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January 28, 2009

舞台評No.62 冬の絵空

冬の絵空


作          小松純也 

演出・上演台本  鈴木勝秀  

出演         藤木直人  橋本じゅん  中越典子  片桐仁  
中村まこと  内田滋 栗根まこと
            加藤貴子  生瀬勝久        

2009/1/20 マチネ  世田谷パブリックシアター


笑い(バカばかしさも充分!)の中にも鋭く深く重たいメッセージを持った舞台だった…何よりも脚本が素晴らしい!!

誰もが知っている“忠臣蔵”を、自由な発想と史実(!?)を基に大胆に解釈。
百花繚乱に彩られた元禄時代を、時代を超えたエンターテインメント性をたっぷりと盛り込んで表現。

登場人物も多いのに良くまとめられていたし、個々の人物像や個性もよく理解出来た。
中でも、生瀬勝久の役者としての力量に今更ながら驚き…。
初舞台の藤木直人は舞台役者のアンサンブルに懸命に溶け込もうとしていたが、良くも悪くもそのオーラ(!?)が際立っていた、いや邪魔していた…!?

やはり、このメンバーでの再演を望みます!!!

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