波に片思い
そんな自分に重ね合わせて
過ぎる季節見送れば
風はいつしか冬色
あんな恋に もう2度と出逢えないと
言い聞かせりゃ
涙さえも微笑んでる
砂浜に書く君の名前
ひとりよがりの恋の行方
ジグザグならまだいいけど
こんなに真っ直ぐストレートじゃ
どうにもやりきれない
波のように強く優しく抱き締めていたい
君は 今 どこに
叶わぬ恋ないはずと
そっと自分を励ますけれど
沖を進む船のように
遥かに遠くなっていく
こんな弱気な僕だから
思い全て波に消して
新しい恋出逢う日まで
もう一度だけトライしよう
大人よりも少年でいたい
わがまま通してきた
生きてる事が楽しくなきゃ
少し分かった気がする
波のように強く優しく人波の中を
僕は泳いでく
バレエ・カンパニー
R・アルトマン監督の作品と言う事で、複雑な人間関係からなるひとつの物語を期待していたのだが、少し肩透かしをくらった気がした。良くも悪くもシンプル且つストレートなストーリーなのである。
しかし、そこはアルトマン監督である、バレエと言っても古典作品を作り上げる訳ではなく、クラッシク・バレエ団が舞台でありながらも、モダン的前衛な新作の初日の幕が下りるまでの物語なので、新しいものを創り上げるまでの、出演者それぞれの葛藤がよく表現されていたと思うし、バレエ団の内幕的なところも興味深かった。
久し振りに観たマルコム・マクダウェルの存在感はさすがであったが、ラストのバレエシーンの演出や衣装、装置がオリエンタルをかなり意識しているのは分かるのだが、ちょっとねぇ…て感じでした。
まぁ、いつものことながら西洋が見た東洋って事で許されるのかも知れないが、一瞬吹き出しそうになった…(笑)。
★★★☆☆
イェヌーファ
作曲:レオシュ・ヤナーチェク
指揮:阪 哲朗
演出:ヴィリー・デッカー
美術:ヴォルフガング・グスマン
東京文化会館大ホール
オペラ鑑賞必須の事前学習によると、そのストーリーは三角関係の恋、極秘出産、赤ん坊の死…とヒロインを待ち受ける試練と絶望、ましてやチェコの寒村が舞台、暗さだけが想像されたが、その演出と美術を観て吃驚!、何とスタイリッシュで斬新な舞台なのだろう、ベルリンよ恐るべし。
歌については批評出来るほどの感性も知識もないのでコメントなど出来ないけれど、ストレートプレイでも十分に楽しめるドラマチックな作品であった。
三幕で村人達が前を見ながらそのまま後ろに行進して、室内から外へ出て行く演出…、背筋がゾクゾクってしました。
モノトーンのセットと衣装、結婚式なのにまるで喪服のよう…、しかしとても合っていたし、例えてとして適切ではないかも知れないが、秋冬コレクションのショーを観ているようであった。
5階の一番後ろで観たのだが、舞台装置全体が観えてそれはとても良かったのだが、視線の正面でもう一度観てみたくなったし、是非とも違う演出と美術で何度も観てみたくなった。
最後はスキと言わせてみせる
背中を走るしなやかな指
遠い記憶のラビリンス
泣きたいのに泣けない真夜中
心震わすフレーズ
お前がスキでたまらないから
狂おしいまでストーカー
あてもないのに彷徨う街は
いつでもショー・タイム
Do you love me? 答えは NO
Do you kiss me? 答えは NO
だって願いはゆずれない
最後はスキと言わせてみせる
ジョークでなんか片付けられない
俺にとってはマジな恋
抱きたいのに抱けないジレンマ
頭かすめるメッセージ
ギクシャクしそうな瞬間だって
我慢重ねてジェントルマン
欲求不満はゆがめないけど
眩しいエンジェル
Do you love me? いつかは YES
Do you kiss me? いつかは YES
だって願いはゆずれない
最後はスキと言わせてみせる
『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』
哀しいのに心暖かくなる…、小さいけれど大きな満足感を与えてくれる…、そんな映画だった。
イブラヒムおじさんの「すべての川は同じ海に注いでいる。」と言う言葉に、この映画が集約されている気がした。
人は泣くために生まれて来たのではなく、笑うために生まれて来たはずなのに、人種や宗教や世代、それは仕方ない事だけど、なんで人は傷つけあい憎しみあうのだろう。
人間はそれぞれの生活がありその生活に幸せを見出し、それを楽しみながら生きて死んで行く、そんな当たり前の事が、人種でもなく宗教でもなく、この世界に生きる人々それぞれの心の中にあれば、生まれてきた事に感謝出来るに違いないし、争いもないに違いない。
言葉が通じなくても笑顔と涙で全てが理解し合える…、そんな事を教えてくれた映画だった。
欲を言えば、もっとドラマチックにストーリーが展開し大感動巨編にすれば良かったのかも知れないけれど、淡々とした中にこそ本当の人生ってあるんだろうな。
でも、人それぞれに同じ人生なんてありえないよね。
イブラヒム、いやオマー・シャリフのようなシワを重ねていきたい!!
