詞No.672 京ひとり
そぞろ歩く河原町 桜舞う高瀬川
恋の終わりせつなくて 泣きぬれて 京ひとり
誰のせいでもなくて どちらが悪くもなく
それでも思い ただ行き惑う
あなたの姿 京都のどこかしら
桜散って花筏 春が往く桂川
恋は終わり夢は消え 受け入れて 京ひとり
誰を責めるでもなく 自然の流れのまま
分かっていても 男と女
未練があれば 京都でふたたびの
誰のせいでもなくて どちらが悪くもなく
だから思いは ただ行き暮れる
それでも生きる 京都のどこかしら
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