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October 08, 2006

舞台評No.38 WAHAHA本舗『踊るショービジネス2 ダンス王』

WAHAHA本舗『踊るショービジネス2 ダンス王』


構成・演出    喰始

出演        佐藤正宏
           柴田理恵
           久本雅美
           梅垣義明    他 WAHAHA本舗一同      
        

2006/10/5
東京厚生年金会館


WAHAHA本舗の公演は2回目、しかし10年位振りなので、初めてのような気持ち。
以前の客層は、もっと若かった記憶が…そうかぁ、自分も10歳年取ってるて事でした(涙笑)。
日頃のストレスを笑って解消と言う事なのか、それにしても、おばさまおじさま達が多い!

これまでの公演で好評だったダンスやパフォーマンスの数々…今回の公演では演出を変えたり、ニュー・バージョンにしたりで、次から次への2時間30分強。
テレビでは放送出来ないような(舞台なら許されるのだろうか!?)言葉やパフォーマンスが続く。

良くも悪くも10年前と変わらない感覚&感性&品性…後ろの席の10代のイマドキの女の子は、エンディングで会場のほとんどの観客がスタンディング・オベーション状態なのに、独り腕を組んで白けた感じで早く帰りたそうな顔をしていたのが、印象的だったし、それがWAHAHA本舗の本質か!?

さすがに梅ちゃんの歌唱力とパフォーマンス、男性陣の素っ裸の身体をはったパフォーマンス、自虐的な久本雅美のネタ、観客を惹き込む柴田理恵の個性は楽しめた…しかし、真面目(あえて…)なダンスやパフォーマンスはどうしても、どこかにウケを狙う箇所があるのではないかと言う期待を持ってしまうので、飽きてきたり間延びしてしまう感が拭えない。
各ダンスやパフォーマンスを、徳光さんのナレーションで繋いでいたのは正解だったと思うが、それぞれのダンスやパフォーマンスの組み合わせ方やバランスを取る事の難しさを、改めて感じた。

とにもかくにも、まだWAHAHAの笑いの洗礼を受けていない人は、1度は観るべき!
リピーターになるかならないかは、観る人の感覚&感性&品性次第(笑)!!!!!!!

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