★★★☆☆
微笑みの国
幸せだから笑ってるんじゃなくて 笑ってるから幸せなんだ…
人は誰でも落ち込んだり これでいいのかって思う時があるよ
だけど それは当たり前の事で
それでも人は生きていかなくちゃいけない
生きていればそれでいいさ
投げやりな言い方かも知れないけど
誰もが生きている この地球(ほし)の上で
笑いながら…
幸せだから笑ってるんじゃなくて 笑ってるから幸せなんだ…
いつも心は揺れ動いて だから生きている そう感じていたい
明日 夢は叶うかもしれない
いつでも人は信じていなくちゃいけない
笑っていればそれでいいさ
投げやりな言い方かも知れないけど
真実はひとつさ 微笑みの国で
誰もが皆…
幸せだから笑ってるんじゃなくて 笑ってるから幸せなんだ…
津軽にて
北風が頬に痛い 真冬の港町
独り旅して 北へ北へ
貴方を訪ねて来ました
すれ違う人もいない砂浜
本当の僕を呼び起こす
この海を見ていると死にたくなる
このまま海に消えたくなるよ
昔事話しだす 白髪のおばあちゃん
深く刻んだシワが声が
不思議な世界へいざなう
荒れ果てた番屋 錆びついた時間(とき)
それでも人は生きてく
この海を見ていると思い出すよ
貴方が書いた 津軽の心
哀しみのODYSSEY
ペアのコーヒーカップで朝はパリの気分さ
おどけながら カフェ・オレ 笑顔で始まる一日
あの頃は未来(あした)の事を
いちも夢見ながら生きてたのに…
ODYSSEY 2人の旅は幸せに向かって進んでいたはず
ODYSSEY 長い旅の終着駅が哀しみだったなんて
空っぽの心と重たいカバン
そして サヨナラの言葉
夢だけ食べては生きて行けないこと
分かっていたはずなのに 気が付けばすれ違い
色褪せたラスト・シーンさえ
いつかは思い出になるのだろうか
ODYSSEY 2人の旅は幸せに向かって進んでいたはず
ODYSSEY いつのまにか乗り換えていた行く先違う列車
思い出と言うにはあまりに辛い
今も 僕には君だけ
スタジアム・ジャンパー(放課後の過ごし方1977)
揃いのスタジャン作り みんなで遊んだね 学校帰りの六本木
少し背伸びして大人のふりをしたよ
DISCOで声掛けた あの娘は21
18未満お断り!! 気取っていたのはその時だけで
すぐに2人は Fall In LOVE
初めての酒もタバコも そうさ暗くはなかった
明るい気分だったよ
あの頃 HighSchool Memories
揃いのスタジャン作り みんなで遊んだね 学校帰りの六本木
授業が終わればロッカーにテキストブック
フリーな気分で いつも飛び出す after School
遊びにかけちゃ天才的!! そんな奴等ばかりだったね
誰より早く新発見
かっこつけて突っ張っていても 夢に溢れた17
戻れはしないけど
いつでも HighSchool Days
揃いのスタジャン作り みんなで遊んだね 学校帰りの六本木
試 練
黄昏の街は家路急ぐ人たち
誰も皆そ知らぬ顔
当たり前のことなのに 何故か寂しい
この世に生まれ生きている
それこそが生命(いのち)
だけど 今 立ち尽くす僕
どこにも行けない…
懐かしい人に会いたくなるけど
会えば そう 思い出だけ
分かりきった事だから あえて思うよ
この世に生まれ生きている
それだから刹那
ありのまま身を任す僕
やがては行き着く
一秒の永遠
どんな手を伸ばしてみても届かない
海よりも空よりも果てない存在
君が好き…
ただそれだけの想い
切ないほどに眠れぬ夜
目を閉じて描く 君の微笑み
その一秒が 僕にとっての 永遠
いつかはきっと叶う夢だと言い聞かす
昨日より今日よりも明日は明るい
君がいる…
