詞No.711 ひより
朝焼けの都会(まち)の始まりに
心重ね思い重ね
一日は穏やかに それぞれの笑顔も涙も包み込む
時の流れは早過ぎて
心と身体が追い付かなくて
ひとときの夢に溺れ流され漂って
静けさに身を任す…
夕焼けの都会(まち)の終わりなら
心晴れて思い軽く
嵐のまえぶれとは思わずに 笑顔と涙が交差する
時の流れは残酷で
心と身体を折り合いつける
一瞬の愛は消えて儚く漂って
その果てに何を見る…
幸せのものさしも
人生のものさしも
誰として同じ長さのものさしはないのだから
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