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March 01, 2007

映画評No.60 ドリームガールズ

ドリームガールズ 

監督    ビル・コンドン 
出演 ジェイミー・フォックス
       ビヨンセ・ノウルズ
       エディ・マーフィ
       ジェニファー・ハドソン

2006年/アメリカ映画


1981年ブロードウェイで喝采を浴び、トニー賞13部門ノミネート、6部門で受賞の快挙を成し遂げた伝説のミュージカル舞台の映画化。
本年度のアカデミー賞でも8部門にノミネート。主要部門ではジェニファー・ハドソンが最優秀助演女優賞を受賞。

1960年代。音楽で成功したいと夢見るデトロイト出身の3人の少女(モデルとされるのは、ダイアナ・ロスがいたシュープリームス…)、ある日、ショービジネス界への道が開ける。
そこから、親友である3人の少女がアメリカ音楽界に大旋風を巻き起こしていく姿が描かれるストーリー。
そこには背中合わせの栄光と挫折、喪失、そして再生…。

何よりも、この役のためにオーディションを勝ち抜いて大抜擢された、ジェニファー・ハドソンの歌唱力に圧倒される。
言ってみれば、もうけ役の役どころ、しかしそんなプレッシャーにも負けずに、彼女のその存在感は、本来の主役である、かのビヨンセを完全に食ってしまった気が…。
この映画を観れば、彼女が最優秀助演女優賞を受賞した事を、誰もが頷けるはず。

栄光と挫折のスターを演じたエディー・マーフィーにも拍手!

名曲「I am changing」「One Night Only」に涙♪涙♪涙♪

ただ、映像ならではの表情や表現がもっと欲しかった気も…残念。


★★★☆☆

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