この地球(ほし)に生きる事実
目覚める朝は夢の途中
限りある命 君は教える
その一秒が 僕にとっての 永遠
ふたりにとってのふたつの理由
君の瞳を見ていたら 何も言えなくなってしまった
愛なんて 哀しい心埋めるだけのパズル・ゲーム
どんなに強く抱き締めても
どんなに激しく口づけても
ふたりには
もう サヨナラ だけ
別れの理由は ひとりにひとつ
だけど それは 聞かない…
眠れぬ夜を彷徨えば きっと優しさが分かるけど
それよりも思い出の中に このカラダを投げ出したい
背中を向けて消えてゆく影
どうにもならないdistance
ふたりには
今 明日もない
別れの理由は ひとりにひとつ
それは それで 当然…
青 空
ごらんよ空の色を 眩しいほどに碧い…
遠い記憶呼び起こすよう
素直が優しい
何も言わなくても分かり合えるはずさ
夢の続きを もう一度見よう
素顔のままで
生きてくことに戸惑い 迷いあぐねた時には
いつも心に思い描こう
青空の永遠
どこまで続いている 果てない空の不思議…
宇宙へ届け ゆぜれない夢
いつでも間に合う
そうさ 手を伸ばせば掴めるかも知れない
夢の奇蹟を信じてみようよ
子供のように
生きてくことは哀しい だけど何故か愛しい
だから心に思い描こう
青空のぬくもり
真夜中のナルシス(I LOVE ME)
午前1時のバス・ルーム
鏡に映る自分が一番好き
一日の出来事 洗い流して 素顔に戻る
その瞬間が たまらなくエクスタシー
誰かに恋してる時だって
孤独が必要
眠りにつくまでの タイム・トラベル
もうひとりの自分に
そっとくちづけ
朝まで I LOVE ME
ひとり遊びのベッド・ルーム
シーツの海で人魚に生まれ変わる
静けさは深海 不確かな色 素直が似合う
心の中で繰り返す テレパシー
いつだって現実は儚くて
傷つけ合うだけ
目覚めれば幻想(イリュージョン)
だから真夜中(よる)はナルシス
優しくなれる
いつだって I LOVE ME
Japanese
雨の中 びしょ濡れのまま タイムズ・スクエア
すれ違う人達は 誰も皆急ぎ足
憧れだけを抱きしめながら
夢に見た Big Apple
何かが見つかると 流れ着いた遠い都市(まち)
悲しいけれど Japanese
痛いほど 日本人
漢字交じりのポスターが
失くした過去(きのう)を思い出させる
テイタラク繰り返すうちに覚えた口癖
心なし落ち込んだ マイ・ハート励ますよ
真夜中の都市(まち)彷徨うだけの
マンハッタン・トランスファー
思いは走るのに 立ちはだかる摩天楼
悔しいけれど Japanese
どうしても 日本人
本当の自分知る事が
明日を見つけるための 手がかりだから…
涙晴れて…
赤いサンゴの言い伝え
匂い麗し花の色
トウキビ畑吹く風に
想い届けと
啼く鳥よ
明日も晴れて 陽は昇る
宮古に涙は似合わない
想い焦がれた人ゆえに
逢えぬ寂しさただつのる
ブーゲンビリア髪にさし
踊る島唄
何故悲し
明日になれば 陽は昇る
宮古に吹く風 夢やさし
淡い想い出重ねたら
笑顔の君はそのままで
知らずに越した年月も
私ひとりじゃ
祝えない
明日晴れたら大空に
呼んでみようか 愛し名を
明日も晴れて 陽は昇る
宮古に涙は似合わない
あたたかなMILK
外は雨…みぞれまじり
凍えるハート あたためるMILK
あの日から眠れない
愛を知った瞬間 人は誰も子供に帰る
素直な心を取り戻す
もう一度一緒に飲みたい
あたたかなMILK
哀しみを消し去るほどに
あたたかなMILK
鏡には落ち込んだ僕
作り笑いでおどけてみせても
夢でさえワン・シーン
一つ覚えのセリフ
愛は人を詩人にかえる 可笑しなくらいになりきれる
