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February 05, 2006

舞台評No.27 TOXIC Audio

TOXIC Audio(トクシック・オーディオ)
  
TOXIC Audio MEMBER
RENE(バリトン・キング)
PAUL(Eフラット男)
JEREMY(ラップマスター)
MICHELLE(スキャット・ディーバ)
SHALISA(リリック・キャット)

2006/2/5 横浜BLITZ


「2004 DRAMA DESK AWARD Winner」にて、オフブロードウェイ・シアターミュージカル部門受賞。
5人のメンバーで構成された世界初のヒューマン・ボイス・パフォーマンス!
声による楽器やパーカッションとハーモニーでステージが始まったので、最近日本でもよく見かけるやつと同じかぁ…と思っていたら大間違い、流石にN.Y.オフブロードウェイで7ヶ月フルロングランを達成したステージだけはあります、老若男女の観客を楽しませるツボを心得たスピード感溢れる展開と構成で、最後まで突っ走ってくれました。
一本調子になるであろうと思われるアイデア(レコードの回転数の変化やテレビ番組の変化を声だけであらわす…etc)も、彼らにかかるとセンス良く品のあるパフォーマンスになるから、ホント拍手もの!
日本人の観客を楽しませるために、かなり日本語ネタ(ルパン3世、笑点、ウルトラマンetc)を入れていたのは、サービス精神のあらわれだとは思うのですが、そのネタが媚びたり嫌味にならない所も彼らの素晴らしさなのでしょう。
もう少し英語ネタも聞きたかったかなぁ…と。と言っても、英語を100%理解出来る訳ではない(せいぜい60%位)のですが…。
このパフォーマンス全てのベースともなるハーモニーの力量があってこその、コメディーやブラックジョークやダンスだったんだと言う事が、ラストの「STAND BY ME」と「上を向いて歩こう」の掛け合いで、何となく分かった気が…情景が浮かび、涙が溢れてくるアカペラでした。
いつかは、N.Y.で観てみたいなぁ…。

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