映画評No.69 紀元前一万年
紀元前一万年
監督 ローランド・エメリッヒ
出演 スティーヴン・ストレイト カミーラ・ベル オマー・シャリフ クリフ・カーティス
2008/アメリカ映画
「インデペンデンス・デイ」や「デイ・アフター・トウモロー」の監督ローランド・エメリッヒの大作。
物語は侵略者の部族に捉われた娘エバレットを捜し救出するため、主人公のデレーが冒険の旅に出るのと言うのが大筋。
その旅で凶暴な恐鳥に襲われたり、サーベルタイガーに出会ったり…様々な苦難を乗り越え、かつてその侵略者に襲われた他の部族の戦士達と共に戦い、奴隷として捉えられた仲間達とエバレットを救い出すための死闘を繰り広げ、彼等は自由を勝ち取る。
この作品で象徴的に描かれているのがマンモス…監督はこのマンモスをよりリアルなCGで描きたいと考え、構想15年、CG製作だけで1年余りを費やしたとの事。
さすがにその技術は素晴らしいし、そしてCGではなく映画史上最大とも言われる巨大なセットで作られたピラミッドにも驚かされる、しかし、良くも悪くも史実も時間も越えた何でもあり(いっぱいあり過ぎるので、実際に観て感じてもらった方が良いかも!?)のストーリーのおかげで、感動が薄れ、見所も散漫になってしまっているのが残念。
観終わった後のカタルシスが…これも実際に観て感じてもらった方が良いかも!?
ある意味面白いし凄い映画!!!!!
★★☆☆☆
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