もう一度一緒に作りたい
あたたかなMILK
ぬくもりを思い出させる
あたたかなMILK
もう一度一緒に飲みたい
あたたかなMILK
その時は素直に言いたい
想いの全てを
二人の女兵士の物語
作・演出 坂出洋二
美術 種田洋平
出演 小島聖 / 宮島千栄
新国立劇場 小劇場
久々に観た熱い芝居だった…。
聞くところによると台本が完成したのが、初日の数日前との事、膨大なセリフをこなすので精一杯の女優二人、しかし、それが妙な緊張感と迫力を感じさせてくれたし、それが秋の盛りだと言うのに当日の気温の熱さもあったかも知れないが(笑)、セリフと格闘する女優の熱さが伝わってきた気がする。
ショートストーリーを積み重ねた展開は、時にはコメディ、時にはシリアスで面白かったのだが、取り上げた題材が「林真須美カレーヒ素事件」や「アポロの月着陸はウソ!?」だったりしたので、坂出洋二氏にしてはちょっと当たり前でエンターテイメント的過ぎるかなぁ…の感も。
映画「キルビル」などの映像分野で有名な種田洋平氏の舞台美術は、小劇場スペースを意識した作りではありながら、新国立劇場の小劇場と言う特異な空間を最大限に生かしたものでありアート的ではあり興味深かったが、改めて我々と新国立劇場の小劇場に対する意識の違いが浮き彫りになった気がしてならなかった。
最終日近くに女優二人の成長振りをもう一度観たくなるような、前途洋々コンビの舞台であった(笑)。
Destiny
不思議な予感あたった夜は
しなやかな夢が迎えてくれる
思い思いの気持ちを超えて
少しの勇気を有難う
いくつもの時を重ねても
離れていく心はあるし
たった一度だけでも 永遠を感じる事はあるはず…
Destiny 二人は出逢ったばかりだけど
Destiny 昨日さえ分かり合えるよ
ありったけの気持ちラッピングして
真夜中の街 クルマ飛ばすよ
ドアを開ければ君の笑顔が
僕を迎えてくれるだろう
ときめきの時が過ぎ去っても
真実だけが二人に残る
2度と離れられない 永遠と刻み込まれたstory
Destiny この地球(ほし)に生まれ 奇蹟を見た
Destiny 限りない愛の数珠玉
Trust
運命と言うにはあまりにも理不尽な悲しみは
突然やってくる
だけど時は止まらずに
ただ とうとうと刻み続ける
信じるべきものは もうこの世にはない
こんなに悲しみの溢れた世の中には…
前を見ろと言われたって
闇ばかりの現実
何を信じろと言うのか
でも 信じなきゃ 信じる事をやめてはいけない
心なしか軽く どことなく前向きに
見方だけ変えたらいいのに
夢はリアル 手招くよ
でも猜疑心くすぶってる
ひたすらに信じよう もう慣れきったから
諦めじゃないから このまま信じてみよう
答えなんか求めたって
期待なんかしちゃダメ
生きてる事など瞬間
そう ひたすらに 信じていれば微笑みに変わる
グレイに紛れて
身を売る少女のニュースの後に
戦火で苦しむ子供達の悲痛な叫び
ポーカーフェイスのキャスターが
いちもの調子で繰り返す
答えはいつだって シロかクロのはず
なのに今の俺 グレイに紛れて
答えがでない はっきりしない
どっちつかずの シーソー・ゲーム
他人事(ひとごと)だから何でも言えるさ
まことしやかな説明や同情くらいは
聞き慣れたコメントさえ
すぐに忘れてしまう
答えはいつだって シロかクロのはず
なのに今の俺 グレイに紛れて
先が見えない どうにもできない
甘えばかりの リターン・マッチ
自分で自分の頬を殴っても
夢から醒めやしない
それが現実…
哀愁のTOKYO CITY
夜霧にけむるこのTOKYO(まち)を
見下ろしながら貴方と2人
