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September 06, 2022

詞No.710 心底

見えないものを見ようとして 耳を澄まして心のまま

思いはつのり ただ漂う 何処へ行くのか 空か海か

徒然の如く 根なし草

人の世は儚くて 寝物語の数は尽きない

 

見えないものは見えないまま 聞こえぬ叫び 誰に届く

寝耳に水と頷くのは 常なる事と分かるけれど

産声の如く聞こえても

人の世はつれなくて 忘れ去られる数は果てない

 

消えない傷がまた増えてく 心眼信じ そうひたすら

つけるクスリはないにしても すがる思いはいつの世だって

ぬか喜びさえ愛しくて

かりそめを受け入れて 流れのままにこの身を任せ

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