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December 22, 2006

舞台評No.43 ガールフレンズ

ガールフレンズ


企画・原案      ホイチョイ・プロダクションズ
作・演出        馬場康夫

出演          堀内敬子/華原朋美(Wキャスト)
             池田有希子 
         

2006/12/21 博品館劇場


全編、ユーミンの曲ばかり♪ユーミン・ファンにはホントたまりません!
セリフを使わずに、ユーミンソングを集めて、幼なじみの女友達2人の恋愛と友情の15年間を描いたミュージカル(音楽劇)。

企画・原案のホイチョイ・プロダクションズ、馬場康夫監督と言えば、かつて「私をスキーに連れてって」(87)「彼女が水着に着がえたら」(89)「波の数だけ抱きしめて」(91)をヒットさせた、トレンディー作品(古いかぁ…)の大御所。
目の付け所は、未だに凄い!
選曲も、懐かしい曲がメイン…これにも感激♪

今回の作品も、ユーミンのファンを自称し、バブルの時代を生き抜いた世代には、涙なしでは観られない内容になっていました。
演出はかなりベタで、時々観客の方が恥ずかしくなったりしまう場面もあるのですが、それもご愛嬌、ユーミン・ワールドに浸れる快感…(笑)。

舞台にはスクリーンがあり、歌われる歌の歌詞が映され、一緒に口ずさむもよし、詞の世界に浸るもよし…改めて、ユーミンの詞の素晴らしさ、年を経ても色褪せない言葉遊びや言葉選びを実感出来ました。

今回は、Wキャストのうち、堀内敬子嬢の舞台だったのですが、さすがにミュージカルの舞台で百戦錬磨の女優です、同じくミュージカルでの評価の高い池田有希子嬢とのコンビもとても楽しそうで、等身大の魅力に溢れていました。
正直、華原朋美嬢と池田有希子嬢のコンビも観てみたくなりました。良い意味で、もう少しミュージカル臭さが無くなっているのかなぁ…!?

客席には、あまり日頃見かけないようなスーツ姿の40代50代のサラリーマンが多く、それも独りで…ユーミンの偉大さを再認識しましたし、この舞台をきっかけに舞台を観てもらえたら嬉しいと。

ユーミンの曲を繋げての舞台化、新たな企画コンテストをすれば、応募殺到かも!?(笑)

ユーミンは不滅です♪

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