揺れる思いに寄り添いあっても
言葉にならないならば それもいい
貴方に連れられ初めて知った
雨の日の TOKYO TOWER
あぁ このまま離れたくはない
哀愁のTOKYO CITY
ネオンにおどる夜の海に
飛び込むオンナ 漂うオトコ
「哀しいネ」って抱き締めあっても
所詮そえない 2人の運命(さだめ)
青山あたりで心中ごっこ
真夜中のお墓通り
あぁ 夢も現もクロスして
哀愁のTOKYO CITY
お台場しぐれ
東京タワーの明かりがかすむ
ジャズが流れるスカイ・バー
青いカクテル 私の涙
断ち切る思い かすかにつなぐ
未練と言われりゃ それまでだけど
忘れられない貴方にそっと
つくり笑顔で「ありがとう」
ふたりの思い出抱き締めながら
今夜は濡れたい お台場しぐれ
大観覧車にはしゃいだ貴方
潮風連れて空中散歩
別れの話切り出すなんて
おもいもよらぬ 出来事だった
いつかは必ず来る事だけど
憎みきれない貴方が憎い
悔しいけれど「さようなら」
飲み干すお酒の甘さは苦さ
ひとりで濡れたい お台場しぐれ
宇宙(そら)の法則
思い出に生きるより
未来(あした)に生きようと決めたけど
やるせない日々のくりかえしが
僕を苦しめる
都会は無表情のまま 今日も暮れていく
誠実と言う制服を着た人たちが 家路急ぐだけ
もう一度信じて欲しい
やり直せるなら 何も望まない
今 君だけが欲しい
微笑を返して…
部屋中に散らばった
思い出のカケラを集めても
あの頃のような幸福(しあわせ)は
何故か創れない
都会で羽を休めた小さな天使が
知らない間に人を愛して 罪を知る
そんな繰り返し
もう一度見つめて欲しい
新しいときめき 分け合えるはずさ
今 何処よりも遠い
未来(あした)への道のり
もう一度信じて欲しい
やり直せるなら 何も望まない
今 君だけが欲しい
微笑を返して…
Girl Freind
1年ぶりに逢った彼女に 贈ったのは結婚祝い
ちょっと皮肉な 再会 After7
2人でよく行った店でワイン飲みながら
時間も忘れて 昔話に花を咲かせた
「こんな関係もいいもんだ…」なんて
笑って言ったけれど
やっぱり悲しかったよ
悪いのは全て僕だったのに…
薬指に光るリングが 少女の彩(いろ)消していたよ
2人でいても 僕だけ Lonely Heart
「幸せになりなよ!」って唐突に言うのは
哀しいくらいの強がりだから 酔ったふりしてる
「結婚したって 友達同士」と
君は微笑むけど
微笑み返す僕は 身勝手な心をもてあますだけ…
色のない構図
ありきたりの毎日 あっという間に過ぎていく
季節の移ろいさえ 気づかないままに
人として生まれ
人として生き
そして死んでいく
流れのままに身を任せながら
ただ 漂っているだけ…
子供の頃に遊んだ ぬり絵
好きな色で描き上げた
オレンジの空 金色の涙
何でも自由に選べた
夢をかなえる事に 限界を感じながらも
諦めたら負けだと 自分に言い聞かせた
人として生まれ
人として生き
そして死んでいく
巡り巡って同じだと気づく
そう 遅かれ早かれ…
大人になっても変わらない純情
思いのままに描きあげよう
夢色の星 透明の風
自由に色をつけよう
鎌倉夏愁
小町通の茶店で食べた
イチゴのシロップ かき氷
思い出たどれば あの日と同じ
夏の盛りの貴方と私
今日はひとりで
往く夏惜しむ
鎌倉 涼風 八幡宮
昨日に笑顔で 手を振った
海岸通で見かけた人の
後ろ姿に ハッとした
夕焼け間近の 砂浜すわり
波乗る貴方を探せば涙
私のせいと
分かっていても
鎌倉 潮風 由比ガ浜
今年の夏は 白いまま
朝日が昇るまで
初めて2人で過ごす真夜中
言葉はなくても通じ合うHeart to Heart
