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September 26, 2022

詞No.711 ひより

朝焼けの都会(まち)の始まりに

心重ね思い重ね

一日は穏やかに それぞれの笑顔も涙も包み込む

時の流れは早過ぎて

心と身体が追い付かなくて

ひとときの夢に溺れ流され漂って

静けさに身を任す…

 

夕焼けの都会(まち)の終わりなら

心晴れて思い軽く

嵐のまえぶれとは思わずに 笑顔と涙が交差する

時の流れは残酷で

心と身体を折り合いつける

一瞬の愛は消えて儚く漂って

その果てに何を見る…

 

幸せのものさしも

人生のものさしも

誰として同じ長さのものさしはないのだから

 

 

 

 

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