星空がきれいだね
サンルーフ越しに見上げれば まるでプラネタリウム
好きだよ 君のことが 愛だなんて照れくさいけど
好きだよ 君のことが 僕の思い伝わるのかな
朝日が昇るまで
ここで波音を聴こう
朝日を浴びながら
君を抱きしめたいよ
これからの人生一緒に生きたい
少し大げさな気持ちさえOnly You
流星のショータイム
願いはひとつ 君だって同じ明日にしたいはず
守るよ 君の全て これから先何があっても
見たいよ 君の未来 年取っても2人こうして
朝日が昇るまで
ここでぬくもりを共に…
今日の始まりを
永遠にするために
海に降る雪
降りだした雨が初雪に変わる
あと少しで今年も終わる
3年過ごしたこの町も 年が明ければ離れるから
想い出だけを砂に埋めて 新しい自分になろう
ウエットスーツのサーファー達 ただひたすらに波に向かう
不釣合いな 海に降る雪 哀しいくらいに美しい
白と黒とのコントラスト
まるで映画のモノクロ・スクリーン
心暖める一杯のカプチーノ
ほろ苦くて切なさ運ぶ
店の名は忘れない 町を離れて時が過ぎても
寂しいくせに強がってばかりさ 素直な自分になろう
海に積れぬ雪の哀しさ 重ね合わせる心の色
潮風(かぜ)に紛れ降り続く雪 モザイクのように海に消え
立ち直るためのきっかけは
人それぞれ違うはず
『モーターサイクル・ダイアリーズ』
チェ・ゲバラを知らずとも楽しめる、純粋な若者の物語であった。
フィクションとしても笑いあり涙あり感動ありの青春映画であり、単なるロードムービーではなく、一瞬ドキュメンタリーかも…と思えてしまう真実の映画でもあった。
ただ、あまりにもストレートな感動が良くなかったのか、2004年のカンヌではグランプリを、クセの強く如何にも審査委員が好みそうな「華氏119」に横取りされてしまったのは仕方の無い事か…。
しかし、チェ・ゲバラなる人物、あまりにもストレートでかっこ良過ぎ、でも憎めないイイ奴…彼が革命家となり民衆の先頭に立ってキューバ革命を先導するのは、もう納得です。
ストレートに涙を流したい人にはおススメですが、「天国の口、終りの楽園。」のガエル・ガルシア・ベルナルの方が屈折して良かったかも、チェ・ゲバラの人物像にフィクションを加えて、もうひとひねりふたひねりして欲しかった気もします。
★★★★☆
泣いたネ、笑ったネ
思い切り泣いたあと 街は素敵に見えた
僕だけに虹が見えた気がしたから
さっきまでのつらい気持ち もうどこかに行ってしまったみたいさ
ちょっとおどけて step by step 真夏の陽射し 身体中に浴びながら
素直になればいいんだ 今 分かったよ
子供の頃は誰だって 思いのままに
泣いたネ、笑ったネ
ありきたりの毎日 ぶつけようのない苛立ち
僕だけが人と違う そう思ってた
いつかしら無表情 泣く事も笑う事もなくなった
きっと happy days 真昼の奇蹟 身体中で感じながら
素顔でいればいいんだ 今 気づいたよ
子供の頃は誰だって 心のままに 泣いたネ、笑ったネ
泣きたいときには泣こう!笑いたい時には笑おう! 気持ちのままに!
日々の泡
平凡に疲れたどる家路 今夜も午前1時
同じ顔の乗客たち 眠りの一歩手前
誰だって想像してなかったはず 年取った自分
夢は夢 でも必ずいつかは…
気持ちはハタチの頃と変わらないのに
現実は残酷 全ては泡と消える
やりきれぬ思いで眠れぬ夜 時間だけが過ぎて行く
Eメールの友人たち 励ましてくれるけど
自分さえコントロールできないのに 思いめぐらす
笑顔なら そう 得意だったはず…
悩みはハタチの頃と進歩していない
法則は変わらずに 死ぬ日まで続いていく